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第三十一章 サバト -淫魔の夜ー
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だが、それもここまで。いよいよ決着の時は近づいている。
なにしろ今のヒルダを倒すには、魔法なんて使わなくていいのだから。
ほんの二言三言で十分。
この世界のヒルダの息の根は、それで止まるだろう。
「アリス様、花嫁に相応しくなるよう、まずはこれをお召下さいませ」
ヒルダは下着姿のアリスに向かって、ウエディングドレスをふわりと投げた。
本当は自分の手でアリスにドレスを着せたかったはずだが、人質の僕を逃がさないようがっちりと確保していたので、そうするしか仕方なかったのだ。
「まったくしち面倒くさいことだな。どうせ脱ぐのならこんなモノ着なくてもよかろう」
そう言いつつも、アリスは頭からふわりとドレスをかぶった。
「おおっ!」
瞬間的に、アリスのまわりがパッとまばゆく光り、思わずヒルダが息を呑んだ。
ヒルダだけではない、そこにいる誰もが、純白の花嫁姿のアリスの神々しいまでの美しさに目を見張った。
花嫁リナももちろん綺麗ではあったが、花嫁アリスと比べてしまうと、やっぱり格がまったく違う。
リナには申し訳ないけれど……。
「これで満足か? まさか戦場でウエディングドレス姿になるとは思わなかったぞ」
こんなおかしな状況でも、アリスの態度はまったく変わらない。堂々としたものだ。
しかし、なにか秘密の作戦があるとも思えないし、このままいけば、衆人環視の元、ヒルダに嬲られて、計り知れない恥辱を受けることを理解しているのか……?
「ええ、ええ、もうなんと行ったらよいか、最高! 最高ですわアリス様、さあさあ、こちらへ」
ヒルダの声は興奮のあまり震えていた。顔はてかてか光り、好色そうに舌なめずりして手招きをする。
だが、アリスはそう簡単には応じない。
ヒルダを鋭い目つきでにらみつけて言った。
「待て、ヒルダよ! その前に、ユウトを解放してもらおうか。私が変わりになれば人質はもう必要なくなるからな」
「オホホ、アリス様にはかないませんわ。よろしいでしょう、アリス様との約束を反故にするわけにはまいりませんものね。そしてユウトには、とっくりとわたしとアリス様の初夜の契りを見せてやりましょう。もっともそんなことをすれば、今度こそ本当にユウトは憤死してしまうかもしれせんが――オホホホホ!」
と、ヒルダは愉快そうに笑う。
一方、アリスは仏頂面で答えた。
「バカな、ユウトはそんな男ではない。――ヒルダ、いい加減御託は止め早く話を進めよ。私はあまり気の長い方ではないからな」
「承知しました。ではアリス様。この手の中にアリス様を抱きしめると同時にユウトを解放しましょう。さあ、安心してどうぞこちらへ」
さすがにヒルダも慎重だ。
が、もとよりアリスも覚悟を決めている。
迷うことなく、一歩二歩とヒルダと僕の前に歩み寄った。
しかし、もういい。
ヒルダ、お前もここまでだ。
異世界に来てから延々と続けてきたこの馬鹿げた戦いを、今こそ終わらせてやる。
「……まて!」
みんなが固唾をなんで成り行きを見守る中、僕は他の誰にも聞こえないよう小声で、しかしはっきりとヒルダに言った。
「んー?」
と、ヒルダがジロリと僕をにらむ。
「ヒルダ、一こと言わせろ」
「チッ。うるさいぞ。いいところなんだから黙ってろ」
「最後――これが最後だ」
「なんだ?」
ヒルダは怪訝な表情を浮かべて訊いた
「辞世の句でも読みたくなったか」
「そんなところだ。いいから、誰にも聞かれたくないから耳を貸せ」
「まったく五月蠅いガキだ……」
いったいコイツは何を言い出すのか――
若干の好奇心にかられたヒルダは、思わず僕の方に耳を傾けた。
だが、そのわずかな油断が命取り。
僕がずっと待ち望んでいたのは、この瞬間だった。
「――――――ごにょごにょ」
僕は二言、三言、ヒルダの耳元にそっと囁いた。
もちろんそれは、魔法でもなんでもない。
ただの何気ない言葉だ。
しかし――
効果は抜群、どころではなかった。
その言葉を聞いた途端、ヒルダはぎょっとして、石のように動きがピタリと固
同時に、まるでギャグアニメみたいに顔色が真っ赤なゆでダコ状態に変わったかと思うと、わずか数秒後、今度は顔から血の気が一気に引き、ヒルダはまるで死人のように顔になって、その場にヘナヘナ座り込んでしまった。
もはや初夜どころではない。
内股の情けないポーズで、地べたに尻もちをつくヒルダ。
もちろん、ご自慢の股間のイチモツも、再びシュルシュルと小さく縮んでしまった。
間違いなく、当分は再起不能だろう。
ヒルダのあまりの変貌ぶりに、サバトの会場はシーンと静まり返った。
花嫁姿のアリスも、驚きと戸惑いを隠せない。
「どうしたというんだ、こやつは……? 急に腑抜けの空になってしまったぞ」
「ご覧のとおりです、アリス様。私がヒルダをやっつけました」
「……しかしだな、お前は魔法を封じられているではないか――ああ、そうか! ユウト、やっぱりお前の魔法が使えたんだな? 結局何かの魔法でこの女を倒したと――」
「いえいえ、アリス様。私は魔法なぞ一切使ってはおりません」
「ではどうして――? 一向に解せぬぞ」
アリスはいかにも不思議そうな顔をして、首をひねる。
「それはですね――いや、今はそんなことより、やらなきゃいけないことがあるはずです。おい、ヒルダ!」
僕は、ぐんにゃりと座り込むヒルダの肩をゆすって叫んだ。
「パンタグリュエルをどうした? まだ動いているのか? だとしたら早く止めろ。中に入ったリナが危ない!」
デュロワ城に向かったパンタグリュエルの姿は、すでに僕たちの視界からは消えていた。
ヒルダを倒したとはいえ、コアにされてしまったリナを助け出すまでは、まだ安心はできない。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
なぜ魔法も使わずヒルダはあっけなく倒れたのか――?
もうバレバレかもしれませんが、次回で明らかにします。
なにしろ今のヒルダを倒すには、魔法なんて使わなくていいのだから。
ほんの二言三言で十分。
この世界のヒルダの息の根は、それで止まるだろう。
「アリス様、花嫁に相応しくなるよう、まずはこれをお召下さいませ」
ヒルダは下着姿のアリスに向かって、ウエディングドレスをふわりと投げた。
本当は自分の手でアリスにドレスを着せたかったはずだが、人質の僕を逃がさないようがっちりと確保していたので、そうするしか仕方なかったのだ。
「まったくしち面倒くさいことだな。どうせ脱ぐのならこんなモノ着なくてもよかろう」
そう言いつつも、アリスは頭からふわりとドレスをかぶった。
「おおっ!」
瞬間的に、アリスのまわりがパッとまばゆく光り、思わずヒルダが息を呑んだ。
ヒルダだけではない、そこにいる誰もが、純白の花嫁姿のアリスの神々しいまでの美しさに目を見張った。
花嫁リナももちろん綺麗ではあったが、花嫁アリスと比べてしまうと、やっぱり格がまったく違う。
リナには申し訳ないけれど……。
「これで満足か? まさか戦場でウエディングドレス姿になるとは思わなかったぞ」
こんなおかしな状況でも、アリスの態度はまったく変わらない。堂々としたものだ。
しかし、なにか秘密の作戦があるとも思えないし、このままいけば、衆人環視の元、ヒルダに嬲られて、計り知れない恥辱を受けることを理解しているのか……?
「ええ、ええ、もうなんと行ったらよいか、最高! 最高ですわアリス様、さあさあ、こちらへ」
ヒルダの声は興奮のあまり震えていた。顔はてかてか光り、好色そうに舌なめずりして手招きをする。
だが、アリスはそう簡単には応じない。
ヒルダを鋭い目つきでにらみつけて言った。
「待て、ヒルダよ! その前に、ユウトを解放してもらおうか。私が変わりになれば人質はもう必要なくなるからな」
「オホホ、アリス様にはかないませんわ。よろしいでしょう、アリス様との約束を反故にするわけにはまいりませんものね。そしてユウトには、とっくりとわたしとアリス様の初夜の契りを見せてやりましょう。もっともそんなことをすれば、今度こそ本当にユウトは憤死してしまうかもしれせんが――オホホホホ!」
と、ヒルダは愉快そうに笑う。
一方、アリスは仏頂面で答えた。
「バカな、ユウトはそんな男ではない。――ヒルダ、いい加減御託は止め早く話を進めよ。私はあまり気の長い方ではないからな」
「承知しました。ではアリス様。この手の中にアリス様を抱きしめると同時にユウトを解放しましょう。さあ、安心してどうぞこちらへ」
さすがにヒルダも慎重だ。
が、もとよりアリスも覚悟を決めている。
迷うことなく、一歩二歩とヒルダと僕の前に歩み寄った。
しかし、もういい。
ヒルダ、お前もここまでだ。
異世界に来てから延々と続けてきたこの馬鹿げた戦いを、今こそ終わらせてやる。
「……まて!」
みんなが固唾をなんで成り行きを見守る中、僕は他の誰にも聞こえないよう小声で、しかしはっきりとヒルダに言った。
「んー?」
と、ヒルダがジロリと僕をにらむ。
「ヒルダ、一こと言わせろ」
「チッ。うるさいぞ。いいところなんだから黙ってろ」
「最後――これが最後だ」
「なんだ?」
ヒルダは怪訝な表情を浮かべて訊いた
「辞世の句でも読みたくなったか」
「そんなところだ。いいから、誰にも聞かれたくないから耳を貸せ」
「まったく五月蠅いガキだ……」
いったいコイツは何を言い出すのか――
若干の好奇心にかられたヒルダは、思わず僕の方に耳を傾けた。
だが、そのわずかな油断が命取り。
僕がずっと待ち望んでいたのは、この瞬間だった。
「――――――ごにょごにょ」
僕は二言、三言、ヒルダの耳元にそっと囁いた。
もちろんそれは、魔法でもなんでもない。
ただの何気ない言葉だ。
しかし――
効果は抜群、どころではなかった。
その言葉を聞いた途端、ヒルダはぎょっとして、石のように動きがピタリと固
同時に、まるでギャグアニメみたいに顔色が真っ赤なゆでダコ状態に変わったかと思うと、わずか数秒後、今度は顔から血の気が一気に引き、ヒルダはまるで死人のように顔になって、その場にヘナヘナ座り込んでしまった。
もはや初夜どころではない。
内股の情けないポーズで、地べたに尻もちをつくヒルダ。
もちろん、ご自慢の股間のイチモツも、再びシュルシュルと小さく縮んでしまった。
間違いなく、当分は再起不能だろう。
ヒルダのあまりの変貌ぶりに、サバトの会場はシーンと静まり返った。
花嫁姿のアリスも、驚きと戸惑いを隠せない。
「どうしたというんだ、こやつは……? 急に腑抜けの空になってしまったぞ」
「ご覧のとおりです、アリス様。私がヒルダをやっつけました」
「……しかしだな、お前は魔法を封じられているではないか――ああ、そうか! ユウト、やっぱりお前の魔法が使えたんだな? 結局何かの魔法でこの女を倒したと――」
「いえいえ、アリス様。私は魔法なぞ一切使ってはおりません」
「ではどうして――? 一向に解せぬぞ」
アリスはいかにも不思議そうな顔をして、首をひねる。
「それはですね――いや、今はそんなことより、やらなきゃいけないことがあるはずです。おい、ヒルダ!」
僕は、ぐんにゃりと座り込むヒルダの肩をゆすって叫んだ。
「パンタグリュエルをどうした? まだ動いているのか? だとしたら早く止めろ。中に入ったリナが危ない!」
デュロワ城に向かったパンタグリュエルの姿は、すでに僕たちの視界からは消えていた。
ヒルダを倒したとはいえ、コアにされてしまったリナを助け出すまでは、まだ安心はできない。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
なぜ魔法も使わずヒルダはあっけなく倒れたのか――?
もうバレバレかもしれませんが、次回で明らかにします。
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