魔王から学ぶ魔王の倒し方

唯野bitter

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茶番 「私が私を見つめてました」

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b「茶番の時間だオラァン!」
ホ「落ち着け、今度はどうした?」
b「なんだか、茶番がやりたくなっちゃって……」
ホ「気持ち悪い声出すな。吐き気がする」
b「私、酔っちゃった……」
ホ「『雷装』」
b「最大火力で殴ろうとするのやめてくれない?」
ホ「そういえば、いつものはやらないのか?」
b「あー、忘れてた。『書籍化します』」
ホ「さては面倒になってきたな?」
b「まあね」
ホ「じゃあ止めるか?」
b「止めないよ?」
ホ「なんだその義務感は」
b「いつもの事じゃないか」
ホ「……まあいい。それよりも今日は何をするんだ?ここに居るのも俺とお前しかいないみたいだし」
b「それなんだけど、本編ではホウリは頑張っているし、たまには好きな人と茶番させてもいいかなって」
ホ「労いなら本編での状況の改善を希望するんだがな。まあいいか」
b「で?誰がいい?何人でもいいよ?」
ホ「そんなの決まってるだろ?ロワとノエルだ」
b「何人でもいいんだよ?スターダスト全員じゃなくていい?」
ホ「全員呼んだらいつもと変わらないじゃねえか。数人でいい」
b「了解。ちょっと待っててね」


───5分後───


ロ?「……あれ?ここは?」
ノ?「うーん?」
ホ「よう、ロワ、ノエル。いきなり呼び出して悪い……な?」
ロ?「ホウリさん?なんだか若くないですか?いえ、いつも若いと思うんですけど」
ノ?「なんだか、出会った時のお兄ちゃんみたい」
ホ「……bitter、一つ聞いていいか?」
b「なあに?」
ホ「2人が成長している気がするんだが?具体的には10年くらい」
b「流石ホウリ、君の言う通りこの2人は本編の10年後の姿だよ」
ロ(10年後)「という事は、このホウリさんは10年前のホウリさんって事ですか?」
b「君達からしたらそうなるね」
ノ(10年後)「へー、道理でホウリお兄ちゃんが小さい訳だ」
ホ「身長伸びすぎだろ。そろそろミエルに追いつくんじゃないか?」
ノ(10年後)「えへへ、ノエル成長期」
ロ(10年後)「ここ数年で結構伸びたよね。20歳になる頃には僕も抜かれているかも」
b「そういうわけで、今回は10年後のロワとノエルと進行していくよ」
ホ「……色々と聞きたい事もあるが聞かないでおこう」
b「いいの?この後の展開とか聞きたくない?」
ホ「先の事なんざ聞いた所で何も変わない。むしろ、先の事を聞いて未来が変わっちまう方が厄介だ」
ロ(10年後)「流石ホウリさんです」
b「まあ、ここで見聞きしたことは本編に引き継がれないけどね。読者さんにネタバレしない事を考慮しても聞くことは避けて欲しいかな」
ノ(10年後)「分かったよ」
ホ「ノエルは成長してもノエルだな」
ロ(10年後)「それがノエルちゃんのいい所だよね」
ノ(10年後)「えへへ」
b「まあ、そういう事だから今回も始めるよ」
ホ「そういえば今回は何をするんだ?」
b「本編はこの後、闘技大会の後になるんだけど肝心の相手がね」
ホ「決まってないのか?」
b「そういう事」
ホ「お前な……」
b「全部決まってないって訳じゃないんだよ?ただ、細かい相手だけ決まってなくて」
ロ(10年後)「……もしかしてこの茶番をやってる理由って」
b「そう!どういう展開にするか完全に決まらなかったから茶番でお茶を濁そうって思ったんだ!」
ホ「元気に言うな!」
b「でも、何も更新しないよりはマシでしょ?」
ロ(10年後)「それはそうかもしれませんが……」
ノ(10年後)「つまり皆で大会の対戦相手を考えようって事?」
b「そういう事」
ホ「ちなみに、決まっている相手ってどんな奴だ?」
b「トランプ使いと斧使い等、計4人だね」
ホ「まったく分からないな」
b「テクニカルな奴と分かりやすい強敵とかかな。特に斧使いは本当に強く設定してるからね」
ホ「そんな奴と戦うのか」
ロ(10年後)「そういえば、僕らにとっては過去の事ですがホウリさんにとってはこれからの事でしたか」
ノ(10年後)「お兄ちゃん、がんばってね」
ホ「自分よりも強い奴と戦うのはいつもの事だ。俺は全力で戦うだけだ」
ノ(10年後)「そういえば、ノエル達がここに居るってこと自体はネタバレにならないの?」
b「心配ないよ。君たちはいわゆるパラレルワールドの世界から来てるからね。ただ、同じ部分もあるからあまり喋らないようにね」
ノ(10年後)「はーい!」
b「そういう訳で皆で対戦相手を考えよう」
ホ「いつも通り思いついた奴から発表でいいか?」
b「そうだね」
ロ(10年後)「ですが、いきなり対戦相手を考えるのも難しいですね」
ノ(10年後)「はい!」
ホ「お、今回はノエルが先か」
b「じゃあ、ノエルの対戦相手発表まで3……2……1……どうぞ!」


ノ(10年後)「昼間を夜にする程強力な力を持つバンパイア」


b「うん、無難な感じだね。使いやすくていいと思うよ」
ホ「今まで魔族が出てこなかったし、良いと思うぞ」
ロ(10年後)「流石ノエルちゃんだね」
ノ(10年後)「えへへ」
ロ(10年後)「僕も負けていられませんね」
b「じゃあ次はロワがやる?」
ロ(10年後)「そうします」
b「じゃあ、ロワの対戦相手発表まで3……2……1……どうぞ!」


ロ(10年後)「力強い獅子に変身する獣人」


b「うん、中々いいね」
ホ「この小説、異世界に行くくせに魔物とか魔人とか全くでないからな。こういう所で異世界要素を出してったほうがいいな」
b「まあ、大会の後はもっと冒険するつもりだから」
ホ「ほんとかな~?」
b「ゴ〇リ君かな?」
ホ「ワクワ〇さん、今日は何を作るの?」
b「今日はね──」
ホ「そんなの作りたくないよーだ」
b「せめて最後まで聞いてくれない?」
ロ(10年後)「とにかく、最後はホウリさんですよね?何か思いつきましたか?」
ホ「まあな」
b「オッケー、じゃあホウリのの対戦相手発表まで3……2……1……どうぞ!」


ホ「銃使い」


ロ(10年後)「え?それだけですか?」
ノ(10年後)「それってノエルの事?」
ホ「ノエルの事じゃない。イメージ的にはマシンガンみたいな魔道具を使って戦う感じだな」
b「まあまあかな。使えなくは無さそう」
ホ「そんなものだろう。これで満足か?」
b「うん、いくつか使えそうなものがあったし、大会で使えなとしても他で使わせてもらうよ」
ロ(10年後)「それはよかったです」
ノ(10年後)「じゃあ今回はこれで終わりなのかな?」
b「この後は特に予定はないね。何かある人はいる?」
ロ(10年後)「あの、僕から一ついいですか?」
b「なあに?」
ロ(10年後)「10年前のホウリさんと手合わせしてみたいです」
b「うーん、私は良いけど。ホウリ自身はどう?」
ホ「俺も問題ないぞ。どっちかが降参するまででいいか?」
ロ(10年後)「ありがとうございます!」
ノ(10年後)「じゃあ、ノエルが審判する」
b「了解」
ロ(10年後)「ホウリさんお手柔らかにお願いします」
ホ「おう」


───5分後───


ロ(10年後)「ま、参りました……」
ノ(10年後)「勝者、ホウリお兄ちゃん!」
ホ「強くなったな。今のロワとは戦術も矢の種類も段違いだ」
ロ(10年後)「10年前の僕が使ってなかった矢ばかり使っていた筈なんですけど……。なんで完璧に見切れるんですか?」
ホ「この世界の確認済みのスキルやエンチャントは全て把握済みだ。そこからロワの性格上使いそうな矢を算出して戦っている」
ロ(10年後)「10年前のホウリさんなら勝てると思った僕が甘かった……」
ホ「そんな事考えてたのか」
b「ちなみに、ホウリの強さは今取れる手段の数と比例するから、何年前だろう取れる手段が変わらなければ強さは一緒だよ。ホウリは成長する所が無いとも言えるかな」
ホ「そういう事だ。狡い事考えるよりも腕を磨いておけ」
ロ(10年後)「もっと精進します……」
b「負けたロワは罰ゲームね」
ロ(10年後)「そういえば、そんなものもありましたね。わかりました、甘んじて受け入れましょう」
ホ「お題はどうする?」
b「せっかくだからノエルに決めてもらったら?」
ホ「それがいいな。ノエル頼めるか?」
ノ(10年後)「いいよ!何がいいかな?」
ロ(10年後)「あまり難しくない物でお願いね」
ノ(10年後)「うーんとね、『10年間で学んだこと』でどう?」
b「じゃあそれで」
ホ「お前面倒になっただろ?」
b「ソンナコトナイヨー」
ホ「棒読みやめろ」
b「それじゃ、ロワの学んだことまで3……2……1……どうぞ!」


ロ(10年後)「10年経とうと勝てない人には勝てない!」


ホ「自分で言ってて悲しくないのか?」
ロ(10年後)「10年間で学びました」
ホ「そう思うのはいいが、越えられるように努力する事も大切だぞ?」
ロ(10年後)「頑張ってはいますが、ホウリさんに勝てる気はしません」
ホ「気持ちで負けてて勝てる訳無いんだがな」
ノ(10年後)「ノエルはいつかホウリお兄ちゃんを超えるよ!」
ホ「その意気だ」
b「皆の気持ちが分かった所で今回はここまで」
ホ「ここまで見てくれてありがとうございました」
ロ「また見てくれると嬉しいです」
ノ「せーの」
ノ&ロ&ホ&b「「「「まったねー」」」」
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