交通事故、

献残屋藤吉郎

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二人の娘たちへ

二人の娘たちへ

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 短編小説「二人の娘へ、、」献残屋藤吉郎

1)二人の娘へ「子供不幸を重ねて」、、、

親として本当に娘たち二人には済まないと反省している。親の犠牲にしてしまった。
妻の病「喘息」の為に、その看病で本当に迷惑をかけてしまったのである。父親の仕事の都合とかを理由に「喘息」の発作が起きると、その看病を頼んでしまっていた。
特に次女には高校を卒業してから、、仕事も出来ないほどの看病をさせてしまったような、、心から済まないと思っている。
父親である「俺」が一番いけなかった。仕事にかまけて、次女に甘えていた。今から考えると、なんて浅はかな行動をとったものと、、、
妻の喘息は年々、発作を起こしている期間が長く成り、、その間の看病が長く成り,苦労と心配を掛け過ぎてしまった。次女は妻の喘息の看病で、、どのくらいかな、、、時間的にみると「15年間」にもなる、、娘の人生を、、「青春」を奪ってしまったようだった。なんと償えばいいのか分からないほどだ、、、そして、今も迷惑を掛けている。
長女にも心労を掛けて来た、、何かあるごとに仕事を休んで、妻の看病をしてくれた。
二人の娘の青春はどこに消えたのか、、、どう償えば良いのか、、、ただ、すまないと謝るだけだった。
バカな父親は仕事が順調な時があり、、有頂天に振舞っていたことがあった。
そんな時に生活を調整して堅実に生きればよかったと反省しているのだった。
「心配するな、、お前たちの生活は守るからと。。」、、、
二人の娘には4000万から5000万の新築のマンションを3戸、現金で購入してプレゼントしたのだった。
マンションの中の家具も全て電気機器も揃えたのであった。
親の馬鹿な,,浅はかな知恵で、、、仕事仲間を信じて、騙されて、全てを失ったのである、、、本当に馬鹿な男であった。
そのマンションの不動産取得税を支払うために「3000万円」を借りたのが、、初めからの「罠」だったのである。
娘たちに買ってやったマンションは3戸で「1億2千万円」だった、、、しかし、見事な「罠」にかかり、騙されたのであった。いくら後悔しても仕切れなかった。
悔しい一言であった、、、
その連中には京都を始め全国で手掛けていた事業で「約35億円」の損失を受けたのである、、詐欺師軍団に騙されたのであった。
そんなことで娘たち二人には、辛いことをさせてしまった。済まないと心から思っている。
この件では息子にも酷いことをしたと反省している。
ただ、、唯一、残した自宅を娘たちに残せたことぐらいであるが、、「380坪の土地に90坪の3階立ての鉄骨住宅」であったが「固定資産税」が高いので参っている。
バカな父親ではあるが、、生きているうち「何か守る対策」を考えないと、、、
悪戦苦闘している。
本当に済まないことをしたと後悔している、、、心から今は謝りたい。

2)「娘不幸をした父親は、、、」

父親として恥ずかしい、、、娘たちの為にと思い購入した新築マンションを3戸も失ったのだから済まないと思ってる。。。なんとしても悔しい「騙され方」だった。
仕事で稼いで、、、買ったマンションだった。。つかの間の夢だったような、、、考えると悔しいのでなるべく考えないようにしている。。
夢をもう一度で、何とか頑張っていることがある、、、何とか子供たちに償いをしたい、、命ある限り、命尽きるまでにはと思い、、この2年間頑張ってきている。
今年で3年目に入る、、、少しだけど望みが出てきたような、、、男としての最後の踏ん張りだ、、、80歳になっての心意気で挑戦している。
ここで踏ん張って、青春を犠牲にして、、母親の病に尽くしてきた娘たちに恩を返さないと、、、
必ず、命に代えても娘二人に尽くさないとすまない、
そして、なりたくてなった病ではない妻の喘息だ、、最後まで人生を掛けて看病しないと、、、妻にも娘たちにもすまないのだ。
全てが馬鹿な父親の愚行から始まったことなので、、一生をかけて償わないと、、俺は男として親として、夫として地獄行きだよ。閻魔大王に舌を抜かれても文句は言えない。
今も妻の喘息は発作を起こしている、、、其のたびに
、二人の娘が看病している、、
本当に済まないと心から詫びているのだった。
長女はもともと、喘息だったので、疲れると喘息を起こして薬を服用している。
次女も職業訓練所に通って、花の勉強をしている、、毎朝4時に家を出て東京まで通っている、、、大変だと思う、、父親に出来ることは願うだけだった、、無事に通って、無事に帰ることを、、
全てが父親の「俺の責任」だ、、:ただ、謝るだけであった。
何でも親任せのあまえん坊だった次女が今では何でも一人で出来るようになった、、凄い、、と、褒めてやりたい。
二人の娘は自慢の娘だ、、、何とか恩返しをしたい、、幸せになって欲しい、、、
振り返ると二人とも父親の俺を命がけで守ってくれた。
息子との喧喧嘩で包丁をもって向かってきたことがあった、、その時に父親の身を守ってくれたのであった。感謝している、、あの時に二人の娘が間に入って、身を挺して守ってくれなかったらと思うと、、ぞっとするのであった。


3)娘二人の親孝行に何もしてやれない父親は、、、

今も「子供不幸不忠」をした俺たち夫婦を面倒を見てくれている。。
父親の「俺」が不治の病の「パーキンス病」な成ってしまったので、買い物は二人の娘がしてくれている、、、感謝だよ。
パーキンス病になった時に父親の「俺」は庭で倒れると起き上がれなかった、、風呂で倒れた時は起き上がれずに、娘二人がかりで抱き上げてくれたのだった、、本当に感謝だよ。
歩行困難になった父親を夜間,病院に連れて行ってくれたのも二人の娘だった。
その検査のお陰で「パーキンス病」が分かり、、今では治療して、やっとではあるが歩けるようになった。
しかし」、、運転免許証は返納した。
今では病院へ行くときもバス利用である、、それはそれでできるものであった。
しかし、、全てが娘次第であった。。。あらゆることに感謝だった。
二人の娘とは口喧嘩もする、、、また、体の動かない父親が時には大きな声を出すことがあるのであった。。文句を云っているわけではないが、、二人の娘は大きな声を嫌がる。。
しかし、すぐに気を使ってくれるのであった。嬉しい気づかいであった。
なんだカンダとと言ってはいるが、、最終的にはやさしくしてくれる。感謝だ。
二人の娘は病気の弟の事にも気を使い、、、不治の病だから、、先日のようにアパートで倒れたら、、誰も気が付かずに、、もし、、亡くなったらどうしようと心配していた。
父親の「俺」のせいで離婚したのだから、、奥さんから連絡は貰えるよね、、とか、、従弟のだれだれが弟が病院に入院した時、見舞いに来てくれたし、、、その従弟と次女が連絡しているので大丈夫だよね、、、とか心配をしているのだった。
子供たち3人は固い絆でむすばれているようだった、、
バカな親としては「安心」したのであった。
どうか、、3人で仲良く生きて欲しい、、、馬鹿な父親は願うばかりだった。




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