【完結】誰でも持っているはずの7つのスキルの内の1つ、運び屋スキルしか持っていなかったけど、最強になりました

鳥山正人

文字の大きさ
45 / 104

45話

しおりを挟む
道具屋に着き、扉を開けたらもの凄く綺麗な受付の人がいた。

「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」

「こちらに『マナポ』はありますか?」

「ありますよ。でも結構な値段しますがお支払いの方は大丈夫でしょうか?」

「ちなみにおいくらですか?」

「1つ10億リンになります」

「そんなにするんですか!!」

俺、東の王国でタダで配ったよ!

「やめておきますか?」

「いえ、1つください。お支払いは商人の証でお願いします」

「かしこまりました。ではこちらをどうぞ」

俺は『マナポ』を受け取り、そのまま『マナポ』を飲んでみた。

「この『マナポ』美味しいですね」

「あんた傷ついてる様子もないけど『マナポ』を飲むなんて何考えてるんだい?」

「ちょっと味見してみたかったので」

「味見したくて10億リンも払ったのか!あんた大物だな」

「よく言われます。ヘヘッ!ちなみにこの『マナポ』を作れる人はジジさんだけですか?」

「次元のジョナ一族。今ジジと呼ばれるのは父のジョーと私ジョナンだけですね」

「えっ!あなたも『ジョナの一族』の人だったんですか!!それならもしよろしければちょっとこれを味見してもらえないでしょうか?」

俺はアイテム収納から自分で作った『マナポ』を取り出して渡した。

「この『マナポ』の色合いは私達が作った物じゃないね。これはどこで手に入れた物だい?」

「これは自分が作った物です」

「あんた一体何者だい?」

青の石版『サファイアタブレット』の事は言わない方がいいのかもしれないな。

「東の王国の青龍に作り方を聞きました」

青龍から聞いた。これはウソだけどそう違いはないだろう。

「死獣の頂点の青龍に聞いたとは面白い事言うね。まあいいか、ちょっと飲んでみるよ」

ジョナンは俺の作った『マナポ』を飲む。

「あんたの作った『マナポ』の効果は私達が作った物より高い効果があるね。だけどちょっと苦味がある。たしかにこれならウチらが作った『マナポ』の方が味はいいって言うだろうね」

「感想ありがとうございます」

「ところでだが、あんたもうご飯は食べたかい?もしまだならもうすぐ店を閉める時間だから一緒に食べないか?自分達以外で『マナポ』の作り方を知っているやつには会った事がない」

「まだ食べてないです。俺も『青の錬金術師』についてもっと話を聞いてみたかったので、よろしくお願いします」

「じゃあ少し待っててくれ」

「はい」

こんな綺麗な人との食事なんて緊張するな。

こうして俺はジョナンと一緒に食事をする事になった。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく

タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。 最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる

三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。 こんなはずじゃなかった! 異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。 珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に! やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活! 右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり! アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ

如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白? 「え~…大丈夫?」 …大丈夫じゃないです というかあなた誰? 「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」 …合…コン 私の死因…神様の合コン… …かない 「てことで…好きな所に転生していいよ!!」 好きな所…転生 じゃ異世界で 「異世界ってそんな子供みたいな…」 子供だし 小2 「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」 よろです 魔法使えるところがいいな 「更に注文!?」 …神様のせいで死んだのに… 「あぁ!!分かりました!!」 やたね 「君…結構策士だな」 そう? 作戦とかは楽しいけど… 「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」 …あそこ? 「…うん。君ならやれるよ。頑張って」 …んな他人事みたいな… 「あ。爵位は結構高めだからね」 しゃくい…? 「じゃ!!」 え? ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!

異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた

りゅう
ファンタジー
 異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。  いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。  その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります

竹桜
ファンタジー
 武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。  転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。  

異世界転生したおっさんが普通に生きる

カジキカジキ
ファンタジー
 第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位 応援頂きありがとうございました!  異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界  主人公のゴウは異世界転生した元冒険者  引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。  知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?

妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?

木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。 彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。 公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。 しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。 だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。 二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。 彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。 ※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。

処理中です...