99 / 203
急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編
68.女と女★
しおりを挟む
「大丈夫よ」
リリィはゴズメルの下半身を、大きなタオルですっぽりと覆った。
タオルの上から手を当てられると温かくて、自分の体温が下がっていることを実感する。
「うぁー……」
「足をバタバタさせたらだめよ。どうしたの」
ゴズメルはリリィの首に腕をかけてしがみついた。
「早くいれたい。挿れたいよ、あんたに」
「ああ、もう……」
「チンポ欲しい、ちんぽ、ちんぽ、まんこに挿れたい、セックスしたい、リリィと、セックス……!」
自慰を覚えたての子供のような言葉で訴えながら、ゴズメルはリリィのブラジャーを剥ぎ取ってしまった。
「あっ……」
ぽよんとこぼれた胸にむしゃぶりついて、体をこすりつけるのだが、ゴズメルのクリトリスはまだぷっくりとした膨らみでしかない。
「もう……しかたのないひと」
ゴズメルに添い寝するリリィは、熱くなっている額に、そっとキスした。
「……ゴズメル、触ってみて」
リリィはゴズメルの手を優しくほどき、自分の腿のあいだへ導いた。
ショーツの中に手を入れると、ゴズメルと同じくらい濡れている。リリィは囁いた。
「私も同じ気持ちなのよ。ゴズメル。あなたが欲しくてたまらないの……」
「リリィ、リリィ」
「ね、一緒に触りっこして……?」
「ん……んぁ、」
ゴズメルの口はもう、言葉を紡ぐための器官ではなくなっていた。リリィの赤い唇を舐めるために舌があり、彼女の唾液を飲み込むために喉がある。
リリィの手はタオルの脇からゴズメルのクリトリスを愛撫し、ゴズメルの手はショーツの中でリリィの膣口を犯す。リリィはゴズメルのために不安定な側位をとり、膝をはしたなく三角に広げていた。
リリィの口から洩れる息を、ゴズメルは低くうめきながら飲み込む。リリィの細い指にスリスリと陰核を刺激されると、頭の後ろがチカチカとして、つい腰を上下に揺すぶってしまう。
リリィの方も、状況は同じだった。
「ゴズメル、あぁ……うっ……」
ゴズメルの太い指を深く飲み込みながら、ある一点でぎゅーっと締め付ける。ゴズメルが指を引き抜こうとすると、肉ひだが吸盤のように吸い付いてくる。
リリィがぐっと胸を寄せてくる。と、細い指先が滑った。恥丘に沿って下り、ぬめる秘所に落ちる。
リリィは手をひこうとしたが、ゴズメルはかすれた声で「いい」と押しとどめた。
「でも、嫌なのでしょう……?」
「やじゃない。あんたになら、いい……あたしのまんこ、指で掻き回して……」
「いいの……?」
「ん……」
「……見せてくれる?」
ゴズメルは目を伏せたまま、かぱっと股を開いて見せた。タオルがまくれると、ゴズメルの陰核は小山のように盛り上がっていた。透明な糸を引く膣口はほかほかと湯気を立てている。
膨らみかけの陰茎にリリィは目を奪われた。
「……グロい?」
足を閉じようとするゴズメルに、リリィはキスした。
「素敵だわ。私は好きよ」
「あんた、そーとー変わってるよ、リリィ」
「そう? お花のつぼみみたいで、素敵よ」
「……花なら、世話してくれる……?」
「あぁ……したいわ……させて、お世話させてちょうだい」
リリィは手のひらでゆっくりと全体を撫でおろした。
「大きくなってる……」
「知ってるだろ……もっと大きくなる……」
「……私のも、触って。硬くなってるの」
「メスチンポが、勃起してる?」
「うん……んん、そう、よ……あなたの指にしごかれると、私、すごく……」
お互いの陰部を密やかに触りあうのは、ふたりだけの秘密を共有しているようでドキドキした。小さな子どもがじゃれあっているようでもあり、カップルが肉欲を貪りあうようでもある。そしてそのどちらとも違う。
理性はゆるやかに保たれていた。
ひとの家という環境のせいかお互いに触りあう手つきが優しく、しかし快感が振り切れはしない。その一線を超えかけては二の足を踏んで、汗ばんだ口づけで互いの熱を慰めあう。
ゴズメルは女として、女とセックスしている気がした。いつも一方的にリリィを抱いているのに、今日は指で互いのかたちを確かめあって、言葉とともに口づけを交わす。
お互いに囁きあっているだけで高まって、気持ちいい波に何度もさらわれそうになる。
「んぁあ、ああ、あ」
先に達したのはゴズメルの方だった。浅いところを何度も優しく探られて、むずがゆい――そう思った時には、びくびくと腿を痙攣させていた。
「……気持ちいいの? ゴズメル」
「んっ……イッ、は……イッてるぅ……リリィ、リリィい……」
「私の手で絶頂したのね。嬉しいわ。大好きよ、ゴズメル……」
リリィはゴズメルの肩に濡れた口づけを落とした。ゴズメルはビクッと腰を跳ねさせた。
「あ、あ」
「ゴズメル……」
びくんびくんと膝を震わせ、腰を浮かせるたび、濡れた股ぐらに男根がふくらむ。リリィはなだめるようにゴズメルの下腹部を撫で、胸にキスした。
「う……」
ゴズメルが薄目を開けて見ると、脚の間には濡れた男根が屹立していた。
「……吐き気はある?」
「ない……」
「でも、まだ寝ていたほうがいいわ。手でしてあげる」
「いい」
「あ……」
ゴズメルはむっくりと起きて、リリィの腕をシーツに押さえつけた。雄の部分をむき出しにして、リリィに馬乗りになる。足を開かされながら、リリィは困ったように提案した。
「私が上に乗って動くのはどう? 動かずに済むでしょう」
「やだ。このままヤるんだ……!」
「でも、擬牝台みたいに後ろからするでもいいのよ。今度はちゃんと、最後まで四つん這いでいるわ」
ゴズメルは無言で腕の力を強めた。女の時間は終わりだ。生えたからには正面から自分の好きなように突き犯したい。泣きじゃくる顔も膨らんだ腹も、なにもかも見下ろして射精したかった。
「それじゃ、ゴズメル、優しくしてくれる……?」
ギンギンにみなぎっているゴズメルに対して、押さえつけられたリリィは子兎のように目を潤ませていた。
「違うのよ……嫌なんじゃないの。でも、この格好だと、口がおさえられないでしょう……? オズヌさんに、けだもののような声を聞かれたら、私……」
「…………」
至極まっとうな物言いが可愛い。ゴズメルは緊張感を保つために、太い首を縮めて、何度も左右にひねらなければならなかった。
「……あたしの肩を、噛んでていいよ」
「えぇ……?」
「奥歯で思いっきり噛むんだ。突き上げられて腹いっぱい精子を出されても口を離さずに済むようにね」
リリィは想像したらしい。耳まで赤くなった。
だが、ゴズメルが肩を差し出すと、おずおずと小さな口を開いた。横笛を咥えるようなので、ゴズメルが「もっと」と要求すると、ようやくカプッと甘く歯を立てた。
びっくりして、ゴズメルは思わず声を漏らしそうになった。
(……変だな、あたしはリリィと違って、別にマゾじゃないはずだが)
これほど甘美な痛みを、ゴズメルは他に知らなかった。
リリィはゴズメルの下半身を、大きなタオルですっぽりと覆った。
タオルの上から手を当てられると温かくて、自分の体温が下がっていることを実感する。
「うぁー……」
「足をバタバタさせたらだめよ。どうしたの」
ゴズメルはリリィの首に腕をかけてしがみついた。
「早くいれたい。挿れたいよ、あんたに」
「ああ、もう……」
「チンポ欲しい、ちんぽ、ちんぽ、まんこに挿れたい、セックスしたい、リリィと、セックス……!」
自慰を覚えたての子供のような言葉で訴えながら、ゴズメルはリリィのブラジャーを剥ぎ取ってしまった。
「あっ……」
ぽよんとこぼれた胸にむしゃぶりついて、体をこすりつけるのだが、ゴズメルのクリトリスはまだぷっくりとした膨らみでしかない。
「もう……しかたのないひと」
ゴズメルに添い寝するリリィは、熱くなっている額に、そっとキスした。
「……ゴズメル、触ってみて」
リリィはゴズメルの手を優しくほどき、自分の腿のあいだへ導いた。
ショーツの中に手を入れると、ゴズメルと同じくらい濡れている。リリィは囁いた。
「私も同じ気持ちなのよ。ゴズメル。あなたが欲しくてたまらないの……」
「リリィ、リリィ」
「ね、一緒に触りっこして……?」
「ん……んぁ、」
ゴズメルの口はもう、言葉を紡ぐための器官ではなくなっていた。リリィの赤い唇を舐めるために舌があり、彼女の唾液を飲み込むために喉がある。
リリィの手はタオルの脇からゴズメルのクリトリスを愛撫し、ゴズメルの手はショーツの中でリリィの膣口を犯す。リリィはゴズメルのために不安定な側位をとり、膝をはしたなく三角に広げていた。
リリィの口から洩れる息を、ゴズメルは低くうめきながら飲み込む。リリィの細い指にスリスリと陰核を刺激されると、頭の後ろがチカチカとして、つい腰を上下に揺すぶってしまう。
リリィの方も、状況は同じだった。
「ゴズメル、あぁ……うっ……」
ゴズメルの太い指を深く飲み込みながら、ある一点でぎゅーっと締め付ける。ゴズメルが指を引き抜こうとすると、肉ひだが吸盤のように吸い付いてくる。
リリィがぐっと胸を寄せてくる。と、細い指先が滑った。恥丘に沿って下り、ぬめる秘所に落ちる。
リリィは手をひこうとしたが、ゴズメルはかすれた声で「いい」と押しとどめた。
「でも、嫌なのでしょう……?」
「やじゃない。あんたになら、いい……あたしのまんこ、指で掻き回して……」
「いいの……?」
「ん……」
「……見せてくれる?」
ゴズメルは目を伏せたまま、かぱっと股を開いて見せた。タオルがまくれると、ゴズメルの陰核は小山のように盛り上がっていた。透明な糸を引く膣口はほかほかと湯気を立てている。
膨らみかけの陰茎にリリィは目を奪われた。
「……グロい?」
足を閉じようとするゴズメルに、リリィはキスした。
「素敵だわ。私は好きよ」
「あんた、そーとー変わってるよ、リリィ」
「そう? お花のつぼみみたいで、素敵よ」
「……花なら、世話してくれる……?」
「あぁ……したいわ……させて、お世話させてちょうだい」
リリィは手のひらでゆっくりと全体を撫でおろした。
「大きくなってる……」
「知ってるだろ……もっと大きくなる……」
「……私のも、触って。硬くなってるの」
「メスチンポが、勃起してる?」
「うん……んん、そう、よ……あなたの指にしごかれると、私、すごく……」
お互いの陰部を密やかに触りあうのは、ふたりだけの秘密を共有しているようでドキドキした。小さな子どもがじゃれあっているようでもあり、カップルが肉欲を貪りあうようでもある。そしてそのどちらとも違う。
理性はゆるやかに保たれていた。
ひとの家という環境のせいかお互いに触りあう手つきが優しく、しかし快感が振り切れはしない。その一線を超えかけては二の足を踏んで、汗ばんだ口づけで互いの熱を慰めあう。
ゴズメルは女として、女とセックスしている気がした。いつも一方的にリリィを抱いているのに、今日は指で互いのかたちを確かめあって、言葉とともに口づけを交わす。
お互いに囁きあっているだけで高まって、気持ちいい波に何度もさらわれそうになる。
「んぁあ、ああ、あ」
先に達したのはゴズメルの方だった。浅いところを何度も優しく探られて、むずがゆい――そう思った時には、びくびくと腿を痙攣させていた。
「……気持ちいいの? ゴズメル」
「んっ……イッ、は……イッてるぅ……リリィ、リリィい……」
「私の手で絶頂したのね。嬉しいわ。大好きよ、ゴズメル……」
リリィはゴズメルの肩に濡れた口づけを落とした。ゴズメルはビクッと腰を跳ねさせた。
「あ、あ」
「ゴズメル……」
びくんびくんと膝を震わせ、腰を浮かせるたび、濡れた股ぐらに男根がふくらむ。リリィはなだめるようにゴズメルの下腹部を撫で、胸にキスした。
「う……」
ゴズメルが薄目を開けて見ると、脚の間には濡れた男根が屹立していた。
「……吐き気はある?」
「ない……」
「でも、まだ寝ていたほうがいいわ。手でしてあげる」
「いい」
「あ……」
ゴズメルはむっくりと起きて、リリィの腕をシーツに押さえつけた。雄の部分をむき出しにして、リリィに馬乗りになる。足を開かされながら、リリィは困ったように提案した。
「私が上に乗って動くのはどう? 動かずに済むでしょう」
「やだ。このままヤるんだ……!」
「でも、擬牝台みたいに後ろからするでもいいのよ。今度はちゃんと、最後まで四つん這いでいるわ」
ゴズメルは無言で腕の力を強めた。女の時間は終わりだ。生えたからには正面から自分の好きなように突き犯したい。泣きじゃくる顔も膨らんだ腹も、なにもかも見下ろして射精したかった。
「それじゃ、ゴズメル、優しくしてくれる……?」
ギンギンにみなぎっているゴズメルに対して、押さえつけられたリリィは子兎のように目を潤ませていた。
「違うのよ……嫌なんじゃないの。でも、この格好だと、口がおさえられないでしょう……? オズヌさんに、けだもののような声を聞かれたら、私……」
「…………」
至極まっとうな物言いが可愛い。ゴズメルは緊張感を保つために、太い首を縮めて、何度も左右にひねらなければならなかった。
「……あたしの肩を、噛んでていいよ」
「えぇ……?」
「奥歯で思いっきり噛むんだ。突き上げられて腹いっぱい精子を出されても口を離さずに済むようにね」
リリィは想像したらしい。耳まで赤くなった。
だが、ゴズメルが肩を差し出すと、おずおずと小さな口を開いた。横笛を咥えるようなので、ゴズメルが「もっと」と要求すると、ようやくカプッと甘く歯を立てた。
びっくりして、ゴズメルは思わず声を漏らしそうになった。
(……変だな、あたしはリリィと違って、別にマゾじゃないはずだが)
これほど甘美な痛みを、ゴズメルは他に知らなかった。
0
あなたにおすすめの小説
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
白雪様とふたりぐらし
南條 綾
恋愛
高校1年生の紫微綾は、生きることに疲れ、雪の山で自らの命を終えようとしたその瞬間――
美しい御小女郎姿の少女・白雪が現れ、優しく彼女を救う。
白雪は実は古の仏神・ダキニ天の化身。暇つぶしに人間界に降りた彼女は、綾に「一緒に暮らそう」と提案し……?
銀髪の少女と神様の、甘く温かなふたりぐらしが始まる。
【注意事項】
本作はフィクションです。
実在の人物・団体・宗教・儀礼・場所・出来事とは一切関係ありません。 作中で登場する神仏や信仰に関する表現は、物語の雰囲気づくりを目的とした創作によるものであり、特定の宗教や思想を推進・否定する意図は一切ございません。
純粋なエンターテイメントとしてお楽しみいただければ幸いです。
さくらと遥香(ショートストーリー)
youmery
恋愛
「さくらと遥香」46時間TV編で両想いになり、周りには内緒で付き合い始めたさくちゃんとかっきー。
その後のメインストーリーとはあまり関係してこない、単発で読めるショートストーリー集です。
※さくちゃん目線です。
※さくちゃんとかっきーは周りに内緒で付き合っています。メンバーにも事務所にも秘密にしています。
※メインストーリーの長編「さくらと遥香」を未読でも楽しめますが、46時間TV編だけでも読んでからお読みいただくことをおすすめします。
※ショートストーリーはpixivでもほぼ同内容で公開中です。
せんせいとおばさん
悠生ゆう
恋愛
創作百合
樹梨は小学校の教師をしている。今年になりはじめてクラス担任を持つことになった。毎日張り詰めている中、クラスの児童の流里が怪我をした。母親に連絡をしたところ、引き取りに現れたのは流里の叔母のすみ枝だった。樹梨は、飄々としたすみ枝に惹かれていく。
※学校の先生のお仕事の実情は知りませんので、間違っている部分がっあたらすみません。
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
さくらと遥香
youmery
恋愛
国民的な人気を誇る女性アイドルグループの4期生として活動する、さくらと遥香(=かっきー)。
さくら視点で描かれる、かっきーとの百合恋愛ストーリーです。
◆あらすじ
さくらと遥香は、同じアイドルグループで活動する同期の2人。
さくらは"さくちゃん"、
遥香は名字にちなんで"かっきー"の愛称でメンバーやファンから愛されている。
同期の中で、加入当時から選抜メンバーに選ばれ続けているのはさくらと遥香だけ。
ときに"4期生のダブルエース"とも呼ばれる2人は、お互いに支え合いながら数々の試練を乗り越えてきた。
同期、仲間、戦友、コンビ。
2人の関係を表すにはどんな言葉がふさわしいか。それは2人にしか分からない。
そんな2人の関係に大きな変化が訪れたのは2022年2月、46時間の生配信番組の最中。
イラストを描くのが得意な遥香は、生配信中にメンバー全員の似顔絵を描き上げる企画に挑戦していた。
配信スタジオの一角を使って、休む間も惜しんで似顔絵を描き続ける遥香。
さくらは、眠そうな顔で頑張る遥香の姿を心配そうに見つめていた。
2日目の配信が終わった夜、さくらが遥香の様子を見に行くと誰もいないスタジオで2人きりに。
遥香の力になりたいさくらは、
「私に出来ることがあればなんでも言ってほしい」
と申し出る。
そこで、遥香から目をつむるように言われて待っていると、さくらは唇に柔らかい感触を感じて…
◆章構成と主な展開
・46時間TV編[完結]
(初キス、告白、両想い)
・付き合い始めた2人編[完結]
(交際スタート、グループ内での距離感の変化)
・かっきー1st写真集編[完結]
(少し大人なキス、肌と肌の触れ合い)
・お泊まり温泉旅行編[完結]
(お風呂、もう少し大人な関係へ)
・かっきー2回目のセンター編[完結]
(かっきーの誕生日お祝い)
・飛鳥さん卒コン編[完結]
(大好きな先輩に2人の関係を伝える)
・さくら1st写真集編[完結]
(お風呂で♡♡)
・Wセンター編[完結]
(支え合う2人)
※女の子同士のキスやハグといった百合要素があります。抵抗のない方だけお楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる