星に帰れと言われても…

sora

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地球に足を踏み入れた冥王星の少女。

星に帰れと言われても…

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「2012aを呼べ。」
「はい。ただいま呼んで参ります。陛下。」
ここは冥王星。
冥王星という星の王国。
太陽からずいぶん離れており,寂しい惑星としてみられることが多いが,全くそんなことはない。
太陽の暖かさはなくても,王の暖かさで民は生きている,とても平和な惑星だ。
ここの民には“名前”というものは存在しない。
だから生まれた番号順で呼ばれる。
同じ日に誰かと生まれた場合,その順番からa,b,cとアルファベットをつけられる。
そんな不思議な王国である。
国王は地球からのお土産である漫画を読んでいた。
「陛下,お呼びいたしました。」
1人の家来がある少女と共に国王の前に現れた。
「2012aよ,よくぞ来てくれた。お前に頼がある。」
「ご機嫌ようです,国王陛下。私にできることがあればなんでもいたしましょう。」
少女は答える。
「お前を地球に派遣しても良いか。」
「え?」
~つづく~
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