恐怖!殺人鬼と化したメガネ

龍午

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恐怖!殺人鬼と化したメガネ

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「恐怖!殺人鬼と化した眼鏡」

女子「キャー!来ないでー!」
グサッグサッ
殺人鬼メガネ君「こんなものじゃ足りんなぁ・・もっと質のいい血が欲しいぜぇ・・」

狐探偵「見つけたぞ、切り裂きメガネ!」

殺人鬼メガネ君「何だと!捕まってたまるか!うおおおっ!」(メガネをみずたまりに投げる)

メガネにとり憑かれた男性「ん、夢か・・・なんじゃこりゃああ!」

                   そして舞台は現世へ

一般青年「ああああメガネメガネどこだメガネ」
(青年はメガネが自分の頭の上にあるのをきづいてない)
一般青年「おっメガネじゃ~ん」「いいゾ~これ」(メガネカケー)
 狐探偵(まずいですよ!)(午後ティーを投げる)
                      ドン!
一般青年「いて!」(一般青年転ぶ+メガネが落ちる)

狐探偵「おっとすみませんすみません私新作のアイスティーを作りまして、飲んでいただけませんか?」
(アイスティーを差し出す)                       
                                 ごく
                                  ごく
                                    ごく 
一般青年「うん、おいしい!のどごしがしっとりとしていてそれでいてベタつかない。スッキリとした甘さだ。ルェムォンはリプトンのを使用したのかな?」
「そうだよ」
 フラッ(青年たおれる)
狐探偵「おっ大丈夫か大丈夫か」
(メガネ拾う)
狐探偵「さぁ、メガネ解体ショーの始まりや!」
スッスッ
狐探偵「ハッ!?」(後ろの気配を感じた狐探偵。振り返り避ける)

殺戮伊達メガネA「やぁやぁ都市伝説を追っている探偵君。君の幕はここで閉じるのだよ」
狐探偵「おまえは、殺戮伊達メガネ!なぜここに!」
殺戮伊達メガネA「何って、隊長が宿主を失ったまま現世へ来ちゃったからに決まってるじゃん」
狐探偵「こいつのことか?」
殺戮伊達メガネA「そうだよ!そいつをよこしな!」

狐探偵「お前馬鹿か。このメガネをかけると殺人鬼と化すのにそれを渡すわけねーじゃん」

殺戮伊達メガネA「なら力ずくで奪うだ!」

狐探偵「ふん。一対一・・・余裕だな!」

殺戮伊達メガネA「それはどうかな。ほら、上を見てごら~ん」
狐探偵「何!?」
殺戮伊達メガネB「馬っ鹿後ろだよっ!」ドンッ
狐探偵「ごふっ」(ダメージを受けてるので腹這いになって動けない)
殺戮伊達メガネB「殺人鬼メガネいっただきぃ!」
狐探偵「何・・・だと・・・」
殺戮伊達メガネB「殺人鬼メガネの復活ッスね~」
狐探偵「やめろおおおお!!!」
殺人鬼メガネ「ふん、ここが現世か。狐探偵もいるじゃないか。」

殺人鬼メガネ「最後の一発くれてやるよホラ」ドン

狐探偵「ガハッ」(ここで狐探偵は瀕死状態になる)
殺戮伊達メガネB「やりますねぇ!この辺にぃ、
美味い人肉がいっぱいいる交差点、あるんすよ」
殺人鬼メガネ「あぁ!?」
殺戮伊達メガネB「じゃけん夜いきましょうね~」

バシャッ   (殺人鬼メガネが殺戮伊達メガネを殺)
殺戮伊達メガネA「隊長、何してんすかやめてくださいよほんとに」

殺人鬼メガネ「お前らだってよお、所詮メガネを被っただけの人間なんだろぉ?そう思うとさぁ、俺の殺人欲求が湧いてくるんだよぉお前らだけじゃたりねぇんだよ!もっと多くの人を殺したい!
そう、殺人こそが、俺の生きてる証拠だよ。」

殺戮伊達メガネA「お前精神状態おかし」ズシャッグワバァ
殺人鬼メガネ「やっぱりこんなもんじゃ全然足りねぇなあ、あいつの言ってた交差点の所に行ってみるか」


 謎の声【力が欲しいか!!】

狐探偵(あいつを、
              あいつを倒せるぐらいの、力が欲しい!)
 
謎の声【力が欲しいなら、くれてやる!!】

狐探偵「おい、待てぃ、貴様を倒すまで私はここを通さない!」

殺人鬼メガネ「何だこいつまだ生きてたのか、
                             じゃあこいよオラオラァ!!」
                
                    狐探偵「必殺、魔風刃」
スバスバギュイーンドキャーンズビズビデュクシデュクシザクザクゥゥゥッッ!!!

殺人鬼メガネ「この私が…負けるとは…」
シュウシュウシュウシュウ・・・(メガネが消え青年は我に還る)

青年「ん、ワイは一体・・・」
狐探偵「あなたは、操られていたのですよ、メガネに。」
青年「なんやて!?」

 (狐探偵が事情を話す)
狐探偵「・・・という訳なんです。実は、うちの探偵事務所、最近バトルで部下が負けて、人が減って今では私一人しかいないんです。でも、殺人鬼メガネの力を受け継いだあなたなら、助手として充分活躍できる!さあ、うちの事務所で働いてみませんか?」

青年「俺も働いてみたいけどどうすっかな~俺もな~
 で、給料なんぼなん?」

狐探偵「こちら、14万8000円です。」

青年「14万!?うせやろ。ヤリマスヤリマス」

                                      完
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