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『どうしてわたしはあの子じゃないの』 寺地はるな・著
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閉鎖された田舎に住む少年少女たちの青春劇。
東京に憧れ自分を決して見失わない女の子。
その子を小学校からずっと想い、気付かれない恋心に苦悶する男の子。
その男の子を好きなのに、彼が好きなのは自分の親友だと気付いてる女の子。
うーん。
切ない!!!
そして、何と淡い。
小学校から中学、そして大人までのプロセスの中での心境をおったお話。
それぞれがそれぞれの嫉妬と向き合い、それをどう昇華していくのかの描かれ方が…。
胸をギューと潰すように染み込んできて、切なくてたまらなくなります。
誰しもが誰かを羨み、妬み、そんな自分に嫌気がさしたり。
こーゆー経験って大なり小なりあると思うけれど、そんなモヤを抱えて大人へとなっていく。
個人的に胸を打ったのは、作中で放たれた男の子の心の叫びです。
誰に何を評価されようが、俺が彼女を好きな理由。
それは、彼女が誰でもなく彼女だから。
ここではないどこかに希望を夢見る彼女に。
理想と現実の違いを知って傷付けば良い。
そして、幸せは俺の側にあると気づけば良い。
俺より彼女を愛せる人はきっといない。
なんと情熱的な想いでしょう。
親友へと向けられる強い想いや嫉妬に気付いているわたし。
親友を嫌いなれたら楽なのに、それも出来ない。
なんと苦しい恋心でしょう。
憧れていた場所は理想と違い、気付けば何を得たのかもわからず大人になった私。
なんと浅はかで真っ直ぐな気持ちでしょう。
誰しもが一度は経験のある、思春期の通過点。
懐かしく甘酸っぱい気持ちになる、そんな一冊です。
東京に憧れ自分を決して見失わない女の子。
その子を小学校からずっと想い、気付かれない恋心に苦悶する男の子。
その男の子を好きなのに、彼が好きなのは自分の親友だと気付いてる女の子。
うーん。
切ない!!!
そして、何と淡い。
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胸をギューと潰すように染み込んできて、切なくてたまらなくなります。
誰しもが誰かを羨み、妬み、そんな自分に嫌気がさしたり。
こーゆー経験って大なり小なりあると思うけれど、そんなモヤを抱えて大人へとなっていく。
個人的に胸を打ったのは、作中で放たれた男の子の心の叫びです。
誰に何を評価されようが、俺が彼女を好きな理由。
それは、彼女が誰でもなく彼女だから。
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理想と現実の違いを知って傷付けば良い。
そして、幸せは俺の側にあると気づけば良い。
俺より彼女を愛せる人はきっといない。
なんと情熱的な想いでしょう。
親友へと向けられる強い想いや嫉妬に気付いているわたし。
親友を嫌いなれたら楽なのに、それも出来ない。
なんと苦しい恋心でしょう。
憧れていた場所は理想と違い、気付けば何を得たのかもわからず大人になった私。
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