荒れた俺が叫ぶ声　完結まで読まさせて頂きました。ありがとうございました。子ども達が今を生きていく中での成長と区切りをしっかりと感じる事が出来ました。私達大人も今の子ども達と同じ年代の頃にはきっと似たような壁にぶつかり、叱咤激励されながら育ってきたと今になって感じます。「今を生きる」そして子ども達を社会という世界へ送り出すそんな大人でありたいとこの作品を読み改めて感じました。次回の作品も楽しみにしています。作者の世界観を感じさせてください。

今の時代には当たり前のように子ども達の生活の中で起こりえる事象や学校での対応を赤裸々に改めて描写をしている所が読者に何かを感じてほしいMIAの世界観が見え隠れします。流れ行く事は出来事として時の中に埋もれてしまう中、記憶として残っていくもの『俺のせいで、俺のために』『頭を下げてくれるおやじ、今日の事を俺はこの先も絶対に忘れてはいけないんだ』この先に、生きていくためにはきっと思い出すことと感じました。当たり前はやっぱり当たり前違う言葉には置き換えられない。

現代の思春期の子どもたちが『今』を生きていく為の悩みや葛藤を、自分たちが歩んできた子ども時代と被らせながら今度は見守っていく大人になって何を伝えていけるのかをMIAさんの世界観で書き下ろしていく展開が楽しみです。世界観を感じさせてください。