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第三百八十二話 うるさい、気が散る。一瞬の油断が命取り
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とある日の放課後、ノエルはオカルト研究クラブで、他のメンバーに囲まれていた。
部室の中にあるテーブルとか椅子とかは端っこの方に寄せていて、広く使えるようにしている。
ノエルは目隠しをして両手にスポンジで出来た剣を装備している。他の皆にも長さが違う剣を好きに装備してもらっている。
「準備は良い?」
「お、お手柔らかにね」
「あんたをボコボコに出来る日が来るなんて思っても無かったわ」
「それはどうかな?ノエルだって負けないよ?」
『気を付けろよ。目隠ししてもノエルはノエルだ。油断しているとやられるぞ』
「それもそうだね」
気配で皆がノエルに近づいてくるのを感じる。
なんでこんな事になったのか。それは昨日にさかのぼる。
☆ ☆ ☆ ☆
さーてと、今日もいつもみたいにお勉強とかお喋りとかしよーっと。
「やっほー!皆いるー!?」
いつもみたいに部室の扉を開けると、サルミちゃんが仏頂面で本を読んでいた。
「サルミちゃんだけ?他の皆は?」
「他の皆は用事があるみたいよ」
「そうなんだ」
ノエルは鞄を壁の端に置いて、サルミちゃんの隣に座る。
「何読んでるの?」
「歴代の闘技大会の戦闘記録よ」
「戦闘記録?サルミちゃんって戦うの?」
「見るのは好きよ。実際に戦うのは苦手だけど」
「そうなんだ」
やらないけど、見るのが好きって言う人も結構いるよね。そういえば、フロランちゃんが強いっていうのもサルミちゃんから聞いたっけ。サルミちゃんって結構マニアなのかな?
「前の闘技大会も見たりしてたの?」
「前のは見れてないわね。闘技大会のチケットはプレミアが付きすぎて手に入らなかったわ」
「そっか。確かにあの面白さはプレミアが付いても可笑しくないね」
「その言い方は実際に闘技大会を見たって聞こえるわよ?」
「見たよ?」
瞬間、サルミちゃんの手から本が落ちた。そして、油の切れたロボットのようなぎこちなさで、こっちを見て来る。
「……見たの?」
「見たよ?」
「何日の見たのよ?」
「全部」
「本当に!?」
サルミちゃんが血走った目でノエルの両肩を掴んで揺らしてくる。
「1日分とるのも難しいのに全日程見た!?何をどうすればそんな贅沢が許されるのよ!?」
「ホウリお兄ちゃんがチケット取ってくれたよ?」
「あの人そんなことしてくれるの!?神か何かなの!?」
神か何かっていうのはノエルの方が近いかな。
そんな事を思いながら、神の使いはされるがままに揺さぶられる。
「今度の闘技大会のチケットが欲しいの!ホウリさんに頼んでくれない!?」
「別にいいけど、代償を求められると思うよ?」
「お金ならいくらでも払うわ!パパが!」
「うーん?どうだろ?」
ホウリお兄ちゃんがお金で頼まれごとを受けるとは思えないけどなぁ。まあ、聞いてみないと分からないけど。
「お願いなら直接した方が良いよ?」
「あんたからお願いした方が良いんじゃないの?」
「直接頼んだ方が心象は良いと思うよ」
「そうなの?なら、今度来た時に頼んでみようかしら」
「それが良いよ」
ホウリお兄ちゃんは小細工に厳しい。ノエルに頼むくらいの小細工じゃ、逆に心象が悪くなる可能性が高い。真正面から頼んでも必ず聞いてくれる訳じゃないけどね。
「それよりも今は闘技大会の話よ。どんな感じだった?」
「凄かったよ。特に決勝戦は攻撃の応酬って感じだった」
「他には?」
「マジシャンの人の戦い方も凄かったよ。いっぱいのカードを同時に操るんだ」
「くぅ~、見たかったわね~」
サルミちゃんが顔をクシャクシャにして悔しがる。こんなに感情豊かなサルミちゃんは見たこと無いや。
「そんなに好きなら、自分では戦ったりしないの?」
「正直言うとね、戦ってみたい気持ちはあるのよ」
「そうなんだ?じゃあ、ノエルのナイフ借りる?」
「痛いのは嫌よ」
「そっかー。じゃあ、しょうがないね」
痛いのが嫌っていうのは本能的なものだし無理強いするものじゃない。ノエルだって痛いのは嫌だしね。
でも戦いたいっていうサルミちゃんの気持ちは尊重したいなぁ。何か良い手は無いかな?
「……そうだ!」
「急に何よ」
「明日さ、戦闘を体験してみない?」
「戦闘を経験?痛いのは嫌よ?」
「大丈夫!まったく痛くないから!」
「だったら体験してみたいわね。何をするの?」
「スポンジの剣で戦うの。それなら痛くないでしょ?」
「それなら大丈夫そうね」
「決まりだね。準備はノエルがするからね」
☆ ☆ ☆ ☆
そんな訳でサルミちゃんに戦闘を体験してもらおうと、ノエルはスポンジで出来た剣を用意した。それを見た皆がやりたいって言い出して、皆で戦闘を体験しようということになった。
流石にノエルが本気を出すと、魔装を使わないでも勝負にならないから、目隠しのハンデを付けてみた。これなら五感の特訓にもなるしね。
「さあ来い!」
ノエルは両手の剣を構えて皆の攻撃に備える。皆の場所は気配で分かる。けど、武器の長さまでは分からないから、五感を集中させないと。
「ノエル覚悟!」
後ろからサルミちゃんが切りかかってくる。ノエルは左手の剣でサルミちゃんの剣を受け止めて、隙だらけのサルミちゃんのお腹に切りかかる。
「ふぐっ!」
「ふっふっふ、背中取れば良いとは限らないよ」
『個別に行くな!一斉にかかれ!』
「い、行くよ!」
「僕だって!」
今度はコアコちゃんとパンプ君が左右から切りかかってくる。
ノエルは後ろに下がって2人の剣を躱す。すると、コアコちゃんとパンプ君は互いに切りかかるような形になる。
「うわっ!」
「おっと!」
2人はお互いに当たる前になんとか剣を止める。ノエルはその隙を見逃さずに2人に剣を繰り出す。
「隙あり!」
スパンという小気味いい音と共に、剣が2人の肩に命中する。
「ぐわー」
「やられたー」
「ふふん、どう?」
ノエルは胸を張って勝ち誇る。そして……
「甘い!」
右斜めから迫っている剣を右手の剣で払いのけた。
『な!?』
「マカダ君ならこっそり攻撃してくると思ったよ」
けど、ノエルは気配で動きを探ることが出来る。こっそりと攻撃してきてもノエルは攻撃を捌くことができる。
「いくよ!」
剣を払いのけた後、マカダ君に向かって左手で突きを繰り出す。マカダ君は何とか躱して、剣を構えなおした。
流石はマカダ君。戦いなれているから攻撃を躱すも上手だ。
「なら攻めまくるのみ!」
ノエルは右と左の剣でマカダ君に向かって剣撃を繰り出す。マカダ君も何と受け止めたり、躱したりしているけど、攻撃を差し込む余裕はないみたいだ。
「勝った!」
「まだ勝ちを確信するには早いわよ!」
マカダ君に攻撃していると、後ろから3人が切りかかって来た。
不意打ちは立派な戦術だ。
「だけど、それも読んでいるよ!」
皆の剣のリーチはさっきの戦いで何となく把握した。ここはリーチの届かないギリギリのところで躱して、振り切った隙に攻撃しよう。
ノエルはマカダ君に向かって突進して、背後の3人から距離を取る。マカダ君は横なぎに攻撃してきたけど、左の剣で受け止めて更に距離を詰める。
よし、ここなら3人の剣は当たらない。ここで回避して、カウンターを決めよう。
思った通り、3人の剣がノエルの頭の後ろと通り過ぎ───
「わぎゃ!?」
ることは無く、ノエルの頭に剣が命中する。
ノエルがビックリしていると、前にいたマカダ君の剣に反応できずに、正面からも切り付けられる。
『よっしゃー!』
「私達の作戦勝ちね!」
「やったー!」
「ノエルに勝ったー!」
「ちょ、ちょっと待って。何が起こったの?」
確かにノエルは剣のリーチを見切っていた筈。けど、なんでか躱しきれなかった。その理由が分からない。
「理由は簡単よ。私たちはリーチの違う剣に持ち変えたの」
「最初に短めの剣を持って、マカダ君が気を引いている間にこっそり持ち変える」
「それでノエルの目測を誤らせたってわけ」
「むう、この作戦考えたのってマカダ君?」
『その通りだ』
マカダ君が得意げに剣を肩に乗せる。
『ホウリさんから、ノエルは目隠しすると武器の区別がつかないって聞いてたからな。そこを突かせてもらった』
「ホウリお兄ちゃんかぁ」
マカダ君はホウリお兄ちゃんから指導してもらってるんだとね。だったら聞いてても可笑しくないか。
『あと、ホウリさんからノエルに伝言だ』
「伝言?」
『「素人だと思って甘く見ただろ?その油断が命取りになるから気を付けろ」だとよ』
「むう……」
ホウリお兄ちゃんにはノエルが油断しているのが分かってたんだ。図星だっただけに何も言い返せない。
「気分が良いわね。なにせ、フロランを倒したノエルが私達に負けるんだもの」
「まだ負けてないよ!」
ノエルは両手に剣を構えなおす。
「まだまだ行くよ!もう簡単に攻撃できると思わないでね!」
「望む所よ!」
『いくぞ!』
その後、ノエル達は下校のチャイムが鳴るまで戦闘の体験を楽しんだのだった。
ちなみに、ノエルは3回攻撃を当てられた。
部室の中にあるテーブルとか椅子とかは端っこの方に寄せていて、広く使えるようにしている。
ノエルは目隠しをして両手にスポンジで出来た剣を装備している。他の皆にも長さが違う剣を好きに装備してもらっている。
「準備は良い?」
「お、お手柔らかにね」
「あんたをボコボコに出来る日が来るなんて思っても無かったわ」
「それはどうかな?ノエルだって負けないよ?」
『気を付けろよ。目隠ししてもノエルはノエルだ。油断しているとやられるぞ』
「それもそうだね」
気配で皆がノエルに近づいてくるのを感じる。
なんでこんな事になったのか。それは昨日にさかのぼる。
☆ ☆ ☆ ☆
さーてと、今日もいつもみたいにお勉強とかお喋りとかしよーっと。
「やっほー!皆いるー!?」
いつもみたいに部室の扉を開けると、サルミちゃんが仏頂面で本を読んでいた。
「サルミちゃんだけ?他の皆は?」
「他の皆は用事があるみたいよ」
「そうなんだ」
ノエルは鞄を壁の端に置いて、サルミちゃんの隣に座る。
「何読んでるの?」
「歴代の闘技大会の戦闘記録よ」
「戦闘記録?サルミちゃんって戦うの?」
「見るのは好きよ。実際に戦うのは苦手だけど」
「そうなんだ」
やらないけど、見るのが好きって言う人も結構いるよね。そういえば、フロランちゃんが強いっていうのもサルミちゃんから聞いたっけ。サルミちゃんって結構マニアなのかな?
「前の闘技大会も見たりしてたの?」
「前のは見れてないわね。闘技大会のチケットはプレミアが付きすぎて手に入らなかったわ」
「そっか。確かにあの面白さはプレミアが付いても可笑しくないね」
「その言い方は実際に闘技大会を見たって聞こえるわよ?」
「見たよ?」
瞬間、サルミちゃんの手から本が落ちた。そして、油の切れたロボットのようなぎこちなさで、こっちを見て来る。
「……見たの?」
「見たよ?」
「何日の見たのよ?」
「全部」
「本当に!?」
サルミちゃんが血走った目でノエルの両肩を掴んで揺らしてくる。
「1日分とるのも難しいのに全日程見た!?何をどうすればそんな贅沢が許されるのよ!?」
「ホウリお兄ちゃんがチケット取ってくれたよ?」
「あの人そんなことしてくれるの!?神か何かなの!?」
神か何かっていうのはノエルの方が近いかな。
そんな事を思いながら、神の使いはされるがままに揺さぶられる。
「今度の闘技大会のチケットが欲しいの!ホウリさんに頼んでくれない!?」
「別にいいけど、代償を求められると思うよ?」
「お金ならいくらでも払うわ!パパが!」
「うーん?どうだろ?」
ホウリお兄ちゃんがお金で頼まれごとを受けるとは思えないけどなぁ。まあ、聞いてみないと分からないけど。
「お願いなら直接した方が良いよ?」
「あんたからお願いした方が良いんじゃないの?」
「直接頼んだ方が心象は良いと思うよ」
「そうなの?なら、今度来た時に頼んでみようかしら」
「それが良いよ」
ホウリお兄ちゃんは小細工に厳しい。ノエルに頼むくらいの小細工じゃ、逆に心象が悪くなる可能性が高い。真正面から頼んでも必ず聞いてくれる訳じゃないけどね。
「それよりも今は闘技大会の話よ。どんな感じだった?」
「凄かったよ。特に決勝戦は攻撃の応酬って感じだった」
「他には?」
「マジシャンの人の戦い方も凄かったよ。いっぱいのカードを同時に操るんだ」
「くぅ~、見たかったわね~」
サルミちゃんが顔をクシャクシャにして悔しがる。こんなに感情豊かなサルミちゃんは見たこと無いや。
「そんなに好きなら、自分では戦ったりしないの?」
「正直言うとね、戦ってみたい気持ちはあるのよ」
「そうなんだ?じゃあ、ノエルのナイフ借りる?」
「痛いのは嫌よ」
「そっかー。じゃあ、しょうがないね」
痛いのが嫌っていうのは本能的なものだし無理強いするものじゃない。ノエルだって痛いのは嫌だしね。
でも戦いたいっていうサルミちゃんの気持ちは尊重したいなぁ。何か良い手は無いかな?
「……そうだ!」
「急に何よ」
「明日さ、戦闘を体験してみない?」
「戦闘を経験?痛いのは嫌よ?」
「大丈夫!まったく痛くないから!」
「だったら体験してみたいわね。何をするの?」
「スポンジの剣で戦うの。それなら痛くないでしょ?」
「それなら大丈夫そうね」
「決まりだね。準備はノエルがするからね」
☆ ☆ ☆ ☆
そんな訳でサルミちゃんに戦闘を体験してもらおうと、ノエルはスポンジで出来た剣を用意した。それを見た皆がやりたいって言い出して、皆で戦闘を体験しようということになった。
流石にノエルが本気を出すと、魔装を使わないでも勝負にならないから、目隠しのハンデを付けてみた。これなら五感の特訓にもなるしね。
「さあ来い!」
ノエルは両手の剣を構えて皆の攻撃に備える。皆の場所は気配で分かる。けど、武器の長さまでは分からないから、五感を集中させないと。
「ノエル覚悟!」
後ろからサルミちゃんが切りかかってくる。ノエルは左手の剣でサルミちゃんの剣を受け止めて、隙だらけのサルミちゃんのお腹に切りかかる。
「ふぐっ!」
「ふっふっふ、背中取れば良いとは限らないよ」
『個別に行くな!一斉にかかれ!』
「い、行くよ!」
「僕だって!」
今度はコアコちゃんとパンプ君が左右から切りかかってくる。
ノエルは後ろに下がって2人の剣を躱す。すると、コアコちゃんとパンプ君は互いに切りかかるような形になる。
「うわっ!」
「おっと!」
2人はお互いに当たる前になんとか剣を止める。ノエルはその隙を見逃さずに2人に剣を繰り出す。
「隙あり!」
スパンという小気味いい音と共に、剣が2人の肩に命中する。
「ぐわー」
「やられたー」
「ふふん、どう?」
ノエルは胸を張って勝ち誇る。そして……
「甘い!」
右斜めから迫っている剣を右手の剣で払いのけた。
『な!?』
「マカダ君ならこっそり攻撃してくると思ったよ」
けど、ノエルは気配で動きを探ることが出来る。こっそりと攻撃してきてもノエルは攻撃を捌くことができる。
「いくよ!」
剣を払いのけた後、マカダ君に向かって左手で突きを繰り出す。マカダ君は何とか躱して、剣を構えなおした。
流石はマカダ君。戦いなれているから攻撃を躱すも上手だ。
「なら攻めまくるのみ!」
ノエルは右と左の剣でマカダ君に向かって剣撃を繰り出す。マカダ君も何と受け止めたり、躱したりしているけど、攻撃を差し込む余裕はないみたいだ。
「勝った!」
「まだ勝ちを確信するには早いわよ!」
マカダ君に攻撃していると、後ろから3人が切りかかって来た。
不意打ちは立派な戦術だ。
「だけど、それも読んでいるよ!」
皆の剣のリーチはさっきの戦いで何となく把握した。ここはリーチの届かないギリギリのところで躱して、振り切った隙に攻撃しよう。
ノエルはマカダ君に向かって突進して、背後の3人から距離を取る。マカダ君は横なぎに攻撃してきたけど、左の剣で受け止めて更に距離を詰める。
よし、ここなら3人の剣は当たらない。ここで回避して、カウンターを決めよう。
思った通り、3人の剣がノエルの頭の後ろと通り過ぎ───
「わぎゃ!?」
ることは無く、ノエルの頭に剣が命中する。
ノエルがビックリしていると、前にいたマカダ君の剣に反応できずに、正面からも切り付けられる。
『よっしゃー!』
「私達の作戦勝ちね!」
「やったー!」
「ノエルに勝ったー!」
「ちょ、ちょっと待って。何が起こったの?」
確かにノエルは剣のリーチを見切っていた筈。けど、なんでか躱しきれなかった。その理由が分からない。
「理由は簡単よ。私たちはリーチの違う剣に持ち変えたの」
「最初に短めの剣を持って、マカダ君が気を引いている間にこっそり持ち変える」
「それでノエルの目測を誤らせたってわけ」
「むう、この作戦考えたのってマカダ君?」
『その通りだ』
マカダ君が得意げに剣を肩に乗せる。
『ホウリさんから、ノエルは目隠しすると武器の区別がつかないって聞いてたからな。そこを突かせてもらった』
「ホウリお兄ちゃんかぁ」
マカダ君はホウリお兄ちゃんから指導してもらってるんだとね。だったら聞いてても可笑しくないか。
『あと、ホウリさんからノエルに伝言だ』
「伝言?」
『「素人だと思って甘く見ただろ?その油断が命取りになるから気を付けろ」だとよ』
「むう……」
ホウリお兄ちゃんにはノエルが油断しているのが分かってたんだ。図星だっただけに何も言い返せない。
「気分が良いわね。なにせ、フロランを倒したノエルが私達に負けるんだもの」
「まだ負けてないよ!」
ノエルは両手に剣を構えなおす。
「まだまだ行くよ!もう簡単に攻撃できると思わないでね!」
「望む所よ!」
『いくぞ!』
その後、ノエル達は下校のチャイムが鳴るまで戦闘の体験を楽しんだのだった。
ちなみに、ノエルは3回攻撃を当てられた。
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