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第106話 娘の涙
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「母様……父様……アタシ……人を斬って……殺したの」
そう告白したプリシラの顔は、頭の中でその時のことを鮮明に甦らせているようで、ひどく青ざめていた。
プリシラとボルドは互いに顔を見合わせた。
来るべき時が来たのだ。
ダニアの女王の娘として生まれて来た以上、戦いは避けられない。
そして剣を手に取って戦場に立つ以上、自身の死や他者を殺すことはいつでも起こり得る。
そのことからは逃れられないのだ。
「そうか。アタシとボルドで聞くぞ。何があったか話してくれないか」
そう言うとブリジットは娘の肩を抱いたまま彼女をベッドに座らせ、自分もそのすぐ隣に座った。
ボルドはプリシラの正面にしゃがんで娘の手を握る。
プリシラの手はわずかに冷たく、震えていた。
それから2人は娘の話を聞いた。
公国のセグ村を襲う盗賊と戦った。
そして村人を守るために必死に戦ううちに、1人の盗賊を不意に斬り殺してしまった。
その経緯を話しながら、プリシラは思い詰めた表情を見せる。
「アタシは……ダニアの女だから、敵と戦うのは当たり前なのに……相手を殺したことが怖くて戦場で震えてしまった。人を殺すことは……とても怖いことだわ」
そう言うプリシラにブリジットはかつての自分も感じた痛みを思い出すような表情を浮かべる。
初めて戦場に立ち、敵をその手で斬り殺した時の恐ろしい感触はブリジットも一生忘れないだろう。
自分の娘も同じことを経験したのだ。
「プリシラ……そうだな。おまえは村を守るために戦い、その結果として敵の命を奪うことになった。そのことが怖くてたまらない。それは……人として当然の感情だ」
そう言う母にプリシラは顔を上げた。
「戦場に出ればこういうことになるって分かってたのに、アタシ……殺してしまったことが恐ろしくて……それが女王の娘なのに情けなくて」
そう言うプリシラの肩をブリジットは強く抱き寄せた。
「アタシだって初めて人を斬り殺した時は恐ろしかったさ。皆そうだ」
「……母様。それは慣れていくものなの?」
「慣れるかどうかは人それぞれさ。だが、もしおまえが慣れなかったとしても、それは別におかしくも何ともない。普通のことだ」
「でも、アタシは母様の……女王の娘なんだよ? ダニアの女なら戦場で剣を振るうことを怖がったりなんかしない。慣れて、どんどん殺してもっと怖くなくなって……」
そう言う娘にブリジットとボルドは顔を見合わせる。
ボルドはいつもの穏やかな顔で、娘の手を握りながら言った。
「この先、プリシラがそのことに慣れていくかいかないかは僕らにも分からない。でも君が人を斬りその命を奪ったのは、誰かを守るために戦った結果なんだ。これからも君は大事な誰かが危険に曝されたら、その人を守るために剣を手に取り戦うだろう。その度に君は思い悩むことになる。でも……そうやって思い悩むことが大事なんじゃないかな」
父の言葉にプリシラは顔を上げた。
その表情は困惑に色を失っている。
「悩むことが?」
「うん。自分自身や大事な人の命を守るために敵の命を奪う。その是非を戦士じゃない僕に語ることは出来ない。だけど僕は君の母様やベラさん、ソニアさんのような戦士をたくさん見てきた。だから皆に共通しているのは刃を握ることへの責任感を持っていることだと分かる」
「責任感……」
ブリジットは娘に話をする夫のことを静かに見守っていた。
根っからの戦士である自分よりも、自分たちを傍から見続けてきたボルドのほうが的確なことを言えるのではないかと思ったからだ。
「そうだよ。守ることも奪うこともすべて自分の振るった刃の結果として受け止めるんだ。それが刃を持つ者の責任感なんだ。プリシラ。今回の旅で君を守ってくれたジャスティーナさんも、そうした責任感を持って刃を振るっていたんじゃないかな」
プリシラはジャスティーナの戦場での振る舞いを目の当たりにしてきた。
彼女は戦場で自らの命を賭して刃を振るい、躊躇なく相手の命を奪っていった。
その結果、自分やエミルは守られたのだ。
「ダニアの戦士たちは皆、殺すことに慣れたわけじゃないんだ。皆、悩んだり迷ったり恐れたりしながら、それを乗り越えて刃を振るい続けたんだよ。プリシラ。君がこの先、捜索隊に入って戦場に再び立つ気なら、そのことを忘れないで欲しい。自分が何のために刃を振るうのか見失ってはいけないよ」
そんな父の言葉をゆっくりと飲み込むようにしてプリシラは頷いた。
2人に話を聞いてもらって少しだけ気持ちが落ち着いた。
だが、それでもプリシラはどうしても両親に聞いておきたいことがあり、恐る恐る口を開く。
「アタシが……人を殺したこと。どう……思った?」
今まで実戦に出たことの無かった娘。
そんな娘が剣を手に、1人の人間の命を奪ったこと。
そのことで両親が自分を見る目が変わってしまうのではないか。
そのことがプリシラには恐ろしかった。
だが……ブリジットはプリシラの両頬をやさしく両手で包んで自分の方を向かせると、じっと真正面からその目を見つめて言った。
「おまえは仲間や弟、そして見ず知らずの村人を守るために戦い、敵の命を奪った。ただ無闇な殺しなどではない。理由なき殺しをするような娘ではないとアタシもボルドも分かっている。そして今のおまえはアタシたちが知っているプリシラと何も変わりない。大切な者を守りたいと願う優しい娘のままだ」
そう言うとブリジットはプリシラをギュッと抱きしめた。
そしてボルドも娘に優しく言葉をかける。
「プリシラ。辛かったね。がんばったね」
そう言うとボルドはプリシラの頭を優しく撫でる。
母に抱きしめられ、父に優しい言葉をかけられ、プリシラはまるで幼子に戻ったような気持ちで声を上げて泣いていた。
それは安堵の涙だった。
人の命を奪った自分のことを両親が受け入れてくれた。
そのことがプリシラの重く固まった心をゆっくりと解きほぐしてくれる。
この夜、プリシラは久々に母の胸に抱かれて眠りについたのだった。
☆☆☆☆☆
翌朝。
プリシラが目を覚ますと隣に添い寝してくれている母が、優しい眼差しで自分を見つめていた。
「あ……母様。おはよう」
「おはよう。プリシラ。よく眠っていたな」
母にそう言われ、プリシラは昨夜のことを思い返して何だか気恥ずかしくなった。
もう13歳になるというのに、母の胸にすがって泣き、添い寝までしてもらったのだ。
まるで幼子のようではないか。
プリシラはムクリと半身を起こすと、俯きながら言った。
「母様。ごめんなさい。ゆうべは取り乱してしまって……恥ずかしいわ」
恥ずかしかったが、両親に気持ちを聞いてもらったことで、今朝は随分と気持ちが軽くなっているのを感じる。
そんな娘の様子にブリジットもムクリと起き上がって言った。
「たまにはいいさ。アタシは嬉しかったぞ。プリシラが赤子だった頃のことを思い出す」
そう言って笑う母にプリシラはますます恥ずかしくなって顔を赤らめた。
「やめてよ。もう。エミルじゃないんだから」
そう言ってプリシラはふと今は離れ離れの弟のことに思いを馳せる。
エミルは今も敵に囚われて不安な朝を迎えているのかもしれない。
(エミル……あなたにもこの安心を味わわせてあけたい。早く母様と父様に会わせてあげたい)
そう思うとプリシラは不思議と力が湧いてくるのを感じた。
戦場で剣を手に取れば、そこには必ず人の生死がつきまとう。
この手で誰かの命を断ち切るかもしれないし、自分が殺されるかもしれない。
それでもどこかで震えているであろう弟のことを思うと、プリシラは心の中から恐れや迷いが消えていくのを感じた。
「母様……アタシ、やっぱりこの手でエミルを助けに行きたい。エミルもきっとアタシが助けに来るのを待っていると思う。アタシが行かなくちゃ」
気負いなく決然とそう言うプリシラに、ブリジットは静かに頷いた。
「……分かった。ボルドにもそう伝えよう」
そう言う母にブリジットは弾けるような笑顔で頷き、そこで初めて部屋に父のボルドがいないことに気付いた。
「あれ? 父様は?」
「ボルドは今、下に降りているよ。ネルたちがもう到着しているらしくてな。アタシたちも身支度を済ませたら行こう」
そう言うブリジットにプリシラは決然と頷くのだった。
そう告白したプリシラの顔は、頭の中でその時のことを鮮明に甦らせているようで、ひどく青ざめていた。
プリシラとボルドは互いに顔を見合わせた。
来るべき時が来たのだ。
ダニアの女王の娘として生まれて来た以上、戦いは避けられない。
そして剣を手に取って戦場に立つ以上、自身の死や他者を殺すことはいつでも起こり得る。
そのことからは逃れられないのだ。
「そうか。アタシとボルドで聞くぞ。何があったか話してくれないか」
そう言うとブリジットは娘の肩を抱いたまま彼女をベッドに座らせ、自分もそのすぐ隣に座った。
ボルドはプリシラの正面にしゃがんで娘の手を握る。
プリシラの手はわずかに冷たく、震えていた。
それから2人は娘の話を聞いた。
公国のセグ村を襲う盗賊と戦った。
そして村人を守るために必死に戦ううちに、1人の盗賊を不意に斬り殺してしまった。
その経緯を話しながら、プリシラは思い詰めた表情を見せる。
「アタシは……ダニアの女だから、敵と戦うのは当たり前なのに……相手を殺したことが怖くて戦場で震えてしまった。人を殺すことは……とても怖いことだわ」
そう言うプリシラにブリジットはかつての自分も感じた痛みを思い出すような表情を浮かべる。
初めて戦場に立ち、敵をその手で斬り殺した時の恐ろしい感触はブリジットも一生忘れないだろう。
自分の娘も同じことを経験したのだ。
「プリシラ……そうだな。おまえは村を守るために戦い、その結果として敵の命を奪うことになった。そのことが怖くてたまらない。それは……人として当然の感情だ」
そう言う母にプリシラは顔を上げた。
「戦場に出ればこういうことになるって分かってたのに、アタシ……殺してしまったことが恐ろしくて……それが女王の娘なのに情けなくて」
そう言うプリシラの肩をブリジットは強く抱き寄せた。
「アタシだって初めて人を斬り殺した時は恐ろしかったさ。皆そうだ」
「……母様。それは慣れていくものなの?」
「慣れるかどうかは人それぞれさ。だが、もしおまえが慣れなかったとしても、それは別におかしくも何ともない。普通のことだ」
「でも、アタシは母様の……女王の娘なんだよ? ダニアの女なら戦場で剣を振るうことを怖がったりなんかしない。慣れて、どんどん殺してもっと怖くなくなって……」
そう言う娘にブリジットとボルドは顔を見合わせる。
ボルドはいつもの穏やかな顔で、娘の手を握りながら言った。
「この先、プリシラがそのことに慣れていくかいかないかは僕らにも分からない。でも君が人を斬りその命を奪ったのは、誰かを守るために戦った結果なんだ。これからも君は大事な誰かが危険に曝されたら、その人を守るために剣を手に取り戦うだろう。その度に君は思い悩むことになる。でも……そうやって思い悩むことが大事なんじゃないかな」
父の言葉にプリシラは顔を上げた。
その表情は困惑に色を失っている。
「悩むことが?」
「うん。自分自身や大事な人の命を守るために敵の命を奪う。その是非を戦士じゃない僕に語ることは出来ない。だけど僕は君の母様やベラさん、ソニアさんのような戦士をたくさん見てきた。だから皆に共通しているのは刃を握ることへの責任感を持っていることだと分かる」
「責任感……」
ブリジットは娘に話をする夫のことを静かに見守っていた。
根っからの戦士である自分よりも、自分たちを傍から見続けてきたボルドのほうが的確なことを言えるのではないかと思ったからだ。
「そうだよ。守ることも奪うこともすべて自分の振るった刃の結果として受け止めるんだ。それが刃を持つ者の責任感なんだ。プリシラ。今回の旅で君を守ってくれたジャスティーナさんも、そうした責任感を持って刃を振るっていたんじゃないかな」
プリシラはジャスティーナの戦場での振る舞いを目の当たりにしてきた。
彼女は戦場で自らの命を賭して刃を振るい、躊躇なく相手の命を奪っていった。
その結果、自分やエミルは守られたのだ。
「ダニアの戦士たちは皆、殺すことに慣れたわけじゃないんだ。皆、悩んだり迷ったり恐れたりしながら、それを乗り越えて刃を振るい続けたんだよ。プリシラ。君がこの先、捜索隊に入って戦場に再び立つ気なら、そのことを忘れないで欲しい。自分が何のために刃を振るうのか見失ってはいけないよ」
そんな父の言葉をゆっくりと飲み込むようにしてプリシラは頷いた。
2人に話を聞いてもらって少しだけ気持ちが落ち着いた。
だが、それでもプリシラはどうしても両親に聞いておきたいことがあり、恐る恐る口を開く。
「アタシが……人を殺したこと。どう……思った?」
今まで実戦に出たことの無かった娘。
そんな娘が剣を手に、1人の人間の命を奪ったこと。
そのことで両親が自分を見る目が変わってしまうのではないか。
そのことがプリシラには恐ろしかった。
だが……ブリジットはプリシラの両頬をやさしく両手で包んで自分の方を向かせると、じっと真正面からその目を見つめて言った。
「おまえは仲間や弟、そして見ず知らずの村人を守るために戦い、敵の命を奪った。ただ無闇な殺しなどではない。理由なき殺しをするような娘ではないとアタシもボルドも分かっている。そして今のおまえはアタシたちが知っているプリシラと何も変わりない。大切な者を守りたいと願う優しい娘のままだ」
そう言うとブリジットはプリシラをギュッと抱きしめた。
そしてボルドも娘に優しく言葉をかける。
「プリシラ。辛かったね。がんばったね」
そう言うとボルドはプリシラの頭を優しく撫でる。
母に抱きしめられ、父に優しい言葉をかけられ、プリシラはまるで幼子に戻ったような気持ちで声を上げて泣いていた。
それは安堵の涙だった。
人の命を奪った自分のことを両親が受け入れてくれた。
そのことがプリシラの重く固まった心をゆっくりと解きほぐしてくれる。
この夜、プリシラは久々に母の胸に抱かれて眠りについたのだった。
☆☆☆☆☆
翌朝。
プリシラが目を覚ますと隣に添い寝してくれている母が、優しい眼差しで自分を見つめていた。
「あ……母様。おはよう」
「おはよう。プリシラ。よく眠っていたな」
母にそう言われ、プリシラは昨夜のことを思い返して何だか気恥ずかしくなった。
もう13歳になるというのに、母の胸にすがって泣き、添い寝までしてもらったのだ。
まるで幼子のようではないか。
プリシラはムクリと半身を起こすと、俯きながら言った。
「母様。ごめんなさい。ゆうべは取り乱してしまって……恥ずかしいわ」
恥ずかしかったが、両親に気持ちを聞いてもらったことで、今朝は随分と気持ちが軽くなっているのを感じる。
そんな娘の様子にブリジットもムクリと起き上がって言った。
「たまにはいいさ。アタシは嬉しかったぞ。プリシラが赤子だった頃のことを思い出す」
そう言って笑う母にプリシラはますます恥ずかしくなって顔を赤らめた。
「やめてよ。もう。エミルじゃないんだから」
そう言ってプリシラはふと今は離れ離れの弟のことに思いを馳せる。
エミルは今も敵に囚われて不安な朝を迎えているのかもしれない。
(エミル……あなたにもこの安心を味わわせてあけたい。早く母様と父様に会わせてあげたい)
そう思うとプリシラは不思議と力が湧いてくるのを感じた。
戦場で剣を手に取れば、そこには必ず人の生死がつきまとう。
この手で誰かの命を断ち切るかもしれないし、自分が殺されるかもしれない。
それでもどこかで震えているであろう弟のことを思うと、プリシラは心の中から恐れや迷いが消えていくのを感じた。
「母様……アタシ、やっぱりこの手でエミルを助けに行きたい。エミルもきっとアタシが助けに来るのを待っていると思う。アタシが行かなくちゃ」
気負いなく決然とそう言うプリシラに、ブリジットは静かに頷いた。
「……分かった。ボルドにもそう伝えよう」
そう言う母にブリジットは弾けるような笑顔で頷き、そこで初めて部屋に父のボルドがいないことに気付いた。
「あれ? 父様は?」
「ボルドは今、下に降りているよ。ネルたちがもう到着しているらしくてな。アタシたちも身支度を済ませたら行こう」
そう言うブリジットにプリシラは決然と頷くのだった。
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