日向ぼっこDeピクニック

みミリィ

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寝たままのシシリィ

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 それはいつものように2人で大きな木の下でシートを敷き日向ぼっこをしている時だった。
 お昼ご飯にカゴいっぱいに持ってきたサンドイッチをたくさん食べてそれぞれ持参した本を読んでのんびり過ごしている。
 さわさわと風が吹き、程よい木陰になっていてとても気持ちいい。
 ルイスは幼馴染のシシリィの隣に座ってる。本を読んでいたのだが、少し眠たくなって何度か同じところを読み返していた。
 隣を見るとシシリィはお気に入りの絵本を開いたまま眠っていた。こっくりこっくり頭が動いている。
 ふ、と笑いが出る。落ちそうになった絵本を回収し、自分の読んでいた本と重ねて横に置いた。
 シシリィから少し離れると彼女の体をゆっくりと倒して、頭を自分の太ももの上に乗せる。
 そのまま目に光が当たらないようハンカチを目元にかけてあげた。頭を撫ぜると豊かで緩やかに波打つ金色の髪が木漏れ日を反射してキラキラと光る。それがとても綺麗でずっと撫でていた。
 
 
 
 彼女シシリィとの付き合いは生まれた時からだからもう10年以上になる。
 ルイスの家の使用人の娘だ。
 とても大きな家で使用人用の棟があり、そこで生まれたのがシシリィだ。
 初めて会った時は彼女が生まれてすぐで、2歳のルイスは妹が出来たと喜んだ。
 可愛い可愛いとずっと構っていたせいか、最初に話した言葉は「まま」でも「まんま」でもなく、「るー」だったのでとにかく愛おしくてたまらない。
 今もルゥ兄ちゃんルゥ兄ちゃんとついてくるのがたまらなく嬉しい。
 
 頭を撫でていると「ん」と一言もらした後、撫でる手を握るシシリィ。
 その握った手を自身シシリィの頬に持ってくる。
 寝ているのだろうか、それとも……
 その触れるだけでため息が出そうなくらい気持ちの良い頬を指の腹でゆっくりと撫ぜる。
 懐いてくるシシリィが愛おしくてたまらない。
 ゆっくり、ゆっくり頬から耳の後ろまで撫でてあげる。
 
 反対の手を使い腰のあたりでぽんぽんと寝かしつけるように一定のリズムを刻む。
 
 目元はハンカチで隠れているがだんだんと耳たぶが紅く色付いてきた。
 可愛い可愛い唇を指先が掠める。
 ずく、と自分の腰に衝撃が走る。
 そのまま唇の際をなぞって親指で優しく下唇をめくるような動きで口内に近い部分に触れる。
 その頃には腰をポンポンと叩くのではなく、優しく撫でる動きに変わっていた。
 は、とシシリィの呼吸が乱れている。
 手に感じる吐息はすこしずつ強さを増していた。
 すこし開いた口から人差し指が柔らかい舌に触れた。
 
 
 なめらかであたたかい舌の先が明確な意思を持って指先を這う。
 撫でていた手がシシリィの着ているブラウス越しにささやかな胸の突起物を感じる。
 その可愛いところを爪で細かく刺激してあげると体がピクンと跳ねた。
「ん……」
 鼓動が早くなっているのを感じながら指で摘んで優しく触る。
 
 まだ寝たふりをしているのか、寝ているのか。
 胸の辺りのボタンに手をかける。
 ふつ、とひとつだけ外した。
 
 その狭い隙間に手を入れる。
 中に着ているさらりとした下着を上から下に少しずらして胸に直接、触れた。
 膨らみが驚くほどになめらかで夢中になって表面を撫でる。
「んっ、ん……」
 鼻にかかる声にひどく興奮を覚える。 
 指が通るたびにぴん、ぴん、と自己主張をするものを見た。
 すでにボタンの一番上を残して多くが外れていたブラウスは大きく開いている。
 片胸だけが大切にキャミソール越しに仕舞われている。
 木苺が、なすがままに形を変えるささやかで柔らかな丘の上にあった。
 目が覚めるほどの白い乳房の上にぽちんと小さな突起は乗っかっている。
 人差し指の横で優しくすりすりと撫でると芯が強くなっていくのを感じる。
 膝の上に乗った頭がわずかに動いてと熱く硬くなったところを刺激してくる。
 
「これ、美味しそうだね」
 ひとりごとでそう呟く。木苺は熟れて吸って欲しそうにしている。確実にそうだろう。
 自分の着ていたカーディガンを脱ぎ、高さが出るようにまとめる。シシリィの頭を持ち上げ、自分の膝の代わりにそれを枕のように置いた。
 立ち上がりピクニック用に用意していた膝掛けをカゴから出してシシリィの下半身に冷えないように掛けてあげる。
 そうしてからシシリィの横に寝転んだ。
 
 横、というには少し下に位置するかもしれない。
 若草色の可愛いブラウスの最後まで残っていた一番上のボタンを外す。
 ごくりと喉が鳴る。
 目の前にはいやらしく肌蹴はだけた素晴らしい絶景が広がっているではないか。
 更に大切に仕舞われていたもう一方のかわいいモノをキャミソールを下にずらして探し出す。
 思わずシシリィの体を上に向けてから、またがった。
 決して体重をかけないように気をつけながら上から見下ろす慎ましい双丘のいただきには「食べてください」という双子がそれぞれの上に君臨していた。
 なんて素晴らしいのだろう。
 じっと見ていると先ほど弄られた木苺とまだ触れていない木苺の大きさの違いに気がついた。
 まだ触れていない方にふっと息をかける。そして鼻先でツンツンとご挨拶をするとすこしずつ硬さを増してくれる。
 なんて可愛らしいのだろう。
 
「ねぇシシリィ、これ食べていいかな?」
 鼻で弄りながらそう問いかける。
 目元が眩しく無いようにかけたハンカチはまだ残っている。
 シシリィは何も言わない。けど、耳たぶはさっきよりも紅く紅く色づいていた。
 誰にも踏み入られてない雪山に頬擦りする。
 真っ白でふわふわで、すこしずつ桃色に染まっていく様に心臓が壊れそうなくらい鼓動が刻まられる。
 頬に感じる突起がすごく気持ちいい。
 二つの山を何度も往復して、自分の唇の表面を彼女の突起でなぞる。
 頭がクラクラして何も考えられなくなる。
 
「…………いいよね?」
 返事はない。
 いただきます、と声に出したのか頭の中で言ったのか覚えていない。
 なんていやらしいんだ。
 ちゅぱ、と音を立て口の中に入る乳房。
「ああっ!」
 今まで聞いたことのない喘ぎ声。
 乳首の真横を吸うと時間差でぷるんと口の中に入ってくるグミのような感触が。
 夢中になって頬張られる乳房も、反対にある手でたっぷり可愛がられている乳房も。
 最高に可愛い。
 夢中でいっぱいおっぱいを吸いながら気が付くとシシリィの太ももに猛りを擦り付けていた。
 履いているズボンですら煩わしくなり、ブランケットからシシリィの片足だけ出して直接その柔らかな太ももに直接触れた瞬間電撃が走る。
 はっはっはっ、と呼吸が苦しい。
 
 すこしずつ冷静さを取り戻した自分は何をしたのか理解できなかった。
 寝たままのシシリィに対して後ろめたさをひどく感じる。
 カゴの中にあった濡らしたタオルで唾液まみれになったシシリィの乳房をぬぐって、太ももにかかった何かも拭う。
 キャミソールを正しい位置に戻して、ブラウスはきちんとボタンをとめる。
 ブランケットを肩までかけた。
 そうしてから自分の先ほどまで信じられない程の熱を持っていた物をぞんざいに拭ってしっかりとズボンを履いた。
 
 シシリィの方を見るとまだ目元にかけられたハンカチはそこにあったのだった。
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