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嫁探し編
誰だお前
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地面の傾斜が苦しい。
流石に歩き疲れたのか、身体が休息を求めている。負けじと足を持ち上げようとする心と、もう休もうぜと叫ぶ悪い心が鬩ぎ合っている。
これ終わったら千代を叱ろう、2時間コースだ。
「輝宗、何をしている!疲れたか?」
「疲れた」
「正直だな!」
ぶっちゃけ疲れた、とは言え今更止まる訳にもいかない。
先程半蔵が人の気配がすると言い始めて少し、どうやらあともうちょいらしいが...
木々を抜ける、急がなくてはと思うがもう体が思うように動いてくれない。
光が刺した、夕陽が肌に刺さる。
まず初めに私の視界が捉えたのは、幸村だった。
刀を構え、油断無く前を向くその姿は戦場の武士そのものである。
はて、何故戦闘態勢になっている?
「ーーーー幸村?何をしているんだ?」
声が出てしまった、緊急時に置いてそれは悪手だ。
もしここが命のやり取りをする場であるならば、一瞬の油断や隙が命とりとなる。
拙い、そう思った瞬間には声が出てしまっていた。
こちらを向くと共に幸村の顔が曇る、多分この場に最もいてはいけなかったのが私だ。
こう考えると私ってばすごく間が悪いな。
「ご隠居様!逃げーーーー」
幸村が叫ぼうとするのと同時に、半蔵がその何かと幸村の間に滑り込み一撃を食い止めた。
書き慣れぬズドンという音、肉と硬い何かがぶつかる音が木霊する。
気づいた時には、半蔵の脇差が天に舞っていた。
ここでようやく、私は大男の姿を目視することに成功する。
西洋の、フランスとかにいそうな金髪美男子だ。
そんなのとなんで幸村は戦ってたんだろう?知らんけど。
大男が、こちらを見る。
私と、目が会った。
ーーーーこれは半蔵の考察だが、私たちが再開するというのは殆ど奇跡に等しい行為らしい。
戦国史は命の価値が軽い、下手をすれば幼少期に死んでもおかしく無いものが殆どだ。
幼少期を乗り越えても、この時代の特性として百姓でも武士でもその殆どが戦に駆り出される。
生き残れるのは公家などの一握りの存在だけだ。
半蔵が輝宗を見つけたのも、この時代では珍しいとされるクロールをしていたことが原因である。
千代が輝宗を見つけたのはその知識だ、従者が真田幸村と前田慶次であるという点と今川義元の弟に今川輝宗などという人物は存在しないという事実から当たりをつけた。
だがこの出会いは違う。
まるで前から2人は2人の顔を覚えてたかのように、2人はお互いを認識した。
それは運命と言うにはあまりに微小な確率で、偶然と言うにはあまりに出来過ぎな再開だった。
誰も予期したものでは無い、だからこそ2人は驚いている。
「桃ちゃん?」
「カトー?」
それは、歴史の教科書に載ることの無い出会い。
後に起こる大戦の大将同士が出会った瞬間である。
◇◇◇◇
龍虎、合間見える。
この面子の中で誰よりも凡人であると確信を持っている真田幸村は、この状況をまるで理解できなかった。
混乱していたからこそ、こんな良く分からない言葉で彩ることしかできなかったのだが。
「カトー」
「桃ちゃん」
2人は互いにそう言い合った、と言うことは2人は友人なのか?
カトーという言葉に聞き覚えは無かったが、桃ちゃんという言葉にはある。
それは、千代殿や左京大夫様がご隠居様にかける言葉だ。
故に「カトー」と呼ばれたキョウもその同類なのは理解できる。
だが、駄目だ。
この男は危険すぎる。
人肉を進んで喰らう化け物など、一緒にいさせる訳にはいかない!
「ご隠居さーー」
「よう、桃ちゃん。久しぶりだな。」
「おうよ、お前は外国人かい。」
「その様子だと他のメンバーにも会えたか、どっちだ?」
「どっちもだよ、ハンゾーも、ツッキーもだ。」
「へぇ、そりゃあ...良いな。会いたかった。」
幸村はその、何でもない友人同士の会話に口を挟まなかった。
見た目だけで見るならばキョウと輝宗には親子程の歳の差がある、何故そんな友人のように接している?
異人だからの価値観の相違?
いや違う、これは友情から来る無礼講だ。
どちらもがその無礼を当然のように受け入れている。
「ハンゾーは奥州だが、ツッキーはここにいる筈だぞ?会うか?」
「いや...悪いな、もう行かなきゃいけないんだ。」
「そうか...」
緊迫した空気は、今も流れていた。
キョウは今も戦闘態勢とばかりの姿勢を解いて無いし、私の目の前に立つ乱破 (服部半蔵か!?馬鹿な!)もその姿勢を解く素振りは無い。
だがご隠居様は平静なままだ、流石ご隠居様か。
常在戦場、この言葉を表しているだけはある。
そんな幸村の想いとは裏腹に話は進んで行く、幸村の記憶にキョウはいない。
と言うことは会うのは少なくとも2年以上は会っていない筈だ。
なのに彼らは、まるで昨日ぶりに会ったように話をしていた。
「よろしく言っといてくれよ、まぁ近いうちに会いに行くからさ。」
そう言うと、キョウは後ろを向いてその場を去ろうとする。
その場にあった緊張感が何事も無かったかのように失せて行く、目の前の乱波が冷や汗をかいて警戒の色を解いた感覚を味わった。
「おっ、それは楽しみだな。カトー?」
「なんだよ?」
「また皆で飲めるよな?」
次の瞬間、ゆっくりとキョウが笑う。
今にして思えば、これがキョウが、カトーという男が見せた本当の笑いだったのかも知れない。
屈託の無い笑み、しかしそれは誰よりも残酷な言葉の前触れだったのかも知れない。
「桃ちゃん、次もし会えたら...あの火事の真実を教えよう。」
瞬間、一陣の強風が私たちの前に吹き荒れた。
砂埃に目をやられる、ほんの数秒の間だったが次に目を開けた時にはキョウと名乗る男は消えていた。
「火事...?」
「ご隠居様?」
ご隠居様を見る、ご隠居様は...震えている?
顔が青い、一体何があったのだ。
ここまでご隠居様が動揺しているのは初めて見る。
ご隠居様はこの旅の中で体調を崩したことも無い、そう考えるとこれが俗に言う「顔色が悪い」というものなのだろう。
「あぁすまんな幸村、何でも無い、何でも無いんだ...」
それにして、火事?
一体...何だと言うんだ?
結局、火事の話を聞こうとしても、ご隠居様ははぐらかすばかりで答えてくれなかった。
結局、キョウとは?千代殿や左京大夫様とご隠居様との関係は?
相変わらず謎の多い方だ。
あ、ちなみにあの後千代殿に婚姻の約束を申し込もうとして普通に拒否されました。
流石に歩き疲れたのか、身体が休息を求めている。負けじと足を持ち上げようとする心と、もう休もうぜと叫ぶ悪い心が鬩ぎ合っている。
これ終わったら千代を叱ろう、2時間コースだ。
「輝宗、何をしている!疲れたか?」
「疲れた」
「正直だな!」
ぶっちゃけ疲れた、とは言え今更止まる訳にもいかない。
先程半蔵が人の気配がすると言い始めて少し、どうやらあともうちょいらしいが...
木々を抜ける、急がなくてはと思うがもう体が思うように動いてくれない。
光が刺した、夕陽が肌に刺さる。
まず初めに私の視界が捉えたのは、幸村だった。
刀を構え、油断無く前を向くその姿は戦場の武士そのものである。
はて、何故戦闘態勢になっている?
「ーーーー幸村?何をしているんだ?」
声が出てしまった、緊急時に置いてそれは悪手だ。
もしここが命のやり取りをする場であるならば、一瞬の油断や隙が命とりとなる。
拙い、そう思った瞬間には声が出てしまっていた。
こちらを向くと共に幸村の顔が曇る、多分この場に最もいてはいけなかったのが私だ。
こう考えると私ってばすごく間が悪いな。
「ご隠居様!逃げーーーー」
幸村が叫ぼうとするのと同時に、半蔵がその何かと幸村の間に滑り込み一撃を食い止めた。
書き慣れぬズドンという音、肉と硬い何かがぶつかる音が木霊する。
気づいた時には、半蔵の脇差が天に舞っていた。
ここでようやく、私は大男の姿を目視することに成功する。
西洋の、フランスとかにいそうな金髪美男子だ。
そんなのとなんで幸村は戦ってたんだろう?知らんけど。
大男が、こちらを見る。
私と、目が会った。
ーーーーこれは半蔵の考察だが、私たちが再開するというのは殆ど奇跡に等しい行為らしい。
戦国史は命の価値が軽い、下手をすれば幼少期に死んでもおかしく無いものが殆どだ。
幼少期を乗り越えても、この時代の特性として百姓でも武士でもその殆どが戦に駆り出される。
生き残れるのは公家などの一握りの存在だけだ。
半蔵が輝宗を見つけたのも、この時代では珍しいとされるクロールをしていたことが原因である。
千代が輝宗を見つけたのはその知識だ、従者が真田幸村と前田慶次であるという点と今川義元の弟に今川輝宗などという人物は存在しないという事実から当たりをつけた。
だがこの出会いは違う。
まるで前から2人は2人の顔を覚えてたかのように、2人はお互いを認識した。
それは運命と言うにはあまりに微小な確率で、偶然と言うにはあまりに出来過ぎな再開だった。
誰も予期したものでは無い、だからこそ2人は驚いている。
「桃ちゃん?」
「カトー?」
それは、歴史の教科書に載ることの無い出会い。
後に起こる大戦の大将同士が出会った瞬間である。
◇◇◇◇
龍虎、合間見える。
この面子の中で誰よりも凡人であると確信を持っている真田幸村は、この状況をまるで理解できなかった。
混乱していたからこそ、こんな良く分からない言葉で彩ることしかできなかったのだが。
「カトー」
「桃ちゃん」
2人は互いにそう言い合った、と言うことは2人は友人なのか?
カトーという言葉に聞き覚えは無かったが、桃ちゃんという言葉にはある。
それは、千代殿や左京大夫様がご隠居様にかける言葉だ。
故に「カトー」と呼ばれたキョウもその同類なのは理解できる。
だが、駄目だ。
この男は危険すぎる。
人肉を進んで喰らう化け物など、一緒にいさせる訳にはいかない!
「ご隠居さーー」
「よう、桃ちゃん。久しぶりだな。」
「おうよ、お前は外国人かい。」
「その様子だと他のメンバーにも会えたか、どっちだ?」
「どっちもだよ、ハンゾーも、ツッキーもだ。」
「へぇ、そりゃあ...良いな。会いたかった。」
幸村はその、何でもない友人同士の会話に口を挟まなかった。
見た目だけで見るならばキョウと輝宗には親子程の歳の差がある、何故そんな友人のように接している?
異人だからの価値観の相違?
いや違う、これは友情から来る無礼講だ。
どちらもがその無礼を当然のように受け入れている。
「ハンゾーは奥州だが、ツッキーはここにいる筈だぞ?会うか?」
「いや...悪いな、もう行かなきゃいけないんだ。」
「そうか...」
緊迫した空気は、今も流れていた。
キョウは今も戦闘態勢とばかりの姿勢を解いて無いし、私の目の前に立つ乱破 (服部半蔵か!?馬鹿な!)もその姿勢を解く素振りは無い。
だがご隠居様は平静なままだ、流石ご隠居様か。
常在戦場、この言葉を表しているだけはある。
そんな幸村の想いとは裏腹に話は進んで行く、幸村の記憶にキョウはいない。
と言うことは会うのは少なくとも2年以上は会っていない筈だ。
なのに彼らは、まるで昨日ぶりに会ったように話をしていた。
「よろしく言っといてくれよ、まぁ近いうちに会いに行くからさ。」
そう言うと、キョウは後ろを向いてその場を去ろうとする。
その場にあった緊張感が何事も無かったかのように失せて行く、目の前の乱波が冷や汗をかいて警戒の色を解いた感覚を味わった。
「おっ、それは楽しみだな。カトー?」
「なんだよ?」
「また皆で飲めるよな?」
次の瞬間、ゆっくりとキョウが笑う。
今にして思えば、これがキョウが、カトーという男が見せた本当の笑いだったのかも知れない。
屈託の無い笑み、しかしそれは誰よりも残酷な言葉の前触れだったのかも知れない。
「桃ちゃん、次もし会えたら...あの火事の真実を教えよう。」
瞬間、一陣の強風が私たちの前に吹き荒れた。
砂埃に目をやられる、ほんの数秒の間だったが次に目を開けた時にはキョウと名乗る男は消えていた。
「火事...?」
「ご隠居様?」
ご隠居様を見る、ご隠居様は...震えている?
顔が青い、一体何があったのだ。
ここまでご隠居様が動揺しているのは初めて見る。
ご隠居様はこの旅の中で体調を崩したことも無い、そう考えるとこれが俗に言う「顔色が悪い」というものなのだろう。
「あぁすまんな幸村、何でも無い、何でも無いんだ...」
それにして、火事?
一体...何だと言うんだ?
結局、火事の話を聞こうとしても、ご隠居様ははぐらかすばかりで答えてくれなかった。
結局、キョウとは?千代殿や左京大夫様とご隠居様との関係は?
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