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目覚めた時、花畑が目の前に…なんてことはなく、逞しい腕に抱き締められて眠っとった。
あれだけのことしたのに、身体は綺麗。更に、服まで着とった。
いや、綺麗にされて服着せてもらってたっていうんが正解。どんだけ飛んでたん…俺。
意識がクリアなってきたら段々と分かる、下半身の気怠さとあり得ん箇所のあり得ん痛み。その痛みが、あー、越えんでええ壁越えたんやーとか思うてまう。
でも、あないに受け身やのに、あないに気持ちええって新境地発見の勢い。俺…案外このへんポジティブ。
てか、肋やっててあの運動量。健康なときのお前を相手出来る自信、俺には微塵もないし出来ればしたくない。腰取れる。
ケツ掘られて腰取れたら、何かそれはそれで違う屈辱…。
「…起きたんか」
ゴソゴソしたからか、目覚めた龍大が俺のデコに唇当てる。
デコチューて…。異常に照れる…。
ほんまにオマエは、何もかも甘い。甘すぎて、俺は胸焼けしてまう。
「腹減った…何か作ろ」
龍大はベッドから起き上がり、コキコキ首を慣らす。いや待て、何でオマエは上半身裸なんですか?
それでも動く度に背中の筋肉の筋が動いて、変にエロい感じする俺の思考回路は黴が生えとるらしい。
男の背中の筋肉にエロさ感じるなんて、何てマニアックな俺…。こんな俺の思考を、昔の俺が聞いたら卒倒や。
まぁ、新境地発見してるあたりからして手遅れか…。
「俺も手伝……っ!」
一人、ベッドで王様してるんもあれやしと起き上がった俺の身体に走る、あらぬところの激痛鈍痛疼痛。
ケツと股関節と腰が…バラバラなりそう…。ケツはごっつい違和感異物感痛感…。
な、何が起こった!?俺の身体っ!
無言のままベッドに身体埋める俺に、龍大は溜め息ついた。
「動ける訳ないやろ…待っとけ」
呆れたように龍大は言うて、俺の頭を軽く撫でて寝室を出ていった。
いやいやいや、誰の仕業!?
散々喘いでイッて、最後には意識飛ばしといてなんやけど、誰のせいでこないなってん!それやのに、なに?その扱い!
てかアナルセックスがここまで負担のデカいものとはっ!アナルセックスやから!?受ける側は負担大とか!?
女は!?いや、あいつらは情事が終わってからシャワー浴びにガンガン歩いてた。
それに引き換え今の俺は、要介護の年寄り状態。歩く自信すらない。
腰砕けの快感でほんまに腰砕けたとか笑われへん。
確かに痛みもあったけど、それを勝る快感…。快感の代償がこれかいっ!
「あかん…二回目したない…あっ!」
俺が龍大を抱けばええんちゃうん!?と思って想像した妄想に、全力で自分で否定。画的に無理…。何マニア?ってか………。
「腰イテェ……」
結局、どういう体勢をしようが何をしようが、痛いもんは痛くてどないもならんくてベッドでもがいてたら、龍大が部屋に戻ってきて嫌がる俺を抱き抱えてリビングに連れていかれる。ほんまに介護。
でも龍大が抱っこしてくれへんかったら、リビングまで何時間かかったか…。
用意されてたのはオムライス、卵が半生のトロトロ。今にもドロッと溢れそうなそれに、俺の腹の虫は一気に騒ぎ出す。
こいつに作られへんもん、ないんちゃうか。
「大丈夫か?」
「え?」
オムライスにケチャップを垂らしながら、ご機嫌の俺に何を聞く。腹の虫ならこれで満たされるで。
「身体。昨日無茶したからな」
「な!!!!」
なんちゃうハズいこと、さらりと言いよんねん!半生トロトロ卵に興奮してる俺に向かって!
確かに無茶してくれましたね!おおきに!でも聞くか!?聞かんやろ!
男同士やちゅーても、いや、男同士やからこそ、そこは悟るとこで聞くとこちゃう!
ほんまなら、いや、何ヶ月か前の俺ならば受け入れられん事や!足拡げて、男やのに男受け入れて、しかも受け入れる場所も場所!
いっつも何でも鋭いくせに、オマエには気配りってもんはないんかー!!!
「全然平気や、ばーか」
平然を装って言ってみた。ここで文句言うても、何か昨日の羞恥を掘り起こしかねん。
あんなとこにあんなことしてんからとか、心配という名の拷問されかねん。
「あんなん何でもあらへん!」
介護必要な、十代、バリバリ現役ヤンキーやけどな!
龍大ははいはいとか言うて、俺の頭を撫でる。
何?風間くん、君、ヤッてからやたら俺をガキ扱いしてへん?俺、お前が年齢詐称してへんかったら、正真正銘年上やで。
「心から電話あった」
「え!」
突然の”心”の名前に身体がブルっと震えた。
この世の中、あれに勝るホラーはない。リアルホラー。
貞子なんかお呼びやない。井戸から出てこんでも、俺は名前だけでビビっとる。
「な、…なんて?」
またクソガキに付きおうてられへんとか、俺のおかんなんか知るかとか…そんなん?
だって、めっちゃ気分屋に見えたで、アイツは。
「明日、向こう行く。一新一家も了承してくれたらしい」
「え?!明日…??」
なに、いきなりのそれ。
明後日とかやなく、明日?明日って、そんなもう時間あらへんやん。
「一新一家はもともと仁流会みたいに系列組や傘下持たん組やから、今回もやりたきゃやれみたいなん。酒井組とも別に盃交わした訳やないからな。それに、一新一家も内部でゴタついとって大変らしい」
「はぁ…」
龍大は…いつになったら俺がただのヤンキーで、尚且つ一般庶民と分かってくれんねやろ。当たり前みたいに組がどーのこーの…。
かいつまんで言えば、喧嘩するなら勝手にせえ…って意味なんやろな。多分…。
「大丈夫。一新一家と心は仲ええから」
いやいや、そこ心配してんちゃうし。どうせならアイツも一回は怖い目おうたらええねん。
まぁ、ビビったとこ想像つかんけど。
「明日なん?」
「あんまり日が開きすぎると、威乃の親が心配や」
俺はオマエが心配や、龍大…。そう素直に言えん俺は、やっぱりガキでどうしようもない。
「あ、これ」
龍大が思い立った様に、鍵をテーブルに滑らした。
「…鍵」
テーブルに滑らされた鍵。俺はそれをアホみたいにジッと見た。
「俺がいつ帰ってもええように、ここにおって。全部片付いたら、威乃の気持ちも聞かなあかんし…そん時は俺も全部話す」
「………」
いつになく真剣。
いつになく真っ直ぐ。
いつになく本気。
真剣すぎて、怖い。
真剣すぎて、これから龍大が向かう場所に行かしてええんか、躊躇う。
真剣すぎて……永遠の別れみたい。
結局、その日は俺は動けずに一日介護ヤンキー。至れり尽くせりってまさにあれ。
風呂から着替えから何から何まで…。若さ故か、動こう思うたら動けたのを俺は龍大に甘えきった。
今生の別れやあるまい…。
そして翌朝、早々に龍大は出ていった。
「秋山威乃って知ってるか?彰信」
教室の俺の机にドカリと座り、耳に付けたピアスをチリチリ鳴かせながら、ハルが俺の横におる彰信に嫌味ったらしーく聞きよる。
ハルがこないに女々しい、厭味な奴とは知らんかった。いや、知ってる。厭味やないねん。臍曲げてんねん。
「ハルー」
彰信は心底困ったみたいに情けない声を上げる。
そりゃそうやわ。お前がドカリと座る机の椅子に、秋山威乃は腰かけとる。
俺が秋山威乃やなかったら、秋山威乃はどこにおんねん。ちゅーか、俺は誰になんねん。
「秋山威乃はここー」
下から声を上げるが、ハルは素無視。
何や、俺はオバケか。声も聞こえんのか。ポルターガイスト起こせってか?無茶言うな。
「秋山威乃って誰やったかいな。俺にはさっぱり分からんけど、彰信は知ってんのか」
「威乃ー」
半ベソやで…彰信。
折角、龍大の用意した朝飯食うて、まともな時間に学校来たのにこれ。ってか存在否定というか、最早、イジメ。
「ハルもさ、機嫌直さな。威乃もガッコ来たし三人揃ったやん」
彰信が何とかアホハルを宥めようと戯けるけど、トリオか俺らは。
いつからユニット組んでん。ユニット名はヤンキーか。
それでも何も言わんハル。ハルの頑固さは折り紙付き、頑固で頑固でどないもならん男。そんなハルに涙目の彰信。目から大粒の涙が雫となって流れ出るんも時間の問題や。
そんな彰信にハルはため息ついて、俺をジロリと見下ろした。何だかんだ、彰信には甘い。
やけど俺には甘くない。連絡入れたけど、どこで何をしてたんか何がどないなってるんか説明してへんことに、かなりお怒りのご様子。
だってVシネやもん。何とか一家と何とか組と…仁流会と鬼塚組と風間組。
鬼塚 心と…あの神経質そうな…そ、そー、相馬!命の恩人やっちゅうねん!
こんだけヤクザとヤクザとヤクザとヤクザと…みたいなん、よお説明せんわ。
しかも肝心の名前まで朧気。俺、かなり頭悪いからなぁ。
「彰信、お前、コーヒー買ってきて」
唐突にハルが彰信に言った。そんなハルに涙目の彰信は首を振る。
「イヤやー、パシりやんー。パシリはせんもーん」
そりゃそうやわ。パシりや。イヤや。連れをパシらせるな。
頑張れ彰信。何なら殴ってまえ、こんな臍曲り。後ろから俺が応戦したる。
「コーヒー飲んだら、秋山威乃を思い出すわ」
「ほんま!?仲直りしてくれんの!?」
彰信は花が飛び散らんばかりに飛び上がって笑顔見せたけど、彰信、俺とハルは喧嘩なんかしてへん。
ハルのこの臍曲げに、いい加減に馴れろ。
「威乃も要るやんな!行ってくるー!」
エコーかかりそうな元気な声で、彰信は教室を飛び出した。
彰信、俺はお前の将来が心配や。
あれだけのことしたのに、身体は綺麗。更に、服まで着とった。
いや、綺麗にされて服着せてもらってたっていうんが正解。どんだけ飛んでたん…俺。
意識がクリアなってきたら段々と分かる、下半身の気怠さとあり得ん箇所のあり得ん痛み。その痛みが、あー、越えんでええ壁越えたんやーとか思うてまう。
でも、あないに受け身やのに、あないに気持ちええって新境地発見の勢い。俺…案外このへんポジティブ。
てか、肋やっててあの運動量。健康なときのお前を相手出来る自信、俺には微塵もないし出来ればしたくない。腰取れる。
ケツ掘られて腰取れたら、何かそれはそれで違う屈辱…。
「…起きたんか」
ゴソゴソしたからか、目覚めた龍大が俺のデコに唇当てる。
デコチューて…。異常に照れる…。
ほんまにオマエは、何もかも甘い。甘すぎて、俺は胸焼けしてまう。
「腹減った…何か作ろ」
龍大はベッドから起き上がり、コキコキ首を慣らす。いや待て、何でオマエは上半身裸なんですか?
それでも動く度に背中の筋肉の筋が動いて、変にエロい感じする俺の思考回路は黴が生えとるらしい。
男の背中の筋肉にエロさ感じるなんて、何てマニアックな俺…。こんな俺の思考を、昔の俺が聞いたら卒倒や。
まぁ、新境地発見してるあたりからして手遅れか…。
「俺も手伝……っ!」
一人、ベッドで王様してるんもあれやしと起き上がった俺の身体に走る、あらぬところの激痛鈍痛疼痛。
ケツと股関節と腰が…バラバラなりそう…。ケツはごっつい違和感異物感痛感…。
な、何が起こった!?俺の身体っ!
無言のままベッドに身体埋める俺に、龍大は溜め息ついた。
「動ける訳ないやろ…待っとけ」
呆れたように龍大は言うて、俺の頭を軽く撫でて寝室を出ていった。
いやいやいや、誰の仕業!?
散々喘いでイッて、最後には意識飛ばしといてなんやけど、誰のせいでこないなってん!それやのに、なに?その扱い!
てかアナルセックスがここまで負担のデカいものとはっ!アナルセックスやから!?受ける側は負担大とか!?
女は!?いや、あいつらは情事が終わってからシャワー浴びにガンガン歩いてた。
それに引き換え今の俺は、要介護の年寄り状態。歩く自信すらない。
腰砕けの快感でほんまに腰砕けたとか笑われへん。
確かに痛みもあったけど、それを勝る快感…。快感の代償がこれかいっ!
「あかん…二回目したない…あっ!」
俺が龍大を抱けばええんちゃうん!?と思って想像した妄想に、全力で自分で否定。画的に無理…。何マニア?ってか………。
「腰イテェ……」
結局、どういう体勢をしようが何をしようが、痛いもんは痛くてどないもならんくてベッドでもがいてたら、龍大が部屋に戻ってきて嫌がる俺を抱き抱えてリビングに連れていかれる。ほんまに介護。
でも龍大が抱っこしてくれへんかったら、リビングまで何時間かかったか…。
用意されてたのはオムライス、卵が半生のトロトロ。今にもドロッと溢れそうなそれに、俺の腹の虫は一気に騒ぎ出す。
こいつに作られへんもん、ないんちゃうか。
「大丈夫か?」
「え?」
オムライスにケチャップを垂らしながら、ご機嫌の俺に何を聞く。腹の虫ならこれで満たされるで。
「身体。昨日無茶したからな」
「な!!!!」
なんちゃうハズいこと、さらりと言いよんねん!半生トロトロ卵に興奮してる俺に向かって!
確かに無茶してくれましたね!おおきに!でも聞くか!?聞かんやろ!
男同士やちゅーても、いや、男同士やからこそ、そこは悟るとこで聞くとこちゃう!
ほんまなら、いや、何ヶ月か前の俺ならば受け入れられん事や!足拡げて、男やのに男受け入れて、しかも受け入れる場所も場所!
いっつも何でも鋭いくせに、オマエには気配りってもんはないんかー!!!
「全然平気や、ばーか」
平然を装って言ってみた。ここで文句言うても、何か昨日の羞恥を掘り起こしかねん。
あんなとこにあんなことしてんからとか、心配という名の拷問されかねん。
「あんなん何でもあらへん!」
介護必要な、十代、バリバリ現役ヤンキーやけどな!
龍大ははいはいとか言うて、俺の頭を撫でる。
何?風間くん、君、ヤッてからやたら俺をガキ扱いしてへん?俺、お前が年齢詐称してへんかったら、正真正銘年上やで。
「心から電話あった」
「え!」
突然の”心”の名前に身体がブルっと震えた。
この世の中、あれに勝るホラーはない。リアルホラー。
貞子なんかお呼びやない。井戸から出てこんでも、俺は名前だけでビビっとる。
「な、…なんて?」
またクソガキに付きおうてられへんとか、俺のおかんなんか知るかとか…そんなん?
だって、めっちゃ気分屋に見えたで、アイツは。
「明日、向こう行く。一新一家も了承してくれたらしい」
「え?!明日…??」
なに、いきなりのそれ。
明後日とかやなく、明日?明日って、そんなもう時間あらへんやん。
「一新一家はもともと仁流会みたいに系列組や傘下持たん組やから、今回もやりたきゃやれみたいなん。酒井組とも別に盃交わした訳やないからな。それに、一新一家も内部でゴタついとって大変らしい」
「はぁ…」
龍大は…いつになったら俺がただのヤンキーで、尚且つ一般庶民と分かってくれんねやろ。当たり前みたいに組がどーのこーの…。
かいつまんで言えば、喧嘩するなら勝手にせえ…って意味なんやろな。多分…。
「大丈夫。一新一家と心は仲ええから」
いやいや、そこ心配してんちゃうし。どうせならアイツも一回は怖い目おうたらええねん。
まぁ、ビビったとこ想像つかんけど。
「明日なん?」
「あんまり日が開きすぎると、威乃の親が心配や」
俺はオマエが心配や、龍大…。そう素直に言えん俺は、やっぱりガキでどうしようもない。
「あ、これ」
龍大が思い立った様に、鍵をテーブルに滑らした。
「…鍵」
テーブルに滑らされた鍵。俺はそれをアホみたいにジッと見た。
「俺がいつ帰ってもええように、ここにおって。全部片付いたら、威乃の気持ちも聞かなあかんし…そん時は俺も全部話す」
「………」
いつになく真剣。
いつになく真っ直ぐ。
いつになく本気。
真剣すぎて、怖い。
真剣すぎて、これから龍大が向かう場所に行かしてええんか、躊躇う。
真剣すぎて……永遠の別れみたい。
結局、その日は俺は動けずに一日介護ヤンキー。至れり尽くせりってまさにあれ。
風呂から着替えから何から何まで…。若さ故か、動こう思うたら動けたのを俺は龍大に甘えきった。
今生の別れやあるまい…。
そして翌朝、早々に龍大は出ていった。
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ハルがこないに女々しい、厭味な奴とは知らんかった。いや、知ってる。厭味やないねん。臍曲げてんねん。
「ハルー」
彰信は心底困ったみたいに情けない声を上げる。
そりゃそうやわ。お前がドカリと座る机の椅子に、秋山威乃は腰かけとる。
俺が秋山威乃やなかったら、秋山威乃はどこにおんねん。ちゅーか、俺は誰になんねん。
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下から声を上げるが、ハルは素無視。
何や、俺はオバケか。声も聞こえんのか。ポルターガイスト起こせってか?無茶言うな。
「秋山威乃って誰やったかいな。俺にはさっぱり分からんけど、彰信は知ってんのか」
「威乃ー」
半ベソやで…彰信。
折角、龍大の用意した朝飯食うて、まともな時間に学校来たのにこれ。ってか存在否定というか、最早、イジメ。
「ハルもさ、機嫌直さな。威乃もガッコ来たし三人揃ったやん」
彰信が何とかアホハルを宥めようと戯けるけど、トリオか俺らは。
いつからユニット組んでん。ユニット名はヤンキーか。
それでも何も言わんハル。ハルの頑固さは折り紙付き、頑固で頑固でどないもならん男。そんなハルに涙目の彰信。目から大粒の涙が雫となって流れ出るんも時間の問題や。
そんな彰信にハルはため息ついて、俺をジロリと見下ろした。何だかんだ、彰信には甘い。
やけど俺には甘くない。連絡入れたけど、どこで何をしてたんか何がどないなってるんか説明してへんことに、かなりお怒りのご様子。
だってVシネやもん。何とか一家と何とか組と…仁流会と鬼塚組と風間組。
鬼塚 心と…あの神経質そうな…そ、そー、相馬!命の恩人やっちゅうねん!
こんだけヤクザとヤクザとヤクザとヤクザと…みたいなん、よお説明せんわ。
しかも肝心の名前まで朧気。俺、かなり頭悪いからなぁ。
「彰信、お前、コーヒー買ってきて」
唐突にハルが彰信に言った。そんなハルに涙目の彰信は首を振る。
「イヤやー、パシりやんー。パシリはせんもーん」
そりゃそうやわ。パシりや。イヤや。連れをパシらせるな。
頑張れ彰信。何なら殴ってまえ、こんな臍曲り。後ろから俺が応戦したる。
「コーヒー飲んだら、秋山威乃を思い出すわ」
「ほんま!?仲直りしてくれんの!?」
彰信は花が飛び散らんばかりに飛び上がって笑顔見せたけど、彰信、俺とハルは喧嘩なんかしてへん。
ハルのこの臍曲げに、いい加減に馴れろ。
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