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第二百一話 僕に釣られてみる?
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肉を調達したわしらは、キノコや山菜などを採りつつ河辺へと戻った。
籠いっぱいの食材を抱えながらほくほく顔でテーブルを取り出す。テーブルに籠を置くと、串やバーベキューコンロや皿、串をテーブルに置く。
「結構いっぱい採れたのう」
「毒が入ってる心配はないのか?」
「鑑定で調べたから問題ない。ほれ、ボーっとしておらんで串にキノコを刺さんかい」
「ああ」
ヌカレが言われた通り、山菜とキノコを串に刺していく。正直、ミエルの料理くらい強力な毒である場合は鑑定でも調べることは出来ん。じゃが、そんなのが自然界に存在するわけないし、考えんでも良いじゃろう。
わしは鹿を取り出してさばいていく。ヌカレには刺激が強いじゃろうから、ダークミストで見えんようにしておくか。
急に現れた黒い霧を不審に思ったヌカレが周りを見渡す。
「ん?なんだこの霧?」
「気にするな。お主に捌いている鹿を見せんようにするものじゃ。それとも、鹿を捌いているのを見たいか?」
「このままでいい」
ヌカレがわしがいる方を少しも見ようとせずに作業を続ける。あちらからは見えずこちらからは見える。ブラックミストは使い勝手が良いのう。
鹿の毛皮や内臓を取り除き、店で見るような肉塊に切り分けていく。全部は多いから少しだけでよいな。
「こんなものでよいか」
鹿肉を串に刺せるくらいの大きさに切って串に刺す。鹿肉の用意はこれでよい。後は……
「こいつじゃな」
ハイ・ミノタウロスの肉塊を取り出す。2㎏くらいじゃし、ここでは200gくらい食って、残りはお土産として持って帰ろう。
見事なサシの入った肉を切り分け串に刺す。
「これでよし。こちらは準備出来たぞ」
「俺もだ」
テーブルの上には串に刺さっている野菜とキノコが並んでいる。
「これだけあれば十分じゃな」
「だけどよ、せっかく川があるんなら魚も食いたくないか?」
「お主は欲張りじゃな。じゃが、言いたい事も分かる」
野菜と肉があるのなら魚は食いたくなるのは自然じゃ。
「釣り具とかは無いのか?」
「あるぞ」
わしは竿を2本取り出す。
「準備が良いな」
「様々な状況を想定して準備をする。当たり前じゃろ?」
本当はホウリが気を利かせて用意してくれたんじゃが、カッコつける位ええじゃろ。
用意した食材が劣化しないようにアイテムボックスに仕舞う。
「そこで釣るのがよいかのう?」
「最強なんだろ?調べられないのか?」
「分かっとらんのう。こういうのは試行錯誤しながらやるのが醍醐味なんじゃ」
「そういうものなのか?」
「そうじゃ。疑うならば実際にやってみい」
竿をヌカレに押し付け、無理やり受け取らせる。
「わしの勘だとあそこの岩場が怪しい」
「ほんとかよ?」
「だから勘じゃと言ったろう。文句を言わずについてこい」
ヌカレを無理やり岩の上まで連れていき隣に座らせる。
互いに川に向かって糸を垂らす。川面は日の光でキラキラと光っており、川の流れる音が微かに聞こえる。なんだか、心が休まるのう。
隣にいるヌカレを見ると表情が柔らかくなっている。わしと同じことを考えているに違いない。
互いに言葉を交わさずに、しばらく川面を見つめる。そうじゃ、良いことを思いついた。
「どちらが先に釣れるか勝負じゃな」
「そうだな。どうせなら何か掛けるか?」
「いいのう。何を賭ける?」
「そうだな……」
ヌカレは真剣な表情になって考える。しばらく考えると、真剣な表情で口を開いた。
「……俺がお前を苦手な理由を話そう」
「む?良いのか?」
あれだけ話そうとしなかった事を条件付きとはいえ、話す気になったとはのう。
「ただし、俺が勝ったら一つ言う事を聞いてくれ」
「何をさせる気じゃ?」
「俺が勝ったら教えてやるよ」
「分かった」
負ければヌカレのいう事も聞かねばならんのか。ホウリの言う事も聞かねばならん以上、負ける訳にもいかん。
とはいえ、焦ってもすぐに勝負がつくわけではない。ここはのんびりといくとしよう。
「お主は山が好きなんじゃよな?良く来るのか?」
「俳優として売れる前は良くきていた。だが、最近は忙しくて来れていないな」
「そうか」
地球と違って山に来るには1週間は必要じゃ。売れっ子のヌカレには厳しいじゃろう。
「ならば久しぶりの山を満喫するがよい。なんなら、泊まって良いぞ?」
「冗談だろ。野宿は嫌だぜ?」
「テントもあるから一泊はできるじゃろう」
ここには他に人もおらんし、劇の練習も出来るじゃろう。考えようによっては、練習に持ってこいじゃろう。
「食い終わったら試しに読み合わせしてみるか?」
「それも良いかもな」
「決まりじゃな。……む?」
話をしていると、持っている竿に手応えを感じる。竿を上げてみると、糸の先にはぴちぴちと跳ねる魚がかかっておった。
針から魚を外し、誇らしげにヌカレに見せびらかす。
「わしの勝ちみたいじゃな」
「みたいだな。分かった、なんでフランが苦手なのか話そう」
ヌカレの表情が鋭くなる。じゃが、それっきりヌカレは黙りこくってしまった。
わしは再び川面に糸を垂らしてヌカレの言葉を待つ。あれだけ嫌がっておったのじゃ。話すのも相当勇気がいるんじゃろう。
しばらく待っていると、ヌカレが少しずつ話し始めた。
「俺には前に付き合ってた女がいた」
「それで?」
「似てるんだよ。そいつに」
「は?」
「お前が似てるんだよ。見た目も性格もな」
つまり、わしが元カノと似ておるから苦手意識を持ったと?
「…………」
「お前、馬鹿馬鹿しいと思っただろ?」
「……思ってないぞ?」
「嘘つけ」
正直なところ、物凄く馬鹿馬鹿しいと思っている。見破られるとは、わしもまだまだじゃな。
「元カノにフラれたからわしも苦手になったと?」
「簡単に言えばそうだ」
「わし、全く悪くなくないか?」
「そうだな」
ヌカレの言葉に、わしは頭を抱える。
まあ、わしが悪い訳ではないことが分かっただけ良しとするか。
「似たような者に会ったら取り乱してしまう程とは、何があったんじゃ?」
「別に何もない。初めて女にフラれてショックだっただけだ」
「その女はどういう奴だったんじゃ?」
「お前のように気が強い女だったよ」
そう言って、懐から写真を取り出す。そこにはヌカレと女が写っていた。ヌカレの隣にいる女はわしとは違って黒く長い髪をしておる。ヌカレの肩に手をまわし、満面の笑みでピースサインを作っておる。雰囲気はわしに似ておる……と思う。いや、自分で自分の雰囲気は分からんから、多分じゃけどな。
「お主も満更ではなさそうな顔じゃな。しかも、写真を肌身離さず持っておるという事は、まだ未練があるとみたぞ」
「ほっとけ」
「わしと似ておるという事はこやつも強いのか?」
「そんな訳ないだろ。ステータスとしては普通の奴と同じだ。だからこそ、危なっかしかったけどな」
「わしの性格で力だけ無いという事か。危なっかしいのは分かるのう」
わしのこの性格は圧倒的な力がある事によるものじゃ。この力が無い中でも、いつも通り進んでいけるかと言われれば、難しい所じゃ。その点で、この女はわしよりも強いと言えるじゃろう。
「名前は?」
「キャンだ」
「フラれたという事は、お主が何かやらかしたのか?」
「何かあった訳じゃない。ただ、すれ違いが重なっただけだ」
「そんな物か」
「お前には付き合ってる奴はいないのか?」
「おらん。作る気も無い」
わしはそろそろ寿命じゃし、そういう相手を作る気はない。作ると悲しませるだけじゃからな。
「脚本家はどうなんだ?知り合いなんだろ?」
「ホウリはそういうのではない。むしろ、対局にある関係かもな」
「どういう事だ?」
「悪いがそれは言えん」
いずれ殺しあう仲とは言えんよな。
じゃが、わしの言葉に納得しておらんのか目を鋭くする。
「俺も言ったんだぞ?お前だけ言わないのはずるくないか?」
「お主は賭けに負けたからじゃろ」
「じゃあ、もう一回賭けをしよう」
「ダメじゃ。こればっかりは話せん」
こうして話しながらわしらは釣りを楽しむのじゃった。
籠いっぱいの食材を抱えながらほくほく顔でテーブルを取り出す。テーブルに籠を置くと、串やバーベキューコンロや皿、串をテーブルに置く。
「結構いっぱい採れたのう」
「毒が入ってる心配はないのか?」
「鑑定で調べたから問題ない。ほれ、ボーっとしておらんで串にキノコを刺さんかい」
「ああ」
ヌカレが言われた通り、山菜とキノコを串に刺していく。正直、ミエルの料理くらい強力な毒である場合は鑑定でも調べることは出来ん。じゃが、そんなのが自然界に存在するわけないし、考えんでも良いじゃろう。
わしは鹿を取り出してさばいていく。ヌカレには刺激が強いじゃろうから、ダークミストで見えんようにしておくか。
急に現れた黒い霧を不審に思ったヌカレが周りを見渡す。
「ん?なんだこの霧?」
「気にするな。お主に捌いている鹿を見せんようにするものじゃ。それとも、鹿を捌いているのを見たいか?」
「このままでいい」
ヌカレがわしがいる方を少しも見ようとせずに作業を続ける。あちらからは見えずこちらからは見える。ブラックミストは使い勝手が良いのう。
鹿の毛皮や内臓を取り除き、店で見るような肉塊に切り分けていく。全部は多いから少しだけでよいな。
「こんなものでよいか」
鹿肉を串に刺せるくらいの大きさに切って串に刺す。鹿肉の用意はこれでよい。後は……
「こいつじゃな」
ハイ・ミノタウロスの肉塊を取り出す。2㎏くらいじゃし、ここでは200gくらい食って、残りはお土産として持って帰ろう。
見事なサシの入った肉を切り分け串に刺す。
「これでよし。こちらは準備出来たぞ」
「俺もだ」
テーブルの上には串に刺さっている野菜とキノコが並んでいる。
「これだけあれば十分じゃな」
「だけどよ、せっかく川があるんなら魚も食いたくないか?」
「お主は欲張りじゃな。じゃが、言いたい事も分かる」
野菜と肉があるのなら魚は食いたくなるのは自然じゃ。
「釣り具とかは無いのか?」
「あるぞ」
わしは竿を2本取り出す。
「準備が良いな」
「様々な状況を想定して準備をする。当たり前じゃろ?」
本当はホウリが気を利かせて用意してくれたんじゃが、カッコつける位ええじゃろ。
用意した食材が劣化しないようにアイテムボックスに仕舞う。
「そこで釣るのがよいかのう?」
「最強なんだろ?調べられないのか?」
「分かっとらんのう。こういうのは試行錯誤しながらやるのが醍醐味なんじゃ」
「そういうものなのか?」
「そうじゃ。疑うならば実際にやってみい」
竿をヌカレに押し付け、無理やり受け取らせる。
「わしの勘だとあそこの岩場が怪しい」
「ほんとかよ?」
「だから勘じゃと言ったろう。文句を言わずについてこい」
ヌカレを無理やり岩の上まで連れていき隣に座らせる。
互いに川に向かって糸を垂らす。川面は日の光でキラキラと光っており、川の流れる音が微かに聞こえる。なんだか、心が休まるのう。
隣にいるヌカレを見ると表情が柔らかくなっている。わしと同じことを考えているに違いない。
互いに言葉を交わさずに、しばらく川面を見つめる。そうじゃ、良いことを思いついた。
「どちらが先に釣れるか勝負じゃな」
「そうだな。どうせなら何か掛けるか?」
「いいのう。何を賭ける?」
「そうだな……」
ヌカレは真剣な表情になって考える。しばらく考えると、真剣な表情で口を開いた。
「……俺がお前を苦手な理由を話そう」
「む?良いのか?」
あれだけ話そうとしなかった事を条件付きとはいえ、話す気になったとはのう。
「ただし、俺が勝ったら一つ言う事を聞いてくれ」
「何をさせる気じゃ?」
「俺が勝ったら教えてやるよ」
「分かった」
負ければヌカレのいう事も聞かねばならんのか。ホウリの言う事も聞かねばならん以上、負ける訳にもいかん。
とはいえ、焦ってもすぐに勝負がつくわけではない。ここはのんびりといくとしよう。
「お主は山が好きなんじゃよな?良く来るのか?」
「俳優として売れる前は良くきていた。だが、最近は忙しくて来れていないな」
「そうか」
地球と違って山に来るには1週間は必要じゃ。売れっ子のヌカレには厳しいじゃろう。
「ならば久しぶりの山を満喫するがよい。なんなら、泊まって良いぞ?」
「冗談だろ。野宿は嫌だぜ?」
「テントもあるから一泊はできるじゃろう」
ここには他に人もおらんし、劇の練習も出来るじゃろう。考えようによっては、練習に持ってこいじゃろう。
「食い終わったら試しに読み合わせしてみるか?」
「それも良いかもな」
「決まりじゃな。……む?」
話をしていると、持っている竿に手応えを感じる。竿を上げてみると、糸の先にはぴちぴちと跳ねる魚がかかっておった。
針から魚を外し、誇らしげにヌカレに見せびらかす。
「わしの勝ちみたいじゃな」
「みたいだな。分かった、なんでフランが苦手なのか話そう」
ヌカレの表情が鋭くなる。じゃが、それっきりヌカレは黙りこくってしまった。
わしは再び川面に糸を垂らしてヌカレの言葉を待つ。あれだけ嫌がっておったのじゃ。話すのも相当勇気がいるんじゃろう。
しばらく待っていると、ヌカレが少しずつ話し始めた。
「俺には前に付き合ってた女がいた」
「それで?」
「似てるんだよ。そいつに」
「は?」
「お前が似てるんだよ。見た目も性格もな」
つまり、わしが元カノと似ておるから苦手意識を持ったと?
「…………」
「お前、馬鹿馬鹿しいと思っただろ?」
「……思ってないぞ?」
「嘘つけ」
正直なところ、物凄く馬鹿馬鹿しいと思っている。見破られるとは、わしもまだまだじゃな。
「元カノにフラれたからわしも苦手になったと?」
「簡単に言えばそうだ」
「わし、全く悪くなくないか?」
「そうだな」
ヌカレの言葉に、わしは頭を抱える。
まあ、わしが悪い訳ではないことが分かっただけ良しとするか。
「似たような者に会ったら取り乱してしまう程とは、何があったんじゃ?」
「別に何もない。初めて女にフラれてショックだっただけだ」
「その女はどういう奴だったんじゃ?」
「お前のように気が強い女だったよ」
そう言って、懐から写真を取り出す。そこにはヌカレと女が写っていた。ヌカレの隣にいる女はわしとは違って黒く長い髪をしておる。ヌカレの肩に手をまわし、満面の笑みでピースサインを作っておる。雰囲気はわしに似ておる……と思う。いや、自分で自分の雰囲気は分からんから、多分じゃけどな。
「お主も満更ではなさそうな顔じゃな。しかも、写真を肌身離さず持っておるという事は、まだ未練があるとみたぞ」
「ほっとけ」
「わしと似ておるという事はこやつも強いのか?」
「そんな訳ないだろ。ステータスとしては普通の奴と同じだ。だからこそ、危なっかしかったけどな」
「わしの性格で力だけ無いという事か。危なっかしいのは分かるのう」
わしのこの性格は圧倒的な力がある事によるものじゃ。この力が無い中でも、いつも通り進んでいけるかと言われれば、難しい所じゃ。その点で、この女はわしよりも強いと言えるじゃろう。
「名前は?」
「キャンだ」
「フラれたという事は、お主が何かやらかしたのか?」
「何かあった訳じゃない。ただ、すれ違いが重なっただけだ」
「そんな物か」
「お前には付き合ってる奴はいないのか?」
「おらん。作る気も無い」
わしはそろそろ寿命じゃし、そういう相手を作る気はない。作ると悲しませるだけじゃからな。
「脚本家はどうなんだ?知り合いなんだろ?」
「ホウリはそういうのではない。むしろ、対局にある関係かもな」
「どういう事だ?」
「悪いがそれは言えん」
いずれ殺しあう仲とは言えんよな。
じゃが、わしの言葉に納得しておらんのか目を鋭くする。
「俺も言ったんだぞ?お前だけ言わないのはずるくないか?」
「お主は賭けに負けたからじゃろ」
「じゃあ、もう一回賭けをしよう」
「ダメじゃ。こればっかりは話せん」
こうして話しながらわしらは釣りを楽しむのじゃった。
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