剣と恋と乙女の螺旋模様 ~持たざる者の成り上がり~

千里志朗

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第3章 従魔研編

086.ザラの決意

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 ※


 フェルズでの、従魔術の試験再生は、驚く程うまくいった。

 B級冒険者で9割の成功率、というのは、10件やって1件は失敗する割合だ。

 レフライアの話では、世界各国のギルドでの実験は、やはり失敗してはやり直し、というのが結構な数、出ていて、被験者全員が一度で成功しているのはフェルズのみ、という話だ。

 これは、魔石の選択に最後までこだわり、被験者のモチベーション(やる気)の高い状態で再生作業を試せた事、そして、すでに従魔保持者であるゼンの再生指導が的確だったからではないか、とギルマスからはお褒めの言葉をいただいた。

 その時の音声記録を、誰の声か分からない様に加工してから、他のギルドにも通話魔具の機能で送るのだと言う。

 誰の声か分からなくしてるならまいいか、と思うゼンだったが、指導教官『流水の弟子』とタイトルのついたその記録が誰か分からない人はいるのだろうか。

 ゼンとしては、単に偶然の積み重なりと、幸運とが重なって、その結果が出ただけだろう、と思うのだが、それでも実験が成功した事、それ自体は喜んでいた。
 
 早く順調に実験が終われば、それだけ早く自分は自由になれて、仲間の所に戻れるのだから。

 実験が成功したその日すぐにギルマス・レフライアは研究棟を、秘書官のファナとともに訪れ、被験者となった4人の冒険者と、研究棟にいた従魔研に参加する全ての研究者、学者達を激励し、「今日が大陸の歴史が変わる、大きな転換点となるでしょう」と演説めいた話をして、その場を大いに沸かせていた。

 ゼンは、歴史はどうでもいいから、早く帰ってミンシャ達の作る夕食が食べたいなぁ、と一人だけ別の、それこそどうでもいい事を考えていた―――


 ※


 ―――それからは、ゼンの考えていた様に、従魔の研究は、4人に被験者の従魔の育成、観察がメインとなり、ゼンがボンガを出す必要はなくなっていた。

 ゼンは、育成教官として、4人を指導しながら、研究者や学者達の疑問などに答える相談役として、ようやく当初の予定通りの立場におさまったようであった。

 研究は軌道に乗り始めている。

 それはそれでいい事なのだが、それとはまったく関係のない所でも大きな変化があった。

 初日にゼンに求婚(プロポーズ)してきたエルフのハルアの事だった。

 彼女はゼンに袖にされた、その次の日にはもう身だしなみを改め、恐らく身近な誰かの協力や助言などがあったのだろう。

 綺麗な白衣に念入りに櫛でとかされた髪はなめらかで艶があり、今までが今までだったので、まるで別人のような変わりようだった。

 美人だけど残念エルフが、凄い美少女エルフに、見かけだけは生まれ変わったのだ。

 同じエルフであるニルヴァーシュやエリンは、苦笑いをしつつも、“あの”ハルアをそれだけ変えたゼンは凄い、と意味不明に褒めていた。それがいつまで続くか分からないけれど、と言い添えて。

 そしてハルアは、さすがに従魔再生をしたその日は、ゼンの周りには近づけなかったが、それ以降は、何かにつけゼンのそばに来て、なんやかんやと話をする。

 流し目したり、しなだれかかったり、と慣れないモーションを繰り返し、その距離が近すぎて、ザラが怒る、というのが従魔研の定番行事になってしまった。


 それらの事はさておくとして、従魔の毛が充分生えて来た3日目にはもう、実験の更なる成功要素が判明した。

 従魔の“進化”である。

 ダーク・エルフのオルガの、蒼鷲(ブルー・イーグル)は黒い羽毛をしていた。上位種の黒鋼鷲(ブラックスティール・イーグル)に“進化”していたのだ。

 獣人族のフォルゲンの、青銅狼(ブロンズ・ウルフ)は、白銀の毛並み。これも上位種の白銀狼(シルバー・ウルフ)だ。それに、額の辺りの毛並みが成長してもっとハッキリとしたら、更に分かる事があるかもしれない。

 人間族の剣士、マークの、グレイ・ハーピィ 灰色妖鳥の羽毛は白く、レア(希少)でユニーク(亜種)な、ホワイト・ハーピィ 純白妖鳥だった。時に、天使と見間違えられる、めったに出会えない極少種だ。
 
 ハーフ・エルフの魔術師カーチャの、雪豹もだ。

 カーチャは他の被験者達が、一目瞭然の変化、“進化”しているのに、自分の雪豹がそうでない事で落ち込んでいる様だったが、そんな心配は無用だった。

「この子の額の上部分に、少し硬い結晶の粒のような物があって、丸く並んでいるのが分かりますか」

「え?あ、触ってみると分かりますね。何かできもの?病気でしょうか?」

 すっかり母親の気持ちになって、子供を心配するカーチャにゼンは笑って教える。

「俺も、話だけで知っている知識ですが、これは“ティアラ”ですね。大きくなると、もう少しはっきり分かるようになります。女王(クィーン)なら王冠(クラウン)と呼ぶべきなんですが、小さく可愛らしい輪っかなので、“ティアラ”と呼ばれてるんです」

「え?え?何の話ですか?このできものみたいなのが、“ティアラ”と呼ばれるのだけ、分かりましたけど……」

「つまりこの子は、雪豹女王(スノー・パンサー・クィーン)だと思います。

 雪豹のリーダー、いや、統率者の個体です。確か雪豹(スノー・パンサー)はハーピィ 妖鳥のように女性上位の種族なので、王(キング)の個体がいたとしても、命令が出来ます。この子と一緒なら、雪豹(スノー・パンサー)はもう敵ではない事になりますね」

「え……?」

「もっと分かりやすく言うと、この子も王族に“進化”していた、と言う事です。おめでとうございます、カーチャさん」

「あ、ありがとうございます!あれ?私、なんで涙が……」

 うつむいて必死で涙をぬぐうカーチャ。

「他の人の従魔が皆、“進化”していたから、ホっとしたんですね。でも、進化していようといまいと、この子があなたにとって大事な、唯一無二の従魔となる事は、育てていけばきっと分かります。

 もし他の人が雪豹を従魔にしたとしても、その子は貴方だけの、世界でただ一つの存在になりますよ」

 ハンカチを貸してやり、右手でフードの上からポンポンと軽く撫でてやる。

(この人も、B級で、俺より経験のある筈なのに、ハーフでもエルフだから幼く感じるなぁ……。迷宮では怒鳴りつけられたけど……)

「あ~、ゼンはもう!冒険者のエルフなんて図太いんだから、そんなに優しくしないでいいんだよ。……ボクだけに優しくして欲しいなぁ……」

 何故かハルアがふたりの間に割り込み、ゼンをカーチャから引き離す。

 ザラは、

「ゼンは女の子に優しくし過ぎよ。でも、泣いている女の子を放っておけるような無神経な男にもなって欲しくはないんだけど……」

 などと言い、ハルアを止めるつもりはないようだ。

「じゃあ、明確な種族も分かったようですし、従魔に名前をつけてあげて下さい。より、従魔との絆が確かな物になると思いますから」

 ゼンはハルアに押されながらも、被験者の4人にそう声をかけた。

「初日に名前をつけさせなかったのは、この為だったのか」

 マークが感心した、と腕を組み頷く。

「はい。黒なのに、青い系の名前や、白なのに、灰系の名前じゃ、後々変で困るでしょ」

 納得した4人は、それぞれがどう名付けるかの、親になってからの最大の難問考察時間となる。

「ハルア、押さなくても、俺はそろそろ帰るから」

 従魔の方は、もう名付けたら、ただの子育てのみだ。魔物は大抵なんでも食べられるので、餌に困る事はない。ここには魔物の研究者もいるのだ。おかしな間違いを犯す心配もない。

 適当に食事をやり、遊んでやれば、自然と従魔と主の関係は出来上がる。ゼンがいなければいけない様な事は、もうそんなにはないのだ。

「えー、もう帰っちゃうの?」

「他にもやる事があるからね。従魔が安定したら、半日、こちらで様子見するだけだから」

「そうなんだ。残念だなぁ……」

 ハルアはゼンを押す態勢のまま抱き着いていて、シミジミとつぶやく。

「いや、だから、離して欲しいんだけど……」

「そ、そうよ!ドサクサに紛れて、いつまでゼンにひっついているの!」

「いや、なんか凄く心地よくて……」

 なんとかザラと協力してハルアを引きはがす。

 やっぱりゼンはハルアがなんとなく苦手だった。断ってもメゲず、グイグイ来るのが困る。

「じゃあ、行きますから」

 苦笑する他の研究者や主任のニルヴァにも挨拶して、その場を退室する。

 ザラもついて来るが、それは彼女がゼンの補佐だからで、ゼンが早く終わればそのまま本来の職場である治療室に戻る筈だった。


 ※


 のだが、その日は違った。

「……ゼン、大事な話があるんだけど。とても大事な話」

「うん?……そんなに長くだと困るけど、じゃあ、そこでいい?」

 研究棟からギルドに裏口で入ると、途中にはいつもの食堂がある。昼間でそんなに人はいないので丁度いいだろう。

 ザラがうなずくので端の席に行く。女給が注文を取って、二人がそれぞれお茶を頼み、それが来たら話だ。

「で、大事な話って?」

 最近のザラ関係でなにかあっただろうか?治療術士関連ならまるで分からないが。

「私、時々スラムに戻ってて、子供達から話を聞いたりしてるんだけど……」

 ああ、その流れか、とゼンは合点がいく。

「ゾイから、ゼンが子供達をたくさん雇って、大きなお屋敷に住むとかって、聞いて……。それ、本当なの?」

「うん、本当だよ」

「それは、その……どういう経緯の話か、聞いてもいいのかしら?」

「別に構わないよ。元は、単に俺の冒険者の仲間の4人が、宿屋生活をしていたから、別に家を借りて共同生活しようか、って話だったんだけど、しばらく先の話で、冒険者として挑む迷宮が、クラン、なんて言っても分からないか。

 つまり、大勢で協力しないといけない事が、この先あって、その為に仲間を大勢集めて一か所で住もう、って話。これは、俺が勝手に考えてたんだけどさ」

 仲間や周囲の了解は取れた、とゼンは話す。

「それくらいに大変な迷宮って事なの?」

「そうそう。でもフェルズの冒険者って、何て言うか、妙に自尊心(プライド)の高い人が多くて、あんまり他と協力しないのが常識、みたいになってるんだ。

 それを、これから色々工夫して、勧誘して、まとまって一緒に住んで、少しでも仲良く、最低限気心の知れた仲の、仲間にしたい、と、まあそんな感じの話」

「それで、スラムの子供達の事は?」

「うん、その住む場所が、本当にすごい大きな屋敷で、もしうまく集められれば、冒険者は40人近くになると思う。俺達含めてね。

 で、まあ冒険者なんて、ほとんど料理や家事なんてしない筈だから、それは俺と従魔達とでなんとかするのだけど、本当に大きな屋敷だから、絶対的な人手が足りないんだ。

 でも、そんなに贅沢に使用人なんて雇えないから、スラムの子供達を、二人一組で一人前、みたいに考えて安くたくさん雇おうと思ってるんだ」

 ザラは、そこまで聞いて、奇妙な表情を浮かべていた。

「あの……熊さんとかに、家事をさせるの?」

「あ、いや、ボンガは……って、それ以前の話か」

 それからゼンは、念の為に“気”で結界を張った。遮音結界とは違うが、外には聞こえない筈だ。最もほとんど人はいないが。

「あのね。これは秘密の話なんだけど。知ってるのはギルマスとか俺の身内、仲間内ぐらいの。だから、ザラも秘密にして欲しいんだけど」

「師匠(マルセナ)にも?」

「うん。マルセナさんも知らないと思うし、本当はギルマスの許可がいる話なんだ」

「わ、わかったわ。絶対誰にも言わない」

「うん、そう言ってもらえないと何も話せなかった。これは一応……」

 ゼンはザラの額を人差し指で押さえ、“気”を流す。

「これはなに?」

「おまじない、じゃない。簡易契約みたいなもの。約束を破れないように」

「ゼンは、私の事を信用出来ないの?」

 悲しみのジト目。

「そういう問題じゃないんだ。従魔の事では、みんな契約魔術受けてたでしょ。信用してる人だって、無理矢理聞き出そうとする悪者もいるからね」

 そんな目で見らても困る。

「そう……。わかったわ。それで、話は?」

「あのね、俺の従魔は、みんな人なんだ」

「??人を、従魔にしたの?」

 それは、奴隷みたいなんじゃないだろうか、とザラは思う。

「ごめん、言い方が悪かった。従魔にした魔物が人になったんだ」

「……えーと?」

 まるで意味が分からなくなった。

「今日、従魔が、進化するって話をしてたでしょ?」

「聞いてたわ。上の位のに変わるのよね」

「そう。で、その進化は行きつく先が、人種(ひとしゅ)だって事らしいんだ」

「……でも。ボンガちゃんは、熊だったわよ?」

「ちゃんて……。人種(ひとしゅ)になった従魔は、元の魔物の形態をとる事も出来るんだ」

 そもそも魔物の事をよく知らないザラには、まるで意味不明な話だった。

「……」

「まあ、難しいし、信じられないかもしれないけど、そうだとして、話進めるよ。

 だから、二人いる女の子の従魔は、旅の時からずっと俺と一緒に師匠の身の回りの世話をしていたから、俺と一緒で家事全般万能な感じなんだ。で、その子達や俺の手伝いとして、スラムの子供達も雇おうって話なんだ」

「女の子、二人いるんだ……」

 何故かそこに着目するザラ。

「何か意味の分からない誤解してる気がするんだけど、男の従魔のが多いよ。訳あって子供の女の子も後一人いるけど」

 何故か言い訳がましいゼンの説明。

「そっちは私まだわからないから、いいわ。で、雇うのは子供だけなのね?」

「そうだよ。これは、俺の勝手な持論だけど、それなりに大きくなっているなら、その先もスラムでどうにか出来るだけ成長している訳だから、そちらの面倒はみない。

 でも、子供は無力だからね。昔の自分みたいに。だから、まとめてある程度の仕事を与えてやれる場があるんだから、どうせなら?みたいな感じかな」

「……ゼンの持論に口出しはしないけど、子供達だけで、大丈夫なの?」

「う…。それは、正直、やってみなければ分からない。ちゃんと一から教育するつもりだけど。駄目なようなら、スラムの子供を雇う事自体やめるかも、と仲間にも話してる」

「雇うのをやめる?」

 ザラの視線に、咎めるような感じが微量、感じられる。

「別に、慈善事業をしたい訳じゃないからね。こちらで人数引き取れば、スラムの子供の食いぶちも、多少は増えると思うけど」

 結果的には。

「充分に慈善じゃない」

「そんなお綺麗な話じゃないよ。ついでに出来れば、って話なんだ。もういいかな。結構時間経ってるようだし……」

 ゼンは、時間がどうのよりも、ザラに、こんな偉い事してます、みたいに思われる事自体の方が嫌だった。実際に合理的で割り切った話なのだ。(とゼンは思っている)

「待って。私の話の本題があるわ」

「……何かな?」

 立ち上がりかけたゼンは、また仕方なく座り直す。

「……私が、その子供達の面倒をみるわ。ギルドはやめて、ゼンに雇われる。私がちゃんとお仕事が出来るように、子供達に教えてあげたいの」

 ザラは、毅然とした態度でゼンに言う。スラムの子供達のためなら何でもしてあげたい、それがザラの本心だったから。

 ゼンは、そんなザラを見て、まぶしく感じる。

(かなわないなぁ、もう……)

 無心で無欲でゼンなどよりもよほど立派だ。だが―――

「悪いけど、それは認められないよ」

「え―――な、なんで?どうして?」

「ザラの気持ちは分かる。立派だとも思う。でも、それはせっかくザラが掴みかけた、立派なギルドでの治癒術士の仕事を棒に振る事になる。

 今は分からない子供達でも、後になってそれをどう思うか。ゾイぐらいの歳なら、絶対に反対すると思うよ。

 そして、俺も反対だ」

「それは……そうかもしれないけれど……」

 ゼンの言う事は正論で、ザラには言い返せる言葉もなかった。

 しばらくの気まずい沈黙。

 その後で、ゼンは言い辛そうに切り出す。

「……でも、その……。確かに子供達には、子供達の事をよく知る、精神的な支柱になる存在が必要だ、とも思うんだ。

 だから……だから、ギルドの寮は出て、子供達と一緒にそこに住んで欲しい。ギルドは辞めずに、そこから通うだけ。多少は遠くなるけど、そこは仕方ないとして……」

「え……」

「それじゃ、駄目……かな?」

「わ、わかったわ!」

 ザラはとても嬉しそうに、花のような微笑みを浮かべた。




*******
オマケ

リ「あの人は、事情を色々知ってるし、綺麗で立派で聡明でって、責めるべき弱点みたいなのないじゃない~」
ミ「やりにくい相手ですの!」
リ「正攻法的に、女を磨いて対抗するしかないかしら?」
ミ「ミンシャは磨き切ってるですの!」
リ「根拠ゼロの自信……。そこがアホ犬先輩の強みなのかしら…」
ミ「何か失礼な事、言ったですの?冷血蛇後輩」

セ「うわ、またあの二人、笑顔で睨み合ってますよ……」
ゾ「見るな。石になるぞ。なんでここ、男のが多いのに、微妙に立場弱いんだ?」
ガ「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前……」
ボ「この緊張感が、帰って来たって気がするね…」
ル「るーも参加したいお?雛こうはい、とかお?」
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