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第4章 フェルズ改革編
135.武器貸出
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「つまり、フェルズに魔族の過激派組織がアジト作って、上級の冒険者をいがみ合わせていた、と」
ロナッファは、意外な話に目を丸くしていた。
ゼンは、ギルマスとの話し合いの後に、ロナッファ達の部屋を訪れ、依頼内容の説明を改めてしたのであった。
「まあ、それだけじゃないみたいだけど、表に出て分かってるのはそこだから、とりあえずそれで」
「し、しかし、その、友好国とはいえ、私は、その、獣王国の貴族の娘なのにいいのか?そんな政治的な話をして」
「これは、冒険者ギルドの問題で、ローゼン王国の一辺境都市としての問題じゃないから、いいんだとさ。
我らがギルドマスターは、名誉領主でなく、一人のギルドマスターとして、隣国や近くの支部からも応援を要請してるから、別にそこに、獣王国の公爵令嬢がいても、それがA級の冒険者なら問題ないと仰せです」
「そ、そうか。構わないなら、勿論私は協力しよう」
「助かる。俺も、悪党の屋敷にのり込む、とかはやった事があるけど、街中にいつのまにか作られていた敵の施設を大勢で襲撃、周囲の一般人を配慮して、なんてややこしい事はやった事がないんで、何が起こるか、予想が完全につけがたいんだ。
頼りになる戦力は、多ければ多い程いいから」
「わ、私は頼りになるのか?」
「前に話しただろ?俺は力が弱い。総合力で、ロナの方が勝ってるよ。ほぼ毎日組手してるから、お互いの手の内も、それなりに理解し合ってる。
チームメイト同様に、頼りにしてるよ」
最後は少し言い過ぎだが、ロナッファの士気を高めるのにはいいだろう。
「……分かった。私は、この身が果てようとも、ゼンの期待に応えてみせる!」
「果てられると困るよ。この先も、一緒にやって行くんだろ?」
「も、勿論だ!」
なんとも、ロナッファは、ゼンの言う事に、いちいち喜び過ぎて、ちょっと困る。喜ばせやすい、のせやすい、というのは制御(コントロール)が出来て良くもあるのだが。
獣王国でもこんなにチョロインだったのだろうか。
「……ロナ様は、こちらのギルマスの様に、凛々しく万人に慕われる、アイドル的な存在でした。恋は女を変える、とは言いますが、こんな風になるとは、誰も予想だにしなかったでしょう」
ゼンの疑問に、リーランが答える。右腕一本で逆立ち腕立て伏せしながら。
獣人族の腕力、身体能力なら、こんなきつい訓練も出来るのだ。獣人族でもそれなりにきついので、負荷の多い鍛錬になる。
前の会話で、リーランがここの冒険者で一番弱い、と言われたのを気にしての事だろう。
事実なので、訂正しようがないが、フォローぐらいはするべきだろう。
「獣王国で会った時は、D級になったばかりだったよね。半年でC級に昇級してたのは、頑張ったから?」
「……そうです。し…ゼンさんに、少しでも追い付きたくて。本当に少しにしかなりませんでしたけど」
「歩みの早い遅いに意味を求めない方がいい。着実に前進してるんだから、それでいいんだよ。
リーランは、頑張り屋さんなんだな」
「……ゼンさんは、獣王国で会った時より、優しくなってませんか?あの時は、本当に仕方なく、嫌々、私につき合ってる感じでしたけど」
それは、例の封印のせいだろう。
「故郷に戻って、心境の変化とか色々あってね。他の人にも言われてるよ」
「そう、なんですか……」
「変わった俺は、嫌?もしかして、変なのかな。自分ではよく分からないけど」
「嫌じゃないです。変でもないです。私は、褒められると伸びる子なので、その方が嬉しいです……」
リーランは、逆立ちしてるから赤くなっている訳ではないが、この状況は丁度いいかな、と思っている。
「自分でそう言うのって、珍しくないかな。まあ、いいけどね。
リーランは、いつも鍛錬頑張っているから、その内すぐに、俺やロナッファに追い付くよ」
「それ、いくらなんでも言い過ぎですよ」
「まあね。でも、本当に、そういう成長だってきっとあるよ。頑張って鍛錬する、そのずっと先にはね」
自分も、いつか師匠に追い付きたい。百年ぐらい修行しても無理くさいけど、それを思い望む事は自由な筈だ。
「はい、そうなる様に頑張ります」
いつしか二人は顔を見合せ、思わず、といった風に吹き出し、笑う。
リーランは逆立ちをやめ、その場に寝転がる。
それは屈託のまるでない、いい笑みだった。
「むう。私が浮かれている間に、二人で何いい雰囲気になっているのだ!」
「ロナ様は、これからゼンさんと一緒に戦えるんですから、少しぐらいいいでしょ。私は行けず、フェルゼンでお留守番で、一人鍛錬なんですから」
「それはそうだが、私の方が、ゼンと知り合うのが遅かったのだ。それで、つり合いが取れるのではないか?」
「そういう問題ですか?」
なんだかんだ言い合う二人は姉妹の様に仲がいい。実際、リーランは妹弟子だろうし、前からこういう関係だったのだろう。
はたから見ているゼンには微笑ましい光景だ。
実際は、ゼンとの付き合いを、熾烈に争っているのだが、ゼンは分かっていなかった。
※
ゼンはまた、食堂にクランの主だったメンバーを集め、今度は武器の貸し出しを申し出た。
「武器を貸すとは?」
「俺が、迷宮や遺跡で見つけた、それなりに珍しい(レア)な武器を、皆さんに貸すと言う事です。鎧の方は無償でしたが、さすがに武器は、あげる訳にはいきませんので」
「なるほど。しかし、我々は自分の武器が、すでにあるのだが」
「ですから、こちらが提供出来る物と比べて、選んで下さい。買いたい場合は、市場の半額でお譲りしますので」
「ほうほう。鎧に続き、また剛毅な事をするものじゃな」
「多分、そう簡単に買える物じゃないと思いますから」
ゼンのその言葉に、何やら不穏な響きを感じるクランメンバー。
もうすでに体験している西風旅団の4人は、どんな物が出るか、と面白がって期待している。
「まず、最初に参加してくれた爆炎隊の皆さんに優先的に」
ゼンは、持って来たポーチから、立派な戦斧(バトルアックス)を出す。
「これは、ダルケンさんに。中央にはまった赤い石は炎の結晶石で、“気”を込めると斧の刃先から炎が出せます。名前は、確か『豪炎戦斧』です。炎は飛ばせませんが、爆炎隊のリーダーに、似合いの武器だと思います」
「これって、魔剣とかの一種じゃ?」
「そうですが、込められた魔力自体はそれ程多くないので、魔剣系としては、中級程度の武器ですよ」
ゼンは、唖然としているダルケンに、重そうな『豪炎戦斧』を渡す。
「『豪炎戦斧』は“気”を込めると軽く、扱いやすくなる筈ですから、試して下さい」
「ギリさんにはこれがいいかな?針じゃないんですが、投げナイフです。
『無限斬影』。持って“気”を込めると、これの黒い分身体が複数並んで現れます。投げるのはそちらの方で、本体を持っていれば、“気”が続く限り増やせます。これも、ラルクさんの魔弓みたいに、込める“気”で、威力の調整も出来ますから」
ゼンは、ギリに、そのいかにも力が満ち溢れているのが分かる、黒い鞘に収まったナイフを渡した。
「ザックさんは、両手剣って、使いますか?」
「場合によっては使う。それ専門じゃないが……」
「じゃあ、これがいいかも。『黒狼天断』と言います。豹じゃなくてすいません。
刀身が黒っぽい剣なんですが、これも、『豪炎戦斧』と同じで、炎も出せるんですが、“気”を込めて、“造影”と唱えると、剣が二本に増えるんです」
「……はぁ?何でだよ!」
「そういう造りの剣だとしか、言い様がないですね。それは、あくまで分身の影みたいな物で、戦闘が終われば消えて、元の一本の剣に戻ります。
戦況によって、増やすかどうか決めて使って下さい」
ゼンはザックに、その黒い鞘い収まった剣を渡す。
「ディンさんには、この赤い槍。何か、伝説の槍の複製品(レプリカ)らしいです。元の槍程の力はないですが、これも便利なので使って下さい。
“気”を込めると炎が出るのは他と同じですが、他にはない機能が、帰還機能です。ディンさんは、投槍もやると聞いているので、丁度いいです」
ゼンはその槍を、無造作に食堂の壁目掛けて投げたが、「戻れ」と言うと、槍は壁に当たる直前で消え、なんとゼンの手元に戻っていた。
「槍は、どんな状況でも戻って来るので、魔物に投げて命中した後に、戻して何度でも使えます。便利ですよね」
ゼンは、家庭の便利器具を紹介するような軽い口調で言い、ディンにそれを渡す。
「名前は……『ゲイ・レプリカ』だったかな。適当にいい名前をつけてあげてもいいんじゃないですかね」
「そ、そうだね……」
見た事もない、威力と性能を持つ槍に、自分が使っていいのだろうか?とディックの迷いが見える。
旅団のリュウとラルクは、うんうん頷くのであった。
「術士の方には、便利な物があるので、皆共通で同じ物を提供します。これは、性能上、貸すというのが出来ないので、いつか少しずつでも分割で払ってもらえればいいと思います」
「あ、あの、ゼンさん」
『爆炎隊』の魔術士、マイアがたまりかねた様に、ゼンの言葉を遮る。
「私達6人は、四大精霊王様の加護をいただいた杖があります。どんなにいい性能の物でも、変える訳にはいかないのですが……」
マイアは、後生大事に持っている杖に目をやる。
ゼンは、そんなマイアを安心させる様に、笑ってみせる。
「これは、杖を変えるは変えるんですが、元の杖の力は全てちゃんと移せる、エルフなら知っている素材です」
ゼンはポーチから、何本も木の枝の様な、意外に太い物を出した。
「これは、リバースの古木、という物です」
エルフの多い『清浄なる泉』の者達が、ギョっとした顔をする。
「ど、どこでそれを手に入れたのですか?」
「大陸の西にあるアルメアのエルフの里に行った時、森の地下に遺跡が見つかった、とかで師匠と頼まれて、その遺跡の探索をしたんです。その時に、奥の一室にまとめて置いてあった物を手に入れました。
半分は、その里に渡してあります」
「アルメアの里、ですか。遠いので、余り交流のない里だ。
遺跡に魔物はいなかったのですか?」
「勿論、色々いましたが、師匠にかなう様な敵はいなくて、俺の練習台でした。
でも、最後にグリーンドラゴンがいて、師匠が倒しました」
「遺跡のドラゴンを?普通に話が通じたのでは?」
「それが、どういう習性なのか分かりませんが、ずっと眠っていたら森にエルフが勝手に住み着いていたので、これから全滅させる、とか好戦的な事を言っていたので、「眠気覚ましに倒してやるよ」と師匠にバッサリ」
「……それなら、仕方ないですね。好戦的な竜、宝集めをしてたりする竜が、その系統にいますね」
「そうなんですか、成程。で、その後の部屋に、色々あったのですが、これはその一部です。
宝物とか貴重そうなのは、里と折半しました。いりませんと遠慮されたのですが、師匠が、こんな重い物、全部持って行けるか!」と一括して、押し付けてました」
「噂通り、豪快な人ですね。ラザンという人は」
『清浄なる泉』のリーダー、ザカートが笑う。
「まあ、機嫌がいい時は、とてもいい人なんですよ」
それはつまり、機嫌が悪いとマズい人、という意味では……。
「で、この古木の性能なんですが、元の杖の力、形を継承して、更に強い物に再生する、らしいです。自分が聞いたエルフの長老さんが言ってました」
「その通りです」
ザカートも保証する。
「まず、加護のないモルジバさんの杖で試させて下さい」
爆炎隊の治癒術士、モルジバはそれ程思い入れの無い杖だったので、軽くゼンに自分に杖を手渡した。
ゼンはその杖と、リバースの古木を左右の手で持ち、近づけると古木が光りだし、杖は古木の光に呑まれるように消えた。
古木の光がおさまると、そこには、モルジバの杖を数段立派にしたような、同じ形状の杖があった。
「モルジバさん、杖の性能を確かめてもらえますか?何かなくなっている要素があったり、とかがあると、加護持ちの杖の人が困りますので」
モルジバは、その立派になった杖を持ち、何か念じる様な仕草をして、それから杖を何度か振ると、頷いて言った。
「何も欠けてないな。俺が昔、付与術士に頼んだ、打撃強化も残ってて、その付与も強くなっている」
とモルジバは、はっきり保証した。
「マイアさんはどうしますか?精霊王の加護がなくなる危険性を考えて、止めるのも一つの選択だと思いますが」
マイアは、モルジバの立派になった杖を見て言った。
「実は私、精霊王様の加護を、こんなみすぼらしい杖で受けて、良かったんだろうか、とずっと悩んでいたんです。私は、杖は術の発動体でもあるけど、優秀な術士は杖なしでも術が使えます。だから、いつも適当な杖を買っていたのです。
そんな杖に、栄誉ある加護を宿らせた事を、ずっと後悔してて……」
「そんなに深く悩む事はないと思いますが。武器にしろ防具にしろ、形ある物は壊れるのが定め。精霊王は、そんな些末な事を気にしたりしませんよ。
それに、なくなったらもう一度、サリサに頼んで、王様を介して、水の精霊王(ウォルディーネ)を呼んでもらえば即解決です」
「て、適当な事、勝手に言わないでよ!」
サリサがゼンに苦情を言うが、
「もしもの時は、呼んでくれるでしょう?」
確信に満ちた、ゼンの問いに、
「別にやらないとは言ってないから……」
と、分かりにくく同意している。
「それじゃあ……」
「あ、私にやらせて下さい」
マイアの真剣な表情に、ゼンはリバースの古木の一本をマイアに渡した。
マイアはそれを、自分の杖へと近づける。
先程と同じ現象が起き、マイアの杖は、数段上質の物になって再生した。
マイアは恐る恐るその杖を握り、目をつぶって精神を集中させる。
その顔が、すぐに笑顔にへと変わった。
「ちゃんとあります!加護の力!杖自体の力も上がって、別物の杖みたいです!」
マイアの行動に勇気づけられたのだろう。
残りの五人の術者は、先にゼンから古木を受け取り、全員が杖の再生を確認した。
「では、残りの武器の貸し出しをしますが、魔剣系の、力のある武器は、そんなにはありません。なので、残りは、リーダーと副(サブ)リーダーの方には力のある武器を。その他の人には、この砂漠の迷宮で回収した、古代武器の量産品をお渡しします。
普通の武器よりは、数段上で、“気”をいくら流しても壊れません。これに、うちの錬金術師や鍛冶師に頼んで改造するのも有りです。ある程度の素材はあるので、俺やハルア、コロンさんに聞いてみて下さい」
と、ゼンは言って、残りのリーダー達への武器貸し出しを、急いで済ませると、残りの古代武器、というのを出して見せた。
「……これ、かなり上級、いや、最上級の武器だろ。付与やなんかはないが、まるでそれが気にならない程の、いい物じゃないか!」
武器の一つ一つを確かめた残りのメンバー達は、驚きで唖然とするのであった。
それは、リュウ達が、魔剣ではない物でも中級迷宮(ミドル・ダンジョン)の魔物を倒せるか、試した時の武器だった。
「剣や槍、斧まで、ほぼなんでもあるが、この古代武器って、何処でこんなにたくさん見つけたんだ?」
「砂漠の真ん中に、未発見の迷宮(ダンジョン)があったんです。
砂漠の真ん中に、魔物が出て商隊がそこを迂回するしかなくて困っている、との事で、師匠と俺が魔物を倒しながら行ってみたら、そこには門があって、魔物を吐き出し続けてました。
つまり、迷宮(ダンジョン)が暴走(スタンピード)していたけど、砂漠のど真ん中だったので、周囲に街とかなく、直接の被害が出てなかった、と」
「珍しいケースだな」
皆が、暴走(スタンピード)での被害がなくて良かった、と安堵する。
冒険者が迷宮(ダンジョンを探索するのは、暴走(スタンピード)の抑制の為もあるのだから。
「ですね。普通は、暴走(スタンピード)で村や街が危ないから、冒険者ギルドがそれを探すのに、一般に被害がなく、暴走(スタンピード)し続けていた迷宮(ダンジョン)だなんて。
神々も、迷宮(ダンジョン)の位置選択を間違えたんでしょうかね」
「そんな事があるのか……」
世界は広い。
「それで、師匠と俺が、適当に魔物を減らしてから、中に入って探索したんです。
誰も入ってないから、宝箱とか中味残ってて、色々あったんですが、その中に、武器庫みたいな部屋があったんです。上質な物だし、全部いただいておけー、と言われ、それがここに今ある訳です。
迷宮(ダンジョンの事は、砂漠の周囲の街のギルドに知らせたので、それ以降は普通になっていると聞きます」
武器の説明は終わり、それぞれが自分の武器を選んで、この場にハルアやコロンを呼んで、武器の改造、特殊効果の付与等について質問していた。
*******
オマケ
ダ「うぉ~、燃える斧かっけー!」
ギ「投げナイフが投げ放題って、どういう冗談なんだろう……」
ザ「黒い剣、いいなぁ……、二本に増やして二刀流!軽くなるし、真剣に、二刀流やってみたくなった……」
デ「凄い手になじむ、いい槍だ。もしかして、ゲイ・ボルグのレプリカなんだろうか……。それにしても、投げても戻せるとか、もう投てき用を持たなくていいし、良い事づくめじゃないか」
モ「おー、持っていた杖が、まんまパワーアップなんて、愛着ある杖だったら、理想の状態だろうな。俺はそこそこだったけど(笑)」
マ「加護の杖を、立派な物にしてもらえるなんて、感涙!」
「「「「「あの休憩室で知り合えて、すぐに参加して良かった!」」」」」
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