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第3部 木蓮 チャクラとレインボーカラー
第3部 第8話① スピリチュアルを、思いやりや赦しの観点からシェアする パート1
しおりを挟む未来ちゃん
「ウ・フ・フ、ファシリテーターの未来よん♪
今日も、木蓮にお越しの皆さまの、心身の健康の為、それぞれの自分語りをしたいと思います。
今日のテーマは『赦し(ゆるし)』です。
いつものように、お互いコメントはされないようにご協力くださいね。
では、どうぞ!」
クーさんの回顧
「では、自分から。
自分が、随分前に働いていた会社での話です。
企業では有り得る、取引先の破産や先方のご不幸といったことがあり、売掛金が焦げ付きました。その時、私は先方の不正(と思われること)を問いただすような発言をしました。当時所属する組織の価値観でそれが正義だと思って、言わざるを得ない気持ちになってしまったんです。
しかし、その後振り返って、言ってしまった自分の言葉だけが、心の中に溜っていました。
私が言ってしまったことで、先方の社員さん方を傷つけてしまっただろうなという罪悪感が残っていたのです。
そして、その後、今度は逆に不正を行う上司に従ったのです。当時は滅私奉公という感覚で働いた気がします。
最近になって、これらの出来事を、親しい仲間に聞いてもらいました。
話し合う中で、私自身の心癖に気づかされました。私の中に、自己肯定感の低さや、良い人と思われたいというところからくる滅私奉公癖や、それに耐えきれなくなって、その後投げ出してしまう身勝手な癖、偏った正義感による価値観を押し通す独りよがりなどがあったと判りました。
それとは別にあらわし方はともかく、私の根っこには、守るべきものを守りたいという思いや、先に話してくれたら何とかできたかもという愛や、私が守るという責任感といった良いところもあったのではということも、話し合いました。
そして、その人達には直接は会えないのだけれど、祈りをし、同じことをしないよう反省しました。後のことは神様にゆだねることで、心の中が軽くなりました。
それまでは、後悔に襲われることもあったような気もしますが、いったん外に出してすっきりしました。癒されたと思います。
また、今日もこうして一番に話させてもらって、有難うございました。」
ケンちゃんは、話を聞いて、いつか比呂乃と話したことを思い返した。
「『話すは、離す』の原理だね。」と。
比呂乃も思っていた。
「そう。外に出すと心の中から離れるんだよね。」
貴和子は最近考えていた昇華、浄化ということに絡めて検証した。
「外に出すことで、心の霧が晴れて、心の中の青空が覗いたんだわ。
明るみに出すことで、うしろ暗い思いをしている出来事も、明るさの中であやふやに溶け、透明になっていく。
そこに愛があったと気付くことで、色づき風通しもよくなる。
よく気が晴れるとか、気晴らしとか言うけれど、本当はこういうことが心が晴れるというのよね。」
フ、フ、ファシリテータの未来ちゃんが、場の空気を温めるように、明るく促した。
「はい、どうもー♪ 次―!
遠慮しないで、声に出して!」
みんな
「そんなノリで急には話せないよー(笑)」
未来ちゃん
「あら?話さない(離さない)ままでいいのかしらー?」
比呂乃・ケンちゃん・貴和子たち
「ひーっ‼」
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