56 / 89
第四章 竜神ノア
第6話 魔女の拷問
しおりを挟む
僕とミランダはゾーランに連れられて地下坑道の中の牢獄へと足を運んだ。
鈍色の鉄格子がはめこまれた寒々しい岩牢がいくつも立ち並び、その中に何人もの囚人が収監されていた。
僕はその囚人たちを見て息を飲む。
その中の数人が堕天使だったからだ。
彼らは鉄格子の奥で鎖に繋がれながら意味の分からない喚き声を上げている。
「ウウウゴガアッ!」
思わず足を止めた僕は前を行くゾーランに問いかけた。
「か、彼らは?」
「さっきの裏天界での戦いで何人か捕虜としてとっ捕まえてきた奴らです。知ってることを吐かせようとしたんですが、どうにも話が通じねえ奴ばかりで」
彼の言う通り、堕天使たちは理性を失っているような振る舞いを見せている。
確かに裏天界の教会で僕らを襲った堕天使たちも似たような感じだった。
ブレイディが見つけたあの装置で堕天使になると、理性が奪われてしまうんだろうか……。
「城が壊れる前は統制の取れた動きをしていたんだから、こいつらを操る方法があるんでしょ」
ミランダは鉄格子の向こう側に佇む堕天使らを冷然と見つめてそう言いながら、歩みを進めていく。
そのうちに牢獄の一番奥の突き当たりに設けられている牢屋の中に、女悪魔の姿が見えてきた。
「いたいた。なかなかいい格好ね」
そう言いながらミランダは鉄格子に近づく。
女悪魔は他の堕天使以上に厳重に、牢屋の奥の壁に鎖で縛りつけてある。
「油断のならねえ女だと思いやしたんで、ちいとばかしキツめに拘束しやした」
ゾーランの話によればこの岩牢の中は特殊な結界になっていて、魔法も物理攻撃も無効化されてしまう。
相手に危害を加えてライフを減らすという行為は一切禁じられる。
囚人の自殺や脱獄を防ぐための措置らしい。
僕が天樹の塔で収監されていた牢屋と似ているな。
さらに女悪魔を拘束している鈍色の鎖は特殊な呪法を用いて鋳造された金属を使っていて、会話やまばたきなどの生体反応以外の全プログラムを停止する力があるらしい。
つまり今の女悪魔は喋ったり睨んだりする以外は何も出来ないってことだ。
痩せ悪魔のように自爆プログラムを発動させることも不可能なんだ。
「暴れるあの女をここに入れるのに苦労しやしたぜ」
ゾーランはそう言って肩をすくめた。
女悪魔は意識を取り戻していて、現れた僕らに対して敵意をむき出しにしている。
ミランダは鉄格子越しに彼女に声をかけた。
「あんた。その姿はニセモノで、本来は堕天使なんでしょ?」
それを聞いても女悪魔は何も答えない。
表情を変えずにこちらに憎悪の視線を向けてくるだけだ。
それでも構わずにミランダは女悪魔に問いを続ける。
「で、あんたがこんなことをやってるのは自分の判断? それとも誰かの命令?」
そう言いながらミランダは気楽な調子で鉄格子の入口を開けて中に入っていく。
お、おいおい。
「だ、大丈夫? その中だと魔法も使えないんでしょ?」
「魔法なんか使わないわよ。ビビってないでアルも入ってきなさい」
ミランダは平然とそう言い、無遠慮に足を踏み入れると、まったく臆することなく女悪魔の目の前にズカズカと歩み寄った。
そ、そんなに近付いて大丈夫なのか?
僕がそんな心配をしていたら案の定、女悪魔は手を伸ばしてミランダに掴みかかる。
「ああっ!」
僕は慌てて牢の中に入り、女悪魔をミランダから引き離そうと駆け寄ったけれど、そんな僕を手で制してミランダは呆れ顔で言う。
「落ち着きなさい。アル。馬鹿ね。この中じゃ相手にダメージを与えられないのよ」
ミランダの言葉通り、女悪魔はミランダの黒衣に掴みかかったまま、それ以上動けずにいる。
そして悔しげに牙をむき出しにしながら、ミランダの服を放した。
その様子に僕は結界の効果を実感して安堵する。
これなら暴力沙汰にはならないぞ。
でもミランダ、女悪魔を拷問するって言ってたけれど、この状態でどうやって拷問するんだろう。
魔法を使ったりすることも出来ないだろうし。
そんな女悪魔を冷然と見つめてミランダは言う。
「もう一度聞くけど、知っていることを喋る気はないわけ? なら今からここにいる変態兵士アルフレッドがあんたにとんでもなくエロいことをするわよ」
……ファッ?
「は、はぁ? ミランダ何言って……モガガ」
ミランダは僕の口を手で押さえると話を続ける。
な、何言ってんの?
困惑する僕に構わずにミランダは荒唐無稽な話を始めた。
「このアルフレッドは裏社会で淫魔と呼ばれるほどのエロ野郎で、ありとあらゆる変態行為を極めたエロスのスペシャリストよ。数多の女たちがこの男の魔手によって泣かされてきたわ。あんたも味わってみる?」
そう言うとミランダは僕をチラ見する。
は、話を合わせろってこと?
そんなムチャな!
いきなりそんなこと言われても無理!
というか魔女の拷問ってそれか!
僕を使って破廉恥なことをするってことか!
「女の尊厳がこの変態ドエロ兵士アルフレッドにメチャクチャにされるのに、果たしてあんたは耐えられるかしらね?」
僕の尊厳も大事にして!
僕が固まっているとミランダは殺意を込めた目でもう一度僕をチラ見した。
早くやれということか。
や、やらないと殺される流れだ。
僕は咄嗟に女悪魔に手のひらを向けて、いやらしい感じに指をワナワナと動かす。
「ふ、ふふふ。エロス地獄に突き落としてやるぜ」
馬鹿か僕は。
何がエロス地獄だ。
自分でも正気の沙汰とは思えないほどのアホな僕のセリフに、ミランダが一瞬、心底蔑むような目を向けてきた。
いや、あんたがやれって言ったんですからね!
僕は心の底で自尊心を殺しながら女悪魔に手を伸ばす。
うぅ。
泣けてくる。
これじゃあ完全に卑劣な悪者だ。
「くっ! 薄汚い手で私に触れるな!」
そう言って僕に嫌悪感たっぷりの視線を向けてくる女悪魔だけど、そんな彼女にミランダは冷笑を浮かべて言う。
「この牢じゃ相手に危害は加えられないけと、セクハラ行為まで禁じられているわけじゃない。早く知っていることを全て吐き出しなさい。でないと、死ぬほどの屈辱を味わうことになるわよ」
女悪魔は憎悪のこもった目でミランダを睨みつけるけれど、ミランダは冷たい笑みを浮かべたまま余裕の表情で女悪魔の視線を受け止めている。
そしていよいよ僕の手が女悪魔の腰に触れようとしたその時、女悪魔が大声を上げて僕に噛みつかんばかりに身を乗り出してきた。
「近寄るなっ!」
「ひえっ!」
女悪魔の剣幕に思わず僕が悲鳴を上げて身をすくめたその時、ミランダがサッと女悪魔の頭の上に浮かぶ赤い逆三角形のNPCマークに右手で触れた。
そして続けざま彼女は左手で僕の手をピシャリと払った。
「アイタッ!」
もう少しで女悪魔の腰回りに触れそうだった手をミランダにはたかれて、僕はビクッと引っ込めた。
イテテテ。
この中でもダメージにならない程度の痛みを与えることは出来るのか。
ヒリヒリと痛む手をさすりながら僕はミランダが女悪魔のNPCマークに手を触れてじっと動かずにいるのを不思議に思いながら見た。
彼女は一体何をやってるんだ?
「や、やめろ!」
女悪魔はミランダの手を振り払おうとしたけれど、その前にミランダはサッと手を引いた。
「言われなくてもやめるわよ。もう終わったから」
そう言うとミランダは女悪魔から離れて鉄格子に寄りかかる。
「アル。あんた、この女をどこかで見たことあるでしょ?」
「えっ? う、うん。そうなんだ。君もそう思うの?」
僕の問いにミランダは静かに頷いた。
「こいつ、私の洞窟に来たことがあるのよ。あんたには言ったことなかったっけ。闇の洞窟への訪問者はログに残されるんだけど、ボス権限で私はさっきみたいに頭上のキャラクター識別マークに触れることで、そのログと照合することが出来るのよ」
「え? つまり一度あの洞窟に入ってきた人のことは、さっきみたいにすれば本人かどうか君には分かるってこと?」
「ええ。どんなに見てくれを変えていたとしてもね」
そうだったのか。
全然知らなかった。
ミランダはボスキャラだから、僕の知らない権限が与えられているんだね。
ミランダは女悪魔に指を突きつけると言う。
「アル。あんただって前にこいつに会ってるわ。確かこいつの名前は……」
ミランダがそこまで言った時、ふいに彼女の動きが止まったように見えた。
い、いや……実際にミランダは女悪魔に指を突きつけた状態で、まるでパソコンの画面がフリーズしてしまったかのように静止している。
な、何だ?
一体どうなってるんだ?
「ミ、ミラン……」
僕が彼女に声をかけようとすると、ふいに目の前の光景が大きく歪《ゆが》んだ。
そして今日三度目にして最大級の衝撃が僕の全身を襲ったんだ。
「うわっ!」
一度目と二度目は背骨が少し痺れるような程度の感覚だったけれど、今回のはケタ違いだった。
まるで雷に打たれたように全身の痺れを感じ、僕は遠のいていく意識の中でそれが三度目のサーバーダウンだと悟った。
鈍色の鉄格子がはめこまれた寒々しい岩牢がいくつも立ち並び、その中に何人もの囚人が収監されていた。
僕はその囚人たちを見て息を飲む。
その中の数人が堕天使だったからだ。
彼らは鉄格子の奥で鎖に繋がれながら意味の分からない喚き声を上げている。
「ウウウゴガアッ!」
思わず足を止めた僕は前を行くゾーランに問いかけた。
「か、彼らは?」
「さっきの裏天界での戦いで何人か捕虜としてとっ捕まえてきた奴らです。知ってることを吐かせようとしたんですが、どうにも話が通じねえ奴ばかりで」
彼の言う通り、堕天使たちは理性を失っているような振る舞いを見せている。
確かに裏天界の教会で僕らを襲った堕天使たちも似たような感じだった。
ブレイディが見つけたあの装置で堕天使になると、理性が奪われてしまうんだろうか……。
「城が壊れる前は統制の取れた動きをしていたんだから、こいつらを操る方法があるんでしょ」
ミランダは鉄格子の向こう側に佇む堕天使らを冷然と見つめてそう言いながら、歩みを進めていく。
そのうちに牢獄の一番奥の突き当たりに設けられている牢屋の中に、女悪魔の姿が見えてきた。
「いたいた。なかなかいい格好ね」
そう言いながらミランダは鉄格子に近づく。
女悪魔は他の堕天使以上に厳重に、牢屋の奥の壁に鎖で縛りつけてある。
「油断のならねえ女だと思いやしたんで、ちいとばかしキツめに拘束しやした」
ゾーランの話によればこの岩牢の中は特殊な結界になっていて、魔法も物理攻撃も無効化されてしまう。
相手に危害を加えてライフを減らすという行為は一切禁じられる。
囚人の自殺や脱獄を防ぐための措置らしい。
僕が天樹の塔で収監されていた牢屋と似ているな。
さらに女悪魔を拘束している鈍色の鎖は特殊な呪法を用いて鋳造された金属を使っていて、会話やまばたきなどの生体反応以外の全プログラムを停止する力があるらしい。
つまり今の女悪魔は喋ったり睨んだりする以外は何も出来ないってことだ。
痩せ悪魔のように自爆プログラムを発動させることも不可能なんだ。
「暴れるあの女をここに入れるのに苦労しやしたぜ」
ゾーランはそう言って肩をすくめた。
女悪魔は意識を取り戻していて、現れた僕らに対して敵意をむき出しにしている。
ミランダは鉄格子越しに彼女に声をかけた。
「あんた。その姿はニセモノで、本来は堕天使なんでしょ?」
それを聞いても女悪魔は何も答えない。
表情を変えずにこちらに憎悪の視線を向けてくるだけだ。
それでも構わずにミランダは女悪魔に問いを続ける。
「で、あんたがこんなことをやってるのは自分の判断? それとも誰かの命令?」
そう言いながらミランダは気楽な調子で鉄格子の入口を開けて中に入っていく。
お、おいおい。
「だ、大丈夫? その中だと魔法も使えないんでしょ?」
「魔法なんか使わないわよ。ビビってないでアルも入ってきなさい」
ミランダは平然とそう言い、無遠慮に足を踏み入れると、まったく臆することなく女悪魔の目の前にズカズカと歩み寄った。
そ、そんなに近付いて大丈夫なのか?
僕がそんな心配をしていたら案の定、女悪魔は手を伸ばしてミランダに掴みかかる。
「ああっ!」
僕は慌てて牢の中に入り、女悪魔をミランダから引き離そうと駆け寄ったけれど、そんな僕を手で制してミランダは呆れ顔で言う。
「落ち着きなさい。アル。馬鹿ね。この中じゃ相手にダメージを与えられないのよ」
ミランダの言葉通り、女悪魔はミランダの黒衣に掴みかかったまま、それ以上動けずにいる。
そして悔しげに牙をむき出しにしながら、ミランダの服を放した。
その様子に僕は結界の効果を実感して安堵する。
これなら暴力沙汰にはならないぞ。
でもミランダ、女悪魔を拷問するって言ってたけれど、この状態でどうやって拷問するんだろう。
魔法を使ったりすることも出来ないだろうし。
そんな女悪魔を冷然と見つめてミランダは言う。
「もう一度聞くけど、知っていることを喋る気はないわけ? なら今からここにいる変態兵士アルフレッドがあんたにとんでもなくエロいことをするわよ」
……ファッ?
「は、はぁ? ミランダ何言って……モガガ」
ミランダは僕の口を手で押さえると話を続ける。
な、何言ってんの?
困惑する僕に構わずにミランダは荒唐無稽な話を始めた。
「このアルフレッドは裏社会で淫魔と呼ばれるほどのエロ野郎で、ありとあらゆる変態行為を極めたエロスのスペシャリストよ。数多の女たちがこの男の魔手によって泣かされてきたわ。あんたも味わってみる?」
そう言うとミランダは僕をチラ見する。
は、話を合わせろってこと?
そんなムチャな!
いきなりそんなこと言われても無理!
というか魔女の拷問ってそれか!
僕を使って破廉恥なことをするってことか!
「女の尊厳がこの変態ドエロ兵士アルフレッドにメチャクチャにされるのに、果たしてあんたは耐えられるかしらね?」
僕の尊厳も大事にして!
僕が固まっているとミランダは殺意を込めた目でもう一度僕をチラ見した。
早くやれということか。
や、やらないと殺される流れだ。
僕は咄嗟に女悪魔に手のひらを向けて、いやらしい感じに指をワナワナと動かす。
「ふ、ふふふ。エロス地獄に突き落としてやるぜ」
馬鹿か僕は。
何がエロス地獄だ。
自分でも正気の沙汰とは思えないほどのアホな僕のセリフに、ミランダが一瞬、心底蔑むような目を向けてきた。
いや、あんたがやれって言ったんですからね!
僕は心の底で自尊心を殺しながら女悪魔に手を伸ばす。
うぅ。
泣けてくる。
これじゃあ完全に卑劣な悪者だ。
「くっ! 薄汚い手で私に触れるな!」
そう言って僕に嫌悪感たっぷりの視線を向けてくる女悪魔だけど、そんな彼女にミランダは冷笑を浮かべて言う。
「この牢じゃ相手に危害は加えられないけと、セクハラ行為まで禁じられているわけじゃない。早く知っていることを全て吐き出しなさい。でないと、死ぬほどの屈辱を味わうことになるわよ」
女悪魔は憎悪のこもった目でミランダを睨みつけるけれど、ミランダは冷たい笑みを浮かべたまま余裕の表情で女悪魔の視線を受け止めている。
そしていよいよ僕の手が女悪魔の腰に触れようとしたその時、女悪魔が大声を上げて僕に噛みつかんばかりに身を乗り出してきた。
「近寄るなっ!」
「ひえっ!」
女悪魔の剣幕に思わず僕が悲鳴を上げて身をすくめたその時、ミランダがサッと女悪魔の頭の上に浮かぶ赤い逆三角形のNPCマークに右手で触れた。
そして続けざま彼女は左手で僕の手をピシャリと払った。
「アイタッ!」
もう少しで女悪魔の腰回りに触れそうだった手をミランダにはたかれて、僕はビクッと引っ込めた。
イテテテ。
この中でもダメージにならない程度の痛みを与えることは出来るのか。
ヒリヒリと痛む手をさすりながら僕はミランダが女悪魔のNPCマークに手を触れてじっと動かずにいるのを不思議に思いながら見た。
彼女は一体何をやってるんだ?
「や、やめろ!」
女悪魔はミランダの手を振り払おうとしたけれど、その前にミランダはサッと手を引いた。
「言われなくてもやめるわよ。もう終わったから」
そう言うとミランダは女悪魔から離れて鉄格子に寄りかかる。
「アル。あんた、この女をどこかで見たことあるでしょ?」
「えっ? う、うん。そうなんだ。君もそう思うの?」
僕の問いにミランダは静かに頷いた。
「こいつ、私の洞窟に来たことがあるのよ。あんたには言ったことなかったっけ。闇の洞窟への訪問者はログに残されるんだけど、ボス権限で私はさっきみたいに頭上のキャラクター識別マークに触れることで、そのログと照合することが出来るのよ」
「え? つまり一度あの洞窟に入ってきた人のことは、さっきみたいにすれば本人かどうか君には分かるってこと?」
「ええ。どんなに見てくれを変えていたとしてもね」
そうだったのか。
全然知らなかった。
ミランダはボスキャラだから、僕の知らない権限が与えられているんだね。
ミランダは女悪魔に指を突きつけると言う。
「アル。あんただって前にこいつに会ってるわ。確かこいつの名前は……」
ミランダがそこまで言った時、ふいに彼女の動きが止まったように見えた。
い、いや……実際にミランダは女悪魔に指を突きつけた状態で、まるでパソコンの画面がフリーズしてしまったかのように静止している。
な、何だ?
一体どうなってるんだ?
「ミ、ミラン……」
僕が彼女に声をかけようとすると、ふいに目の前の光景が大きく歪《ゆが》んだ。
そして今日三度目にして最大級の衝撃が僕の全身を襲ったんだ。
「うわっ!」
一度目と二度目は背骨が少し痺れるような程度の感覚だったけれど、今回のはケタ違いだった。
まるで雷に打たれたように全身の痺れを感じ、僕は遠のいていく意識の中でそれが三度目のサーバーダウンだと悟った。
0
あなたにおすすめの小説
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる