103 / 104
103話
しおりを挟む
地獄の門を開けた先で魔人ブブウ『金バエ』と融合したベルゼが待っていた。
「トリス、待っていたぞ。今度こそお前を殺してやる」
ベルゼは勢いよく飛び、襲いかかってきた。
「ここは僕にやらせてくれる?」
そう言ってテウスが魔力を高めていった。
「星辰魔法・究極奥義・ドラゴンメテオ」
空から降り注ぐ数多の流星は龍の形、龍星になってベルゼを撃ち落とした。
「グハッ!だが俺様は不死身の身体になった。俺様は死なぬ!」
再びベルゼは空高く舞い上がる。
「死ねー!」
ベルゼはトリス目掛けて急降下してきた。
「危ない!」
「北辰剣・龍の型・天王大帝剣」
マリアの剣は龍の斬撃となってベルゼの羽根を切り裂いた。
「グハッ!こんな攻撃、不死身の俺様には効かぬ」
「それはどうかしら」
黒き光を発するマリアは微笑みを浮かべた。
「な、なぜだ!!」
切り裂かれた羽根は再生する事なく切られたままだった。
「地獄の門番、牛魔王『牛鬼』の力を舐めてはいけないよ」
「マリア姉ちゃんだけズルいな。僕には何が足りないんだ・・・」
テウスが覚醒し始めた。
「マリア姉ちゃんは僕にこう言ってな。僕には情熱が足りない。そういえばビャクヤも情熱って言ってたな。僕は情熱を司る鳳凰の力を宿りし者。鳳凰とはなんだ・・・鳳凰は鵬の王・・・鵬とは月が2つの鳥・・・鵬は情熱の鳥。情熱は青き心と熱い心、2つの心」
テウスは赤の光と青の光を発し始めた。
「これが覚醒・・・これならいける!!」
「星辰魔法・超究極奥義・ダブルドラゴンメテオ」
空から降り注ぐ数多の流星は赤と青の龍星となりてベルゼに降り注いだ。
「ウワッーー!!」
ベルゼの身体はボロボロに朽ち果てようとしていた。
「俺は死なぬ!再び地獄に舞い戻るだけだ!!」
「そうはさせぬ」
アルファは白き光を発し高く舞い上がった。
「獅子の舞・究極奥義・獅子白刀」
白き光の刃はベルゼの胴体を切り離す。
切り離されたベルゼと魔人ブブウの身体は身動きがとれないでいた。
「ベルゼ、俺たちの長き戦いもこれで終わりだ。再びこの世に生を授かるまで安らかに眠れ」
トリスは金と銀が混じり合う青き光を発し始めた。
「風水拳・人門・龍人変化」
俺は龍の姿になり、構えた。
「風水拳・四門・輪廻天晴拳」
トリスはベルゼの身体にそっと触れると、ベルゼの身体は眩しい光に覆われて消滅してしまった。
そしてどこからともなく声が聞こえてきた。
「我は地悟空、お前達をまとめて地獄の鎖に繋いでくれるわ」
激しい地響きとともに地悟空は姿を現した。
「トリス、待っていたぞ。今度こそお前を殺してやる」
ベルゼは勢いよく飛び、襲いかかってきた。
「ここは僕にやらせてくれる?」
そう言ってテウスが魔力を高めていった。
「星辰魔法・究極奥義・ドラゴンメテオ」
空から降り注ぐ数多の流星は龍の形、龍星になってベルゼを撃ち落とした。
「グハッ!だが俺様は不死身の身体になった。俺様は死なぬ!」
再びベルゼは空高く舞い上がる。
「死ねー!」
ベルゼはトリス目掛けて急降下してきた。
「危ない!」
「北辰剣・龍の型・天王大帝剣」
マリアの剣は龍の斬撃となってベルゼの羽根を切り裂いた。
「グハッ!こんな攻撃、不死身の俺様には効かぬ」
「それはどうかしら」
黒き光を発するマリアは微笑みを浮かべた。
「な、なぜだ!!」
切り裂かれた羽根は再生する事なく切られたままだった。
「地獄の門番、牛魔王『牛鬼』の力を舐めてはいけないよ」
「マリア姉ちゃんだけズルいな。僕には何が足りないんだ・・・」
テウスが覚醒し始めた。
「マリア姉ちゃんは僕にこう言ってな。僕には情熱が足りない。そういえばビャクヤも情熱って言ってたな。僕は情熱を司る鳳凰の力を宿りし者。鳳凰とはなんだ・・・鳳凰は鵬の王・・・鵬とは月が2つの鳥・・・鵬は情熱の鳥。情熱は青き心と熱い心、2つの心」
テウスは赤の光と青の光を発し始めた。
「これが覚醒・・・これならいける!!」
「星辰魔法・超究極奥義・ダブルドラゴンメテオ」
空から降り注ぐ数多の流星は赤と青の龍星となりてベルゼに降り注いだ。
「ウワッーー!!」
ベルゼの身体はボロボロに朽ち果てようとしていた。
「俺は死なぬ!再び地獄に舞い戻るだけだ!!」
「そうはさせぬ」
アルファは白き光を発し高く舞い上がった。
「獅子の舞・究極奥義・獅子白刀」
白き光の刃はベルゼの胴体を切り離す。
切り離されたベルゼと魔人ブブウの身体は身動きがとれないでいた。
「ベルゼ、俺たちの長き戦いもこれで終わりだ。再びこの世に生を授かるまで安らかに眠れ」
トリスは金と銀が混じり合う青き光を発し始めた。
「風水拳・人門・龍人変化」
俺は龍の姿になり、構えた。
「風水拳・四門・輪廻天晴拳」
トリスはベルゼの身体にそっと触れると、ベルゼの身体は眩しい光に覆われて消滅してしまった。
そしてどこからともなく声が聞こえてきた。
「我は地悟空、お前達をまとめて地獄の鎖に繋いでくれるわ」
激しい地響きとともに地悟空は姿を現した。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
495
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる