39 / 49
第四章
9.地下宮殿へ
しおりを挟む
目的地まで、だいたい三日かけてやって来た。
行く前に確認したら、とんでもない岩山の連なる山脈の中だと判明した。
そんな場所で、ちょっと待って居ろというのも酷だと思ったから、ハンター達三人には別行動を頼んだ。
ハンターとヤトには、先に、シオウを連れてその次に立ち寄ろうと思っていたハンターの生まれ育った村に行ってもらう事にしたのだ。
地下宮殿の入り口に辿り着くまでに、かなり多くの魔物を倒して来た。
魔物の数は多くても、小者ばかりだったので、さほどの苦労はなかった。
これ程の瘴気だ。魔物が居るだろうとは思ったが、予想を上回る数だった。
「これは、凄いですね」
「ふおおおおおおお」
私はのけぞって、遥か上を見上げる。巨大で荘厳な鉄の扉が立ち塞がっている。
その扉には魔物の付けた爪痕等の傷が多くついていた。この扉を開けようとしたらしい。
表面には苔や蔦が蔓延(はびこ)っている。そうとう古い・・・。
「さすが、ドワーフの手による物、という感じだな」
アスランテも見入っている。
深く切り込んだ岩山のそそり立つ岩壁に、この見上げる程の重厚な鉄の扉があった。
「ハンター達とは早めに別れて正解でしたね」
「ああ、瘴気がここまであれば、入山も出来なかっただろう」
「これ開けるんだよね、ちょっと下がってくれる?」
アスランテとムーランに後ろに下がるようにゼスチャーした。
私はポケットから、種を取り出して扉に向けて一粒撒く。
因みに、この種は、私のポケットの中で一定量を決め、勝手に増えている。
私に似ず、賢い種だった。オート・チャージ出来るのだ。
地面に落ちた種は蔓を伸ばし、扉に添うように下から這い上がる。地面にも潜り込み掘り下げていく。
もはや樹木の域を超えて、蔓ではなくレアメタルの槍の様に岩などサクサク突き崩す。
一瞬、ブワリと緑の風が吹き抜け、周りを浄化した。
そして、取り付き巻き付いた蔓が、剛力で扉をこじ開ける。
ギギギギギイギギギギイギギイギギギイィィィィィ――――――
鉄扉が軋む音を立てながら蔦によって両方に開けられる。
―――――――ガラガラッ・・・
「おわっ!」
上から崩れた岩が少し落ちて来て飛びのく。
「岩が脆くなっていますから気を付けて下さい」
「ココ、私の後ろにいて下さいね」
「う、うん」
なんか黴臭い空気が出て来た。けれど、瘴気は内側には無かった。
「うおえっ、古い匂いするよ」
「閉じられてから、悠久の時が流れていますからね」
「さあ、ココ、危ないですからお手を」
お手を、って言われると、『ワン』と言いたくなったが、我慢した。
そんなつまらない事を妄想する私の手を優しく取って引いてくれるアスランテは、やっぱり紳士だった。
大広間の様な広大な空間がポッカリと口を開けている。
「エディメント・アディス!(開け・扉よ)」
ムーランが静かな声で古語の呪文を唱える。
すると、地下へと急降下して下る大階段のその向こうまで、地下に続く路を青い灯りが延々と照らし出したのだった。
「成る程、古(いにしえ)の迷宮でも、魔法の機能はそのままという事ですね。まだ十分に使える地下都市を封じたのは何か理由があったのでしょうか?」
「あったとしか思えん。中の魔法機関は生きている」
「うわあ、なんか背中ゾクゾクする。なんかゾクゾクがキタ!帰ろう!」
くるりと向きを変えて出ようとした私は、静電気のような青い稲妻が走ったのにハッとした。
とたんに、見覚えのある雷(いかづち)が大広間にバチバチと跳ね回りはじめた。
「ココ、危険感知がトロ過ぎますよ!」
「ぶへっ」
憎まれ口を叩きながらムーランが私を狙って落ちて来た雷(いかづち)から突き飛ばす。
自分も地面を転がって避けながら、胸に手を当てるのが見えた。
「来る!」
右手を素早く滑らせて、光の剣、クレイヴ・ソリッシュを取り出したアスランテは稲妻をいなす。
「うっ・・・」
ぐっと右手で掴み、黄金の杖(じょう)をムーランが引きずり出すのが見える。
黄金の光が満ちて行く
ムーランを狙って落ちて来る雷をアスランテが弾き返した。
こっちは冷気が漂っている。
そして現れる魔法陣・・・。
「出た、『王の使徒』」
しかも、なんて数、溢れる程の数だ。
「仕方ない、奥へ!」
こんな大勢を一度に相手するよりも、狭い通路では馬も使えないはずだ。
いきなり、アスランテに抱き上げられ、広間の奥に跳び下がった。そのまま、階段をジェットコースターの様に下る。
「あぶぶぶ」
舌を噛まない様に、噛みしめた。
大階段を下ると、突然、狭い入り口が三方に別れた場所に出てアスランテは一番右に、ムーランはわざと一番左を選び飛び込んだ。
馬ごと追いかけて来た黒騎士達は、一気に狭くなった入り口に戸惑い、馬から降りている。
「巫女姫達は何処に行った!?」
「右と左に別れました!」
その隙に距離を稼いでアスランテは奥に進む。
「アスランテ、奥深くなんか惹かれる物がある・・・」
「やはり、感じますか?私も気付きました。多分、黒騎士も、魔物も、それを狙っていたのではないでしょうか」
「なんだろう?」
妙に気を惹かれる。
「古(いにしえ)のドワーフは、それを隠していたのかもしれません」
通路は迷路のように枝分かれしている。それを、右へ右へと選びアスランテは走り抜けて行く。
――――――バチッ!!!
急に進もうとしていた通路の奥に稲妻が走る。通路は迷路のように枝分かれしている。
ハッとした表情でアスランテはそちらを見た。
立ち止まり、ゆっくりとした動作で、私を下に降ろす。そして優しく微笑んで言った。
「ココ。惹かれる方に行きなさい」
通路の先には、異様なオーラを放つ、黒騎士が立っていた。
「アスランテ・・・」
「後を追います。先に行って下さい」
私の肩をそっと枝分かれした通路に押し込み、彼は振り返り走り出した。
金属のぶつかる鈍い音が鳴り響く。
行く前に確認したら、とんでもない岩山の連なる山脈の中だと判明した。
そんな場所で、ちょっと待って居ろというのも酷だと思ったから、ハンター達三人には別行動を頼んだ。
ハンターとヤトには、先に、シオウを連れてその次に立ち寄ろうと思っていたハンターの生まれ育った村に行ってもらう事にしたのだ。
地下宮殿の入り口に辿り着くまでに、かなり多くの魔物を倒して来た。
魔物の数は多くても、小者ばかりだったので、さほどの苦労はなかった。
これ程の瘴気だ。魔物が居るだろうとは思ったが、予想を上回る数だった。
「これは、凄いですね」
「ふおおおおおおお」
私はのけぞって、遥か上を見上げる。巨大で荘厳な鉄の扉が立ち塞がっている。
その扉には魔物の付けた爪痕等の傷が多くついていた。この扉を開けようとしたらしい。
表面には苔や蔦が蔓延(はびこ)っている。そうとう古い・・・。
「さすが、ドワーフの手による物、という感じだな」
アスランテも見入っている。
深く切り込んだ岩山のそそり立つ岩壁に、この見上げる程の重厚な鉄の扉があった。
「ハンター達とは早めに別れて正解でしたね」
「ああ、瘴気がここまであれば、入山も出来なかっただろう」
「これ開けるんだよね、ちょっと下がってくれる?」
アスランテとムーランに後ろに下がるようにゼスチャーした。
私はポケットから、種を取り出して扉に向けて一粒撒く。
因みに、この種は、私のポケットの中で一定量を決め、勝手に増えている。
私に似ず、賢い種だった。オート・チャージ出来るのだ。
地面に落ちた種は蔓を伸ばし、扉に添うように下から這い上がる。地面にも潜り込み掘り下げていく。
もはや樹木の域を超えて、蔓ではなくレアメタルの槍の様に岩などサクサク突き崩す。
一瞬、ブワリと緑の風が吹き抜け、周りを浄化した。
そして、取り付き巻き付いた蔓が、剛力で扉をこじ開ける。
ギギギギギイギギギギイギギイギギギイィィィィィ――――――
鉄扉が軋む音を立てながら蔦によって両方に開けられる。
―――――――ガラガラッ・・・
「おわっ!」
上から崩れた岩が少し落ちて来て飛びのく。
「岩が脆くなっていますから気を付けて下さい」
「ココ、私の後ろにいて下さいね」
「う、うん」
なんか黴臭い空気が出て来た。けれど、瘴気は内側には無かった。
「うおえっ、古い匂いするよ」
「閉じられてから、悠久の時が流れていますからね」
「さあ、ココ、危ないですからお手を」
お手を、って言われると、『ワン』と言いたくなったが、我慢した。
そんなつまらない事を妄想する私の手を優しく取って引いてくれるアスランテは、やっぱり紳士だった。
大広間の様な広大な空間がポッカリと口を開けている。
「エディメント・アディス!(開け・扉よ)」
ムーランが静かな声で古語の呪文を唱える。
すると、地下へと急降下して下る大階段のその向こうまで、地下に続く路を青い灯りが延々と照らし出したのだった。
「成る程、古(いにしえ)の迷宮でも、魔法の機能はそのままという事ですね。まだ十分に使える地下都市を封じたのは何か理由があったのでしょうか?」
「あったとしか思えん。中の魔法機関は生きている」
「うわあ、なんか背中ゾクゾクする。なんかゾクゾクがキタ!帰ろう!」
くるりと向きを変えて出ようとした私は、静電気のような青い稲妻が走ったのにハッとした。
とたんに、見覚えのある雷(いかづち)が大広間にバチバチと跳ね回りはじめた。
「ココ、危険感知がトロ過ぎますよ!」
「ぶへっ」
憎まれ口を叩きながらムーランが私を狙って落ちて来た雷(いかづち)から突き飛ばす。
自分も地面を転がって避けながら、胸に手を当てるのが見えた。
「来る!」
右手を素早く滑らせて、光の剣、クレイヴ・ソリッシュを取り出したアスランテは稲妻をいなす。
「うっ・・・」
ぐっと右手で掴み、黄金の杖(じょう)をムーランが引きずり出すのが見える。
黄金の光が満ちて行く
ムーランを狙って落ちて来る雷をアスランテが弾き返した。
こっちは冷気が漂っている。
そして現れる魔法陣・・・。
「出た、『王の使徒』」
しかも、なんて数、溢れる程の数だ。
「仕方ない、奥へ!」
こんな大勢を一度に相手するよりも、狭い通路では馬も使えないはずだ。
いきなり、アスランテに抱き上げられ、広間の奥に跳び下がった。そのまま、階段をジェットコースターの様に下る。
「あぶぶぶ」
舌を噛まない様に、噛みしめた。
大階段を下ると、突然、狭い入り口が三方に別れた場所に出てアスランテは一番右に、ムーランはわざと一番左を選び飛び込んだ。
馬ごと追いかけて来た黒騎士達は、一気に狭くなった入り口に戸惑い、馬から降りている。
「巫女姫達は何処に行った!?」
「右と左に別れました!」
その隙に距離を稼いでアスランテは奥に進む。
「アスランテ、奥深くなんか惹かれる物がある・・・」
「やはり、感じますか?私も気付きました。多分、黒騎士も、魔物も、それを狙っていたのではないでしょうか」
「なんだろう?」
妙に気を惹かれる。
「古(いにしえ)のドワーフは、それを隠していたのかもしれません」
通路は迷路のように枝分かれしている。それを、右へ右へと選びアスランテは走り抜けて行く。
――――――バチッ!!!
急に進もうとしていた通路の奥に稲妻が走る。通路は迷路のように枝分かれしている。
ハッとした表情でアスランテはそちらを見た。
立ち止まり、ゆっくりとした動作で、私を下に降ろす。そして優しく微笑んで言った。
「ココ。惹かれる方に行きなさい」
通路の先には、異様なオーラを放つ、黒騎士が立っていた。
「アスランテ・・・」
「後を追います。先に行って下さい」
私の肩をそっと枝分かれした通路に押し込み、彼は振り返り走り出した。
金属のぶつかる鈍い音が鳴り響く。
0
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
【完結】そして異世界の迷い子は、浄化の聖女となりまして。
和島逆
ファンタジー
七年前、私は異世界に転移した。
黒髪黒眼が忌避されるという、日本人にはなんとも生きにくいこの世界。
私の願いはただひとつ。目立たず、騒がず、ひっそり平和に暮らすこと!
薬師助手として過ごした静かな日々は、ある日突然終わりを告げてしまう。
そうして私は自分の居場所を探すため、ちょっぴり残念なイケメンと旅に出る。
目指すは平和で平凡なハッピーライフ!
連れのイケメンをしばいたり、トラブルに巻き込まれたりと忙しい毎日だけれど。
この異世界で笑って生きるため、今日も私は奮闘します。
*他サイトでの初投稿作品を改稿したものです。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
【完結】転生白豚令嬢☆前世を思い出したので、ブラコンではいられません!
白雨 音
恋愛
エリザ=デュランド伯爵令嬢は、学院入学時に転倒し、頭を打った事で前世を思い出し、
《ここ》が嘗て好きだった小説の世界と似ている事に気付いた。
しかも自分は、義兄への恋を拗らせ、ヒロインを貶める為に悪役令嬢に加担した挙句、
義兄と無理心中バッドエンドを迎えるモブ令嬢だった!
バッドエンドを回避する為、義兄への恋心は捨て去る事にし、
前世の推しである悪役令嬢の弟エミリアンに狙いを定めるも、義兄は気に入らない様で…??
異世界転生:恋愛 ※魔法無し
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆
王女様は温かいごはんが食べたい ~冷えた王宮料理を変えたら、オープンキッチンと政略婚約がついてきました~
しおしお
恋愛
異世界の王女リリアーヌは、前世の記憶を持つ転生者。
豪華絢爛な王宮で暮らし始めた彼女だったが、ひとつだけどうしても耐えられないことがあった。
――食事が、冷めているのだ。
どれほど立派な料理でも、ぬるいスープや冷めた肉ではホッとできない。
「温かいごはんが食べたい」
そのささやかな願いを口にしたことから、王宮ではなぜか大騒動が巻き起こる。
地下厨房からの高速搬送。
専用レーンを爆走するカートメイド。
扉の開閉に命をかけるオープナー。
ついには食堂に火を持ち込むオープンキッチンまで誕生して――!?
温かさは、ホッとさせてくれる。
それは料理だけではなく、人との距離まで少しずつ変えていくものだった。
冷えた王宮に湯気と笑顔を取り戻す、
食と温かさをめぐる宮廷日常コメディ!
-
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく
タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。
最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる