野次喜多殺しの数え唄

献残屋藤吉郎

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ある少女の非行残酷物語

ある少女の非行残酷物語

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  短編小説「ある少女の非行残酷物語」
        献残屋藤吉郎 原作


1)一人の少女の親子喧嘩から、、、

一人っ子の少女が居た、、、可愛がられて育ったのであった。
ある日、帰宅時間が遅く成り、、父親から怒られた、、だけならよかったのであるが、、殴られたのだ、、、暴力を振るわれたのであった、、、そして、、、度重なる父親の暴力がいやであった。その暴力から逃げた。
それが、その少女の非行のきっかけとなった。
少女は家に帰るのが恐ろしくなり、、友達の家を泊まり歩いた、、泊まれるところがあるうちは良かったが、、、其れも嫌がられるよになり、、路上での公園で野宿をするようになった。
そんな生活をしていると、、、性格も変わってくるのであった、、、自然に「いじけて」「悪く成る」から、、人を「苛める」ようになる、、、
その少女は14歳で、、中学校2年生であった。
學校では「不良少女」のレッテルが貼られた、、、その少女はいつの間にか不良少女同士でグループをつくり、、「苛め」が激しくなっていった。」
そして、学校へ出る日もなくなり「登校拒否」をした。
たまには家に帰るが、父親の留守を狙ってだ、、父親と顔を合わせる時があると、、めちゃくちゃに殴られる。。
段々に家にも寄り付かなくなるのだった。
俗にいう「アンパン」を始める、、、アンパンとは「メチルアルコールをビニール袋に入れて、、蒸発をさせて、、それを吸うのであった。
メチルアルコールは揮発性なので、その気体を吸い込んで、、要するに酒を呑んで酔っ払った状態になるが、、「アンパン」は体には悪い。。
そんなことをして、、福岡繁華街でふらついていたのであった。
「アンパン」をするために大量の「メチルアルコール」は買っておいた。
そんな「アンパン」をして、、「らりる(ふらついていること)」、、そんな少女を町の不良「やくざにもならないチンピラ」が放ってはおかなかった。
町のダニだ、、人の生き血を吸って生きてる男たちが、、不良少女に目を付けたのであった。
その不良処女も狙われた。

2)目をつけられ、、狼の餌食になる。

街を徘徊する少女は「アンパン」の常習者になり、、行動もいい加減になっていった。
福岡の繁華街の隅っこで、、「らりって」ふらついている少女たち、、その少女たちに群がるチンピラ野獣たち、、
彼らも金が無く、、職もなく、、ヤクザの予備軍でふらつく、暴力の狼男たちが男である、、、社会秩序からはみ出した無法者だ、、
その男たちが牙を剥いた、、、その先には不良少女たちがいた。
「アンパン」で意識朦朧となった、目も虚ろになっている少女は、、
街の狼の餌食になってしまった。
男達の屯する部屋に連れ込まれたが、、少女は何が起きたか分からずに、、男たちに裸にされ、強姦をされたのであった。
少女は余りの痛さに叫んだ、、「痛い、、、やめて、、」と、、
しかし、、男たちはお構いなしだ、、、少女の痛みや苦痛などは聞こえなかった。。
そして、、ことが終わると少女は山に捨てられた。
不良少女の残酷物語だ、、、
その後の少女に大きな傷を残した。

3)強かった少女

その後の少女は立ち直った。。つよかったのである、
もしかしたら、、女とは強い生き物なのかしれない。
その少女は生き方を変えた、、傷ついた少女は家庭環境も両親の都合で引っ越しを繰り返していたが、、17歳の時に生活も落ち着いてアルバ見つけて、両親もとで暮らしてた。
その後、、高校への進学を諦めて働いた。
そんなある日、、、友達から誘われて「水商売」へと進んだ、、福岡市内の「スナック」で最初はアルバイト気分であった。
それがいつしか本業になり、、、クラブ勤務をするようになった。
その少女も逞しく、、強く水商売で頑張った。
そして、15年間、福岡の「九州の繁華街と言われる、、中州」で生きてきたのである。
少女の時に受けた傷が原因で、、「男嫌い」というのか「男不審」があった。。。

4)色模様いろいろ、、、

その1)女の度胸は凄い

その女は亭主もちであるが、、度胸抜群であった。。。
当時32歳であったが、、いったん男と女の関係になると、、自分の家に男が遊びにいくと、亭主が居ようが平然として部屋に上げて、、時には麻雀をすることもある。知らぬ振りが旨かった。
そして、夜などには母親が一階で寝ていようが、、自分の寝室に招いて情事を重ねていた、、燃える女だったのであった。
車の中での時には「素っ裸」に成り、、真冬でも外へ出て、、車のボンネットの上で果てることもあった。
そして、、言うことが凄い。。「私、、乾く暇がないわ、、濡れパなしだよ、、参ったな、、」とうそぶくほどであった。そんな女の独り言だ。
今はあの世で笑っているかな。。。


その2)母親と同居していて、、義理の父親に襲われる。

九州の女で母親と一緒にクラブをしていた、、、東京へ出て浮名を流したようだ、、30歳の頃に九州へ戻り、その女は美人な姉と3人で、人気なクラブに出ていた。
新潮168cmと長身ないい女だった。。母親と一緒のマンションだったので義理の父親も同居したいたのであった、、ある日、母親が留守の時に義理の父が迫ってきたのだった。
その女も度胸抜群だった。。迫る義理の父に「あんた、、後のことを考えて出来るな、、やってみな、、」と、啖呵を切られて引っ込んだそうだ。
そんな馬鹿な男が居たのだった。
その後、その女は母親から独立してクラブを出したのであった。一時は繁盛したが時の浮き沈みで、、今は一人クラブをしている。
37歳の時からの付き合いの男は、、辛抱強く付き合っていた、、温泉旅行には母親同伴で行った。
しかし、、度胸抜群の強い女で、、燃えるには激しく燃えるような。。
今は59歳になったのかな、、九州の燃える女は、、、、


その3)東京の燃える女、、、

その女は遊びが好きだった、、昔「原宿族」というか「竹の子族」と言われる若い男女の集団が居
そんな中の女の子が、、友達と「ハワイ旅行」に出かけた、目的は外国の男と遊ぶことであった、、そして、目的を達してきたのである、、、白人の何を見てきたのであった、、勿論、ハワイの恋を楽しんできたのだった。
恐ろしい、初めからハワイの夜遊びが目的だったとは、、
日本に帰って、ちゃっかり結婚をして子供までつくり、、幸せな家庭を持っていたのであるから、、びっくりだ。
そして、、ある時から「不倫」をしていた、、女とは凄い、、考えてみたら恐ろしかもしれない、、、その女は若いころに乳房の整形をしていた。しかし、失敗をして、、その女の乳房はコンクリートのように固くなってしまっていた。
人とは外見と中身が違うのだった。


その4)東宝ニューフェースに合格したいい女

しかし、、スタイルが良くて美人でも、誰でもスターに慣れることは無いのだ。
アルバイトで始まった「銀座の蝶」生活がしみ込んでしまった女もいた。
いい女だから、、ちやほやされる、、浮いた生活に慣れてしまう、、そんなことで水商売にどっぷりつかってしまったのだ、、気が付けば年が。重なり、、スターどころではなくなっていた。。人生の女の時間は短い、、
そして、、男から男と、、クラブを任せられた。
しかし、女とは不思議な生き物だ。。
いつしか、、男と女は出来上がるのだった。。そして、、その女は仕込まれた男の勢で、ただ一つだけの形をとらないと頂上にのぼらないのであった。
それは長く伸びた脚をまっすぐにしないと、女を感じない女だった
美人薄明と言われるように35歳で「蜘膜下症状で倒れて」死んだのだ、、今は天国かな。。


その5)女は見かけによらず凄い。

誰が見てもセンスのいい、、真面目そうな女の子だった。
背も低く、、「ちび」と、云われるほどだった、、車は可愛いいスポーツタイプの軽自動車だった。難となく、隙がみられるのだった。。男好きのする女の子だった、、、
まだ、、25歳で水商場の経験もあった。
男の誘いにのり、、裸の付き合いをする様になる、、、
話を聞くと水商売をしていた頃には、、ある程度決めた男たちと「遊ばない、」と言われて、男と女の関係を持ち、、小遣いを貰っていたという。
早い話が売春だ、、個人営業の売春をしていた、、一度の関係で「20万」と、、云うのであった。。人は見かけによらないものだ、、女は怖い、、本当に怖い生き物だ。
トランジスター女でちょゅぴりグラマーな女の子だったが、、、さっさと最終的には結婚をして、、今は幸せに生きているから不思議だ。


そも6)夫に騙されて困っていた女

営業の出来る知的ないい女がいたが、、結婚したあと、、永い間、夫に嘘をつかれ、騙された女が居た。
子供二人を預けられて、、その男の会社の社宅に住んでいたが、、夫は女を作り、家には帰らなかったのであった。
知り合いの男に助けを求めて、、金銭的な援助を受けた。
男は親切と優しさで助けていたのであった、、、
時間も経ち、、時には相談を受けながら食事もした。
しかし、、男と女だ、、何とかなってしまうものだった。
そして、女は「子宮がんをわずらった」一度完治したはずだったが、、
亡くなった。。。連絡をもらって葬儀に参列した。。
亡くなる1か月前から連絡がないので、可笑しいと思ったが、、、
後で男は知ったのであった。
知り合いから聞いた話ではあるが、、病気の自分を見せたくなかったということであった。
その男は誰も知らい葬儀であったが、、最後に別れの顔を見たが、、小さくなっていたような、、
そして、二人の子供たちが、、男に近寄り挨拶をして来たのであった。
「初めまして、、母より聞いています、、いろいろ、大変お世話に成りました、、今日はありがとうございます、、きっと、母も喜んでいると思います、、」と、、言われた男は涙した。
一人葬儀場を後にした。寂しい別れであった。


その7)商いの旨い女

商いの旨いやり手な女だった。。ある浮世世界の「売れっ子芸者」だったが、、何の因果か、芸者を辞めて男の商売を手伝った。
男では苦労した女だっが商いはうまかった。
そして、、ある程度は商売も軌道にのったが、、男の勝ってから崩れた。
その女には子供もいた、、母親も一緒に面倒を男は見たが別れた。
その女の子は今頃は25歳ころか、、、いろんな人生があった。
経験豊かないい女だった。


その8)花柳界で売れていた芸者

仕込みから入って、花柳界にどっぷりつかった女、、半玉から置き屋に住み込んで、、芸者に成った女。そして、、「旦那がついて床上げをした女、、根っからの花柳界の女だった」
そんな女も恋をするのだった。
「旦那持ちでありながら、、旦那が来ない日には恋をする、、」若い燕をつくるのであった。
世の中はなんだよ、、一筋は少ないようだ。
しかし、、そんな女が居るからこそ、、悲恋も生まれる。
女も若い時はいい、売れっ子芸者も年を取る、、花が枯れるように芸者の華も散るのであった、、、華やかな花道を歩いた「女の華」も枯れた酒場で酒を呑むような
寂しい夜の華となって散っていく。


その9)その女,身長17cmのスタイル抜群

水商売が長く、、クラブを任せられていた。。一度は結婚して男の子供がいる、、すでに20歳を過ぎた、大人だった。
亭主が焼きもちやきから、、誤解が生じて離婚騒ぎとなった、時間はかかったが離婚は成立した、、重しいもので子供とその女は仲が良く、、今も一緒に住んでいる。。そして、、その息子は父親の仕事を手伝っているのであった。。。植木職人の見習いをして居る。
なんとも不思議な関係だ、、、男と女は合わなくても子供は気が合って生きている。。
その女はスタイル抜群の女であるが、、一人で生きている。


その10)25歳の身長170cmの銀座の女

若くてスタイル抜群の銀座の女。。。一人で住んで「弟夫婦と仲がいい」
そして、、父親が居るが気が合わずに、、弟夫婦を頼りにしている。
練馬に住んでいたが、、男の援助で渋谷に移り住んだ。
モデルクラブの所属して、、時には雑誌などに出ていた。
女は贅沢になってしまうものである、、、食事も慣れてくると「高級志向」になるような、、、食事場所も「高級ホテルのレスランやラウンジ」が定めのコースとなる。。そして、、高級ホテルでの「ティータイム」他成るような。。。今も銀座に出ているとか、、そろそろ女ざかりかな32歳ぐらいで。。。















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