剣・恋・乙女の番外編 ~持たざる者の成長記録~

千里志朗

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イチャラブ甘々の章

02:恋愛授業(後編)

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(え~、なんと1週間ぶりです、スミマセン。
色々あったのと、風邪とでダウンしてました。
やっぱり冬は駄目なのです…。
お待たせ?しました、後編です。)
*************************

 ※


 ゾイとメアの二人は、何となく無言になり、でもそのまま手を繋いだ状態で、授業を受け続けた。

 微妙に部屋の空気が、ソワソワとピンク色になった感じだが、ゼンは構わずに続ける。

「で、次は『抱き締める』かな?異世界用語で“ハグ”とか言うんだっけか。母親がいる子は、抱き締めてもらった事があるかもしれないけど、あれとは違う。母親からのハグは、大抵、お母さんの愛情を、子供が受け取る一方の、受け身な場合が多い、……らしいから…。
 
 恋人同士、異性との“ハグ”は愛情表現で、お互いの存在を全身で感じたい時にするもので、とりあえず、俺は背が低いから、ザラはそのまま椅子に座っていて」

 子供達に説明しつつ、ゼンは椅子から立ち上がり、ザラのすぐ傍まで歩み寄った。

 ザラは、すでに説明の段階で、耳まで真っ赤になって俯いている。子供達の教育の為、というお題目がなければその場から逃げ出していたかもしれない。

「普通は、男の方が大きいからこう肩から上、首元を抱き締める様にすると、女性側は男の脇下から、ピッタリと身体を寄せて、隙間なく抱きしめられるって、これはリュウさんとアリシアから教わったんだけど(実際は自慢だったなぁ…)、このやり方が普通の男女の体形に、無理なく出来て、いいらしいんだ」

 ゼンはそれを実践してみせる。

 ザラはゼンの子供の割にたくましい胸に顔を寄せて、ウットリ陶酔している。

 普段の日常だと、ザラとゼンでは、まだザラの方が高いので、こうは出来ないのだ。立ち姿勢だと、ザラにかがんでもらう事になるので、今の様に、その時々で二人は工夫している。

 婚約者で、そうした理想の背丈差になるのは、ハイエルフのアルティエールのみであった……。

「男の方が、女性の脇の下から手をまわすと、女性側は、男の腕の上から抱き締める事になって、男の方が体格いいのに、女性に無理を強いる事になる。それに、手を真横に抱き締めると、脇から女性を抱き上げるみたいになって、それも女性には体勢的にきつい、とか。

 俺みたいに背が低い場合なら、逆でも、いいはいいんだけど、男性側の顔が、女性の胸元とかにいってしまうから、それはまだ避けた方が……」

 子供達も紅くなりながらその言葉に真剣に耳を傾け、成程、その情景を想像して、更に顔を紅くする。

「無理に、とは言わないけど、仲のいい子同士なら、“ハグ”も試してみるといいよ。ピッタリ抱き締められる感じが、分かると思うから」

 ゼンはザラを抱き締めたままだ言う。

 また凄く小さな声で、(ゼン、その……見本なら、もういいんじゃ……)と呟いているが、身体を離そうとはしていない。

 子供達は、さっき手を繋いだ者同士で、“ハグ”も試してみて、照れ臭い同士は、すぐ離れて、「恥ずかしいね」とお互い気まずく笑い合う者と、ソっと試してみて、その感触がピッタリ合い、互いの胸の鼓動を確かめ合えるその状態が心地よく、そのまま幸福そうに固まっている子らもいた。

「こ、これは、ゼンにぃに言われて、試すだけだから……」

「わ、分かってるから、黙ってやりなさいよ……」

 ゾイとメアも、なんだかんだ言いながら、向かい合い、試してみて、その状態が心地良くなり、固まった方だった。

(ゾイの鼓動、早い……。体温が感じられる……)

(メアの鼓動、なんか早くなってるような……?って、小さいけど、これ、胸の感触だ……!)

 ゼンは、それらの様子を生暖かい目で見守ってから、ザラから名残惜し気に身体を離し、授業の最後の段階に入る。

「……最後に見せるのは、キス、接吻、口付け。国によっては表現を色々変えてるかもしれないけど、皆知ってるよね。これも、母親のいる子なら、頬や額、口にもされているかもしれないけど、恋人同士のキスはまるで違うから」

 そう前置きをしてから、ゼンはザラに向き直る。

「あ、あの……ゼン、べ、別に、そこまで見せなくても……」

 ザラはもう紅くなる過ぎてゆでだこか何かの様だった。はたから見ると、高熱を出して倒れそうにすら見えた。

「ここまで見せないと、“納得”しないかもしれないから。その事は、後で説明するよ」

 ゼンはそうザラに小声で耳打ちしてから、改めて授業を再開する。

「じゃあ、最初は口以外。頬とか額とか……」

 ゼンザラの前髪を右手でかき分け、額にそっと口付ける。それからそのままザラの顔を横に向け頬にも。ザラの目が、グルングルン回り始めていたが、ゼンは気にしない。

「後、耳とか、首筋とか……」

 普段隠れている耳も、右手で持ち上げ、そこに口付け、耳たぶを甘噛みする。

「ぜ、ゼン、もうそれ以上…きゃん!やぁ……」

 子供達もゾイも、唖然茫然。

 彼等は、自分達の姉代わりであり親代わりである、物静かで、“治癒の聖女”のザラが、“女”を感じさせる艶っぽい声を上げる等、想像だにしていなかったのだ。

 それが、ゼンに耳を噛まれ、敏感な首筋を、キスと言うよりも、ついばむ様に小刻みにちゅっちゅっちゅ、とゼンはわざと音をさせて口を移動させるゼンに、ザラは声を押し殺す事が出来ない。

「……で、肝心の、口へのキス……」

 ザラすっかり涙目swされるがまま。最初は、ただ軽く触れる、口を閉じたままのキス。

「これが普通のキス。お互い逆に顔を傾けて、鼻を当てない様にするといいよ

 で、問題の、“恋人のキス”。ザラ、口開けて」

 すっかり陶然としてしまっているザラは、意味も分からずゼンに従って、軽く口を開けていた。

 ゼンは、獲物に飛び掛かる獣の様に、ザラに激しく襲い掛かり(比喩的表現)、獲物を美味しくむさぼり喰らう……。

 ぺちゃぺちゃ……くちゃ、くちゅ……

 二人の重なった口と口の間、そこから覗かせる、舌と舌の絡み合い、舐め合い、吸い合う、いけない音色、嫌らしい響きの音。

 動いているのはゼンとザラだけで、その他の子供達は、すっかり動きが固まり、凍り付いた様になって、ただ自分達が立ち入れない大人の行為から目を離せず、でも見てはいけないと、意味不明の罪悪感にかられながら、結局凝視していた。

 そして―――限界を迎えたのは、その行為をしている片方の相手、他ならぬザラだった。

 ゼンが口を離し、二人の口の間を、粘っこい膵液がツーっと繋がった糸の様に、一種だけ光って消えた。

 そこでザラは、くてっと意識を手放してしまった。

「……やり過ぎたかな」

 一応反省しているらしき、ゼンの顔も紅い。

「ザラを部屋で寝かして来るよ」

 ゼンはザラを軽々とお姫様抱っこをすると、部屋を出て細い廊下を、1階への怪談に向かって運んで行った。

 ザラの部屋は1階の、ミンシャやリャンカと同じ、使用人部屋の一室をあてがわれている。2階以上の客室として作られた部屋よりは普通の広さで、ゼンが別の部屋にするか、ザラに尋ねたのだが、ザラは子供達に近い部屋がいいので気にしない、と一笑に付した。

 後から合流した、十人と、ゾイ達の使用人部屋も1階の左奥。右辺が洗濯部屋と、コロンの部屋と作業部屋、炉等がある。

 そもそも、ザラは自分の部屋は、荷物を置きに来る位、着替える時位にしか使わず、ほとんどの時間は子供達の部屋で一緒に暮らしている。

 その、子供達二十人が暮らす地下の部屋は、元々、奴隷用の場所だっただけに、廊下も階段も狭い造りになっている。

 もし中で火事や何かが起きた時用に、反対側に前庭に出れる階段、非常口を増設してある。無理に日光が入る様に、部屋の上部に細いガラス窓を設けて、少しでも環境を良くする様に手を尽している。

 スラムの子供達の為に、出来得ること、考え得る事は何でも積極的にやっているゼンは、それが普通とか思っていて、周囲の苦笑を誘う。

 今回の“恋愛授業”にしてもそうだ。

 ゾイの言う事は、そこまで真面目に取らなくても、分かる人には分かっている、子供達の大半も、ザラと一緒に勉強や世話をする姿は、雇っている雇用主の態度ではまるでない。

 二人の仲睦まじい様子も、ゼンとザラ、両方を大好きな子供達はちゃんと理解している。

 ゾイ達は、まだフエルゼンでの生活に慣れ切っていないからこそ、その様な不満を思いついただけなのだ。

 それでも、今日の授業が無駄になった、という事もなかった。

 一応は『男の子部屋』『女の子部屋』に分けている子供達も、いずれは成長し、恋愛に悩む
年頃になるだろう。

 実際、ゾイ等には、自分に反抗的なメアが、それだけの娘ではない事に気付けただけ、大進歩な授業だった。

 子供達も、授業は楽しく、勉強になったと思っていた。……後半が少しアダルトチックだったが……。
 
「……キスは、試してみないの?」

 すぐ隣りに立つメアは、ゾイにそんな事を言って来る。

「や、それは流石に、やらなくていいんじゃないか?ゼンにぃも言ってた様に、好き同士、恋人になってからするものだと思うから。

 告白とか、順序立ててやらないと、いけない訳じゃないかもだけど、試しとか練習とかでするものじゃないだろ?」

 と生真面目に言う、ゾイ達の周りの子供の中には、キャッキャと騒ぎながら、先程の興奮がおさまらずに、そのままキスしてたりする子供もいた。

 小さい子や、女の子同士とかが多かった。

「……あの子達は、大人ごっこがしたいんだろ。多分……」

「そう、ね……」

 抱き合っていた身体を離し、繋いだ手も離していると、不思議な位に、そのぬくもりが恋しくなる。

 まるで、その暖かさがあるのが当り前であったかの様な錯覚がして来て仕方がない。

(本当の恋人が出来たら、きっとその“寒さ”がなくなるんだろうな……)

 恋や愛など考えた事もなかった、生きるだけで精一杯だったゾイは、生まれて初めてそんな風に恋愛を理解出来る様になっていた。

 恋人を得る、結婚をする、なんて、気恥しい話でしかなかったのが、驚くべき変化だ。

 二人は、授業が見える様に立っていたのだが、ゼンが中々帰って来ないので、テーブルの置かれた端の二段ベッドの下の方に座る。何故かメアも並んで座る。

 テーブルが部屋の中央に置かれているので、それを囲む二つのベッドは、椅子が足りていない事もあって、必然的に椅子代わりに使われていた。

 基本的に、子供達が全員いるのは就寝の時と起きる時だけで、他は交代で働いているので、ザラやゼンの授業を受けられるのは、いつも大体3分の一ぐらいで、椅子自体、全員分あっても邪魔になるので、そこの2つのベッドが椅子代わりに使われるのは、ベッドを使う本人達も了承している決まり事だった。

「……ゼンにぃ、遅いなぁ……」

「……ゼン様なら、ザラねえさんを運ぶのに、そんなに時間はかからないと思うのだけど。

 …“何か”しているのかしら?」

「何かって、何だよ?」

「そ、それは、さっきしてたみたいな事よ。二人は恋人同士で、婚約までしてるんだから」

「………あ!そっかそっか、そうだよね……」

 圧倒的に正しい意見を年下の少女から諭(さと)されて、ゾイは思わず知らず、ひどく狼狽しいてしまった。

 そして、自分の浅慮にも気付く。

 恋人同士なら、むしろ当然人目につかない場所で、……仲良くしているものなのだ。恥ずかしがりで奥ゆかしいザラなら、それは尚更だろう。

 ゼンは、授業として、いつも・・・やっている事を、自分達に見せてくれただけだったのだ。

 ゾイは、自分はなんて馬鹿なんだろう、と恥ずかしくて同時に悲しくもなる。

 当の本人であるゼンが、恋人である婚約者達に、順番も差も、何もつけていないと公言しているのに、それを浅はかにも真向から否定する様な、浮ついたたわ言をほざいて、スラム全体の恩人で雇い主のゼンを、いたずらに困らせただけだったのだ……。

「なに?どうしたの?浮かない顔をして」

 ゾイが自分の的外れな言動を後悔していると、隣りに座っているメアが、目敏く気が付き聞いて来る。

「……ちょっと、ゼンにぃに、…どうでもいい様な事、言っちゃって……」

 ゾイは、仕方なく、何を言ったかはボヤかして、自分の馬鹿さ加減を告白する。

「ふ~~ん。ゾイが馬鹿な事言うのはいつもの事だけど、でも、ゼン様に怒られた訳じゃないんでしょ?」

「え?あ、うん。起こられては、いない、かな……」

 困った顔をしていたが、怒ってはいなかった。いつも馬鹿な事言ったりはしてないけど、とソイは内心思うのだが。

「なら、大丈夫でしょ!ゼン様は、アタシ達なんかよりも、何倍も何十倍も頭がいいんだから!

 あんたがどんなに馬鹿な事言ったって、余裕でなんとかしちゃうに決まってるじゃない!」

 メアは自信満々、まるで自分の事の様にドヤ顔をして保証する。

「……それは、確かにそうかな……」

 急にスラムに現れて、自分達が頭をずっと悩ませていた事を、自分と従者達とであっと言う間に解決してしまったのだ。

 頭が良く、強く、機転が利き、行動力、いざと言う時の決断力もある。

 スラムの子供達の中で、ゼンに憧れていない子が、一人もいない事は間違いない。

 ゾイ自身がその代表格なのだから……。




 ※


 しばらくして、ゼンが気まずそうに頭をかきながら戻って来た。

「……ごめん、時間がかって。そろそろ休憩にしようと思ってたんだけど、それを言ってから行けば良かったね。

 さ、みんな休憩。ミンシャとリャンカに、お茶やお菓子を持って来させるから。

 上で仕事してる子らも、休憩時間の子は来させるよ」

 それを聞いて、現金な子供達は黄色い歓声を上げる。

 子供達は、ゼンと自分達の上司であるメイドチーフな従者達が、声を介さない不思議な会話が出来る事を知っていたので、それ程の時間差がなく、すぐに二人が張り切ってお菓子を持って来てくれるのが、自明の理として理解していた。

 ゼンは、ベッドに座っていたゾイを見つけて歩み寄って来たが、ゾイの少し青ざめた、親から叱られるのを待つ悪戯坊主の様な顔をしているのを見て、もう自分の説明もいらない事を察した。

「……そういう訳で、俺とザラは、至って仲がいいんだよ」

 ゼンの言葉は苦笑混じりだ。

「……みたいだね。ゴメンね、ゼンにぃ……」

「別にいいさ。ああいう勉強も、あるらしいから、子供達の為にもなったと思うよ」

 サラリとゼンは、ゾイを許し、自分がわざわざやった事に対しても、責任を感じさせない様に、何でもない事として流す。

 隣りで、ジーっとその様子を見ていたメアは、女の子らしい勘の良さを発揮して、ゾイが何を言ったか、おおよその見当が付いた。

「え?何?ゾイって、まさか、ゼン様とザラ姉さまが、仲良くないとでも思ってたの?」

「あ、や、そうでなく、他の婚約者の人達と比べると、さ……」

 言い辛くて語尾を濁すゾイ。

「ゾイは、ザラが他と比較すると、扱いが悪いんじゃないか?って心配してくれたんだよ」

 ゼンが如才なく捕捉する。

「えーっ、それにしたって、そんな事は……」

 メアは、可愛い顔をしかめてソイを睨みつける。

「ザラは、奥ゆかしいから、俺と表だった場所ではくっついて来ないから、そんな風に感じたんだよ。まあ、実際、ああいうのは、人目に付く場所でやる事じゃないからね。

 ザラは目を回して卒倒しちゃうし、俺も、正直恥ずかしくて二度はやりたくないな」

 ゼンは疲れて乾いた笑いを洩らす。

「当り前ですよ!

 ゾイはもう、馬鹿だ馬鹿だと思ってたけど、ここまでばかだと思わなかったわよーっ!」

 首をすくめるゾイの横で、メアの叫びが、賑やかな子供達の部屋に木霊するのでした……。











****************************
オマケ劇場

ミ「と、いう事で、お菓子を大量に持って登場メイドチーフなリャンカですの!」
リ「……作り過ぎよ。夕飯、食べられなくなるわよ?」
ミ「ご主人様の料理なら、いくらでも入るですの!」
リ「それは、……実際そうなんだけど。
ま、いいわ。ここで解説よ。子供達の勉強は、基本的に地下の、『男の小部屋』で行われているわ」
ミ「ミンシャもするですの!それは固定で、1階の使用人部屋は、地下の大部屋と違ってそんなに広くないから、五人、五人の男女に分けた部屋になっているのですの」
リ「それで、なんで『男の子部屋』が勉強の場になるかっていうと、『女の子部屋』は放っておいても整理整頓されて綺麗だけど、『男の子部屋』は散らかり放題になるの」
ミ「だから、勉強の為に定期的に掃除を強制的にさせる為に、『男の子部屋』での勉強が定期的に行われる様になったんですの」
ル「ふ~ん。るーも、おかたづけは、あんまり得意じゃないお!」
リ「それだと駄目だから、決まった事なのよ」
ミ「そうですの!お片付け出来ないと、ご主人様に嫌われるですの!」
ル「おー!それはたいへん!るー、おかたづけ、覚えるお!」
リ「はいはい、頑張りましょうね」
(珍しく和やかに終わる……)
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