ゲスいお嬢様的日常(仮)

胸の轟

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私の〇〇

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お金で美少年侍ら宣言から早幾年、叔父さんが理事長の学校で学生生活(無人の理事長室で)満喫中


ガサゴソッ
パリッ


高そうな座り心地の良いソファにゴロゴロしながら、ポテチを食べる。


『…美羽』
『萩原君?どうし…っん…』


ノート型魔法具に、ピンク髪の美少女がどアップで映し出されている。


『…』
『…』


うっすらと色ずく頬をし、戸惑いに揺れる瞳の美少女。何かを言いかけて口を開くが言葉が見つからずにいる。


ドラマの1シーンのようなそれは、けれどドラマではない。だってこれは学校のとある教室で今行われていることだから。私の趣味のひとつである盗…げふんげふん…なんでもないです。


もう何回目だろう、このやり取り。

キス→頬染め→戸惑い→何も言えず

相手は違うのに流れは一緒という手抜き。



一言いいですか。


飽きたよ美羽ちゃん。もっといろんなバリエーション見せろよ。え?じゃあ見なきゃいいだろって?そういうわけにもいかないんです。だってイケメン共が美羽ちゃんに侍ってるから。


イケメン共がいろんな女子に告白されたり、振り回したりするのをこっそり楽しむ予定だったのに、世の中うまくいかないものだね。

そんなことを考えてるうちにノート型魔法具の場面が変わっていた。


ん?…ああ、生徒会…

「…」

そこに映し出されていたのは、生徒会長と美羽ちゃんの親密な映像で、ちょっとだけイラッとした。








~♪~♪♪

認識阻害をかけて渡り廊下を歩いていると、遠い場所からメロディがかすかに聴こえてくる。


それは夕方になると流れるメロディで、前世でよく聴いていたメロディになんとなく似ていて、少しだけ寂しくなる。


家族は元気にしているんだろうか。

たくさんの愛情を貰ったのに、結局何一つ恩返し出来ないまま人生が終了してしまったのが悔やまれる。


前世では家族に愛されてたが、今はよくわからない。


父親は魔法のことしか頭にない魔法バカで、家の研究室からめったに出てこないし、母親は何十と会社を経営していて常にあっちこっち飛び回っていてほとんど家にいない。

そのおかげと言ってはなんだが好き勝手出来た。


欲望に忠実に、欲しい物は必ず手に入れた。主にお金の力で。





ガチャッー


ノックせずに生徒会室のドアを開けた私の瞳に飛び込んできたのは、ノート型魔法具で見たまんまの光景だった。



認識阻害を解く。

 
「…ノックもせずに開けるとは、常識を学び直してきたらどうですか?」

鬼畜と名高い副会長に苦言を呈されたが気にしない。

私は真っ直ぐ生徒会長を見据える。



「…どういうこと?」


そう問いかけても、聞こえてないのか答える気がないのか、美羽ちゃんを膝に座らせたまま、こちらを見もしない。
   

「あなたは私の「黙れ。貴様ごときが醜い嫉妬を俺様に向けるな。」


私の言葉を遮った挙げ句、美羽ちゃんを愛しそうに見つめながら、髪を優しく指で鋤くというオプション付きで答えた。

その顔に若干イラッとーー違った、乙女心がすごく傷ついたので、足早に近くまで行き、生徒会長の顔を鷲掴んだ。


「ちょっと!アンタ何してんの!?」

「!?」


慌てる美羽ちゃんと、手を外そうとする生徒会長。


ミシッー


ちょっと変な音がした気がするが、多分空耳だろう。

か弱い乙女が触れたくらいで、音とか鳴るわけがない。


生徒会長(膝に美羽ちゃん乗せ)を投げた。


「うわーッ」
「きゃーッ」


書類とかいろいろのっている皆の机は、ちゃんと避けて投げてあげた。

散らかったらかたずけるの大変だもんね。優しい、私。


「「美羽ッ」」


副会長と書記が、転がる二人に慌てて駆け寄ろうとしたが視線で制す。

何故かビクッとして青くなる副会長と書記。女子の視線を受け青褪めるとはどういうことですか。

ん?書記居たんだね。影薄くて気づかなかったわ。


投げた拍子に上手い具合に、美羽ちゃんの顔が生徒会長の股間のところに。


エロいので心のシャッターと、ペン型魔法具のシャッターを素早くきりました。

後で加工しよう(ゲス顔)



そんなことは微塵も感じさせず二人の側に行き、生徒会長の顔を踏む。

「むがッ」


いや、だってスカートだし、下着見えちゃうと恥ずかしいから見られないようにしないと(棒読み)


「いやーッ!藍蒔(あいじ)君の顔が、顔がッ」

目が、目がーの大佐っぽい言い方で、美羽ちゃんが私の足を退かそうと掴んできた。


すごく邪魔。


私は手に魔力を集め

パンッパンッー

二回叩く。


魔波が広がり、男共に届いた瞬間ビクッとなり、ぼんやりとした顔で辺りを見回す。

チラリと美羽ちゃんを見ると、足を掴んでた手を離したので、顔面に乗せてた足をどける。


「なんで俺、顔面踏まれてたの?」

「美羽ちゃんを膝に座らせてたから」

「え゛!?うわーッごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!主専用椅子の分際で、自分勝手に他人を座らせてすいませんでした!許して下さい!」


言うが早いか藍蒔は見事な土下座を披露した。


「主以外に身体を許すとは恥知らずな人ですね。信じられません。」

「藍蒔は恥を知るべきだね。」


さも最初から私の味方だったかのような顔で、両隣に並ぶ副会長と書記。

君らさっきまで美羽ちゃんにメロメロだったよね。

さも藍蒔だけやらかした的空気醸し出してるけど、君ら美羽ちゃんとチッス経験済みだし、完全に身体許しちゃってますよね。






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