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第三十一章 サバト -淫魔の夜ー
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次の瞬間、ヒルダの魔法を吸い込んだ地面が轟音と共にひび割れ、大きなクレバスが出来た。
その規模の大きさに、これからいったい何が起こるのか――と、みんなたじろいでいると、突然クレバスから、火山の噴火のように土砂や石が勢いよく空に吹き上がった。
そしてそれらの大量の無機物は、まるで何か意思で持っているかの如く大きく渦を巻きながら空中の一点に集積し、たちまち宙に浮く黒い巨大なかたまりを形成した。
「どうだ! これこそがわたしの魔術の極みの結晶、最高傑作だ!!」
ヒルダが叫ぶと、その黒いかたまりの頂点から頭が飛び出した。
次に胴体の部分から右手左手がにょきにょき生え、さらに二本の太い足が地面に向かって伸びていき――
「これは、いったい……」
あっけに取られるみんなの前にその全貌を現したのは、十階建てのビルほどの高さと大きさがある人型――黒光りする巨大なゴーレムだった。
しかもそれは、ファンタジー界によく出てくる土人形のゴーレムではない。
地下のさまざまな鉱物を魔法で強化した、ほとんどの鋼鉄のロボットのような、ゲームの中ですら見たことのないタイプのゴーレムだ。
「オーホホホホ! このパンタグリュエルこそが私の切り札、無敵の巨人だ。こいつが貴様たちも、デュロワ城も、ロードラント兵もすべてを破壊し粉々にしてくれよう。さすれば戦況はすべてひっくり返るに違いない。そしてアリス王女はわたしが手にするのだ」
典型的悪役魔女になり切ったヒルダが、得意げに叫ぶ。
ああ……。
僕がまたモタついている間に、ヒルダはとんでもないモノを造り出してしまった。
この巨人、ハイオークなんかが雑魚に見えるぐらい、圧倒的な迫力のラスボス感がある。
普通に戦ったのでは、おそらく僕たちが束になってかかっても、倒すことは容易ではないだろう。
だが、今のところゴーレムは石の彫像のように固まってピクリとも動かない。
どうやらまだ完成形ではないらしい。
これは何とかするチャンス――かもしれないけれど、僕が人質になっているせいで、アリスたちはヒルダに手を出すことができないのだ。
「ユウトよ、まだ負け犬顔になるのは早いぞ。これからもっと面白いものを見せてやるのだからな」
と、ヒルダは青ざめる僕を見て笑った。
「このままではパンタグリュエルはただの置物。なぜなら肝心の魂が空っぽだから動けるはずもないのだ。さてそこで今からこの鉄の巨人に魂を入れてやろうと思う。さあユウト、こっちに来い!!」
ヒルダは魔法で強化した怪力で僕にヘッドロックをきめて、リナの寝ているベッドの前まで引きずっていく。
くそっ!
タイミングさえ合えば、ヒルダに最後の手段、禁断の鉄槌を食らわせてやるのに……。
しかし今、このままでは一かバチ過ぎて無理だ。
絶対に失敗はできないのだから、もっと確実な状況じゃないと――
「起きろ、この売女! いつまで寝てるんだ!! 淫乱非処女の貴様におあつらえむけの役目を与えてやる」
ヒルダのあんまりといえばあんまりな罵声を浴びても、リナはいまだ夢うつつ、ぼうっとしたままだった。
僕のこともアリスのことも、まったく認識できていないようだ。
「まずはこれを脱げ! 非処女が私の作った純白のウェディングドレスを着ようなどと不届き千万、不逞にも程がある!!」
ヒルダはリナの体から、脱げかかったドレスを完全に引っぺがした。
リナはあられもない、白の下着姿になってしまう。
「さてユウト、最初はお前をパンタグリュエルのコアに仕立ててやろうと思ったが、それはやっぱりやめた。お前はあくまで人質の方が都合がよい。というわけでわかるだろう? コアになるのはこの偽王女というわけだ」
「……や、 やめろ!!」
「やめろと言われて今さらやめるわけないだろうこの間抜けが。女を救いたいならもう少し足りない頭で考えて発言しろ。――とはいえもう何もかも手遅れだがな」
腹は立つが、ヒルダの辛辣な指摘。
ヒルダは何も言い返せない僕の首を左腕でロックし、空いた右手に短い魔法の杖を持って、それを軽く振って大きく叫んだ。
「目覚めよパンタグリュエル! 『ソウルインジェクト――!!』」
ヒルダの魔法は一瞬で発動した。
杖の先から紫色の光線が発射され、ベッドに横たわるリナを包み込み、ふわりと空に浮かせた。
リナの体はそれから、透明なベルトコンベアにでも乗って運ばれていくように、そのまますうっと空中を移動し始め、パンタグリュエルの方へ一直線に吸い寄せられていった。
「リナッ――!!」
アリスの歯がゆく、悲痛な叫びが聞こえた。
僕はまたしてもリナを守れなかったわけか――いや、まだ終わったわけではない!
「さあここから見ものだぞ。パンタグリュエルが非処女を丸呑みにしてくれるからな」
ヒルダの言葉の通り、パンタグリュエルの口がぽっかりと開いた。
この高さではもう誰にも止められない。
そしてリナは、ブラックホールのような真っ黒な空間に、一瞬のうちに吸い込まれてしまった。
丸呑みというより、むしろヒルダが魔法で無理やり口の中に放り込んだ感じだ。
「ヒ、ヒルダ! 貴様、よくもリナを!!」
アリスが怒りを爆発させ叫ぶが、ヒルダは余裕の笑みを浮かべて答えた。
「ご安心くださいませアリスさま。そのリナとかいう女、別に死んだわけではございません。あの中でちゃんと生きております。さあどうかご覧ください」
突然、パンタグリュエルの目が開いた。
赤黒い光を放つ、不気味な目だ。
リナというコアを得て、巨人ついに目覚めたのだ。
「行け、パンタグリュエル! 戦場で暴れ回りロードラント兵を皆殺しにしろ、そして最後はデュロワ城を破壊し尽くすのだ!
ヒルダの命令には従うよう作られているのか、巨大ゴーレム、パンタグリュエルはドシン、ドシンと重い足音を立てながら、デュロワ城へめざし歩き始めたのだった。
その規模の大きさに、これからいったい何が起こるのか――と、みんなたじろいでいると、突然クレバスから、火山の噴火のように土砂や石が勢いよく空に吹き上がった。
そしてそれらの大量の無機物は、まるで何か意思で持っているかの如く大きく渦を巻きながら空中の一点に集積し、たちまち宙に浮く黒い巨大なかたまりを形成した。
「どうだ! これこそがわたしの魔術の極みの結晶、最高傑作だ!!」
ヒルダが叫ぶと、その黒いかたまりの頂点から頭が飛び出した。
次に胴体の部分から右手左手がにょきにょき生え、さらに二本の太い足が地面に向かって伸びていき――
「これは、いったい……」
あっけに取られるみんなの前にその全貌を現したのは、十階建てのビルほどの高さと大きさがある人型――黒光りする巨大なゴーレムだった。
しかもそれは、ファンタジー界によく出てくる土人形のゴーレムではない。
地下のさまざまな鉱物を魔法で強化した、ほとんどの鋼鉄のロボットのような、ゲームの中ですら見たことのないタイプのゴーレムだ。
「オーホホホホ! このパンタグリュエルこそが私の切り札、無敵の巨人だ。こいつが貴様たちも、デュロワ城も、ロードラント兵もすべてを破壊し粉々にしてくれよう。さすれば戦況はすべてひっくり返るに違いない。そしてアリス王女はわたしが手にするのだ」
典型的悪役魔女になり切ったヒルダが、得意げに叫ぶ。
ああ……。
僕がまたモタついている間に、ヒルダはとんでもないモノを造り出してしまった。
この巨人、ハイオークなんかが雑魚に見えるぐらい、圧倒的な迫力のラスボス感がある。
普通に戦ったのでは、おそらく僕たちが束になってかかっても、倒すことは容易ではないだろう。
だが、今のところゴーレムは石の彫像のように固まってピクリとも動かない。
どうやらまだ完成形ではないらしい。
これは何とかするチャンス――かもしれないけれど、僕が人質になっているせいで、アリスたちはヒルダに手を出すことができないのだ。
「ユウトよ、まだ負け犬顔になるのは早いぞ。これからもっと面白いものを見せてやるのだからな」
と、ヒルダは青ざめる僕を見て笑った。
「このままではパンタグリュエルはただの置物。なぜなら肝心の魂が空っぽだから動けるはずもないのだ。さてそこで今からこの鉄の巨人に魂を入れてやろうと思う。さあユウト、こっちに来い!!」
ヒルダは魔法で強化した怪力で僕にヘッドロックをきめて、リナの寝ているベッドの前まで引きずっていく。
くそっ!
タイミングさえ合えば、ヒルダに最後の手段、禁断の鉄槌を食らわせてやるのに……。
しかし今、このままでは一かバチ過ぎて無理だ。
絶対に失敗はできないのだから、もっと確実な状況じゃないと――
「起きろ、この売女! いつまで寝てるんだ!! 淫乱非処女の貴様におあつらえむけの役目を与えてやる」
ヒルダのあんまりといえばあんまりな罵声を浴びても、リナはいまだ夢うつつ、ぼうっとしたままだった。
僕のこともアリスのことも、まったく認識できていないようだ。
「まずはこれを脱げ! 非処女が私の作った純白のウェディングドレスを着ようなどと不届き千万、不逞にも程がある!!」
ヒルダはリナの体から、脱げかかったドレスを完全に引っぺがした。
リナはあられもない、白の下着姿になってしまう。
「さてユウト、最初はお前をパンタグリュエルのコアに仕立ててやろうと思ったが、それはやっぱりやめた。お前はあくまで人質の方が都合がよい。というわけでわかるだろう? コアになるのはこの偽王女というわけだ」
「……や、 やめろ!!」
「やめろと言われて今さらやめるわけないだろうこの間抜けが。女を救いたいならもう少し足りない頭で考えて発言しろ。――とはいえもう何もかも手遅れだがな」
腹は立つが、ヒルダの辛辣な指摘。
ヒルダは何も言い返せない僕の首を左腕でロックし、空いた右手に短い魔法の杖を持って、それを軽く振って大きく叫んだ。
「目覚めよパンタグリュエル! 『ソウルインジェクト――!!』」
ヒルダの魔法は一瞬で発動した。
杖の先から紫色の光線が発射され、ベッドに横たわるリナを包み込み、ふわりと空に浮かせた。
リナの体はそれから、透明なベルトコンベアにでも乗って運ばれていくように、そのまますうっと空中を移動し始め、パンタグリュエルの方へ一直線に吸い寄せられていった。
「リナッ――!!」
アリスの歯がゆく、悲痛な叫びが聞こえた。
僕はまたしてもリナを守れなかったわけか――いや、まだ終わったわけではない!
「さあここから見ものだぞ。パンタグリュエルが非処女を丸呑みにしてくれるからな」
ヒルダの言葉の通り、パンタグリュエルの口がぽっかりと開いた。
この高さではもう誰にも止められない。
そしてリナは、ブラックホールのような真っ黒な空間に、一瞬のうちに吸い込まれてしまった。
丸呑みというより、むしろヒルダが魔法で無理やり口の中に放り込んだ感じだ。
「ヒ、ヒルダ! 貴様、よくもリナを!!」
アリスが怒りを爆発させ叫ぶが、ヒルダは余裕の笑みを浮かべて答えた。
「ご安心くださいませアリスさま。そのリナとかいう女、別に死んだわけではございません。あの中でちゃんと生きております。さあどうかご覧ください」
突然、パンタグリュエルの目が開いた。
赤黒い光を放つ、不気味な目だ。
リナというコアを得て、巨人ついに目覚めたのだ。
「行け、パンタグリュエル! 戦場で暴れ回りロードラント兵を皆殺しにしろ、そして最後はデュロワ城を破壊し尽くすのだ!
ヒルダの命令には従うよう作られているのか、巨大ゴーレム、パンタグリュエルはドシン、ドシンと重い足音を立てながら、デュロワ城へめざし歩き始めたのだった。
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