交通事故、

献残屋藤吉郎

文字の大きさ
4 / 6
家族への愛情物語

家族への愛情物語

しおりを挟む
短編小説「家族への愛情物語」 原作者献残屋藤吉郎


1)夫婦とは永遠に、、



そう有りたい「夫婦」とはいつまでも永久に、、、それが人の生きがいであり、勤めであり、、お互いの責任「愛」であるような。。。

よくよく考えると不思議だ、、、夫婦とは本当に不思議な絆で結ばれた「男と女」の様な、、、
何と不思議な因縁だろう、、普通は「好きで」「愛したから」と、、、」一緒になり、、一つ屋根の下で生活をするのであった、、、日々、喧嘩をしたり、、お互いを愛したり、、まったくもって妙な関係である。
そして、子供が生まれる。。二人で一生懸命に慈しみ育てる。
夫婦は「喜怒哀楽」を繰り返申請しながら、、、飽きることなく「笑ったり、泣いたり、怒ったり」しながら人生空間を歩いている。
そんな夫婦である、、が、、男とは勝手なもので、時がたつと、、生活に余裕が出てくると、なぜか遊ぶのだった。遊びは女遊びだけではない、、、仕事が休みの時などは、、「家族連れで、何らかの遊び」をすることは少なく、、男は大梁で遊ぶようだ、、、「ゴルフとか魚釣りとか、、、猟銃での獣狩りとか、サイクリング、ツーリン、、」とか仲間を集って遊ぶ。
更に、「博打遊びである、、、パチンコ、競馬,競輪、ボートレース、オートバイレース」などの賭博は一人でやるような。。
そんな遊びで「夜遊びでの酒飲み」が多く、、その遊びの中に「女遊び」が絡んでくる。
「夫」である男も酒が好きで、よく飲み歩いた。
一緒になって、子供に飽きたわけでもなく、、女である妻に訳でもないのだが、、夜遊びをするのである、、、困ったものであった。
好きで一緒になっ
やあた男と女、、妻に心配と不安を与えた、、いつもいる家に夫が居ない、、、夜になるといないのであった。
妻に苦労を掛けたのであった、、、その夜遊びが時には酷く成り、、夫婦喧嘩がふえていった。
「お父さん、、、今夜は何時ごろに帰るの、、」と聞かれる夫は、、
「12時前には帰ると、、」と言いながら、いつも帰宅は午前様になってしまう。。。最初は良かった、、約束を守ったから、、、
約束を守らなくなり、、夫婦喧嘩は多く成り、激しくなる。
色々な場面が出来た、、、「玄関先に男の背広がはさみできざみのように切られ、山積みに成ったり」「玄関、ホールにその晩のカレーの具が蒔かれていた、、、不思議だった、偶然ではあったが、夫はカレーが大好物だった、そんなカレーの時に限り、遅くなったのであった。
ある時には「朝、背広を着ようと思い、タンスを空けたら一枚も背広がなかった、、妻が指を指した方向を見たら、、お風呂だった、、背広が水つけになっていた。そして、笑って
時には妻が玄関でニコニコしながら「お帰りなさい、、」と、言った途端に持っていた「金槌」で、目の前に並べた腕時計を全て割ってしまった。
夫は怒れない、、、全て自分が悪いのだから、、、
参っ、」た、、、しかし、、そなところで辞めればいいのに、、、夫は懲りずに時間が経つと繰り返した。
そして、ある朝、出かけようとしたら車「当時日産セドリック」がなくなったいた。
妻は例により笑って知らんふりであった。夫の車を隠しいまった。
そんな夫婦喧嘩が続いたが、、仕事で現場に泊まり、、帰宅したら誰もいなかったのであった。
家の中が空っぽだった、、夫は呆然としていた、、、そんな時に夫の弟から電話が入った。
妻は子供たち3人を連れて実家に帰ったと、、、
バカな男だった、、まさか家族全員で家出をするとは夢にも思っていなかった、、、甘い男だった。
男は妻に3人の子供たちに辛い思いをさせたのであった。
家に帰った男は、、よくもこんなに整理したものだと、、しかし、辛かったと思う、、、妻も子供たちも、、すまないと大きな反省をした。
誰も居なくなった家で男は一人泣いた、、
買ったばかりの「飛鳥」という車、、オートバイ、、家の中のピアノ、、ハモンドオルガン。応接セット3点、そのたいろいろだった、、並べてみたが物はいい、、働いて買えばいいとおもった。
しかし、妻と子供3人を失ったことが取り返しがつかなかったのである。
何としても家族を戻さないと、、、妻の実家にむかった。
ここまでも夫婦喧嘩をしては妻に家出を何回かされていたのであった。
バカな男だ、、同じことを繰り返して、、、


2)夫も東京へ、、、

バカなことを繰り返している夫は本当に参った。大いに反省をしたのだして、東京へ行き、、妻に詫びた、、子供たち3人にも心から詫びた。。すぐには許してもらえなかった。
妻と子供たち3人が引っ越しをした先のマンションへ行ってみた、、男は涙を流した。
その時、長男はまだ、小学4年生だったので、、
「お父さん、、夜、暑くて眠れないよ、、」と、、夏だったから愚痴を零した、、、狭い一部屋の中に4人分の布団を並べて寝ているので、、今までとは環境が違っていたので、、それを見た男は涙が込み上げた。
何としても詫びないと、謝らないと、、許しを請わないと、、、腹の底からおもったのであった。
次女も小学6年生で、長女が中学1年生だった。二人の娘も辛そうだっ
た。
しかし、子供たち3人は妻が、、母親が大好きだった。
男「夫」は誰も居なくなった家で、、長男の作文帳を偶然見つけたのであった。
小学4年生のクラスメイトからのお別れの寄せ書きで、、、
「誰ちゃん、、急の引っ越しで寂しいです」とか。。「誰ちゃん、、みんなの前でお別れの話が突然あったので、びっくりしました、、」とか、、
「東京へ行ってからも元気でね、、」とか、、いろいろなことがいっぱい書いてあたのを見て、、思った、、長男はみんなからだと、、
男の身勝手で突然に慣れ親しんだ学校とも友達とも、別れなくてはならなかっ長男は寂しかっただろう、、悔しかったと思う。
長女も次女もなにもいわなかったが、、男親を恨んだことだろう、、、
男はこの時から子供たちには「大きな借り」が出来たのであった。
この日も又、、家族に償わなければという悔いtが残った。
子供たちが学校の転向手続きをしていたので、、男「夫」も田舎の家を空き家にして、東京の王寺駅前に「3DKのマンション」を借りて、、子供たち3人と妻と住むことにしたのであった
4人で生活するには狭かったが、、我慢してもらうことにした。
男の仕事もコンサルティングを頼まれていたので、、専門分野の産業廃棄物処理ぎょうだったので引き受けた。
なんとか生活はしていけたのだった。
色々あったが、しばらくは落ち着いていた。


3)男(夫)は仕事は好きで、独立心が旺盛だっうにた。。。

東京へ出てからも男「夫」」は夢中で働いた。産業廃棄物処理業の世界では知られていたので、業界でも名を挙げていった。
子供たちもいつの間にか「高校生‎、」になっていた、、、月日の経つのは早いものだった。。その間に夫婦喧嘩も親子喧嘩もした、、、
しかし、、何とか生活を維持していた。
男は務めから独立をして、一人で事業を、、コンサルタント業を始めた。
そして、儲けた時に同じマンションの中に分譲が出たので2戸購入して、子供たちに住まわせたのであったが、、短期間で失敗して売却してしまった、
子供たちにはこのころから「子供不幸」をしてしまった。
妻や子供たちと「15年間」住んだ東京都も仕事もやめて、空き家にしていた田舎に帰った。
長女だけは仕事の都合で東京に残ったが、、後には田舎へ戻ってきた。
長男は21歳ごろから3年間、アメリカへ留学っしていた、、私費で行ったので、、苦労したようだったが父親は毎月「20万から30万円」を送っていた。
田舎に戻った妻と二人の娘は父親も一緒に暮らした。
そして、、、男「父親」が再起して、仕事が順調に行ったのは「10年間」だった。
その間に少しだけ、家族に尽くしたのであったが、、7年前に
男は病気成り、、人生に躓いたのであった。
男の人生は何度も繰り返して、、旨くいったり、、失敗したりの反復人生を歩いてきた。
こんな男について来てくれた「妻」に感謝している。
言葉では言い尽くせない「感謝」だ、、、「ありがとう、、、」
本当にすまいとおもつている。。。残りの人生で出来ることなら少しでも「感謝」を還したい。。


1)二人の娘たちにも「親不孝」を重ねて、、



親として本当に娘たち二人には済まないと反省している。親の犠牲にしてしまった。
妻の病「喘息」の為に、その看病で本当に迷惑をかけてしまったのである。父親の仕事の都合とかを理由に「喘息」の発作が起きると、その看病を頼んでしまっていた。
特に次女には高校を卒業してから、、仕事も出来ないほどの看病をさせてしまったような、、心から済まないと思っている。
父親である「俺」が一番いけなかった。仕事にかまけて、次女に甘えていた。今から考えると、なんて浅はかな行動をとったものと、、、
妻の喘息は年々、発作を起こしている期間が長く成り、、その間の看病が長く成り,苦労と心配を掛け過ぎてしまった。次女は妻の喘息の看病で、、どのくらいかな、、、時間的にみると「15年間」にもなる、、娘の人生を、、「青春」を奪ってしまったようだった。なんと償えばいいのか分からないほどだ、、、そして、今も迷惑を掛けている。
長女にも心労を掛けて来た、、何かあるごとに仕事を休んで、妻の看病をしてくれた。
二人の娘の青春はどこに消えたのか、、、どう償えば良いのか、、、ただ、すまないと謝るだけだった。
バカな父親は仕事が順調な時があり、、有頂天に振舞っていたことがあった。
そんな時に生活を調整して堅実に生きればよかったと反省しているのだった。
「心配するな、、お前たちの生活は守るからと。。」、、、
二人の娘には4000万から5000万の新築のマンションを3戸、現金で購入してプレゼントしたのだった。
マンションの中の家具も全て電気機器も揃えたのであった。
親の馬鹿な,,浅はかな知恵で、、、仕事仲間を信じて、騙されて、全てを失ったのである、、、本当に馬鹿な男であった。
そのマンションの不動産取得税を支払うために「3000万円」を借りたのが、、初めからの「罠」だったのである。
娘たちに買ってやったマンションは3戸で「1億2千万円」だった、、、しかし、見事な「罠」にかかり、騙されたのであった。いくら後悔しても仕切れなかった。
悔しい一言であった、、、
その連中には京都を始め全国で手掛けていた事業で「約35億円」の損失を受けたのである、、詐欺師軍団に騙されたのであった。
そんなことで娘たち二人には、辛いことをさせてしまった。済まないと心から思っている。
この件では息子にも酷いことをしたと反省している。
ただ、、唯一、残した自宅を娘たちに残せたことぐらいであるが、、「380坪の土地に90坪の3階立ての鉄骨住宅」であったが「固定資産税」が高いので参っている。
バカな父親ではあるが、、生きているうち「何か守る対策」を考えないと、、、
悪戦苦闘している。
本当に済まないことをしたと後悔している、、、心から今は謝りたい。

2)「娘不幸をした父親は、、、」

父親として恥ずかしい、、、娘たちの為にと思い購入した新築マンションを3戸も失ったのだから済まないと思ってる。。。なんとしても悔しい「騙され方」だった。
仕事で稼いで、、、買ったマンションだった。。つかの間の夢だったような、、、考えると悔しいのでなるべく考えないようにしている。。
夢をもう一度で、何とか頑張っていることがある、、、何とか子供たちに償いをしたい、、命ある限り、命尽きるまでにはと思い、、この2年間頑張ってきている。
今年で3年目に入る、、、少しだけど望みが出てきたような、、、男としての最後の踏ん張りだ、、、80歳になっての心意気で挑戦している。
ここで踏ん張って、青春を犠牲にして、、母親の病に尽くしてきた娘たちに恩を返さないと、、、
必ず、命に代えても娘二人に尽くさないとすまない、
そして、なりたくてなった病ではない妻の喘息だ、、最後まで人生を掛けて看病しないと、、、妻にも娘たちにもすまないのだ。
全てが馬鹿な父親の愚行から始まったことなので、、一生をかけて償わないと、、俺は男として親として、夫として地獄行きだよ。閻魔大王に舌を抜かれても文句は言えない。
今も妻の喘息は発作を起こしている、、、其のたびに
、二人の娘は看病している、、
本当に済まないと心から詫びているのだった。
長女はもともと、喘息だったので、疲れると喘息を起こして薬を服用している。
次女も職業訓練所に通って、花の勉強をしている、、毎朝4時に家を出て東京まで通っている、、、大変だと思う、、父親に出来ることは願うだけだった、、無事に通って、無事に帰ることを、、
全てが父親の「俺の責任」だ、、ただ、謝るだけであった。
何でも親任せのあまえん坊だった次女が今では何でも一人で出来るようになった、、凄い、、と、褒めてやりたい。
二人の娘は自慢の娘だ、、、何とか恩返しをしたい、、幸せになって欲しい、、、
振り返ると二人とも父親の俺を命がけで守ってくれた。
息子との喧嘩で、包丁で「俺を殺す」と言って、、振りかざして向かってきた時に二人の娘は間に入って、、父親の身を守ってくれたのであった。感謝している、、あの時に二人の娘が間に入って、身を挺して守ってくれなかったらと思うと、、ぞっとするのであった。

3)娘二人の親孝行に何もしてやれない父親は、、、

今も「子供不幸不忠」をした俺たち夫婦を面倒を見てくれている。。
父親の「俺」が不治の病の「パーキンス病」な成ってしまったので、買い物は二人の娘がしてくれている、、、感謝だよ。
パーキンス病になった時に父親の「俺」は庭で倒れると起き上がれなかった、、風呂で倒れた時は起き上がれずに、娘二人がかりで抱き上げてくれたのだった、、本当に感謝だよ。
歩行困難になった父親を夜間,病院に連れて行ってくれたのも二人の娘だった。
その検査のお陰で「パーキンス病」が分かり、、今では治療して、やっとではあるが歩けるようになった。
しかし」、、運転免許証は返納した。
今では病院へ行くときもバス利用である、、それはそれでできるものであった。
しかし、、全てが娘次第であった。。。あらゆることに感謝だった。
二人の娘とは口喧嘩もする、、、また、体の動かない父親が時には大きな声を出すことがあるのであった。。文句を云っているわけではないが、、二人の娘は大きな声を嫌がる。。
しかし、すぐに気を使ってくれるのであった。嬉しい気づかいであった。
なんだカンダとと言ってはいるが、、最終的にはやさしくしてくれる。感謝だ。
二人の娘は病気の弟の事にも気を使い、、、不治の病だから、、先日のようにアパートで倒れたら、、誰も気が付かずに、、もし、、亡くなったらどうしようと心配していた。
父親の「俺」のせいで離婚したのだから、、奥さんから連絡は貰えるよね、、とか、、従弟のだれだれが弟が病院に入院した時、見舞いに来てくれたし、、、その従弟と次女が連絡しているので大丈夫だよね、、、とか心配をしているのだった。
子供たち3人は固い絆でむすばれているようだった、、
バカな親としては「安心」したのであった。
どうか、、3人で仲良く生きて欲しい、、、馬鹿な父親は願うばかりだった。


1)親子の絆

親が子を思う気持ちは永遠だ、、、しかし、、子が思う心は今何処かな、、、
これは親の身勝手な思いかもしれない。
親とはそういう身勝手な考えを持っているような、、、
しかし、、いくつになっても親から見れば「子供は子供だ」と、、世間の親は思っている。
人生は永い、、「おぎゃー」と生まれて、、「はいはい歩きをして」やがて一人で歩く様になる。。それを見ながら歩む親にとっては、いつまでも「子供は子供」なのである、、、可愛い幼少時代から、、親子喧嘩をする様になるまで、そうなっても親というものは、、どこまで行っても「親」であり、、「子供は子供」なのだ。
その親子の「絆」は無くならないも、、斬れないものだ。
ましてや、、その子供が「病」で倒れれば心配で仕方がない、、
力が無くても、親である以上は「助けたい」と思うものである。
家を出て行った息子がいつも心配であった、、しかし、連絡がない時には、、勝手にいい方に勝手に解釈するもので、、「連絡がないから、、頼ってこないから元気にやっているだろうと、、
と、、思いながらも心配する日々である。
そして、ある日に娘から知らされた、、、ショックだった。
息子が不治の病にかかり、、東京のアパートで倒れたことを聞いたのだった。
親の商いの失敗で、嫁さんを守るために離婚をしていた事も知った。
その嫁さんが息子のアパート訪ねて、、部屋で倒れていて入院を刺せたということであり、、気が付かなければ死んでいたという。。
親として本当に済まないことをしたと反省して、悔いているのであった。
一人で倒れて悔しかったと思う、、寂しかったと思う。
出来ないかもしれないが、親としては引き取って「子供孝行」がしたい、、
しかし、親を恨んで出て行ったので、それも今は不可能だった。
二人の娘の話では、、、
「お父さん、無理だよ、、あいつはお父さんを恨んでいるからと、、」
云われてしまった、、、また、二人の話では「お父さんが生きている間は戻らい積りでいるよ、、」とも言われた。
しかし、、親としては辛い、、一人で暮らす息子が不憫で成らない。覚悟が出来ているので、諭すことも出来ない。
バカなことをしたと後悔している。
親も年を取り「80歳」を過ぎた、、そして、罰が当たり病気をいろいろ持っており、、闘病中であった。
医師からも寿命の宣告をされているのだった。「大腸がん、末期の腎臓炎、肝硬変,前立腺がん、、糖尿病、そして、パーキンス病」で歩行が困難な状態であった。
息子と一緒に不治の病になっていたのである。。
そんな体になっても息子が心配で有り、、代われるものなら、命を交換したいものであった。
これも親の我儘かも知れない、、、
謝って謝り切れない「子供不幸」であった。


2)生きてくれ、、いつまでも、元気になって、、、

バカな親ではあったが、、「息子よ、、生きてくれ、、」いつも、、願っている。
いつまでたっても3歳、4歳ころの息子を思い出す、、親が買い物に行くときに、当時はスクーターがあったので、、
駆け寄ってきて、前の開いているところに飛び乗って、、「パパ、、僕も行くよ、、」笑顔を見せながら着いてきたものだった、、、
そんな息子が親を嫌って家を出た、、嫁さんもいてしばらく一緒に親の家に同居していた。
それが嫁さんを連れて出て行ってしまった、、そして、嫁さんを思っての離婚だった、、、何も離婚までしなくてもと思っていたのだが、、、息子とは仕事を一時、一緒にしていたので、、倒産をした時に。。借財が残り、、一部を息子を保証人にしてしまったのだ、親としては息子を守るために「裁判」では処置方法をとって、守ったのであった。
しかし、、訴訟相手も必死だったので、最後に、息子が将来において財産を所有した場合は差し押さえが可能な判決がでてしまったのである。。要するに息子は財産することが不可能となってしまったのだった。
親は事業が失敗したときには、、その借財くらいは挽回できると考えていたのだった。
息子はそんな状態だったので、、嫁さんに迷惑を掛けたくなかったのだと思う、、、そんな深い思いやりで離婚に走ったのだった
親の身勝手な考えで、息子を借金地獄の巻き添えにしてしまったようだ、、そして、息子をグループ会社のひとつの代表にしていたので、、息子を責めた債権者がいたのだった。
しかし、息子には伝えたのだった、、、株主は親一人がやっていたので、債権者には親の責任であるから、親のところへ行けと、、、しかし、、息子は真面目過ぎたのだった、、、責任を取って苦しんだようだった。
本当に済まないことをした、、大きな「子供不幸不忠」をしたのだった。。
なんとも馬鹿な親である、、このこと以外でも息子とは殴り合いの喧嘩をしたこともあった。
そんな過去があって、苦労掛けた息子が不治の病で苦しんでいるのに、、、何も出来ないことが不外いない。。
娘から厳しく言われていることがある、、、「息子の病気は知らないことにしてと、、」そして、親に行ったことがわかったら、今は連絡が取れている連絡も出来なくなると、、、
すでに、息子は覚悟ができているようだった。死んでも親には会わないと、、、
その話を聞いた時に、、辛かった。。。「せめて、、生きているうちに一度は会いたい、、、」そして、謝って死にたいと思った。
娘は二人いるが、、もう一人の娘は息子とは喧嘩をして、、すでに「縁」を切っていると。。
それでも心配はしていたのであった。
バカな親はおろおろしているのが現状であり、どうしていいか分からない。。。


3)帰ってきて欲しい、、馬鹿な父を許してくれ、、、

出来ることなら帰ってきて欲しい、何もできないかも知れない、、、それでも田舎は空気が旨い、、きれいだ。
病が心配だよ、、何もないが、、家も大きく作ったし、、、息子よ、、体を労わって、、広い部屋でのんびりして
欲しい、、、
息子よ、、、お前が体を休ませることは出来る。
父も病に侵されて、何もしてはやれないけど、、、気持ちの安らぎくらいは、、、
妻も、、お前の母親も喘息で苦しんでいる、、、しかし、何とか病院へ連れていったり、毎月の薬をもらいにはいっている。
息子よ、、、お前の3階の部屋はお前が。出てったままだ、、、
今更、優しい言葉を掛けても遅いかも知れない、、今更というかもしれない、、し、、父親としては何かをしないではいられないのだ。。
どうか、息子よ、、どうか、親の我儘を聞いて欲しい、、、、
お前にした酷い仕打ちは取り返しがつかないが、、田舎にもどって、できることなら再起を計って欲しい。
そして、お前のやさしさで離婚した奥さんと一緒に戻ってきてくれ、、、
お前しか使っていない部屋だ、、、どうか、、父の勝手を許して、お前の体を治してくれ、、、
長女にも戻ってきて欲しい、、父の部屋は空け当たすから、、父などは先に死んでいく身なのだ、、、寝る所はどこでもいいのだ、、、ベット一つが置ければ、、
子供不幸や不忠をした父なので、何も言、えない立場ではある。。
だけど、、雨風が防げれば、、何とか生きてはいけそうだ、、、
親として「俺には言う資格」は無いけれど。。。
全て、父親である「俺の招いた」不覚であるが、、すまない、、、
どうか、、、息子よ、、治して欲しい。
取り返しの付かないことをした人生不忠を許して欲しい、、、、
「ごめんなさい、、、」





















































しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

M性に目覚めた若かりしころの思い出 その2

kazu106
青春
わたし自身が生涯の性癖として持ち合わせるM性について、終活的に少しづつ綴らせていただいてます。 荒れていた地域での、高校時代の体験になります。このような、古き良き(?)時代があったことを、理解いただけましたらうれしいです。 一部、フィクションも交えながら、述べさせていただいてます。フィクション/ノンフィクションの境界は、読んでくださった方の想像におまかせいたします。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

痩せたがりの姫言(ひめごと)

エフ=宝泉薫
青春
ヒロインは痩せ姫。 姫自身、あるいは周囲の人たちが密かな本音をつぶやきます。 だから「姫言」と書いてひめごと。 別サイト(カクヨム)で書いている「隠し部屋のシルフィーたち」もテイストが似ているので、混ぜることにしました。 語り手も、語られる対象も、作品ごとに異なります。

処理中です...