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急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編
87.化生★(ぬるい)
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泊まる部屋は広かった。大きなベッドと荷物置きの箱しか置いていないので余計に広く感じる。
ミノタウロス族の体が大きいので余計なものを置かないというのもあるが、彼らには部屋を居心地よくしようとか、小物で飾ろうとかいう考えがハナからないのだった。寝室はあくまで寝るための部屋なのだ。
ひるがえってみると、オズヌの家は古くてこぢんまりしてはいたが、温かみのある調度品などもあって、家という感じがした。強者が上層に、弱者が下層に住むとはいうが、ひとらしい暮らしをしているのは下層の方である。上層に住む者たちの頭にあるのはケンカ、死合い、修行、鍛錬、そればかりだ。
今しがた抜けてきた酒盛りも、客人をもてなすていで開かれたのだが、最終的には血で血を洗うバトルが繰り広げられることが目に見えている。頃合いを見てリリィを助けに行ってやろうとゴズメルは思った。
リリィはなぜかグレンと打ち解けたらしい。道場で話しているうちにお互いに相手の言うことがわかるようになり、今も会場で何やら話し込んでいるようだった。そうなるとゴズメルも無理やり引きはがすわけにいかない。
(なんで、よりによって親父なんかと仲良く……)
ゴズメルは、ハッキリ言って嫌だった。別に父の品性を疑うわけではないが、グレンは妻を亡くしてからずっと独り身なのだ。可愛いリリィに妙な気を起こしていたらどうしよう。いや、リリィは角も生えていないうえに小さくて、ミノタウロスの感性からすればアウトコース無し寄りの無しである。
(でもリリィの鱗粉にあてられたら、たとえ親父だって……いやいやナニ考えてんだ! ミノタウロスは鍛錬以外に興味のない脳筋の集まりだぞ、そんなドロドロした展開になるわけないから!)
信じて送り出した恋人が変わり果てた姿になって戻ってきたのは、それから半刻後のことである。
リリィはダマキと一緒に来た。ダマキが入口にかかっている布をめくって部屋を覗き込んだ。
「おおゴズ、やっぱし部屋におったちゃ。……リリィ、ドウシタノ、キテクダサイ」
「で、でも、やっぱり……」
「なに。どうしたんだい」
リリィは布の向こうにいて見えない。ベッドで寝酒をかっくらっていたゴズメルが起きると、ダマキに背中を押されて入ってきた。
ミノタウロス族の種族服――肩と脇、ヘソの出る黒いチューブトップに、太ももにスリットの入った同色のタイトスカート――をまとった、リリィが。
あまりのことに言葉をなくすゴズメルに、リリィは「やっぱり似合わないわよね!?」と悲鳴を上げた。いつもゆるく片側に垂らして結んでいる髪も、ミノタウロス族の娘らしく耳の下あたりでお団子にしている。
「ダイジョブヨ、トテモカワイイノヨ」
「で、でも、私は肌の色が違うし、素敵な角もないし、それに見てちょうだい、シッポがないから、穴が……」
リリィはくるっと背を向けて見せた。シッポが出るはずの穴から、なんと白い尻の谷間が見えている。下着を身に着けないところまでミノタウロス族に倣ったらしいのだった。
「……! ……!」
「あぁダマキお姉さま、やはり、やめておくべきだったのよ、ゴズメルがあんなに私を睨んでいるわ」
「テレテル、テレテル」
いや、照れてはいない。ゴズメルはとても怒っていた。とても怒っているので、自分からは行かずに、ベッドの上でガバッと両手を開いてリリィを待ち受ける。
リリィはおどおどとダマキとゴズメルを見比べたが、ダマキに促され、てちてちと来た。ゴズメルはそんなリリィを食虫植物のように捕まえてしまう。ベッドにゴロンと横倒しになって怒鳴った。
「なにを着せ替え遊びされてんだよっ、あんたはっ!」
「ああ怒っている! やっぱり怒っているんだわ! 助けてお姉さま」
「うるさいっ、ちょっと目を離した隙に、うちの兄嫁に懐きやがって! もう許さないぞ! こうしてやる!」
「きゃああん、だめ、だめえっ」
ベッドの上で大きな魚のようにピチピチと跳ねる二人に、ダマキは「あらまあ」と両手で口を押さえた。しかし二人が唇をくっつけあって静かになると、問題ないと判断したのだろう。楚々として立ち去った。
やがてゴズメルは唇を離して「浮気者」とリリィを罵った。
リリィは悲しげに寝返りを打ち、ゴズメルに抱き着きなおす。
「なぜそんなこと言うの? 違うのよ、私、あなたの家族と仲良くなりたくて……」
「言っただろ! ミノタウロスに気を許すなって。あんたのこと好きにしていいのはあたしだけだって!」
「だって、あなたがいつの間にかいなくなってしまったから、私……」
「……あいつらは、あたしの母親を見殺しにしたんだ」
驚いたように黙ったリリィを、ゴズメルは腹に乗せて揺すった。抱きしめた背中を撫で下ろす。
「あたしは、そんな連中と酒なんか飲みたくないけど、あんたにまでそれを強制する気はないよ。フン、仲良くしたけりゃ好きなだけしてこいよ。別にあたしのことなんか放っといていいんだから」
「もう……ゴズメルったら……」
ブチブチといじけるゴズメルを、リリィは困ったように抱きしめる。
「私は、あなたの家族だから打ち解けたかったのよ。そうすれば、あなたのことをもっと知ることができると思ったの」
「何をそんなに知りたいんだよ。十年も離れてた連中だぞ、あんたの方がよっぽどあたしを知ってるじゃないか」
「……それ、本当? ゴズメル。本当に、この里で一番、私があなたに詳しいの?」
「ン……この里でどこじゃないだろ……世界中で、一番……」
ゴズメルはとても怒っていたのだが、リリィがあまりにも嬉しそうに尋ねてくるので、だんだん変な気分になってきた。こんなに、お互いのからだのことまで知り尽くす仲なのに、リリィはゴズメルにまだまだ興味があるのだ。
それはとてもドキドキすることだった。ゴズメルは自分がまだ誰も攻略していないダンジョンになった気がした。リリィは受付嬢なのにダンジョンに通い詰めていて、秘密の道や宝箱やなんかを探しているのである。
ダンジョンの気持ちなんてこれまで考えたこともなかったが、攻略される側というのは妙に気恥ずかしいものだ。ゴズメルはすっかり恥ずかしくなってしまった。
「そ、そんなにあたしのこと知りたいなら、あたしがなんでも教えてやるから。他の連中になんて聞いちゃダメだ。あいつらすぐデタラメ言うんだから」
「本当? じゃ、ダマキとミギワの仲がいいのに焼きもちを焼いて、ずっと二人の交際を邪魔してたって……」
「ほら見ろ、もう騙されてやがる! 違うよ、甲斐性なしのミギワがあたしをダシにしてダマキをデートに誘ったりしてたんだ!」
「まぁ……」
くすくすと笑うリリィはミノタウロス族の恰好をしていて、ゴズメルはぞくっとする。アルティカという多種多様な種族であふれた場所で見るよりずっとリリィがいたいけに、魅力的に見えた。
そこにいるのは、まだ角も生えていない、色の白いミノタウロスの少女だった。
(あぁ、あたしって、ホントにヘンタイだ……)
それはいけないことなのに、ゴズメルはすっかり興奮してしまった。なんだか自分まで十年前に戻ったような気がした。そんな甘酸っぱい思い出は存在しないのに、自分がずっとこの友達に恋していたみたいな気がする。
鼻息荒く頬にキスすると、リリィは「あ、」と甘い声を漏らした。
「ゴズメル……こ、興奮してるの……?」
「ああ……あんたもだろ……」
「うんん……」
のしかかるゴズメルに、リリィは吸ってほしいと言わんばかりに喉を見せた。
「変よね……服を着替えただけなのに、私、自分がミノタウロス族になった気がして……あ、あん……」
ゴズメルはリリィの喉を舐めた。リリィときたら、なんていやらしい恰好をしているのだろう。鎖骨も脇も丸見えで、舐めやすいったらないのだ。まだ角も生えていないのに、反芻癖のあるミノタウロス族の前で、こんなにセックスアピールしてはいけないとゴズメルは思う。
「わかるよ、リリィ、ミノタウロスみたいにバカになっちゃいそうなんだろ……」
「ん、あ、やぁん、ちがう、違うの」
勃起した乳首をいじられながらリリィはふにゃふにゃと首を振った。
「……このまま、あなたのものになるのが自然なんだって、この気持ちに身をまかせていいんだって思って、すっごく……感じちゃうの……」
ミノタウロス族の体が大きいので余計なものを置かないというのもあるが、彼らには部屋を居心地よくしようとか、小物で飾ろうとかいう考えがハナからないのだった。寝室はあくまで寝るための部屋なのだ。
ひるがえってみると、オズヌの家は古くてこぢんまりしてはいたが、温かみのある調度品などもあって、家という感じがした。強者が上層に、弱者が下層に住むとはいうが、ひとらしい暮らしをしているのは下層の方である。上層に住む者たちの頭にあるのはケンカ、死合い、修行、鍛錬、そればかりだ。
今しがた抜けてきた酒盛りも、客人をもてなすていで開かれたのだが、最終的には血で血を洗うバトルが繰り広げられることが目に見えている。頃合いを見てリリィを助けに行ってやろうとゴズメルは思った。
リリィはなぜかグレンと打ち解けたらしい。道場で話しているうちにお互いに相手の言うことがわかるようになり、今も会場で何やら話し込んでいるようだった。そうなるとゴズメルも無理やり引きはがすわけにいかない。
(なんで、よりによって親父なんかと仲良く……)
ゴズメルは、ハッキリ言って嫌だった。別に父の品性を疑うわけではないが、グレンは妻を亡くしてからずっと独り身なのだ。可愛いリリィに妙な気を起こしていたらどうしよう。いや、リリィは角も生えていないうえに小さくて、ミノタウロスの感性からすればアウトコース無し寄りの無しである。
(でもリリィの鱗粉にあてられたら、たとえ親父だって……いやいやナニ考えてんだ! ミノタウロスは鍛錬以外に興味のない脳筋の集まりだぞ、そんなドロドロした展開になるわけないから!)
信じて送り出した恋人が変わり果てた姿になって戻ってきたのは、それから半刻後のことである。
リリィはダマキと一緒に来た。ダマキが入口にかかっている布をめくって部屋を覗き込んだ。
「おおゴズ、やっぱし部屋におったちゃ。……リリィ、ドウシタノ、キテクダサイ」
「で、でも、やっぱり……」
「なに。どうしたんだい」
リリィは布の向こうにいて見えない。ベッドで寝酒をかっくらっていたゴズメルが起きると、ダマキに背中を押されて入ってきた。
ミノタウロス族の種族服――肩と脇、ヘソの出る黒いチューブトップに、太ももにスリットの入った同色のタイトスカート――をまとった、リリィが。
あまりのことに言葉をなくすゴズメルに、リリィは「やっぱり似合わないわよね!?」と悲鳴を上げた。いつもゆるく片側に垂らして結んでいる髪も、ミノタウロス族の娘らしく耳の下あたりでお団子にしている。
「ダイジョブヨ、トテモカワイイノヨ」
「で、でも、私は肌の色が違うし、素敵な角もないし、それに見てちょうだい、シッポがないから、穴が……」
リリィはくるっと背を向けて見せた。シッポが出るはずの穴から、なんと白い尻の谷間が見えている。下着を身に着けないところまでミノタウロス族に倣ったらしいのだった。
「……! ……!」
「あぁダマキお姉さま、やはり、やめておくべきだったのよ、ゴズメルがあんなに私を睨んでいるわ」
「テレテル、テレテル」
いや、照れてはいない。ゴズメルはとても怒っていた。とても怒っているので、自分からは行かずに、ベッドの上でガバッと両手を開いてリリィを待ち受ける。
リリィはおどおどとダマキとゴズメルを見比べたが、ダマキに促され、てちてちと来た。ゴズメルはそんなリリィを食虫植物のように捕まえてしまう。ベッドにゴロンと横倒しになって怒鳴った。
「なにを着せ替え遊びされてんだよっ、あんたはっ!」
「ああ怒っている! やっぱり怒っているんだわ! 助けてお姉さま」
「うるさいっ、ちょっと目を離した隙に、うちの兄嫁に懐きやがって! もう許さないぞ! こうしてやる!」
「きゃああん、だめ、だめえっ」
ベッドの上で大きな魚のようにピチピチと跳ねる二人に、ダマキは「あらまあ」と両手で口を押さえた。しかし二人が唇をくっつけあって静かになると、問題ないと判断したのだろう。楚々として立ち去った。
やがてゴズメルは唇を離して「浮気者」とリリィを罵った。
リリィは悲しげに寝返りを打ち、ゴズメルに抱き着きなおす。
「なぜそんなこと言うの? 違うのよ、私、あなたの家族と仲良くなりたくて……」
「言っただろ! ミノタウロスに気を許すなって。あんたのこと好きにしていいのはあたしだけだって!」
「だって、あなたがいつの間にかいなくなってしまったから、私……」
「……あいつらは、あたしの母親を見殺しにしたんだ」
驚いたように黙ったリリィを、ゴズメルは腹に乗せて揺すった。抱きしめた背中を撫で下ろす。
「あたしは、そんな連中と酒なんか飲みたくないけど、あんたにまでそれを強制する気はないよ。フン、仲良くしたけりゃ好きなだけしてこいよ。別にあたしのことなんか放っといていいんだから」
「もう……ゴズメルったら……」
ブチブチといじけるゴズメルを、リリィは困ったように抱きしめる。
「私は、あなたの家族だから打ち解けたかったのよ。そうすれば、あなたのことをもっと知ることができると思ったの」
「何をそんなに知りたいんだよ。十年も離れてた連中だぞ、あんたの方がよっぽどあたしを知ってるじゃないか」
「……それ、本当? ゴズメル。本当に、この里で一番、私があなたに詳しいの?」
「ン……この里でどこじゃないだろ……世界中で、一番……」
ゴズメルはとても怒っていたのだが、リリィがあまりにも嬉しそうに尋ねてくるので、だんだん変な気分になってきた。こんなに、お互いのからだのことまで知り尽くす仲なのに、リリィはゴズメルにまだまだ興味があるのだ。
それはとてもドキドキすることだった。ゴズメルは自分がまだ誰も攻略していないダンジョンになった気がした。リリィは受付嬢なのにダンジョンに通い詰めていて、秘密の道や宝箱やなんかを探しているのである。
ダンジョンの気持ちなんてこれまで考えたこともなかったが、攻略される側というのは妙に気恥ずかしいものだ。ゴズメルはすっかり恥ずかしくなってしまった。
「そ、そんなにあたしのこと知りたいなら、あたしがなんでも教えてやるから。他の連中になんて聞いちゃダメだ。あいつらすぐデタラメ言うんだから」
「本当? じゃ、ダマキとミギワの仲がいいのに焼きもちを焼いて、ずっと二人の交際を邪魔してたって……」
「ほら見ろ、もう騙されてやがる! 違うよ、甲斐性なしのミギワがあたしをダシにしてダマキをデートに誘ったりしてたんだ!」
「まぁ……」
くすくすと笑うリリィはミノタウロス族の恰好をしていて、ゴズメルはぞくっとする。アルティカという多種多様な種族であふれた場所で見るよりずっとリリィがいたいけに、魅力的に見えた。
そこにいるのは、まだ角も生えていない、色の白いミノタウロスの少女だった。
(あぁ、あたしって、ホントにヘンタイだ……)
それはいけないことなのに、ゴズメルはすっかり興奮してしまった。なんだか自分まで十年前に戻ったような気がした。そんな甘酸っぱい思い出は存在しないのに、自分がずっとこの友達に恋していたみたいな気がする。
鼻息荒く頬にキスすると、リリィは「あ、」と甘い声を漏らした。
「ゴズメル……こ、興奮してるの……?」
「ああ……あんたもだろ……」
「うんん……」
のしかかるゴズメルに、リリィは吸ってほしいと言わんばかりに喉を見せた。
「変よね……服を着替えただけなのに、私、自分がミノタウロス族になった気がして……あ、あん……」
ゴズメルはリリィの喉を舐めた。リリィときたら、なんていやらしい恰好をしているのだろう。鎖骨も脇も丸見えで、舐めやすいったらないのだ。まだ角も生えていないのに、反芻癖のあるミノタウロス族の前で、こんなにセックスアピールしてはいけないとゴズメルは思う。
「わかるよ、リリィ、ミノタウロスみたいにバカになっちゃいそうなんだろ……」
「ん、あ、やぁん、ちがう、違うの」
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※女の子同士のキスやハグといった百合要素があります。抵抗のない方だけお楽しみください。
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