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第6章 もう1人の君は誰?

vsバトル勃発

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カユウ「メロン、お前は隙をついて攻撃しろ。」
メロン「言われなくても。」

カユウとメロンは武器を出し構える。

闇レイト「さぁ。どこからでもこい。」

そう言うとカユウが闇レイトのところに走って行く。
剣を大きく振り上げ…

闇レイト「当たってねーけど?」

闇レイトはカユウの剣を避ける。

カユウ「余裕かよ…。」
闇レイト「もう終わりか?」

カユウは剣を振る。

闇レイト「力任せに攻撃するのがダメとは言わないが…。」
カユウ「なんでっ…当たらないんっ…だよ…!」
闇レイト「遅い。そんなんじゃ効かないよ。」
メロン「サンダーボルト・ライトインパクト!」

メロンが放った矢は電流を流しながら闇レイトの方向に向かって一直線にとぶ。
しかし。

闇レイト「だから~、効かないって。」

闇レイトは軽々と避ける。

カユウ「涼しい顔しやがって…。」
メロン「……っぐ…」
カユウ「メロン!大丈夫か!?」
メロン「魔力の消耗が激しい…。」
闇レイト「次は俺の番な。」

闇レイトが左手を斜め上に上げる。
すると沢山のナイフが出て来て、刃を下にして宙に浮く。
闇レイトはニヤリと笑みを浮かべ…

闇レイト「シャドー・クルース・ノアー…」

闇レイトがそう言い放つと同時に沢山のナイフが凄い勢いでカユウとメロンのところに落ちてくる。

ロフウ「スプレー・スプラッシュ!」

シューーー……

闇レイト「スピードダウン効果か。」

ロフウの魔法でナイフが落ちてくるスピードが低下したので、なんとか避けたカユウとメロン。

メロン「なんだよ…この強さ…。」
ロフウ「時間も限られてます…。」
カユウ「…どうすればっ…」

闇レイトは勝ち誇ったような顔で目を見開き言う。

闇レイト「お前らに勝ち目はないんだよ!」

反論するようにカユウが闇レイトを睨み付け言う。

カユウ「諦めなければきっと!」
ロフウ「…もうダメです。奇跡なんて待ってても来ません。」

カユウの言葉を遮るかのようにロフウが言い放つ。
するとどこからか声がした。

リンク「奇跡は待つものじゃなくて起こすものですよ!」

カユウ「リンク!」

リンクは武器の杖を構えていた。

リンク「僕が治療し続けます!」
カユウ・メロン「!」
リンク「負けたら許しません!」
カユウ「…ここでくたばる訳には…」
メロン「いかないな!」
闇レイト「もうすぐで俺は完全体になる!」
カユウ「俺らがそれを阻止する!」
闇レイト「邪魔をするな!」

リンク「ヒルラ・マシュー・ヒール…!」
ロフウ「援護します…!」

闇レイト「お前らはどうしてそこまでする?」

メロン「そんなの決まってるよな。」

カユウ「仲間だから!」

燃え上がる真っ赤な炎を身にまとい、
真っ直ぐに迷いのない目で闇レイトを見つめるカユウ。

闇レイト「上等だ。掛かってこい。」
カユウ「……いくぜっ…」





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次回・逆転なるか!?

闇レイト「そんな都合良く行くと思ったか?」

カユウ「皆……ごめっ…」
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