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74話
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ビャクヤが亡くなり、みんな悲しみに暮れていた時、ゲンブがみんなに話かけてきた。
「悲しみに暮れているところすまないが、少し話を聞いてほしい。月影の白兎達は混沌の世界に行き、新たな力を手に入れてまた戻ってくる。その力を使い地獄の門を開け、この世界を無に返すつもりだ」
俺はただただうなづく。
「お前達も混沌の世界に行き、新たな力を手に入れなければ、この世界は破滅する。ここからはるか西に行けば龍達が住む『天時空界』がある。破滅を防ぐにはお前達はそこで修行しなければならない」
天時空界で修行・・・
「そこでこの世の真理を知るがいい。ニンゲンは赤ちゃんで生まれ、死ねば青き水の子どもとなる。水の子どもはやがて白き羽を授かり天使となる。天使は生命を運ぶ風となり、黒き穴の中に入り生命が生まれる。これが輪廻転生。真理の1つだ。覚えておくがいい」
「はい」
「ビャクヤは1匹の混沌蟲を倒すだけで命を落とした。混沌の世界にはあんな魔物がうじゃうじゃいる。今のお前達では混沌蟲に勝てない事に気づいているはずじゃ。イヤ、正確に言うとお前達は今の肉体のままでは自身の技に肉体がついてこない事に気付いているんだろう」
「はい。俺は『オウリンのリンゴポーション』という物を持っていますが、前に試しで飲んだ時その圧倒的な魔力に肉体が崩壊する思いをしました」
「私は星の型・4つ星をやろうとすれば肉体がついてこないため、3つ星までで止めています」
「僕も同じく3つ以上の魔法を合わせようとすると肉体がついてこないのが現状です」
「ビャクヤも自身の風で傷を負っていたから、アルファも同じ事が言えるだろう。だからお前達は混沌の世界に行く前に不死の山にいる『ハッカイ』に会い、肉体強化をしてもらうがいい」
「はい!!!!」
「今日は長い1日だったな。今日はゆっくり寝て明日の朝、出発するといい」
「はい!!!!」
~~~
激しい戦いをしていたため、みんな疲れて眠っていたが、俺は興奮が冷めず1人でずっと考え事をしていて独り言を呟いていた。
「俺がこの中で1番弱く1番足を引っ張っていた・・・もっともっと強くならなければマリアを守る事はできないだろう・・・」
「そんな事ないよ、トリスは頑張っていたよ」
気付くとマリアがすぐそばに立っていた。
「私ずっとずっと思ってた事があるんだ。何故だか知らないけど、トリスの思ってる事が手に取るようにわかるし、離れていてもいつもトリスと繋がっている感覚があるの」
「俺もずっと同じ事思ってた」
「これが運命の赤い糸っていうやつなのかな・・・」
俺はそっとマリアを抱きしめてキスをした。
「愛してるよ・・・」
「私も・・・」
俺とマリアは愛しあった。そして俺はマリアの中に生命の風を運び入れた。
「悲しみに暮れているところすまないが、少し話を聞いてほしい。月影の白兎達は混沌の世界に行き、新たな力を手に入れてまた戻ってくる。その力を使い地獄の門を開け、この世界を無に返すつもりだ」
俺はただただうなづく。
「お前達も混沌の世界に行き、新たな力を手に入れなければ、この世界は破滅する。ここからはるか西に行けば龍達が住む『天時空界』がある。破滅を防ぐにはお前達はそこで修行しなければならない」
天時空界で修行・・・
「そこでこの世の真理を知るがいい。ニンゲンは赤ちゃんで生まれ、死ねば青き水の子どもとなる。水の子どもはやがて白き羽を授かり天使となる。天使は生命を運ぶ風となり、黒き穴の中に入り生命が生まれる。これが輪廻転生。真理の1つだ。覚えておくがいい」
「はい」
「ビャクヤは1匹の混沌蟲を倒すだけで命を落とした。混沌の世界にはあんな魔物がうじゃうじゃいる。今のお前達では混沌蟲に勝てない事に気づいているはずじゃ。イヤ、正確に言うとお前達は今の肉体のままでは自身の技に肉体がついてこない事に気付いているんだろう」
「はい。俺は『オウリンのリンゴポーション』という物を持っていますが、前に試しで飲んだ時その圧倒的な魔力に肉体が崩壊する思いをしました」
「私は星の型・4つ星をやろうとすれば肉体がついてこないため、3つ星までで止めています」
「僕も同じく3つ以上の魔法を合わせようとすると肉体がついてこないのが現状です」
「ビャクヤも自身の風で傷を負っていたから、アルファも同じ事が言えるだろう。だからお前達は混沌の世界に行く前に不死の山にいる『ハッカイ』に会い、肉体強化をしてもらうがいい」
「はい!!!!」
「今日は長い1日だったな。今日はゆっくり寝て明日の朝、出発するといい」
「はい!!!!」
~~~
激しい戦いをしていたため、みんな疲れて眠っていたが、俺は興奮が冷めず1人でずっと考え事をしていて独り言を呟いていた。
「俺がこの中で1番弱く1番足を引っ張っていた・・・もっともっと強くならなければマリアを守る事はできないだろう・・・」
「そんな事ないよ、トリスは頑張っていたよ」
気付くとマリアがすぐそばに立っていた。
「私ずっとずっと思ってた事があるんだ。何故だか知らないけど、トリスの思ってる事が手に取るようにわかるし、離れていてもいつもトリスと繋がっている感覚があるの」
「俺もずっと同じ事思ってた」
「これが運命の赤い糸っていうやつなのかな・・・」
俺はそっとマリアを抱きしめてキスをした。
「愛してるよ・・・」
「私も・・・」
俺とマリアは愛しあった。そして俺はマリアの中に生命の風を運び入れた。
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