30 / 36
第2章 魔法のお菓子は甘くない?
第8話 ☆と◎
しおりを挟む
フィーの星空の手袋がきらっと輝く。そしてステージの中心に置かれた台の上の、大きな粘土が姿を変えたのは――。
「――お城」
お城……それも、アラメリゼのお城よね。ただの粘土が一瞬で、真っ白いレンガでくみ上げられたお城に変わった。
「アラメリゼ様が想像したのは――お城で、合っていましたか?」
と、嬉しそうにフィーが問いかけてくる。……ちょっと癪だけど当たってるから、頷いてあげる。
まさかフィーが、アラメリゼの心を読んだ?
いや、そんな魔法を使えるなら、とっくにフィーはアラメリゼの計画に気付いてるはず。
と、いうことは……。
「その手袋の力ね」
「当たりです!」
何の変哲もない星空の柄に戻った手袋を付けたまま、フィーが万歳する。
「この手袋は、他の人が想像したイメージを読みとって膨らませて、変化させることができるんですよ!」
つまり、『お城』というアラメリゼの想像を読み取って、粘土を変化させた、と。
こういうことかしら? ふうん……。
「ねえ」
「? はい、どうしましたか?」
「それ、アラメリゼにくれないかしら?」
『自分』じゃなくて、『他人』のイメージを読み取って変化させる、か。
意外と、面白いアイテムかも。それなら高貴なアラメリゼが、貰ってあげてもいいかな?
きっと手袋だって、アラメリゼに使われた方が幸せだろうし。
「えっ、良いですよ! 大切にしてくださいね!」
するとフィーはすぐにステージからぴょんと飛び降りて、星空の手袋を手渡してくれる。
嫌がる顔一つしないで素直に渡してくれるなんて、中々お利口ね。
まあ、アラメリゼが欲しいって言ったものをくれなかった愚かな人は今まで、みーんなお菓子にされてアラメリゼのお腹の中に入っちゃったんだけど。
「良い素材じゃない。どこで手に入れたの?」
試しに付けてみると、さらっとした滑らかな手触り。それに指先にしっかりフィットしている感覚も上々だ。しっかりとした布を使って、腕の良い仕立て屋が作ったんだろう。
「それはですね……シロップ、どこだっけ?」
フィーが口元に人差し指を当てて、小首を傾げて白うさぎに尋ねる。……全く、覚えてなかったみたい。
「え、えっと……確か、コストゥーラタウンの手芸屋さんで、買った物です」
いきなりフィーから指名された白うさぎは、びくっと体を震わせながら、恐る恐る説明する。
「仕立て屋は誰かしら?」
「ご、ごめんなさい、そこまでは……」
更なる質問に、緊張で声を詰まらせながら白うさぎはどうにか答えた。
「ふうん……?」
と、アラメリゼは勿体ぶって返事をする。
すると、白うさぎは怖くて怖くて、震えを抑えるので精一杯な表情をしていて。
アラメリゼの質問に答えられないなんて、召使いや国民だったらとっくに食べられちゃってるところだけど。
ああ、もっと怖がる反応が見たい……!
まだ、まだもうちょっと、待っておこう。待てば待つほど、恐怖が募れば募るほど、お菓子はおいしくなるんだから。
手袋の手首の辺りには小さく、二重丸の上に『☆』マークをあしらったロゴがあしらわれている。
コストゥーラタウン――聞いたことも無い、きっとこのアラメリゼの国じゃない街の名前だけど。
すぐにでも、仕立て屋を探させてアラメリゼのドレスを作らせなきゃ。
それにしても。この手袋、付けていると、すうっと、体の中にほのかに爽やかな物が流れてくる感じがする……。
「イメージを読み取れる以外に、魔力を増幅させる効果も有るんですよ!」
と、アラメリゼのことを全く怖がってないフィーが、そう教えてくれる。
「あら、そう。便利じゃない」
便利じゃない……あなたたちを、お菓子にする時に。
魔力が強ければ強いほど、お菓子はとろけるほどに甘く、おいしくなる。
くくくっ、手袋を渡したせいで自分がおいしいお菓子にされちゃうなんて……本当に、馬鹿なマジシャン!
「――でも、ねえ。他人のイメージを読み取るこの手袋は凄いけど」
アラメリゼは椅子の肘掛けに頬杖をついて、フィーの作った城の模型を一瞥する。
「でも、わざわざ粘土に変えないで、最初からアラメリゼのイメージを直接読み取った方が早くないかしら?」
そんなの、アラメリゼにとってはどっちだっていいんだけど。でも、そろそろ白うさぎだけじゃなくてフィーもいたぶってやらないとつまんない。
「えっ? そ、それは、うーん……??」
指摘するとフィーは、そんな発想無かった、という風にきょとんとする。それで、不思議そうに宙を見上げてから、ぱあっと表情を明るくして。
「あっ! 粘土遊びって、とっても楽しいから! ねっ、シロップ!」
「そ、そうですね、粘土遊び、私も大好きです!」
と、いきなり話を振られた白うさぎはこくこくと頷いて同意するけれど。粘土にする必要はないって気付いてたけど言い出せなかった……みたいな雰囲気が漂ってる。
「アラメリゼ様も、フィーと一緒に粘土遊びは――」
「アラメリゼはそんなに幼稚じゃないけど?」
ふう……とため息をつく。確かに、粘土にされてこねられてる時の女の子の反応はとっても良かったけど、それってお菓子にした時でもおんなじだし。
「それに、ミニチュアのお城なんて、大したことないわ」
そしてアラメリゼはポケットから、召使いで作った扇を取り出して広げる。
「さっきのアラメリゼのお話、聞いてたの? この大きくて立派なお城は、みーんな、みんな、アラメリゼが召使いに命じて作らせたの」
そう。それに比べたら、フィーのマジックなんて、所詮は子供のおもちゃ。
「もっと、本物のお城と同じぐらい壮大な魔法を見せてくれなきゃ困っちゃうわ」
「わ、分かりましたっ!」
アラメリゼの反応が想像と違ったのかフィーは初めて、困った様な表情を浮かべた。
そうこなくっちゃ。生意気だった魔法使いが、段々と自分の立場を分かっていくのを見るのは飽きない。
「それではこんなマジックは、どうでしょうか? シロップ、夕焼けをちょうだい!」
「は、はい。どうぞ」
フィーがちらっと目くばせをすると、白うさぎはオレンジ色の下地に白いマーブル模様の――それこそ、夕焼けの様な柄の手袋をトランクから取り出して、フィーに手渡した。手首のところには二重丸に☆のマーク。きっと、同じ仕立て屋が作った物だろう。
フィーが手袋を付けている間に、白うさぎは木製の大きなトレイを取り出して、ステージ中央の台の上に置いている。
「さてさて次は、お姫様の大好きな魔法を使ったマジックですよ! 絶対喜んでくれるはず!」
フィーが張り切った様子で、ウインクをした。
アラメリゼの大好きな魔法と言えば、一つしかない。
だけど、アラメリゼはお菓子に関しては尚更厳しいわよ?
そもそも、アラメリゼが今一番食べたくて絶対満足するのは、フィーと白うさぎを使った――。
「きゃっ!?」
なんて考えてると、白うさぎの悲鳴が上がって。
見ればフィーと白うさぎが両方、煙に包まれていて。
!! ハッとする。ま、まさか自らお菓子化魔法を掛けちゃったの……!?
「――お城」
お城……それも、アラメリゼのお城よね。ただの粘土が一瞬で、真っ白いレンガでくみ上げられたお城に変わった。
「アラメリゼ様が想像したのは――お城で、合っていましたか?」
と、嬉しそうにフィーが問いかけてくる。……ちょっと癪だけど当たってるから、頷いてあげる。
まさかフィーが、アラメリゼの心を読んだ?
いや、そんな魔法を使えるなら、とっくにフィーはアラメリゼの計画に気付いてるはず。
と、いうことは……。
「その手袋の力ね」
「当たりです!」
何の変哲もない星空の柄に戻った手袋を付けたまま、フィーが万歳する。
「この手袋は、他の人が想像したイメージを読みとって膨らませて、変化させることができるんですよ!」
つまり、『お城』というアラメリゼの想像を読み取って、粘土を変化させた、と。
こういうことかしら? ふうん……。
「ねえ」
「? はい、どうしましたか?」
「それ、アラメリゼにくれないかしら?」
『自分』じゃなくて、『他人』のイメージを読み取って変化させる、か。
意外と、面白いアイテムかも。それなら高貴なアラメリゼが、貰ってあげてもいいかな?
きっと手袋だって、アラメリゼに使われた方が幸せだろうし。
「えっ、良いですよ! 大切にしてくださいね!」
するとフィーはすぐにステージからぴょんと飛び降りて、星空の手袋を手渡してくれる。
嫌がる顔一つしないで素直に渡してくれるなんて、中々お利口ね。
まあ、アラメリゼが欲しいって言ったものをくれなかった愚かな人は今まで、みーんなお菓子にされてアラメリゼのお腹の中に入っちゃったんだけど。
「良い素材じゃない。どこで手に入れたの?」
試しに付けてみると、さらっとした滑らかな手触り。それに指先にしっかりフィットしている感覚も上々だ。しっかりとした布を使って、腕の良い仕立て屋が作ったんだろう。
「それはですね……シロップ、どこだっけ?」
フィーが口元に人差し指を当てて、小首を傾げて白うさぎに尋ねる。……全く、覚えてなかったみたい。
「え、えっと……確か、コストゥーラタウンの手芸屋さんで、買った物です」
いきなりフィーから指名された白うさぎは、びくっと体を震わせながら、恐る恐る説明する。
「仕立て屋は誰かしら?」
「ご、ごめんなさい、そこまでは……」
更なる質問に、緊張で声を詰まらせながら白うさぎはどうにか答えた。
「ふうん……?」
と、アラメリゼは勿体ぶって返事をする。
すると、白うさぎは怖くて怖くて、震えを抑えるので精一杯な表情をしていて。
アラメリゼの質問に答えられないなんて、召使いや国民だったらとっくに食べられちゃってるところだけど。
ああ、もっと怖がる反応が見たい……!
まだ、まだもうちょっと、待っておこう。待てば待つほど、恐怖が募れば募るほど、お菓子はおいしくなるんだから。
手袋の手首の辺りには小さく、二重丸の上に『☆』マークをあしらったロゴがあしらわれている。
コストゥーラタウン――聞いたことも無い、きっとこのアラメリゼの国じゃない街の名前だけど。
すぐにでも、仕立て屋を探させてアラメリゼのドレスを作らせなきゃ。
それにしても。この手袋、付けていると、すうっと、体の中にほのかに爽やかな物が流れてくる感じがする……。
「イメージを読み取れる以外に、魔力を増幅させる効果も有るんですよ!」
と、アラメリゼのことを全く怖がってないフィーが、そう教えてくれる。
「あら、そう。便利じゃない」
便利じゃない……あなたたちを、お菓子にする時に。
魔力が強ければ強いほど、お菓子はとろけるほどに甘く、おいしくなる。
くくくっ、手袋を渡したせいで自分がおいしいお菓子にされちゃうなんて……本当に、馬鹿なマジシャン!
「――でも、ねえ。他人のイメージを読み取るこの手袋は凄いけど」
アラメリゼは椅子の肘掛けに頬杖をついて、フィーの作った城の模型を一瞥する。
「でも、わざわざ粘土に変えないで、最初からアラメリゼのイメージを直接読み取った方が早くないかしら?」
そんなの、アラメリゼにとってはどっちだっていいんだけど。でも、そろそろ白うさぎだけじゃなくてフィーもいたぶってやらないとつまんない。
「えっ? そ、それは、うーん……??」
指摘するとフィーは、そんな発想無かった、という風にきょとんとする。それで、不思議そうに宙を見上げてから、ぱあっと表情を明るくして。
「あっ! 粘土遊びって、とっても楽しいから! ねっ、シロップ!」
「そ、そうですね、粘土遊び、私も大好きです!」
と、いきなり話を振られた白うさぎはこくこくと頷いて同意するけれど。粘土にする必要はないって気付いてたけど言い出せなかった……みたいな雰囲気が漂ってる。
「アラメリゼ様も、フィーと一緒に粘土遊びは――」
「アラメリゼはそんなに幼稚じゃないけど?」
ふう……とため息をつく。確かに、粘土にされてこねられてる時の女の子の反応はとっても良かったけど、それってお菓子にした時でもおんなじだし。
「それに、ミニチュアのお城なんて、大したことないわ」
そしてアラメリゼはポケットから、召使いで作った扇を取り出して広げる。
「さっきのアラメリゼのお話、聞いてたの? この大きくて立派なお城は、みーんな、みんな、アラメリゼが召使いに命じて作らせたの」
そう。それに比べたら、フィーのマジックなんて、所詮は子供のおもちゃ。
「もっと、本物のお城と同じぐらい壮大な魔法を見せてくれなきゃ困っちゃうわ」
「わ、分かりましたっ!」
アラメリゼの反応が想像と違ったのかフィーは初めて、困った様な表情を浮かべた。
そうこなくっちゃ。生意気だった魔法使いが、段々と自分の立場を分かっていくのを見るのは飽きない。
「それではこんなマジックは、どうでしょうか? シロップ、夕焼けをちょうだい!」
「は、はい。どうぞ」
フィーがちらっと目くばせをすると、白うさぎはオレンジ色の下地に白いマーブル模様の――それこそ、夕焼けの様な柄の手袋をトランクから取り出して、フィーに手渡した。手首のところには二重丸に☆のマーク。きっと、同じ仕立て屋が作った物だろう。
フィーが手袋を付けている間に、白うさぎは木製の大きなトレイを取り出して、ステージ中央の台の上に置いている。
「さてさて次は、お姫様の大好きな魔法を使ったマジックですよ! 絶対喜んでくれるはず!」
フィーが張り切った様子で、ウインクをした。
アラメリゼの大好きな魔法と言えば、一つしかない。
だけど、アラメリゼはお菓子に関しては尚更厳しいわよ?
そもそも、アラメリゼが今一番食べたくて絶対満足するのは、フィーと白うさぎを使った――。
「きゃっ!?」
なんて考えてると、白うさぎの悲鳴が上がって。
見ればフィーと白うさぎが両方、煙に包まれていて。
!! ハッとする。ま、まさか自らお菓子化魔法を掛けちゃったの……!?
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
冒険野郎ども。
月芝
ファンタジー
女神さまからの祝福も、生まれ持った才能もありゃしない。
あるのは鍛え上げた肉体と、こつこつ積んだ経験、叩き上げた技術のみ。
でもそれが当たり前。そもそも冒険者の大半はそういうモノ。
世界には凡人が溢れかえっており、社会はそいつらで回っている。
これはそんな世界で足掻き続ける、おっさんたちの物語。
諸事情によって所属していたパーティーが解散。
路頭に迷うことになった三人のおっさんが、最後にひと花咲かせようぜと手を組んだ。
ずっと中堅どころで燻ぶっていた男たちの逆襲が、いま始まる!
※本作についての注意事項。
かわいいヒロイン?
いません。いてもおっさんには縁がありません。
かわいいマスコット?
いません。冒険に忙しいのでペットは飼えません。
じゃあいったい何があるのさ?
飛び散る男汁、漂う漢臭とか。あとは冒険、トラブル、熱き血潮と友情、ときおり女難。
そんなわけで、ここから先は男だらけの世界につき、
ハーレムだのチートだのと、夢見るボウヤは回れ右して、とっとと帰んな。
ただし、覚悟があるのならば一歩を踏み出せ。
さぁ、冒険の時間だ。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
スーパーのビニール袋で竜を保護した
チー牛Y
ファンタジー
竜は、災害指定生物。
見つけ次第、討伐――のはずだった。
だが俺の前に現れたのは、
震える子竜と、役立たず扱いされたスキル――
「スーパーのビニール袋」。
剣でも炎でもない。
シャカシャカ鳴る、ただの袋。
なのにその袋は、なぜか竜を落ち着かせる。
討伐か、保護か。
世界の常識と、ひとりの男の常識が衝突する。
これは――
ビニール袋から始まる、異世界保護ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる