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76話
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俺達4人は再び西の王国にいるゲンブの元に来ていた。
「ニンゲン達よ、混沌の世界に行く準備は出来ているか?」
「準備万端だ」
俺は行く気満々だったが、テウスが口を挟んできた。
「トリス兄ちゃんは一度ギルドに報告してきた方がいいかもしれない」
「何故だ?」
「僕達は新たな力を身につけて再び戻って来くるんだよ。その時、Sランクじゃなければいろいろ不便になる事も出てくる」
「そうか。それに道具屋の親父さんのフワドーさんの件も伝えないとな。あと、テウスが月影の白兎には潜入調査のため入っていた事も伝えておかないといけない。じゃあすまないがみんな少し待っててくれ」
「あ、そうだね。よろしく」
俺は急いで西の王国のギルドに向かった。
~~~
西の王国はもともと『眠らない羊』の影響で、かなり危険な地方であったため人の流れはほとんどなく寂れていた。
そんな寂れたギルドの扉を開けた。
扉を開けると受付の人は掃除をしていた。
「いらっしゃいませ、なんか急に虫達が活発になって掃除が大変でして・・・蜘蛛の巣たくさんあるので気をつけてください」
そういうと受付の人は蜘蛛を殺そうとしている。
「蜘蛛は益虫と言って害虫を食べてくれるので殺さない方いいですよ」
「そうなんですか、知らなかったです。あっ!今日はどういったご用件でしょうか?」
受付の人は蜘蛛を殺すのをやめて、接客を始めた。
「私はトリスと申します。ギルド長はおられますか?」
「Sランクの件ですね、少々お待ちください」
受付の人は奥にいるギルド長を呼びにいく。
しばらくするとギルド長がやってきた。
「お待たせしました。Sランク昇格おめでとうございます。手続きがありますので少々お待ちください」
「その件の他にまだ用件があるんだ」
「何でしょうか?」
「まずは南の王国の道具屋の親父さん、フワドーさんだが月影の白兎に捕まっていて助ける事が出来なかった。それと月影の白兎に入った勇者テウスだが、潜入調査で入っていた事が判明した。今は俺と勇者マリアと一緒に行動し、リーダーのレビとベルゼを追いかけているところだ」
「かしこまりました。それでもテウス様には後日、事情聴取をいたしますので、その旨お伝え下さい」
「わかった」
その後、手続きも終わり俺はゲンブのいる元に急いで帰った。
~~~
「お待たせしました」
「それでは混沌の世界の扉を開くぞ」
ゲンブは魔力を込め空間の裂け目を開く。
「それでは行ってきます」
4人は混沌の世界に足を踏み入れた。
はるか西にある『天時空界』を目指して、4人の旅路が始まった。
「ニンゲン達よ、混沌の世界に行く準備は出来ているか?」
「準備万端だ」
俺は行く気満々だったが、テウスが口を挟んできた。
「トリス兄ちゃんは一度ギルドに報告してきた方がいいかもしれない」
「何故だ?」
「僕達は新たな力を身につけて再び戻って来くるんだよ。その時、Sランクじゃなければいろいろ不便になる事も出てくる」
「そうか。それに道具屋の親父さんのフワドーさんの件も伝えないとな。あと、テウスが月影の白兎には潜入調査のため入っていた事も伝えておかないといけない。じゃあすまないがみんな少し待っててくれ」
「あ、そうだね。よろしく」
俺は急いで西の王国のギルドに向かった。
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西の王国はもともと『眠らない羊』の影響で、かなり危険な地方であったため人の流れはほとんどなく寂れていた。
そんな寂れたギルドの扉を開けた。
扉を開けると受付の人は掃除をしていた。
「いらっしゃいませ、なんか急に虫達が活発になって掃除が大変でして・・・蜘蛛の巣たくさんあるので気をつけてください」
そういうと受付の人は蜘蛛を殺そうとしている。
「蜘蛛は益虫と言って害虫を食べてくれるので殺さない方いいですよ」
「そうなんですか、知らなかったです。あっ!今日はどういったご用件でしょうか?」
受付の人は蜘蛛を殺すのをやめて、接客を始めた。
「私はトリスと申します。ギルド長はおられますか?」
「Sランクの件ですね、少々お待ちください」
受付の人は奥にいるギルド長を呼びにいく。
しばらくするとギルド長がやってきた。
「お待たせしました。Sランク昇格おめでとうございます。手続きがありますので少々お待ちください」
「その件の他にまだ用件があるんだ」
「何でしょうか?」
「まずは南の王国の道具屋の親父さん、フワドーさんだが月影の白兎に捕まっていて助ける事が出来なかった。それと月影の白兎に入った勇者テウスだが、潜入調査で入っていた事が判明した。今は俺と勇者マリアと一緒に行動し、リーダーのレビとベルゼを追いかけているところだ」
「かしこまりました。それでもテウス様には後日、事情聴取をいたしますので、その旨お伝え下さい」
「わかった」
その後、手続きも終わり俺はゲンブのいる元に急いで帰った。
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「お待たせしました」
「それでは混沌の世界の扉を開くぞ」
ゲンブは魔力を込め空間の裂け目を開く。
「それでは行ってきます」
4人は混沌の世界に足を踏み入れた。
はるか西にある『天時空界』を目指して、4人の旅路が始まった。
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