ゲスいお嬢様的日常(仮)

胸の轟

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「危機管理能力底辺の、ボヤッと生きてるてめぇを心配した主の優しさ溢れる心遣いで、態々戻って来てやったんだよ!感謝しやがれ!」

何度か繰り出される蹴りを避けた後、腕で挟んで足を押さえ、思いっきり頭突きを喰らわせた。


ガゴンッー

「っぶ!!」
「ッ#¢☆℃!」


勢いつけ過ぎて力が入りすぎ、俺自身もダメージーーというより俺だけダメージ。クソ石頭め!


「……心遣いって?」

「そんなのてめぇが早死にしないように、注意促すことに決まってんだろが。」

「あ?なんだそれ。…早死に??」

全く意味が分からない。


白檀が居ることと俺が早死にすることの繋がりがさっぱり分からない。ーーすばるは俺の早死にを予知でもして、阻止するために白檀を寄越したとか?ーーえ、いつの間に予知とか出来る系になったの?


「てめぇはマンションのセキュリティに依存し過ぎて、部屋での注意力が足りないってよ。セキュリティを過信して、賊が忍び込んだのも気付かずてめぇが殺されるのが心配だから、侵入されることも視野に入れられるように注意力あげてやれだとよ。優しいよな、主って。」


予知じゃなかった。


「てめぇ、主が来たのも気付かず餌付けに夢中だったらしいな。主の繊細なハートを傷付けるとか何様だてめぇは。
世界の至宝で在らせられる誰よりも尊い主の降臨に気付かねえとか、底辺這いずってる虫けらの分際で舐めてんのか。
内より溢れ出す神々しい輝きの眩さで、側に居たら即分かって当然だろが。なのに分からないって、どんだけてめぇは鈍いんだよ。感性とかいろいろ磨けやボケが。
誰よりも何よりも優先されて当然の唯一無二を無視し、生ゴミ以下の生物に発情とか正気を疑うレベルだな。主の偉大さを讃え崇め、てめぇが如何にゴミムシ以下かを土下座で語りつくした後、取り敢えず腹切って主に詫びやがれクソ野郎。」


一連の流れは心配の皮を被った制裁ですねわかります。





◆◆◆


ストーカーから百万の札束と同じくらいの厚さの手紙が届いた。

ストーカーからの時点で読まずに捨てたい衝動にかられ、厚さで更に読む気が失せたけど、頑張って目を通しーー



幾千の星たちが祝福
それは世界最大級ラブ

二人紡ぐ恋は素敵
二人繋ぐ愛は無敵


「……………」


見なかったことにしてすぐ捨てたーーかったけど耐えた。


ポエムに始まり妄想小説、妄想小説妄想小説妄想小説妄想小説妄想小説どんだけ妄想小説推しだよーーからのポエムーー用件分かりづらいわ!!


結局伝えたかった用件は『私を誰よりも愛してるって知ってるけど、無理。諦めてね』という、俺はフラれーーふざけんなストーカー。


なんかものすごく腹立つ。ーー腹立つが、多分これでもうストーカーに悩まされることはないだろうと思うと心底嬉しい。






***************


訪れる前の会話

すばる「顎クイしてきて。」

白檀「分かった。」
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