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わたしのおばあちゃん
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私が小さい時におじいちゃんが亡くなった。癌だった。私は小さかったので覚えてないけど梅干しが好きだったというのは何故か覚えていた。ちょうど15年くらい前、私が5歳の時おばあちゃんと一緒にお祭りに行ったことがあったんだ。その時、私と手を繋いでたおばあちゃんが前を歩いてるカップルを見て「じいじが生きてたら今でも手を繋いで歩けたのになあ」と呟いてた。今でも鮮明に思い出せる。いつも明るいおばあちゃんがまさかそんなことを思ってたなんて悲しくなった。純粋だった私は小学生になってから七夕になったら短冊を書くという学校の決まりみたいなのがあったので毎年のように「おじいちゃんが生き返りますように」と願いながら短冊に書いた。15年経った今でも七夕になるとしっかり願ってるよ。
「おじいちゃんが生き返っておばあちゃんと手を繋いで歩けますように。」
願ったってもう私も子供じゃない、
生き返らないことくらいわかってる。
おじいちゃんはずっと天国から見守ってくれてるよね。おばあちゃんとずっと想ってるよ貴方のことを。
「おじいちゃんが生き返っておばあちゃんと手を繋いで歩けますように。」
願ったってもう私も子供じゃない、
生き返らないことくらいわかってる。
おじいちゃんはずっと天国から見守ってくれてるよね。おばあちゃんとずっと想ってるよ貴方のことを。
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