息子が悪役令嬢だった件

知花虹花

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週末デート いちゃいちゃ成分 かなり多め 18 

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 結果として、かなりの確率で悪意の種を見つけることができた。

 積みあがっていく悪意の種を、先生は、青ざめて見ているし、アリスは、その先生を呆れたように見ながらリンたちを呼んでくるって言って出て行った。
 
 なので、結局、この日は宿に戻ることができずに、先生のこの家にそのまま泊まることになってしまった。

 アルとリンと合流したけど、リンは物凄く、機嫌悪そうにしているし、リンが、

 「エリザベスに言いたいんだけど、この休暇中って、君、アルといちゃいちゃしに来たんだよね?」

 イチャイチャって・・・まあ、確かにそうだけどさ。
  
「何で、こんなことになってるんだ?」

 それは私も知りたい。

 アルも、かなり、ご機嫌斜めな様子だ。

「本当に、ごめんなさい」
 
 二人に早々と謝ることにした。

 なぜなら、先生から新たに頼まれた、膨大の量の雑貨やガラクタは、一日やそこらで片付く分量でない事には、早々と気づいていた。

 それに、なんで私がアルカナの悪意の種を見つけることができるのかもわからずに、黙々と仕分けをする羽目になっている。

 そして、それを封印できるリンも、文句を言いつつも、フル回転で封印していくが、顔にはしっかり不本意と書かれたような表情をしている。

 先生も、封印しながら、チラチラとリンの顔色を窺っている。

 アリスもこの雰囲気に耐えられなかったのか、夕食を作りに行くと言った。

「魔法でご馳走、出すこともできるのに・・・」

 先生が呟いたのが、アリスにちゃんと聞こえていたはずだけど、綺麗にスルーしていってしまった。

「俺だって、この休暇にかけてたんだ!」

 しばらくたつと、リンが、大量のガラクタの封印に嫌気がさしたのか、急に叫んだ。

 びっくりしたんだけど、何をかけてたんだろう???

 すると、アルがリンを見て、同情したように肩に手を置いている。

 何が何だかわからないけど、みんな疲労がたまっているということで、続きは明日になった。

 アリスが、ガラクタ達と一緒にご飯をテーブルに並べなくていいよう、手づかみで食べれるような夕飯を作ってくれてたので、ようやく一息付けそうだった。

 先生は、封印した沢山のガラクタを、魔法協会に行って処分してくるついでに、まだまだあるガラクタを取りに行くと言って、夕食は後でいいと出て行った。

「ねえ、魔法協会って、もしかしてだけど、足の踏み場がないほどの汚部屋になっているんじゃ・・・」

 ある程度、封印して片付いているはずなのに、テーブルの上のこのガラクタの量、減ったように見えない。

 絶対にヤバいと思う。
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