51 / 58
第二部 3章
<2>
転移魔法で呼び寄せたのだろうか、二人は騎士団に伴われてすぐに会議場へやって来た。黒いフードを被ったナサニエルは、俯いたまま大人しくしている。
いっぽうジェラルドに再び映像を見せられたセバスチャンは、潤んだ瞳をジェラルドに向けた。
「たしかに僕の従者のナサニエルです……彼はとても忠誠心の強い男なのです。僕のことを思って、このような行為に及んでしまったのかもしれません。僕はずっと……婚約者候補の一人としてジェラルド様のことをお慕いしておりましたから……」
ジェラルドは顔色一つ変えずに黙っている。
「ナサニエルが僕のために単独で恐ろしい事件を起こしてしまい。本当に申し訳ありません。ですがジェラルド様、王都日報がユージン様の過去について記事を掲載しましたよね。国民の間でもさまざまな意見を出ていると聞きます……どうやら事実のようですし、この事件は別にしても、やはり婚約については再検討すべきなのではないでしょうか」
セバスチャンの言葉に、会議場からは賛同の声もちらほらと上がる。
「あの野郎、なんとしても婚約を解消させたいみてえだな」
ウォルターがイラついた声で唸る。
「王都日報に兄さんの過去記事を載せたのは自分なのに……よくあんな芝居が打てるね」
エディが同意する。
セバスチャンがしゃべり終わると、ジェラルドは静かに息を吐く。
「セバスチャン・ブラックウッド、王都日報に箝口令が敷かれていたはずの事件の詳細と写真を匿名で送ったのは君だろう? ユージンの過去記事を掲載したのも」
「な、なにをおっしゃられているのかわかりません」
言いながらセバスチャンは真っ青になり口元を引き攣らせている。ジェラルドはセバスチャンを一瞥すると、国王のほうを振り返った。
「陛下、私の調査を補佐してくれた重要な人物として、ウォルター・シャーリーとエドワード・ジェニングスをこの場へ呼んでも問題ないでしょうか」
「ああ、構わん」
それを合図のように、資料を手にしたウォルターとエディが勢いよく立ち上がった。
「っしゃ! 俺たちの出番だぜ」
「兄さん、僕たち頑張ってくるね」
二人は俺に向かって声をかけると部屋を出ていく。すぐにスクリーンには会議場に立つエディとウォルターの姿が映し出された。
二人は国王に礼をすると、会議場を見回す。
「我々はジェラルド様の命を受け、ユージン・ジェニングス氏の過去の写真や情報を提供した人物を突き留めました」
ウォルターのはっきりした声が会議場に響く。
「兄の過去についての情報提供者はハロルド・バーンズ。以前、我がジェニングス家に仕えていた男です。私とウォルターは彼から直接話を聞き、このようなものを預かりました」
ユージンは手にしていた紙を皆に見えるように掲げる。
「セバスチャン・ブラックウッドがハロルドに宛てた手紙と送金証明書の写しです」
会議場がざわつき始める。
「さらに、こんなものも見つけました」
今度はウォルターが懐から取りだした「ノクティルカの瞳」を机に置く。
「これはノクティルカの瞳という魔道具です。ユージン殿の事件の写真はこの魔道具で撮られたものでした。そしてこの魔道具を発見したのは――セバスチャン・ブラックウッドの寮の個人部屋です」
「そ、そんな――っ! 勝手に入るなんて‼」
喚くセバスチャンにウォルターが不敵に笑う。
「セバスチャン、俺たちは別におまえの部屋に忍び込んだわけじゃない。おまえに渡さなければならない生徒会の資料を持って部屋を尋ねただけだ。そうしたら、たまたまドアが開いていて、中に入ってテーブルの上に資料を置いた。そのときに、これを見つけてしまっただけだが」
「ウォルターの言うとおりだよ、セバスチャンくん。ノクルティカの瞳は所持に規制のある魔道具だ。そんなものが一生徒——しかも生徒会役員の部屋にあっていいわけがない。だから僕らはきみの部屋から持ち出したノクルティカの瞳を、ジェラルド様にお渡しして調べてもらったんだ」
「黙れ、無礼者! おまえなんてジェニングス家の直系でもないくせに‼ 養子の分際で――」
「なんだって?」
その瞬間、明らかに年かさの男性の低い声が響き渡る。まぎれもなく俺とエディの父、ジェニングス公爵だった。
いつも朗らかな顔の父上とは思えないほど、ものすごい形相になっている。
「エドワードは私の大切な息子だ。彼を愚弄することはジェニングス公爵家を侮辱することと同義だ!」
父上の一喝に会議場は再び静まり返る。
「ジェニングス公爵のおっしゃる通りです。さらにエドワードは私の婚約者の義弟——つまり彼への暴言はジェニングス家のみならず私へ向けられたも同然です」
「……申し訳ございません……っ! ですが――」
弁解しようとするセバスチャンに被せるようにジェラルドが再び口を開く。
「王都日報の調査で、編集局に魔力の痕跡が発見されました」
「魔力ですか?」
宰相が少し目を見開く。
「はい。編集長にも確認済みですが、ユージンの過去に関する記事が掲載された面には、本来はまったく別の記事が載る予定だったそうです。なぜそれがすり替わったのか、編集部の協力を得て調査していたのですが……編集室の印刷機に微弱な魔力痕が発見されました。使われていたのは置換の刻印です」
置換の刻印とは、魔力で特定の内容を書き換える情報操作術だ。悪用されやすい術のため文量制限が設けられている上に、ほとんど使用が認められることはない。
「この魔力痕はすでに王立の魔道研究機関で鑑定済みです。鑑定結果も記録してあります。エドワード、ウォルター、記録水晶を用意してくれ」
ジェラルドが呼びかけると、二人は椅子に置いた袋の中から記録水晶を取りだした。二人がそれを起動すると、画面にもともと載る予定だった記事と、実際に掲載されたユージンの過去を暴露する記事の対照映像が浮かび上がった。
「で、ですが……セバスチャンの名を騙った他者の可能性もございます!」
ブラックウッド公爵が主張する。だがジェラルドは少しも動揺することなく淡々と続ける。
「鑑定の際、魔力痕からブラックウッド家の紋章魔力が検出されました。紋章魔力を使えるのはその家の血筋の者のみです。そうですよね? ブラックウッド公爵」
「……お、おっしゃるとおりです」
脂汗を浮かべながら呟く公爵に、ジェラルドは一枚の紙を見せる。
「これは魔道研究機関の鑑定記録書です。詳しくはこちらをご覧ください」
公爵は言葉を失い、椅子に座る。その顔には絶望の色が浮かんでいた。次の瞬間、まるでこのときを待っていたかのように会議場の扉が開く。
現れたのはフルールの正装を身にまとったジュリアン。そして漆黒の軍服に身を包んだルーイだった。
いっぽうジェラルドに再び映像を見せられたセバスチャンは、潤んだ瞳をジェラルドに向けた。
「たしかに僕の従者のナサニエルです……彼はとても忠誠心の強い男なのです。僕のことを思って、このような行為に及んでしまったのかもしれません。僕はずっと……婚約者候補の一人としてジェラルド様のことをお慕いしておりましたから……」
ジェラルドは顔色一つ変えずに黙っている。
「ナサニエルが僕のために単独で恐ろしい事件を起こしてしまい。本当に申し訳ありません。ですがジェラルド様、王都日報がユージン様の過去について記事を掲載しましたよね。国民の間でもさまざまな意見を出ていると聞きます……どうやら事実のようですし、この事件は別にしても、やはり婚約については再検討すべきなのではないでしょうか」
セバスチャンの言葉に、会議場からは賛同の声もちらほらと上がる。
「あの野郎、なんとしても婚約を解消させたいみてえだな」
ウォルターがイラついた声で唸る。
「王都日報に兄さんの過去記事を載せたのは自分なのに……よくあんな芝居が打てるね」
エディが同意する。
セバスチャンがしゃべり終わると、ジェラルドは静かに息を吐く。
「セバスチャン・ブラックウッド、王都日報に箝口令が敷かれていたはずの事件の詳細と写真を匿名で送ったのは君だろう? ユージンの過去記事を掲載したのも」
「な、なにをおっしゃられているのかわかりません」
言いながらセバスチャンは真っ青になり口元を引き攣らせている。ジェラルドはセバスチャンを一瞥すると、国王のほうを振り返った。
「陛下、私の調査を補佐してくれた重要な人物として、ウォルター・シャーリーとエドワード・ジェニングスをこの場へ呼んでも問題ないでしょうか」
「ああ、構わん」
それを合図のように、資料を手にしたウォルターとエディが勢いよく立ち上がった。
「っしゃ! 俺たちの出番だぜ」
「兄さん、僕たち頑張ってくるね」
二人は俺に向かって声をかけると部屋を出ていく。すぐにスクリーンには会議場に立つエディとウォルターの姿が映し出された。
二人は国王に礼をすると、会議場を見回す。
「我々はジェラルド様の命を受け、ユージン・ジェニングス氏の過去の写真や情報を提供した人物を突き留めました」
ウォルターのはっきりした声が会議場に響く。
「兄の過去についての情報提供者はハロルド・バーンズ。以前、我がジェニングス家に仕えていた男です。私とウォルターは彼から直接話を聞き、このようなものを預かりました」
ユージンは手にしていた紙を皆に見えるように掲げる。
「セバスチャン・ブラックウッドがハロルドに宛てた手紙と送金証明書の写しです」
会議場がざわつき始める。
「さらに、こんなものも見つけました」
今度はウォルターが懐から取りだした「ノクティルカの瞳」を机に置く。
「これはノクティルカの瞳という魔道具です。ユージン殿の事件の写真はこの魔道具で撮られたものでした。そしてこの魔道具を発見したのは――セバスチャン・ブラックウッドの寮の個人部屋です」
「そ、そんな――っ! 勝手に入るなんて‼」
喚くセバスチャンにウォルターが不敵に笑う。
「セバスチャン、俺たちは別におまえの部屋に忍び込んだわけじゃない。おまえに渡さなければならない生徒会の資料を持って部屋を尋ねただけだ。そうしたら、たまたまドアが開いていて、中に入ってテーブルの上に資料を置いた。そのときに、これを見つけてしまっただけだが」
「ウォルターの言うとおりだよ、セバスチャンくん。ノクルティカの瞳は所持に規制のある魔道具だ。そんなものが一生徒——しかも生徒会役員の部屋にあっていいわけがない。だから僕らはきみの部屋から持ち出したノクルティカの瞳を、ジェラルド様にお渡しして調べてもらったんだ」
「黙れ、無礼者! おまえなんてジェニングス家の直系でもないくせに‼ 養子の分際で――」
「なんだって?」
その瞬間、明らかに年かさの男性の低い声が響き渡る。まぎれもなく俺とエディの父、ジェニングス公爵だった。
いつも朗らかな顔の父上とは思えないほど、ものすごい形相になっている。
「エドワードは私の大切な息子だ。彼を愚弄することはジェニングス公爵家を侮辱することと同義だ!」
父上の一喝に会議場は再び静まり返る。
「ジェニングス公爵のおっしゃる通りです。さらにエドワードは私の婚約者の義弟——つまり彼への暴言はジェニングス家のみならず私へ向けられたも同然です」
「……申し訳ございません……っ! ですが――」
弁解しようとするセバスチャンに被せるようにジェラルドが再び口を開く。
「王都日報の調査で、編集局に魔力の痕跡が発見されました」
「魔力ですか?」
宰相が少し目を見開く。
「はい。編集長にも確認済みですが、ユージンの過去に関する記事が掲載された面には、本来はまったく別の記事が載る予定だったそうです。なぜそれがすり替わったのか、編集部の協力を得て調査していたのですが……編集室の印刷機に微弱な魔力痕が発見されました。使われていたのは置換の刻印です」
置換の刻印とは、魔力で特定の内容を書き換える情報操作術だ。悪用されやすい術のため文量制限が設けられている上に、ほとんど使用が認められることはない。
「この魔力痕はすでに王立の魔道研究機関で鑑定済みです。鑑定結果も記録してあります。エドワード、ウォルター、記録水晶を用意してくれ」
ジェラルドが呼びかけると、二人は椅子に置いた袋の中から記録水晶を取りだした。二人がそれを起動すると、画面にもともと載る予定だった記事と、実際に掲載されたユージンの過去を暴露する記事の対照映像が浮かび上がった。
「で、ですが……セバスチャンの名を騙った他者の可能性もございます!」
ブラックウッド公爵が主張する。だがジェラルドは少しも動揺することなく淡々と続ける。
「鑑定の際、魔力痕からブラックウッド家の紋章魔力が検出されました。紋章魔力を使えるのはその家の血筋の者のみです。そうですよね? ブラックウッド公爵」
「……お、おっしゃるとおりです」
脂汗を浮かべながら呟く公爵に、ジェラルドは一枚の紙を見せる。
「これは魔道研究機関の鑑定記録書です。詳しくはこちらをご覧ください」
公爵は言葉を失い、椅子に座る。その顔には絶望の色が浮かんでいた。次の瞬間、まるでこのときを待っていたかのように会議場の扉が開く。
現れたのはフルールの正装を身にまとったジュリアン。そして漆黒の軍服に身を包んだルーイだった。
あなたにおすすめの小説
義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!
ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。
「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」
なんだか義兄の様子がおかしいのですが…?
このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ!
ファンタジーラブコメBLです。
平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります。
※(2025/4/20)第一章終わりました。少しお休みして、プロットが出来上がりましたらまた再開しますね。お付き合い頂き、本当にありがとうございました!
えちち話(セルフ二次創作)も反応ありがとうございます。少しお休みするのもあるので、このまま読めるようにしておきますね。
※♡、ブクマ、エールありがとうございます!すごく嬉しいです!
※表紙作りました!絵は描いた。ロゴをスコシプラス様に作って頂きました。可愛すぎてにこにこです♡
【登場人物】
攻→ヴィルヘルム
完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが…
受→レイナード
和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。