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第5話 宅配司書が死ねない理由
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車を車庫に入れたワットはいつものように仕事場の豪奢な扉に手をかけた。
ウィスタリア私立図書館は本日は休館日。羽を休めてもよさそうなものだが、休館中も業務には事欠かない。今日のうちに近隣の図書館から大量の本を借り入れ車に積み、ついでに方々の関連施設に寄って図書館に向けた書類を受け取り、戻って来た次第である。
大理石でできた広大なロビー。せっせと歩を進めながら、脳を過るのは、今頃階上の社長は機嫌がいいだろうという予測。
先日当館の宅配司書とクリスマスデートをしたらしい。
昨日閉館後に図書館の女性陣がそんな話をしているのを聞いた。
この分野の話題は得手ではないから、話の輪に入るのは遠慮したが。
それでも、うちの宅配司書と社長に漂う甘やかな雰囲気はなんとなくワットも察している。
うまくいけばいいと思うが――。
そこまで考えて、ワットはふいに足を止めた。
ロビーを数歩進み、目に飛び込んでくるのは壮麗な螺旋階段と、その上にそびえる絵画。
叡智の女神を描いた強大な絵画。女神の頬にさす紅。ラピスラズリに彩られたドレス。群がる天使たち。何度見ても足を止めてしまう。素晴らしい出来栄えだ。しばし見入っていると、この大きな絵を作成したとは思えない華奢な当館の挿絵画家が、ちょうどロビーを大量の本を手に通りかかるところだった。
長いエクルベージュの髪を、いつものように低い位置で二つに纏めて。
その腕からは自身の身長よりもうず高く本が積み上がっているというのに、彼女は彼に気付いて、足を止めた。
「ワット、お疲れ様」
にっこりと向けられた笑顔。ワット自身も絵が好きなので、仕事熱心な彼女と話は合う。だが、笑顔を向けられた彼は知らず半歩後退する。
これだけで、どうしていいかわからなくなるから困るのだ。
さりげなく本をその手から受け取りながら頷き返すワットのズボンからはみ出している多量の封筒を見て彼女——スウィーティはさらに言う。
「図書館にお手紙? ありがとう。これから三階へ行くから、社長室に届けようか?」
「いや、大丈夫だ。ある程度仕分けてから各部署に渡すようにしている」
「そっか。いろいろありがとう。わたしたちが気付かないところで気を回してくれてるんだね」
仕事だ――と言いかけて、ワットはふと口を噤んだ。
気遣ってくれたのは相手の方なのに、逆に気遣いを感謝される。
彼女とのやりとりで珍しい事例ではない。が。
その度うまく礼も伝えられなくて。ずっとこのままでいいのかという問いを胸中で零したのはもう何度目か。
先日陰ながら何かできないかとワットなりに考え、社長に恋愛本を紹介したことが脳裏を過る。
社長にいつも言われること。女性にお礼を言われたら、仕事だからとそっけなく応答すべきではない。
このような応答に、変更すべきだと――。
「じょ、女性に、荷物を運ばせるわけにはいかない」
「え?」
渾身の台詞に、スウィーティはぷっと噴出した。
「荷物って。たかがお手紙でしょ?」
そのまま細い肩を揺らしけたけたと笑い出す。
「もーっ、ワットってば相変わらずおもしろいね」
ワットは立ちすくむ。自分を今絵画に写し取ったら、真っ白な灰でかたどられているように思う。
外した。見事なまでに。
「あ、そだ」
ところが、人生とは奇妙なもので。
外れくじをコインで剥ぐと、あたりくじだったりすることがある。
「これ、笑わせてくれたお礼」
笑顔の彼女が差し出したのは、ウィスタリア国立劇場のオペラのチケットだ。
「このグリッサンドーニって名前の作曲家の先生、先月うちに来たの覚えてる?」
「あぁ」
覚えているどころではない。
ラヴェンナのかつての顧客である彼は病による一年の休息後、華々しくヨーロッパのオペラ界に返り咲いた。
その後も交流は続き、彼女が原作にと薦めた本を元に作ったオペラが今、大ヒットし、ヨーロッパ中で 出張公演中なのである。
お礼に訪れた老人は、心から嬉しそうに微笑むラヴェンナに顔を赤らめ、大当たりしすぎだばかもの、おかげで妻と旅行する暇がなくなったなどと照れ隠しの憎まれ口を叩き、傍らの穏やかそうな夫人に宥められながら応接室で茶菓子をたしなみ、帰っていった。
「おもしろそうだったから同席していろいろ話聴いてたの。ラヴェンナちゃんはまだ音楽苦手症克服中だって言うから、結構な枚数、もらっちゃったんだ~」
てへっと竦められた肩の上、茶目っ気のあるチェスナットブラウンの瞳が、ワットを捕らえる。
「だから、ワットにあげる」
じゃねと手を上げ階段に向かうスウィーティに、
「この、オペラっ」
再度の、正直。
渾身の勇気を振り絞って声をかける。
「スウィーティは、もう、行ったのか?」
ん、と振り向きざま彼女は首を傾げた。
「このところ『本のこの場面の挿絵が見たい!』ってこだわりがある依頼が多くて、まだ行けてないけど。でも、必ず行くんだ」
ぱっと花のつぼみが綻んだような笑み。
ワットにはそれが、天使がくれた笑みに見えた。
「そ、それならその――」
そして今度こそ。
三度目の、正直を。
「日付をすりあわせる気はないか」
「――」
チェスナットブラウンの瞳が、見開かれる。
「いや、だからその。チケットが複数枚あり、お互い行く気であるというこの偶然性を、有効に生かす手段、というか……」
肝心な時はてんで言葉が出てこないくせに、こうなってくるとべらべらと喋ってしまう自分をワットは嬲り殺したくなる。
誘い文句の後、言い訳めいた照れ隠しの蛇足はご法度だと、本にも書いてあったのに。
ふっと、スウィーティの瞳が閉じられ、開かれた。
その目はこちらの言い分への完全なる理解が宿っている。
敏感過ぎるところがたまに心配になる彼女だがこういうところ、察しがいいのは助かる。
彼女はきゅっとりすのように口をすぼめて、左右を見渡した後。
「――うん」
一言言った。
「でも」
小走りで寄ってきて、耳元で囁く。
「みんなには、ないしょね?」
小首を傾げて、ねだるように。
ワットは胸中で思った。
――こんな申し出を退ける男など、いるだろうか。
ウィスタリア私立図書館二階事務室。
手紙を仕分けながら、頭が熱を持ったように陶然とするのをワットは感じていた。
なんだか今夜は何一つ口にできそうにない。
小首を傾げるスウィーティの絵が何枚も脳内に飾り立てられている。
いけない。
仕事中は余計な思考は厳禁。
被りを振って仕事に集中を試みる。
「ん?」
手紙の中に、一枚、妙なものを見つけた。
差出人が記されていないのである。
そして宛名も。
じわりと胸に忍び寄る嫌な予感。
館内の誰かの精神身体を著しく損ねる可能性のある書物には彼が先に目を通してよいと、社長から許可ももらっている。
数秒の逡巡ののち、ワットはペパーナイフを手に取った。
「……これは……!」
そこには血のような文字でこう書かれていた。
ラヴェンナ・ヴァラディの命を差し出せ。
ウィスタリア私立図書館は本日は休館日。羽を休めてもよさそうなものだが、休館中も業務には事欠かない。今日のうちに近隣の図書館から大量の本を借り入れ車に積み、ついでに方々の関連施設に寄って図書館に向けた書類を受け取り、戻って来た次第である。
大理石でできた広大なロビー。せっせと歩を進めながら、脳を過るのは、今頃階上の社長は機嫌がいいだろうという予測。
先日当館の宅配司書とクリスマスデートをしたらしい。
昨日閉館後に図書館の女性陣がそんな話をしているのを聞いた。
この分野の話題は得手ではないから、話の輪に入るのは遠慮したが。
それでも、うちの宅配司書と社長に漂う甘やかな雰囲気はなんとなくワットも察している。
うまくいけばいいと思うが――。
そこまで考えて、ワットはふいに足を止めた。
ロビーを数歩進み、目に飛び込んでくるのは壮麗な螺旋階段と、その上にそびえる絵画。
叡智の女神を描いた強大な絵画。女神の頬にさす紅。ラピスラズリに彩られたドレス。群がる天使たち。何度見ても足を止めてしまう。素晴らしい出来栄えだ。しばし見入っていると、この大きな絵を作成したとは思えない華奢な当館の挿絵画家が、ちょうどロビーを大量の本を手に通りかかるところだった。
長いエクルベージュの髪を、いつものように低い位置で二つに纏めて。
その腕からは自身の身長よりもうず高く本が積み上がっているというのに、彼女は彼に気付いて、足を止めた。
「ワット、お疲れ様」
にっこりと向けられた笑顔。ワット自身も絵が好きなので、仕事熱心な彼女と話は合う。だが、笑顔を向けられた彼は知らず半歩後退する。
これだけで、どうしていいかわからなくなるから困るのだ。
さりげなく本をその手から受け取りながら頷き返すワットのズボンからはみ出している多量の封筒を見て彼女——スウィーティはさらに言う。
「図書館にお手紙? ありがとう。これから三階へ行くから、社長室に届けようか?」
「いや、大丈夫だ。ある程度仕分けてから各部署に渡すようにしている」
「そっか。いろいろありがとう。わたしたちが気付かないところで気を回してくれてるんだね」
仕事だ――と言いかけて、ワットはふと口を噤んだ。
気遣ってくれたのは相手の方なのに、逆に気遣いを感謝される。
彼女とのやりとりで珍しい事例ではない。が。
その度うまく礼も伝えられなくて。ずっとこのままでいいのかという問いを胸中で零したのはもう何度目か。
先日陰ながら何かできないかとワットなりに考え、社長に恋愛本を紹介したことが脳裏を過る。
社長にいつも言われること。女性にお礼を言われたら、仕事だからとそっけなく応答すべきではない。
このような応答に、変更すべきだと――。
「じょ、女性に、荷物を運ばせるわけにはいかない」
「え?」
渾身の台詞に、スウィーティはぷっと噴出した。
「荷物って。たかがお手紙でしょ?」
そのまま細い肩を揺らしけたけたと笑い出す。
「もーっ、ワットってば相変わらずおもしろいね」
ワットは立ちすくむ。自分を今絵画に写し取ったら、真っ白な灰でかたどられているように思う。
外した。見事なまでに。
「あ、そだ」
ところが、人生とは奇妙なもので。
外れくじをコインで剥ぐと、あたりくじだったりすることがある。
「これ、笑わせてくれたお礼」
笑顔の彼女が差し出したのは、ウィスタリア国立劇場のオペラのチケットだ。
「このグリッサンドーニって名前の作曲家の先生、先月うちに来たの覚えてる?」
「あぁ」
覚えているどころではない。
ラヴェンナのかつての顧客である彼は病による一年の休息後、華々しくヨーロッパのオペラ界に返り咲いた。
その後も交流は続き、彼女が原作にと薦めた本を元に作ったオペラが今、大ヒットし、ヨーロッパ中で 出張公演中なのである。
お礼に訪れた老人は、心から嬉しそうに微笑むラヴェンナに顔を赤らめ、大当たりしすぎだばかもの、おかげで妻と旅行する暇がなくなったなどと照れ隠しの憎まれ口を叩き、傍らの穏やかそうな夫人に宥められながら応接室で茶菓子をたしなみ、帰っていった。
「おもしろそうだったから同席していろいろ話聴いてたの。ラヴェンナちゃんはまだ音楽苦手症克服中だって言うから、結構な枚数、もらっちゃったんだ~」
てへっと竦められた肩の上、茶目っ気のあるチェスナットブラウンの瞳が、ワットを捕らえる。
「だから、ワットにあげる」
じゃねと手を上げ階段に向かうスウィーティに、
「この、オペラっ」
再度の、正直。
渾身の勇気を振り絞って声をかける。
「スウィーティは、もう、行ったのか?」
ん、と振り向きざま彼女は首を傾げた。
「このところ『本のこの場面の挿絵が見たい!』ってこだわりがある依頼が多くて、まだ行けてないけど。でも、必ず行くんだ」
ぱっと花のつぼみが綻んだような笑み。
ワットにはそれが、天使がくれた笑みに見えた。
「そ、それならその――」
そして今度こそ。
三度目の、正直を。
「日付をすりあわせる気はないか」
「――」
チェスナットブラウンの瞳が、見開かれる。
「いや、だからその。チケットが複数枚あり、お互い行く気であるというこの偶然性を、有効に生かす手段、というか……」
肝心な時はてんで言葉が出てこないくせに、こうなってくるとべらべらと喋ってしまう自分をワットは嬲り殺したくなる。
誘い文句の後、言い訳めいた照れ隠しの蛇足はご法度だと、本にも書いてあったのに。
ふっと、スウィーティの瞳が閉じられ、開かれた。
その目はこちらの言い分への完全なる理解が宿っている。
敏感過ぎるところがたまに心配になる彼女だがこういうところ、察しがいいのは助かる。
彼女はきゅっとりすのように口をすぼめて、左右を見渡した後。
「――うん」
一言言った。
「でも」
小走りで寄ってきて、耳元で囁く。
「みんなには、ないしょね?」
小首を傾げて、ねだるように。
ワットは胸中で思った。
――こんな申し出を退ける男など、いるだろうか。
ウィスタリア私立図書館二階事務室。
手紙を仕分けながら、頭が熱を持ったように陶然とするのをワットは感じていた。
なんだか今夜は何一つ口にできそうにない。
小首を傾げるスウィーティの絵が何枚も脳内に飾り立てられている。
いけない。
仕事中は余計な思考は厳禁。
被りを振って仕事に集中を試みる。
「ん?」
手紙の中に、一枚、妙なものを見つけた。
差出人が記されていないのである。
そして宛名も。
じわりと胸に忍び寄る嫌な予感。
館内の誰かの精神身体を著しく損ねる可能性のある書物には彼が先に目を通してよいと、社長から許可ももらっている。
数秒の逡巡ののち、ワットはペパーナイフを手に取った。
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