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第三百八十話 ポテチを取り、食べる
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「お、おい、大丈夫か?」
「………………」
ノエルって子に怒られたフランは魂が抜けたように虚空を見つめていた。俺の呼びかけにも上の空で答える気配すらない。
俺がノエルって子に写真の事を話したのが原因だが、ここまでショックを受けるとはな。
「どんだけショック受けてんだよ」
「………………」
「元気出せって。ほら、美味そうなスイーツがいっぱいだぞ?」
「………………」
「ダメだこりゃ」
俺が何を話しかけてもダンマリだ。ここまで来ると精神に異常があるんじゃないかと心配になる。
脚本家に任せるか?だが、全く姿を見ないんだよな。見失うほどに広い店じゃないんだが、どこに行ったんだ。
「何か食いたいもの無いか?」
「………………」
「喉乾いてないか?ジュース飲むか?」
「………………」
一人にする訳にもいかず、フランに話しかけ続ける。何度も話しかけるが返事は返ってこない。まるで人形に話しかけているような気分になってくる。
「せめて他の奴が居てくれればな」
他の劇の出演者は来ていない。他の奴は明日のパーティーに出席する予定だ。こんな事なら1人くらい連れて来るんだったか。
フランが来るって聞いたから、1人で来るって判断したが失敗だったな。
「甘い物は苦手か?」
「………………」
「ポテトチップスもあるぞ?」
「………………」
「ダメか」
フランの為に取って来たポテトチップスを手に取り、食べる。
何しても元気付けられる気がしない。だけど、このままって訳にもいかないし、どうにかしたいんだがな。
「あれ?フランさん?」
どうしたものかと悩んでいると、ケーキを取り合分けている小柄な女が話しかけて来た。女の両手にはヒスイ色の腕輪が光っている。
「お久しぶりです。お元気でしたか?」
「………………」
「フランさん?」
返事を返さないフランを不思議に思ったのか、女はフランの顔を覗き込む。
そして、ただならぬ雰囲気を感じ取ったのか、隣にいた俺に話しかけてきた。
「あの、フランさんが元気ないのってノエルちゃんが原因だったりします?」
「そうだが、良く分かったな?」
「やっぱりそうですか」
女は予想が当たって苦笑いする。この女、一体何者だ?
そんなことを思っていると、女はハッとした表情になって頭を下げた。
「あ、いきなりすみません。私の名前はラビ。検察官をしています」
「俺はヌカレ。ノエルと同じ劇に出演している」
「俳優の方でしたか。もしかして、フランさんの相手役ですか?」
「知っているのか」
「この前、フランさんにチケットを貰ったので劇を見に行ったんですよ。その時に見た気がしまして」
フランにチケットを貰うほどの間柄か。思ったよりも親密みたいだな。
それにしても検察官だと?フランの奴、思ったよりも人脈が広いな?まさか、逮捕されたことがあったりするのか?
いや、今はそんなことはどうでもいい。フランを元気付けるのに協力してもらおう。
「フランがノエルって子に怒られてな。ショックを受けてこの調子なんだ」
「ですよね。フランさんがそんなにショックを受けるなんて、ノエルちゃんが原因以外に考えられないですもん」
「そうなのか?」
「前に似たようなことがありましたので」
「初めてじゃないのかよ」
呆れると共に、フランのノエルって子への思いの強さを感じた。かと言って、本人が嫌がっていることをやったのはどうかと思うが。
「前はどうやって元気付けたんだ?」
「あ、えーっと……」
ラビはバツが悪そうに顔を背ける。なんだ?そんなに答えにくい事なのか?
「その……」
「なんだ?ハッキリ言ってくれ」
「……しが……の……をしたんです」
「え?なんだって?」
「私が!ノエルちゃんの格好をしたんです!」
ラビが顔を真っ赤にして店中に響くくらいの声で叫ぶ。
周りの連中からの視線を一身に集め、恥ずかしさのあまり身を縮こませるラビ。
周りの視線が少なくなっていくのを待って、ラビは話を再開した。
「恥ずかしいことを言わせないでくださいよ……」
「悪い悪い。で、どういうことだ?」
「私が髪を白くして、ノエルちゃんの服を着て、ノエルちゃんのフリをしたんです」
「そんなので元気が出るのか?」
ラビは小柄だが、小学生に間違えるほどじゃない。いくらフランでも見間違える訳がないだろう。
「甘いですね。フランさんはノエルちゃんの事になるとポンコツになります。しかも、精神が不安定な時は更にポンコツになるんですよ」
「そんな訳……」
「このフランさん見ても納得できませんか?」
「ほげー」
ラビが口を開けてアホ面を晒しているフランを指さす。うん、納得感しかないな。
「分かった。つまり、ラビがノエルって子の格好をすれば解決って訳だな」
「バカ言わないでください。他の人の目がある場所で、あんな格好ができる訳ないですよ」
「だったらどうする?」
「そうですね……」
ラビは顎に手を置いて考え始めて、何かを思い付いたのか手を叩く。
「このまま放っておきましょう」
「なんでそうなる!?」
「だって、この状態のフランさんに関わっても碌なことにならないんですもん」
「薄情じゃないか?お前とフランってどういう関係なんだ?」
「友人、で当たってますか?」
「なんで俺に聞くんだ」
仲は悪くないみたいだが、どういう関係なんだこいつら。
「とにかく、この状態のフランさんは触らずに放っておくことが一番です」
「そんな事言われてもな。こんなフランを見ているだけっていうのは忍びない」
「ですけど、何か良い手がある訳でもありませんよ?」
「そうだな……あんたがノエルって子のフリをして、フランに囁くのはどうだ?」
囁くくらいなら、周りの目を気にする必要も無いだろう。
「そんなの効果ありますかね?」
「フランならこれくらいでも効果があるんじゃないか?ポンコツなんだし」
「貴方も大概酷いこと言ってますよね?」
ラビはため息を吐くと、俺にジト目で俺を見てくる。
「一回だけですよ?これでダメなら諦めてくださいね?」
「分かったよ。これでダメなら脚本家に任せる」
「脚本家?」
「ホウリって奴だ。知ってるか?」
「フランさん以上に知ってます。あの人、脚本家もしてるんですか」
ラビは少しだけ呆れたような表情になり、天井を仰ぐ。脚本家とも親交があるのか。この表情だと脚本家繋がりでフランと知り合ったのかもな。
ラビはすぐに調子を取り戻し、フランの耳元に口を寄せた。
「フランおね~ちゃん?」
「ノエル!」
瞬間、フランが笑顔でラビの方を向いた。いきなりの事でラビはビックリして、後ろに軽く飛び退いた。
「あれ?ラビ?ノエルはどこじゃ?」
フランはキョロキョロと店の中を見渡す。ダメもとで提案したんだが、本当に効果があったとは驚きだ。
「何言ってるんだ。あの子は別の奴と一緒にパーティーを楽しんでくるって言ってただろ?」
「あ……そう、じゃったな……」
元気を取り戻したように見えたフランだったが、再び落ち込み始めた。
「ちょっと!また落ち込ませるようなこと言ってどうするんですか!」
「わ、悪い」
「だ、大丈夫ですよ!ノエルちゃんだって本当に嫌っている訳じゃないですから!フランさんが笑顔でいれば、また仲良くできますよ!」
「本当か?」
「本当です!どうしてもダメならホウリさんに泣きつきましょう!なんとかしてくれます!」
「……そうじゃな!ホウリがなんとかしてくれるな!」
「脚本家の負担が半端ないな」
心の中で脚本家に合掌しつつも、フランの元気が戻った事を嬉しく思うのだった。
「………………」
ノエルって子に怒られたフランは魂が抜けたように虚空を見つめていた。俺の呼びかけにも上の空で答える気配すらない。
俺がノエルって子に写真の事を話したのが原因だが、ここまでショックを受けるとはな。
「どんだけショック受けてんだよ」
「………………」
「元気出せって。ほら、美味そうなスイーツがいっぱいだぞ?」
「………………」
「ダメだこりゃ」
俺が何を話しかけてもダンマリだ。ここまで来ると精神に異常があるんじゃないかと心配になる。
脚本家に任せるか?だが、全く姿を見ないんだよな。見失うほどに広い店じゃないんだが、どこに行ったんだ。
「何か食いたいもの無いか?」
「………………」
「喉乾いてないか?ジュース飲むか?」
「………………」
一人にする訳にもいかず、フランに話しかけ続ける。何度も話しかけるが返事は返ってこない。まるで人形に話しかけているような気分になってくる。
「せめて他の奴が居てくれればな」
他の劇の出演者は来ていない。他の奴は明日のパーティーに出席する予定だ。こんな事なら1人くらい連れて来るんだったか。
フランが来るって聞いたから、1人で来るって判断したが失敗だったな。
「甘い物は苦手か?」
「………………」
「ポテトチップスもあるぞ?」
「………………」
「ダメか」
フランの為に取って来たポテトチップスを手に取り、食べる。
何しても元気付けられる気がしない。だけど、このままって訳にもいかないし、どうにかしたいんだがな。
「あれ?フランさん?」
どうしたものかと悩んでいると、ケーキを取り合分けている小柄な女が話しかけて来た。女の両手にはヒスイ色の腕輪が光っている。
「お久しぶりです。お元気でしたか?」
「………………」
「フランさん?」
返事を返さないフランを不思議に思ったのか、女はフランの顔を覗き込む。
そして、ただならぬ雰囲気を感じ取ったのか、隣にいた俺に話しかけてきた。
「あの、フランさんが元気ないのってノエルちゃんが原因だったりします?」
「そうだが、良く分かったな?」
「やっぱりそうですか」
女は予想が当たって苦笑いする。この女、一体何者だ?
そんなことを思っていると、女はハッとした表情になって頭を下げた。
「あ、いきなりすみません。私の名前はラビ。検察官をしています」
「俺はヌカレ。ノエルと同じ劇に出演している」
「俳優の方でしたか。もしかして、フランさんの相手役ですか?」
「知っているのか」
「この前、フランさんにチケットを貰ったので劇を見に行ったんですよ。その時に見た気がしまして」
フランにチケットを貰うほどの間柄か。思ったよりも親密みたいだな。
それにしても検察官だと?フランの奴、思ったよりも人脈が広いな?まさか、逮捕されたことがあったりするのか?
いや、今はそんなことはどうでもいい。フランを元気付けるのに協力してもらおう。
「フランがノエルって子に怒られてな。ショックを受けてこの調子なんだ」
「ですよね。フランさんがそんなにショックを受けるなんて、ノエルちゃんが原因以外に考えられないですもん」
「そうなのか?」
「前に似たようなことがありましたので」
「初めてじゃないのかよ」
呆れると共に、フランのノエルって子への思いの強さを感じた。かと言って、本人が嫌がっていることをやったのはどうかと思うが。
「前はどうやって元気付けたんだ?」
「あ、えーっと……」
ラビはバツが悪そうに顔を背ける。なんだ?そんなに答えにくい事なのか?
「その……」
「なんだ?ハッキリ言ってくれ」
「……しが……の……をしたんです」
「え?なんだって?」
「私が!ノエルちゃんの格好をしたんです!」
ラビが顔を真っ赤にして店中に響くくらいの声で叫ぶ。
周りの連中からの視線を一身に集め、恥ずかしさのあまり身を縮こませるラビ。
周りの視線が少なくなっていくのを待って、ラビは話を再開した。
「恥ずかしいことを言わせないでくださいよ……」
「悪い悪い。で、どういうことだ?」
「私が髪を白くして、ノエルちゃんの服を着て、ノエルちゃんのフリをしたんです」
「そんなので元気が出るのか?」
ラビは小柄だが、小学生に間違えるほどじゃない。いくらフランでも見間違える訳がないだろう。
「甘いですね。フランさんはノエルちゃんの事になるとポンコツになります。しかも、精神が不安定な時は更にポンコツになるんですよ」
「そんな訳……」
「このフランさん見ても納得できませんか?」
「ほげー」
ラビが口を開けてアホ面を晒しているフランを指さす。うん、納得感しかないな。
「分かった。つまり、ラビがノエルって子の格好をすれば解決って訳だな」
「バカ言わないでください。他の人の目がある場所で、あんな格好ができる訳ないですよ」
「だったらどうする?」
「そうですね……」
ラビは顎に手を置いて考え始めて、何かを思い付いたのか手を叩く。
「このまま放っておきましょう」
「なんでそうなる!?」
「だって、この状態のフランさんに関わっても碌なことにならないんですもん」
「薄情じゃないか?お前とフランってどういう関係なんだ?」
「友人、で当たってますか?」
「なんで俺に聞くんだ」
仲は悪くないみたいだが、どういう関係なんだこいつら。
「とにかく、この状態のフランさんは触らずに放っておくことが一番です」
「そんな事言われてもな。こんなフランを見ているだけっていうのは忍びない」
「ですけど、何か良い手がある訳でもありませんよ?」
「そうだな……あんたがノエルって子のフリをして、フランに囁くのはどうだ?」
囁くくらいなら、周りの目を気にする必要も無いだろう。
「そんなの効果ありますかね?」
「フランならこれくらいでも効果があるんじゃないか?ポンコツなんだし」
「貴方も大概酷いこと言ってますよね?」
ラビはため息を吐くと、俺にジト目で俺を見てくる。
「一回だけですよ?これでダメなら諦めてくださいね?」
「分かったよ。これでダメなら脚本家に任せる」
「脚本家?」
「ホウリって奴だ。知ってるか?」
「フランさん以上に知ってます。あの人、脚本家もしてるんですか」
ラビは少しだけ呆れたような表情になり、天井を仰ぐ。脚本家とも親交があるのか。この表情だと脚本家繋がりでフランと知り合ったのかもな。
ラビはすぐに調子を取り戻し、フランの耳元に口を寄せた。
「フランおね~ちゃん?」
「ノエル!」
瞬間、フランが笑顔でラビの方を向いた。いきなりの事でラビはビックリして、後ろに軽く飛び退いた。
「あれ?ラビ?ノエルはどこじゃ?」
フランはキョロキョロと店の中を見渡す。ダメもとで提案したんだが、本当に効果があったとは驚きだ。
「何言ってるんだ。あの子は別の奴と一緒にパーティーを楽しんでくるって言ってただろ?」
「あ……そう、じゃったな……」
元気を取り戻したように見えたフランだったが、再び落ち込み始めた。
「ちょっと!また落ち込ませるようなこと言ってどうするんですか!」
「わ、悪い」
「だ、大丈夫ですよ!ノエルちゃんだって本当に嫌っている訳じゃないですから!フランさんが笑顔でいれば、また仲良くできますよ!」
「本当か?」
「本当です!どうしてもダメならホウリさんに泣きつきましょう!なんとかしてくれます!」
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