キミとネコと暮らしたい ~不器用なキミと、淫らな僕に愛されて~【完結】

降矢菖蒲

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二章:二人の僕を抱くキミ

7.クソビッチ…のはずが(★)※レイ視点

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「ほらよ、お待ちかねのブツだ」

膝立ちのままそれを突き出した。
は先っぽの方は赤く、根元に向かうごとに黒くなっている。

「……っ、さいこー……」
「ちゃんと咥えろよ。根元までしっかりとな」
「ん゛っ」

ヤツの口に赤黒いそれを押し込む。
三分の一程度咥え込んだところでぶつかった。
が、構わず押し込んでいく。

「っ!? ……ふぅっ……!!」
「下向くな。……おらっ」

チョコレート色の髪を掴んで、無理矢理に上向かせる。
息苦しさからか、ヤツの萌黄色の瞳から涙が零れ落ちた。
……ケッ、ざまーみろ。

「んん゛!! んん……お゛ぇっ……んん゛っ!!」

上向かせたことで、途端に挿れやすくなった。
一気に押し込んで根元まで咥えさせる。

「ふー……ふー……ふー……っ」
「へえ?」

め付けてきやがった。
涙と唾液塗れの顔で。
俺の下で。チンコを咥えさせられたままの状態で。

「『獅子殺しの剣聖』も、これじゃ形無しだな」

嗤いながらヤツの頭を掴んだ。そして――。

「ん゛!? ん゛っ!! んんんん!!!」

腰を前後に揺すって、ヤツの口と喉を犯していく。

「……チッ」

悪くねえ。
唇は見た目以上にやわらかい。
舌なんてベルベットみてえだ。

「おい……っ、はぁ……下、自分で解せよ。慣れてんだろ?」
「……っ」

後ろでカチャカチャと音がする。
ベルトを外す音だ。

振り返れば、ヤツのオリーブ色のズボンは地面の上に。
M字に開かれたクソ長い脚の間で、ヤツの指がいやらしく動いていた。

「はっ、素直じゃねえの」
「ん゛、ふぅ……」
「褒美だ。一発くれてやる」
「っ! う゛うん!! ~~っ!!!」

吐き出してやった。ヤツの喉にたっぷりと。
久々に感じる充足感。
けど、こんなんじゃ足りねえ。まだまだだ。

「ガハッ! ゴホッ……っ! ん゛ぁっ……」

腰を動かしていく。
喉に植え付けた子種を、腹の奥に押し込むように。

「んっ、んっ……んぅ♡」

ヤツの白い顔は真っ赤に。
雄々しかった萌黄色の瞳は、雌になりかけている。

「いいツラだな――って、おい。手ぇ止まってんじゃねえか」
「あっ♡ ふぅンっ♡」
「……ったく、しょーがねえな」

野郎の口からペニスを引き抜いて、四つん這いにさせる。
ヤツは無抵抗だった。
地面に片頬を預けて、激しく咳込んでいる。

「おいおい、何やってんだよ。解しとけって言ったよな?」

ヤツのケツは処女みてえにガチガチだった。
腹いせに、ヤツの小ぶりなケツを平手打ちにする。

「んっ」

ケツと一緒に、股の間のそれもピクリと跳ねた。
俺のとは全然違う。
薄っすら赤みがかったホワイトペニスだ。
サイズは普通。ただ、形はいい。美チンだな。

変態どもが、この小綺麗なチンポを崇め奉る様が目に浮かぶようだぜ。
鼻で嗤いながら穴に指を捻じ込む。

「あ゛っ!」
「力抜け」

野郎はしおらしくコクコクと頷いてみせたが、体は依然強張ったままだ。
奥歯をキツく噛み締めて、手も血管が浮き出るぐらい強く握ってる。
まるで余裕がねえ。まさか。

「テメェ……処女じゃねえだろうな?」
「っ、残念でした。二年前……十八のときに学校のセンセーと経験済み♡」
「……あっそ」

やっぱ『あの親にしてこの子あり』だな。
この色狂いが。

手元で青色の魔方陣を展開させる。
水魔法の術式だ。
指に意識を集中させて、放つ。

「っ!!? なっ、何――」
「大人しくしてろ」

ケツの中に水を流し込んだ。
コップ一杯分ぐらいか。

「苦っ、し……」
「そりゃ良かったな」

指を引き抜いて、今度は氷魔法を展開する。

「挿れた水、全部出せ」
「……は? ははっ……あ~、そういうこと。賢者様のエッ――あっ!!!」

野郎のケツを叩くと、ぴゅーっと音を立てて水が出てきた。
俺はそれを氷の盾で受け止める。

「きったね~」
「魔術師って、……ンッ……やっぱ変態、なんだな。……性癖、歪みすぎ……あっ!」
「無様だな、ほんとに」

水の出が緩くなってきた。
頃合いだな。

「ん゛……!」

再度指を捻じ込む。
……まだまだだな。
今挿れたら、間違いなく切れるだろう。

だが、構うことはねえ。
コイツは、善人の皮を被ったクソビッチなんだからな。

「挿れるぞ」
「っ! ぐっ……あ゛っ!? このっ……デカちんが……んん゛っ!」
「褒め言葉として受け取っておくぜ」

ケツが切れて血が滴った。
強張る体、吹き出す脂汗あぶらあせ、そして苦悶に満ちた喘ぎ声。

愛なんて欠片もねえ。
酷く暴力的な行為だ。
安らぐぜ。心底な。

「んっ! あぁ゛っ!! やっ……あっ! あう゛っ! あぁ……!!」

ヤツの血を潤滑油に、ガンガン掘り進めていく。
ガッチガチのキッツキツ。
マジモンの処女みてえだ。
抱けたもんじゃねえ――はずなのに、俺の腰は止まらない。

「あんっ♡ あんっ♡ い゛っ、大きっ……硬っ……あぁ! ゴリゴリってぇ~♡♡♡」

皮肉な話だ。
相性抜群とはな。

「んっ……」
「んぅ♡」

ナカに挿れたまま正常位に。
互いに腰を打ち付け合いながら、貪るようにキスをする。

「痛い。ひげれよ――んンっ!」

誰が剃るか。
黒い髭を一層強く擦り付けながら、深く口付ける。

「ん゛っ」
「ハァ……ハァ……♡♡♡」

野郎は反撃とばかりに舌に吸い付いてきた。
強く、それはもう強く。

「んぅ♡ んぐっ、ぐっ、ふふっ……♡♡♡」

ヤツは搾りたてのエールでも口にするかのように、ゴクゴクと唾液を飲み干していく。
血といい、ザーメンといい……コイツ、体液フェチか?

「なぁ……見ろよ」
「何を」
「回り。ンッ……ははっ、血の海だ」
「……っ」

ヤツの言う通り、周囲の森は紫色の血で染められている。
人間のものとは違う、少し苦味を帯びた臭い。
その臭いは自然と戦場での記憶を思い起こさせて、俺をたかぶらせた。

「コーフンするな」
「一緒にすんじゃねえよ」

そう。これは本能だ。
生存本能が悪さをしているだけ。
俺にはどうしようもねえことだ。

「図星、だな――あぁんっ!!!♡♡♡」

浅く掘って、ヤツの急所を擦り上げる。
ヤツは頭を振り乱して、だらしなくよだれを垂らしていった。

「あぁんっ♡ いいっ……もっと、もっとぉ~~♡♡♡」
「ッチ、この淫乱が」
「……ふっ、……はははははっ!!」
「……何だよ」
「いいぜその顔。やっぱアンタだな」
「あ゛?」
「その調子で頼むぜ。……からな……」

不意に野郎が大人しくなった。
目を閉じてる。

「気でも失ったか? っは、男冥利に尽きるね~」
「……?」

ヤツの目が開いた。
ゆっくりと瞬きをして、眠たそうな目でこっちを見てくる。
凄まじい違和感を覚えた。何だ? この感覚……。

「えっ? あっ…………っ!!!?? ちょっ……なっ、何、してるんですか……?」
「……は?」

何言ってんだ、コイツ。
意識と一緒に記憶まで飛ばしたのか?

「……ひっ、ひどいです。こんな……っ」

萌黄色の瞳は、強い失望と悲しみで満ち満ちている。
くそっ、イラつくぜ。

「泣きてえのはこっちなんだがな」
「……
「……ケッ……テメェの方から誘っておいて、よく言うぜ」
「~~っ、そんなことするわけないでしょう!! 僕はあのひととは違――んぅ!!??」

うるせえ。
頬を掴んで強引にキスをする。

「んんっ! んぅ!!!」

だが、ヤツは――堕ちなかった。
首を左右に振って、激しく抵抗し出す。


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