129 / 133
ドリレーション
しおりを挟む神下道雄29歳は、我が社に入って1ヶ月で1つの商品を発表。
安眠用としてアイデアを温めていたらしい。
本人も不眠症で悩み、我が社の整った環境で思い存分の発明ができたと話している。
【ドリレーション】
寝る時に部屋を暗くして、スイッチを入れると淡い七色の光りが心を癒す。
そして心地よい音が脳内に染み込んでくる。
普通の人なら最初の5分で眠りにはいる。極度の不眠患者でも10分で寝息が聞こえるらしい。
医師の観察でも精神的にも肉体的にも異常ないと保障された商品。
そんな商品は、売れに売れて生産が間に合わないくらいだ。
「神下君、君の商品が売れてうれしいが配送が間に合わないくらい忙しいよ」
「専務、その件でお話があります。日本の配送革命と言っていいぐらいの改革です」
「それは興味深い話だね」
2人は専務室で話し合うことになる。
大会議室でプレゼンが行なわれた。
プレゼン担当者は、神下道雄。
高田専務から参加して欲しいと言われて参加してみてビックりだよ。
「今の日本の物流は、大転換期に差し掛かっています。働き改革によるトラック運送が長時間労働を困難にしている現状で、運転手の人材不足まで発生してます。なのでトラックには、トラックの仕事をしてもらいます。その為にも貨物列車の重力運送が欠かせません。線路上空を24時間貨物列車が走り続けます。夜間の騒音も30デシベル(ささやき声)と実験結果が出ております。なので心配なく夜間の運行も可能です。貨物列車は長距離運送を任せて、トラックは拠点での地域配送を担ってもらいます。交通省にも話は通しているので・・・後は我が社がGOサインを出すだけです」
そんな会議室の役員は、俺の方を見てくる。
「いかがでしょうか社長、私にはいい話だと思いますが・・・とりあえず夜間の貨物列車で運行すべきです。もうそれ用にAIによる運転代行開発もGOサイン待ち状態です」
もう根回ししてるようだな・・・
「わかった・・・それで進めてくれ」
大会議室は、拍手で賑わいだす。
夜間0時に貨物列車が上空かゆっくりと下りてきた。
指定された区間にピッタリと着地。
それに連動するようにAIコンテナ積み降ろし重力機かテキパキトとコンテナを降ろす。
そして別のコンテナを掴んで貨物列車に積み込む。
「めちゃくちゃ速いな・・・」
「あ!もう貨物列車が浮かびだしたぞ」
「コンテナを降ろした数は6つで、4つのコンテナを積み込んで13分で作業終了です」
「中々いいな・・・」
「このコンテナ輸送基地も30デシベルは軽く超えてるな・・・もっと抑えられないか」
「防音壁の設置を考えてます。それに貨物やトラックの防音効果も検討中です」
「よろしく頼むよ」
10
あなたにおすすめの小説
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる
暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。
授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる