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第百五十九話 ここで草食えるんで
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次の日、俺とミエルは王都の東門にいた。
「出発まで後10分か」
俺は忘れ物が無いか確認する。とはいえ、何度も確認したしその必要もないが、念には念を入れよう。
「なあ、一つ聞いていいか?」
確認していると、ミエルが話しかけて来た。
「なんだ?」
「帰って来るまでは何日かかるのだ?」
「1週間だな」
「昨日キューリ地方への生き方を調べたのだが往路で2週間はかかるみたいだが?」
「そうだな」
「移動した上でゴーレム事件を解決するのだよな?」
「そうだな」
「……何を企んでいる?」
いつも通りの事を言われる。慣れた物だしもう何も思わないがな。
「今回は非常識な手段は使わない。あくまでも一般的な方法を使って解決する」
「普通は移動だけで2週間かかるんだろう?しかも、ゴーレムは魔国の軍でも手を焼く代物だ。一体どうするつもりだ?」
「何をするかは全員が揃ってから説明する。ゴーレムは村に着いてから考える」
「……気になるな」
ミエルが呟くと、向こうから大柄の奴がゆっくりとこちらに向かってくるのが見えた。
「お、イトウも来たな」
ミエルが近付いてくる奴に向かって手を振る。しかし、そいつの姿が見えるまで近づくと、ミエルが降っていた手を止める。
「あれは、ロット?」
「そうだ。俺が呼んだ」
「昨日言っていた助っ人か?」
俺はミエルに頷く。ミエルの言う通り、俺が助っ人に呼んだのだのは闘技大会の準優勝者であるロット・シャルン。
確かにガタイが良いから遠くから見るとイトウと見間違えやすいな。
ロットは俺達を見つけると小走りで駆けよって来た。
「よう、ロット」
「……待たせたか?」
「時間ピッタリだから気にするな。今日は付き合ってくれてありがとうな」
「……お前には借りがあるからな」
「借りなんて考えなくていいけどな。フレズはどうした?」
「……スターダストの家に行くみたいだ」
「そうか。フランもいるし安心だな」
ロットは肩に担いでいた袋を下ろす。
「……それで、今日は何をするんだ?」
「まて、ホウリは何をするかロットに話してないのか?」
「……聞いてないないな」
ミエルは信じられないと言ったように俺を見てくる。
「ホウリ、まさか騙したのか?」
「騙してない。ロットが何も聞かずに二つ返事で引き受けてくれたんだ」
ロットが王都に偶々来ている事を知ったか。だから、丁度いいと思った俺はロットに力を貸して欲しいと頼んだら承諾したわけだ。
俺は簡単に今回の旅の目的を伝える。
「……ゴーレムの大群か」
「そうだ。ステータスの高めの奴がいて欲しかったんだ」
「……分かった。そう言う事なら力になろう」
話を聞いてもロットは首を縦に振った。
「1週間とはいえフレズの傍を離れていいのか?」
「……フランさんがいれば問題ないだろう」
確かにな。
ロットに説明していると、今度こそイトウがやって来た。昨日よりも顔色は良くなっている。
「あら、ミエルちゃんとホウリちゃん、早いわね?そちらの人は?」
「……ロット・シャルンだ。よろしく頼む」
「あら、無口で素朴なイケメンね。旅が楽しくなりそうね」
ロットが差し出した手をイトウが嬉しそうに握る。その様子を見ていたロットは顔を顰めたが、手を振り解こうとはしなかった。
「全員揃ったな。これから出発する」
「その前に全容を話せ。1週間で帰って来るなんて普通じゃない」
「そう言えばそうね?昨日は気付かなかったけど、ホウリちゃんはどうするつもりなの?」
「ふっふっふ、実は家の爆破をチャラにする代わりにある魔道具をミントに作らせたんだ」
「ミントが?自分の責任とはいえ、よく引き受けてくれたな?」
「笑顔でお願いしたら快く引き受けてくれたぞ?」
「全て察した」
さて、説明もそこそこに俺は魔道具をアイテムボックスから取り出す。
この瞬間が今年で一番ワクワクするな。
「これが俺の秘策だ!」
俺は地球で言う所をバギーバイクに似た魔道具を4台並べる。
「コレ何かしら?」
「……バイクという乗り物じゃないか?」
「それに近いな。街道であればかなり早く移動できる。目的地のリューレの村までは街道で行けるからな」
「燃費が悪すぎて使い物にならないと聞いた事があるな」
「俺の経験を舐めるなよ?燃費を上げる事なんて訳ない」
その代わり部品の消耗が激しく往復しただけで壊れてしまうが、そこは些末な問題だ。
「これを使えば3倍くらいの速さで移動できる」
「それでも1週間での往復なんて出来ないでしょ?」
「これ以上は説明する時間も惜しい。さっさと出発するぞ」
俺は話を打ち切ってバギーバイクに乗る。どこの世界に行ってもバイクで平原を駆けるのは心躍る。
発進、停止、進行方向の変更の方法だけ説明する。
「不明点は?」
「……俺は無い」
「あたしも無いわ」
「私も操作方法については無い。だが、一つだけ聞きたい事がある」
「なんだ?」
「なぜそんなに急いでいる?普段だったら、時間を掛けてでも確実に行くだろう?」
「……済まない、それは言う事は出来ない」
確かに、いつもだったらある程度の勝算を見つけた上で行動する。だが、今は速さだけを追求して、行き当たりばったりだ。ミエルが疑問に思うのは当然だろう。
だが、心苦しいが理由を言う事は出来ない。俺の表情を見て、ミエルもそれを悟ったようで、何も聞いてくる事は無かった。
全員が乗ったのを見て、俺はバギーバイクを発進させた。
☆ ☆ ☆ ☆
バギーバイクで走ること数時間、俺達は順調に街道を走っていた。
初めの頃は速度を落として走っていたが、思った通り全員飲み込みが早かったから通常の速度で走らせている。
「風が気持ちいわねー」
「そうだな。病みつきになってしまいそうだ」
「…………」
走っている街道はカーブも少なく、穏やかな草原が続く。天気も快晴でバギーバイクで走るのは気持ちがいい。
ミエルやイトウも気持ちよさそうだし、ロットも何も言っていないが表情が穏やかだ。悪くない気分だろう。
しばらく走っていると、街道が二つに分かれている。
「道は右で良いのか?」
「いや、左に行く」
「……確かにこの先を通り抜けられれば大幅に短縮できるが、魔国が管理しているエリアではないのか?」
ロットの言う通り、この先は魔国が管理していて一般人は通る事は出来ない。
本来であれば右の迂回する街道で魔国に入らないといけない。本来であればだが。
「問題ない、左に行くぞ」
「ホウリちゃんがそう言うんだったら、何か手があるんでしょうね」
「そう言う事だ」
俺の言葉通り、全員が左の街道に入る。
そこからは軽く雑談しつつ、数時間バギーバイクを走らせる。すると、街道の向こうに魔国が管理している関所が見えて来た。
関所の魔族は向かってくる俺達に驚いた様子だったが、すぐに街道に立ちはだかって両手を大きく振って来た。
≪そこの集団、止まりなさい!≫
俺達は言われた通りにバギーバイクを止める。
関所の魔族は俺達の元に走って来た。
≪ここは魔国管理の区域だ。引き返しなさい。魔国に入りたい場合はこの道を戻って分かれ道を……≫
魔族の説明をとある紙を突きつけて止める。
魔族は不思議そうな顔をしながらも紙を受け取って内容を見る。
≪……!?失礼しました!どうぞお通り下さい!≫
内容を読んだ魔族が態度を変えて、街道から退いて関所に入っていく。関所の扉が開き、俺達はバギーバイクで関所を抜ける。
魔族が全員敬礼しているのを見ながらバギーバイクを走らせる。
数分走って関所が見えなくなると、ミエルが口を開いた。
「何を見せたんだ?」
「魔王が書いた通過許可書だ」
「……フランさんか」
「そう言う事だ」
「フランちゃんならノリノリで書いてくれそうね」
イトウの言った通り、フランに許可証の発行を頼んだ時はかなりノリノリだった。魔王らしい仕事が久しぶりで楽しかったのだろう。
「しかし、そこまでするか?普段はフランの力はあまり借りないだろう?」
「それだけ時間が無いんだよ」
「かなり本気ね?」
「まあな。今回は俺が出来る事を全部やってる。自重は一切しない」
「……よく分からないがホウリが本気だという事が分かった」
こうして、俺達はリューレの村まで全速力で駆けて行ったのだった。
「出発まで後10分か」
俺は忘れ物が無いか確認する。とはいえ、何度も確認したしその必要もないが、念には念を入れよう。
「なあ、一つ聞いていいか?」
確認していると、ミエルが話しかけて来た。
「なんだ?」
「帰って来るまでは何日かかるのだ?」
「1週間だな」
「昨日キューリ地方への生き方を調べたのだが往路で2週間はかかるみたいだが?」
「そうだな」
「移動した上でゴーレム事件を解決するのだよな?」
「そうだな」
「……何を企んでいる?」
いつも通りの事を言われる。慣れた物だしもう何も思わないがな。
「今回は非常識な手段は使わない。あくまでも一般的な方法を使って解決する」
「普通は移動だけで2週間かかるんだろう?しかも、ゴーレムは魔国の軍でも手を焼く代物だ。一体どうするつもりだ?」
「何をするかは全員が揃ってから説明する。ゴーレムは村に着いてから考える」
「……気になるな」
ミエルが呟くと、向こうから大柄の奴がゆっくりとこちらに向かってくるのが見えた。
「お、イトウも来たな」
ミエルが近付いてくる奴に向かって手を振る。しかし、そいつの姿が見えるまで近づくと、ミエルが降っていた手を止める。
「あれは、ロット?」
「そうだ。俺が呼んだ」
「昨日言っていた助っ人か?」
俺はミエルに頷く。ミエルの言う通り、俺が助っ人に呼んだのだのは闘技大会の準優勝者であるロット・シャルン。
確かにガタイが良いから遠くから見るとイトウと見間違えやすいな。
ロットは俺達を見つけると小走りで駆けよって来た。
「よう、ロット」
「……待たせたか?」
「時間ピッタリだから気にするな。今日は付き合ってくれてありがとうな」
「……お前には借りがあるからな」
「借りなんて考えなくていいけどな。フレズはどうした?」
「……スターダストの家に行くみたいだ」
「そうか。フランもいるし安心だな」
ロットは肩に担いでいた袋を下ろす。
「……それで、今日は何をするんだ?」
「まて、ホウリは何をするかロットに話してないのか?」
「……聞いてないないな」
ミエルは信じられないと言ったように俺を見てくる。
「ホウリ、まさか騙したのか?」
「騙してない。ロットが何も聞かずに二つ返事で引き受けてくれたんだ」
ロットが王都に偶々来ている事を知ったか。だから、丁度いいと思った俺はロットに力を貸して欲しいと頼んだら承諾したわけだ。
俺は簡単に今回の旅の目的を伝える。
「……ゴーレムの大群か」
「そうだ。ステータスの高めの奴がいて欲しかったんだ」
「……分かった。そう言う事なら力になろう」
話を聞いてもロットは首を縦に振った。
「1週間とはいえフレズの傍を離れていいのか?」
「……フランさんがいれば問題ないだろう」
確かにな。
ロットに説明していると、今度こそイトウがやって来た。昨日よりも顔色は良くなっている。
「あら、ミエルちゃんとホウリちゃん、早いわね?そちらの人は?」
「……ロット・シャルンだ。よろしく頼む」
「あら、無口で素朴なイケメンね。旅が楽しくなりそうね」
ロットが差し出した手をイトウが嬉しそうに握る。その様子を見ていたロットは顔を顰めたが、手を振り解こうとはしなかった。
「全員揃ったな。これから出発する」
「その前に全容を話せ。1週間で帰って来るなんて普通じゃない」
「そう言えばそうね?昨日は気付かなかったけど、ホウリちゃんはどうするつもりなの?」
「ふっふっふ、実は家の爆破をチャラにする代わりにある魔道具をミントに作らせたんだ」
「ミントが?自分の責任とはいえ、よく引き受けてくれたな?」
「笑顔でお願いしたら快く引き受けてくれたぞ?」
「全て察した」
さて、説明もそこそこに俺は魔道具をアイテムボックスから取り出す。
この瞬間が今年で一番ワクワクするな。
「これが俺の秘策だ!」
俺は地球で言う所をバギーバイクに似た魔道具を4台並べる。
「コレ何かしら?」
「……バイクという乗り物じゃないか?」
「それに近いな。街道であればかなり早く移動できる。目的地のリューレの村までは街道で行けるからな」
「燃費が悪すぎて使い物にならないと聞いた事があるな」
「俺の経験を舐めるなよ?燃費を上げる事なんて訳ない」
その代わり部品の消耗が激しく往復しただけで壊れてしまうが、そこは些末な問題だ。
「これを使えば3倍くらいの速さで移動できる」
「それでも1週間での往復なんて出来ないでしょ?」
「これ以上は説明する時間も惜しい。さっさと出発するぞ」
俺は話を打ち切ってバギーバイクに乗る。どこの世界に行ってもバイクで平原を駆けるのは心躍る。
発進、停止、進行方向の変更の方法だけ説明する。
「不明点は?」
「……俺は無い」
「あたしも無いわ」
「私も操作方法については無い。だが、一つだけ聞きたい事がある」
「なんだ?」
「なぜそんなに急いでいる?普段だったら、時間を掛けてでも確実に行くだろう?」
「……済まない、それは言う事は出来ない」
確かに、いつもだったらある程度の勝算を見つけた上で行動する。だが、今は速さだけを追求して、行き当たりばったりだ。ミエルが疑問に思うのは当然だろう。
だが、心苦しいが理由を言う事は出来ない。俺の表情を見て、ミエルもそれを悟ったようで、何も聞いてくる事は無かった。
全員が乗ったのを見て、俺はバギーバイクを発進させた。
☆ ☆ ☆ ☆
バギーバイクで走ること数時間、俺達は順調に街道を走っていた。
初めの頃は速度を落として走っていたが、思った通り全員飲み込みが早かったから通常の速度で走らせている。
「風が気持ちいわねー」
「そうだな。病みつきになってしまいそうだ」
「…………」
走っている街道はカーブも少なく、穏やかな草原が続く。天気も快晴でバギーバイクで走るのは気持ちがいい。
ミエルやイトウも気持ちよさそうだし、ロットも何も言っていないが表情が穏やかだ。悪くない気分だろう。
しばらく走っていると、街道が二つに分かれている。
「道は右で良いのか?」
「いや、左に行く」
「……確かにこの先を通り抜けられれば大幅に短縮できるが、魔国が管理しているエリアではないのか?」
ロットの言う通り、この先は魔国が管理していて一般人は通る事は出来ない。
本来であれば右の迂回する街道で魔国に入らないといけない。本来であればだが。
「問題ない、左に行くぞ」
「ホウリちゃんがそう言うんだったら、何か手があるんでしょうね」
「そう言う事だ」
俺の言葉通り、全員が左の街道に入る。
そこからは軽く雑談しつつ、数時間バギーバイクを走らせる。すると、街道の向こうに魔国が管理している関所が見えて来た。
関所の魔族は向かってくる俺達に驚いた様子だったが、すぐに街道に立ちはだかって両手を大きく振って来た。
≪そこの集団、止まりなさい!≫
俺達は言われた通りにバギーバイクを止める。
関所の魔族は俺達の元に走って来た。
≪ここは魔国管理の区域だ。引き返しなさい。魔国に入りたい場合はこの道を戻って分かれ道を……≫
魔族の説明をとある紙を突きつけて止める。
魔族は不思議そうな顔をしながらも紙を受け取って内容を見る。
≪……!?失礼しました!どうぞお通り下さい!≫
内容を読んだ魔族が態度を変えて、街道から退いて関所に入っていく。関所の扉が開き、俺達はバギーバイクで関所を抜ける。
魔族が全員敬礼しているのを見ながらバギーバイクを走らせる。
数分走って関所が見えなくなると、ミエルが口を開いた。
「何を見せたんだ?」
「魔王が書いた通過許可書だ」
「……フランさんか」
「そう言う事だ」
「フランちゃんならノリノリで書いてくれそうね」
イトウの言った通り、フランに許可証の発行を頼んだ時はかなりノリノリだった。魔王らしい仕事が久しぶりで楽しかったのだろう。
「しかし、そこまでするか?普段はフランの力はあまり借りないだろう?」
「それだけ時間が無いんだよ」
「かなり本気ね?」
「まあな。今回は俺が出来る事を全部やってる。自重は一切しない」
「……よく分からないがホウリが本気だという事が分かった」
こうして、俺達はリューレの村まで全速力で駆けて行ったのだった。
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