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64話
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俺は目の前の綺麗な海を見ていた。
「海の中は寒そうだな。どうしようかな・・・まずは風を纏わせて空気を確保して竜巻の推進力で海底まで行くとするか。幸いにもこの海は海底まで透き通るような綺麗な海だから『南極サンゴ』は見えている」
こうして俺は海に潜り『南極サンゴ』を採取してきた。
「風を纏っていたおかげで寒くなかったな。それにしても『南極サンゴ』はとても綺麗だな・・・」
俺は少しの間、『南極サンゴ』に見惚れていた。
「よし!採取も終わった事だし天空山に戻るとするか」
俺は転移魔法スキルを使い天空山に戻った。
~~~
「テンブ老師様、ただいま戻りました」
「早かったな!南極サンゴは無事に取る事ができたか?」
「はい!ただそこには月影の白兎のベルゼもいて、甲羅を背負った少女が捕まっていました。少女は無事に助けましたが、少女は急いでいたみたいですぐに帰っていきました」
「その少女は黒蛇亀の一族の者じゃな。おそらくゲンブとやり合う際の人質にしようとしていたのだろう。まあ少女と言っても黒蛇亀の一族は超長寿だから見た目は子どもでもワシらより遥かに年上じゃ」
あの少女が遥かに年上・・・
「彼女達はとても綺麗な南極サンゴが大好きな事もあって黒蛇亀の一族はサンゴのお嬢様とも言われていたりする。年上だからと言って決してババア扱いするなよ!」
「わ、わかりました」
「さてゲンブのいる西の王国についてじゃが、西の王国はかなり危険な土地じゃ!『眠らない羊』は別名『夜羊』と呼ばれておる。その中でも夜の帝王『サタン』と呼ばれる特殊個体が厄介な存在じゃ。『サタン』は四獣クラスより強いかもしれん」
「わかりました」
「そしてここからが1番厄介な話になる。ゲンブは最強の防御を誇る存在じゃが唯一産卵時だけその防御が手薄になるんじゃ!普段のゲンブなら状態異常攻撃されても中和物質を生成して状態異常にはかからないのだが、産卵時だけかかる状態異常があるんじゃ!ゲンブは『眠らない羊』の不眠の状態異常攻撃を中和しようとして睡眠物質を生成して眠りに落ちる」
「そ、そんな事が・・・」
「月影の白兎は必ず『眠らない羊』の特殊個体、夜の帝王『サタン』を引き連れてゲンブを襲いにくるぞ!覚悟はいいか?」
「はい!」
「いい返事じゃ。ワシはこの地を守るためにここに残るが、アルファと風天の王はトリスと共にゲンブの元に行ってくれ!頼んだぞ!!」
「父上、風天の王『ビャクヤ』の名にかけて、必ずみんなを守ってみせます」
「すまないが、よろしく頼む」
「アルファもトリスも準備はいいか?行くぞ!」
「はい!」
「父さん、俺はいつでも大丈夫だぜ!」
こうして3人は西の王国に旅立った。
~~~
天空山に残ったテンブは独り言を呟いていた。
「ワシらの目は未来さえも見通す目を持っている。ビャクヤには辛い運命を背負わせる事になってしまった・・・まもなく世界は破壊を迎える事になる・・・だが破壊の次は再生が始まる・・・始まりを意味するアルファ・・・次の時代はお前達が作る番じゃ・・・どんな未来になるかはワシの目には見通す事ができない・・・お前達はどんな未来を見るんだろうか・・・」
「海の中は寒そうだな。どうしようかな・・・まずは風を纏わせて空気を確保して竜巻の推進力で海底まで行くとするか。幸いにもこの海は海底まで透き通るような綺麗な海だから『南極サンゴ』は見えている」
こうして俺は海に潜り『南極サンゴ』を採取してきた。
「風を纏っていたおかげで寒くなかったな。それにしても『南極サンゴ』はとても綺麗だな・・・」
俺は少しの間、『南極サンゴ』に見惚れていた。
「よし!採取も終わった事だし天空山に戻るとするか」
俺は転移魔法スキルを使い天空山に戻った。
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「はい!ただそこには月影の白兎のベルゼもいて、甲羅を背負った少女が捕まっていました。少女は無事に助けましたが、少女は急いでいたみたいですぐに帰っていきました」
「その少女は黒蛇亀の一族の者じゃな。おそらくゲンブとやり合う際の人質にしようとしていたのだろう。まあ少女と言っても黒蛇亀の一族は超長寿だから見た目は子どもでもワシらより遥かに年上じゃ」
あの少女が遥かに年上・・・
「彼女達はとても綺麗な南極サンゴが大好きな事もあって黒蛇亀の一族はサンゴのお嬢様とも言われていたりする。年上だからと言って決してババア扱いするなよ!」
「わ、わかりました」
「さてゲンブのいる西の王国についてじゃが、西の王国はかなり危険な土地じゃ!『眠らない羊』は別名『夜羊』と呼ばれておる。その中でも夜の帝王『サタン』と呼ばれる特殊個体が厄介な存在じゃ。『サタン』は四獣クラスより強いかもしれん」
「わかりました」
「そしてここからが1番厄介な話になる。ゲンブは最強の防御を誇る存在じゃが唯一産卵時だけその防御が手薄になるんじゃ!普段のゲンブなら状態異常攻撃されても中和物質を生成して状態異常にはかからないのだが、産卵時だけかかる状態異常があるんじゃ!ゲンブは『眠らない羊』の不眠の状態異常攻撃を中和しようとして睡眠物質を生成して眠りに落ちる」
「そ、そんな事が・・・」
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「はい!」
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「父上、風天の王『ビャクヤ』の名にかけて、必ずみんなを守ってみせます」
「すまないが、よろしく頼む」
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「はい!」
「父さん、俺はいつでも大丈夫だぜ!」
こうして3人は西の王国に旅立った。
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天空山に残ったテンブは独り言を呟いていた。
「ワシらの目は未来さえも見通す目を持っている。ビャクヤには辛い運命を背負わせる事になってしまった・・・まもなく世界は破壊を迎える事になる・・・だが破壊の次は再生が始まる・・・始まりを意味するアルファ・・・次の時代はお前達が作る番じゃ・・・どんな未来になるかはワシの目には見通す事ができない・・・お前達はどんな未来を見るんだろうか・・・」
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