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第三十一章 サバト -淫魔の夜ー
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「ユウちゃん! ほんとにちゃーんと帰ってきたわね! すごい、すごいわ!! もう涙もの感動ものよ!!」
馬を降り、アリスの手を引いてデュロワ城の城内に駆け込んだ途端、グリモ男爵の甲高い声が耳の中にキンキン響いた。
「だ、男爵様、どうもご心配かけました――あっ!」
僕とアリスの奇跡の生還に感極まったのか、男爵が持ち前の怪力でギュウッと体を抱きしめてきた。
「ちよ、ちょっと苦しいです。男爵……さ……ま」
「あら、ごめんなさい。オホホ! あまりに嬉しくてつい。 ――アリス様もよくもご無事で」
「当然だ。なにしろクロードたちの厳重な護衛付きだったからな。そう案ずるほどのことでもない」
平然と答えるアリスに、男爵はやれやれという表情を浮かべる。
「あれだけお止めしたのに、アリス様ったらどうしてもユウちゃんの後を追うと言ってきかないんですもの」
「しかしやはり今回はそれで正解だったようだ。なあ、ユウト」
「おっしゃる通りです。あの時アリス様が助けに来て下さらなければ今ごろ僕の命はありませんでした。結果としてヒルダも捕らえることはできなかったでしょう」
「まあ!」
と、男爵がまた叫んで、僕のほっぺたに熱烈なチューをした。
「ユウちゃん、憎き魔女までやっつけたのね。すごい、すごいわ!」
「あ、ありがとうございます。でもみなさんの協力があってこそできたことです」
「みなさん……あの、それで、そのみなさんは――?」
男爵が知りたいことは、言わずともわかる。
「大丈夫です。ほぼ全員無事です。もちろんマティアス様も多少ケガは負っていますが命に別状はありません」
「あら、よかったぁぁぁああ!」
愛する人の無事を確かめ、心の底から晴れ晴れとした表情を浮かべる男爵。
そこまで好きなら、男同士とか何とか気にせず、一緒になればよかったのに――
いや、今はそんなこと考えている場合ではない。
一刻も早くパンタグリュエルを止めねば、全員あの世行きだ。
「男爵様、えっと、それでですね……」
と、今の危機的状況を説明しようとしたその時、突如「ドーンッ――ガラガラ」、と、何かが大きく崩れる音が城の中まで響いた。
「な、何? 今の音はっ!!」
尋常ではない轟音に、男爵は飛び上がって叫んだ。
ずっと城の中にいたのか、男爵はパンタグリュエルのことは知らないらしい。
「男爵様、ちょっと外へ出てください」
ならば実際に見せる方が手っ取り早いと、僕は男爵をつれて一旦城の外へ出た。
外城壁は、すでにパンタグリュエルによって大穴が開られ、見るも無残な状況だ。
もう、突破されるまでの最後のカウントダウンは始まっているのだ。
「な、な、な、な、何よぉぉ! あのチョーでっかい鎧みたいな化け物はぁぁぁ!!」
今までにないような大きな悲鳴を上げる男爵を、僕はなだめて言った。
「ご覧の通りですが驚いている暇はありませんよ。細かい事情は後で説明しますからとにかく今はあの巨人を止めましょう。そのために男爵様、大急ぎで動ける兵士を集めてください。外城壁の守備をしているエリックたちも呼び戻すのです」
「ユウちゃん、それはいいけどさ。でもアタシたちが何人束になってもあんなおっきいの倒せるわけないじゃない?」
「もちろんです。だからこそ僕に考えがあります。あの巨人――パンタグリュエルの中身はあくまで人間ですから。そこがカギです」
「人間? どういうこと?」
「とにかく男爵様、人集め頼みましたよ。それと頑丈なロープとか鎖とか長い紐状のものを用意しといてほしいんです。この城ならありますよね?」
「まあそりゃあ、つり橋の吊り紐の予備に使うやつとか、縄や鎖の類いろいろ揃っていると思うけど……」
「それはいいですね。是非、お願いします。――ではアリス様、ここは男爵様に任せて先へ行きましょう!」
「ちょ、ちょっと待ってよ! ユウちゃん、どこ行くのよ」
「地下です。地下の食糧庫に向かいます。――あっ! 一つ肝心なことを頼むのを忘れていました。男爵様、今すぐ外に通じるお城のすべての扉を解放してください」
「ええ――!? それ本気?」
「もちろん。絶対にそうしてください」
僕はまだ何か聞きたげな男爵を置いておいて、再びアリスの手を引き、城の中に戻り長い廊下を走り始めた。
一応、地下食糧庫へ続く階段へのルートはもう覚えている。
「なあユウト、いったいお前はあの巨大ゴーレムをどうやって倒すつもりなんだ?」
アリスが石の廊下を走りながら、僕に聞いた。
「さっきはヒルダに何をしたのか誤魔化されてしまったが、今度は教えてくれてもいいだろう」
「別に大した作戦ではありません。アリス様もご存じの通り、あれを中から動かしているのはリナ様なんです。つまり単純に考えればその弱点も同じということです」
「弱点だと?」
アリスは眉をしかめて一瞬考えこんだ。
しかし、すぐにパッと何かがひらめいた顔し、叫んだ。
「――ああ、そうか! どうやら私にもわかってきたぞ」
「さすがはアリス様。とは言っても必ず成功するとも言えないですが――」
「いや、ユウトの考えた作戦なら必ず上手くいく。さあ、着いたぞ!」
僕たちはらせん階段を一気に降り切って、例の地下食糧庫に到達した。
まさかこの生き物が、パンタグリュエルを倒す切り札になるとは――
馬を降り、アリスの手を引いてデュロワ城の城内に駆け込んだ途端、グリモ男爵の甲高い声が耳の中にキンキン響いた。
「だ、男爵様、どうもご心配かけました――あっ!」
僕とアリスの奇跡の生還に感極まったのか、男爵が持ち前の怪力でギュウッと体を抱きしめてきた。
「ちよ、ちょっと苦しいです。男爵……さ……ま」
「あら、ごめんなさい。オホホ! あまりに嬉しくてつい。 ――アリス様もよくもご無事で」
「当然だ。なにしろクロードたちの厳重な護衛付きだったからな。そう案ずるほどのことでもない」
平然と答えるアリスに、男爵はやれやれという表情を浮かべる。
「あれだけお止めしたのに、アリス様ったらどうしてもユウちゃんの後を追うと言ってきかないんですもの」
「しかしやはり今回はそれで正解だったようだ。なあ、ユウト」
「おっしゃる通りです。あの時アリス様が助けに来て下さらなければ今ごろ僕の命はありませんでした。結果としてヒルダも捕らえることはできなかったでしょう」
「まあ!」
と、男爵がまた叫んで、僕のほっぺたに熱烈なチューをした。
「ユウちゃん、憎き魔女までやっつけたのね。すごい、すごいわ!」
「あ、ありがとうございます。でもみなさんの協力があってこそできたことです」
「みなさん……あの、それで、そのみなさんは――?」
男爵が知りたいことは、言わずともわかる。
「大丈夫です。ほぼ全員無事です。もちろんマティアス様も多少ケガは負っていますが命に別状はありません」
「あら、よかったぁぁぁああ!」
愛する人の無事を確かめ、心の底から晴れ晴れとした表情を浮かべる男爵。
そこまで好きなら、男同士とか何とか気にせず、一緒になればよかったのに――
いや、今はそんなこと考えている場合ではない。
一刻も早くパンタグリュエルを止めねば、全員あの世行きだ。
「男爵様、えっと、それでですね……」
と、今の危機的状況を説明しようとしたその時、突如「ドーンッ――ガラガラ」、と、何かが大きく崩れる音が城の中まで響いた。
「な、何? 今の音はっ!!」
尋常ではない轟音に、男爵は飛び上がって叫んだ。
ずっと城の中にいたのか、男爵はパンタグリュエルのことは知らないらしい。
「男爵様、ちょっと外へ出てください」
ならば実際に見せる方が手っ取り早いと、僕は男爵をつれて一旦城の外へ出た。
外城壁は、すでにパンタグリュエルによって大穴が開られ、見るも無残な状況だ。
もう、突破されるまでの最後のカウントダウンは始まっているのだ。
「な、な、な、な、何よぉぉ! あのチョーでっかい鎧みたいな化け物はぁぁぁ!!」
今までにないような大きな悲鳴を上げる男爵を、僕はなだめて言った。
「ご覧の通りですが驚いている暇はありませんよ。細かい事情は後で説明しますからとにかく今はあの巨人を止めましょう。そのために男爵様、大急ぎで動ける兵士を集めてください。外城壁の守備をしているエリックたちも呼び戻すのです」
「ユウちゃん、それはいいけどさ。でもアタシたちが何人束になってもあんなおっきいの倒せるわけないじゃない?」
「もちろんです。だからこそ僕に考えがあります。あの巨人――パンタグリュエルの中身はあくまで人間ですから。そこがカギです」
「人間? どういうこと?」
「とにかく男爵様、人集め頼みましたよ。それと頑丈なロープとか鎖とか長い紐状のものを用意しといてほしいんです。この城ならありますよね?」
「まあそりゃあ、つり橋の吊り紐の予備に使うやつとか、縄や鎖の類いろいろ揃っていると思うけど……」
「それはいいですね。是非、お願いします。――ではアリス様、ここは男爵様に任せて先へ行きましょう!」
「ちょ、ちょっと待ってよ! ユウちゃん、どこ行くのよ」
「地下です。地下の食糧庫に向かいます。――あっ! 一つ肝心なことを頼むのを忘れていました。男爵様、今すぐ外に通じるお城のすべての扉を解放してください」
「ええ――!? それ本気?」
「もちろん。絶対にそうしてください」
僕はまだ何か聞きたげな男爵を置いておいて、再びアリスの手を引き、城の中に戻り長い廊下を走り始めた。
一応、地下食糧庫へ続く階段へのルートはもう覚えている。
「なあユウト、いったいお前はあの巨大ゴーレムをどうやって倒すつもりなんだ?」
アリスが石の廊下を走りながら、僕に聞いた。
「さっきはヒルダに何をしたのか誤魔化されてしまったが、今度は教えてくれてもいいだろう」
「別に大した作戦ではありません。アリス様もご存じの通り、あれを中から動かしているのはリナ様なんです。つまり単純に考えればその弱点も同じということです」
「弱点だと?」
アリスは眉をしかめて一瞬考えこんだ。
しかし、すぐにパッと何かがひらめいた顔し、叫んだ。
「――ああ、そうか! どうやら私にもわかってきたぞ」
「さすがはアリス様。とは言っても必ず成功するとも言えないですが――」
「いや、ユウトの考えた作戦なら必ず上手くいく。さあ、着いたぞ!」
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