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第289話 初対面
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モグラの男に案内されて緩やかな上り坂となっている地下道を歩いていると、20分ほどで地上に出た。
どうやらそこは王都の城壁から数百メートルほど離れた平原のようだった。
地下道の出入口は岩場の中にあり、岩盤を削って作った偽装扉が地上と地下道を隔てている。
ジャスティーナは肩に担いでいたオニユリの遺体を岩場に放り出す。
本当はもっと遠くに運びたいところだが、体のあちこちを銃撃されて出血しているせいか、思った以上にジャスティーナは疲弊していた。
そんな彼女の見かねてモグラは言う。
「そこに置いておけばいい。王国兵が見つけて回収するだろう」
「それではここの出入口が王国兵に見つかってしまう恐れがある」
そうなればモグラたちにも危険が及ぶ。
だがモグラはあっけらかんと言った。
「この岩盤の偽装扉は外からは決して開けられん。心配には及ばんよ」
モグラがそう言ったその時、遠くから空気を切り裂くような音がした。
それが矢の飛ぶ音だと知るジャスティーナは腰帯から短剣を抜き放ち、モグラの男を背後に守って身構える。
だが矢はそんな彼女の数メートル先の地面に突き立った。
ジャスティーナは不審に思って矢を見る。
その矢には十数本の髪の毛の束が結い付けられていた。
それはジャスティーナと同じ赤毛だ。
ダニアの女の特徴である燃える炎のような赤毛だった。
(……何だ?)
ジャスティーナは矢の突き立ち方から飛んできた方向を割り出してそちらに目を向ける。
すると数十メートル先の茂みの中から、矢を放ったと思しき人物が弓を手に姿を現した。
ジャスティーナは警戒したが、相手は弓に矢を番えることもなく両手を上げて少しずつ歩み寄ってくる。
ジャスティーナは目を凝らした。
(……女か)
闇の中で夜風に揺れる髪は男にしては長い。
しかしその体つきは女にしては逞しい。
ジャスティーナが訝しんでいると前方のその人物が声をかけてきた。
「アタシらはダニアからやってきた。あんたは同胞のようだが一体どこの誰だ?」
それはダニア本家の訛りが混じった大陸共通言語だった。
同胞。
その言葉にジャスティーナはひとつの可能性に思い至る。
かつて王国に居を構えていたダニア分家の者たちは一部の年寄りや体の不自由な者たちを除いて統一ダニアに移住した。
この王国に若いダニアの戦士たちは残っていないはずだ。
とすると統一ダニアから送り込まれた者たちだろう。
プリシラやエミルを助けに来たということだ。
ジャスティーナはモグラの男を守るように立ちながら声を上げる。
「どこの誰でもないさ。ただのはぐれ者だ」
前方から近付いてくる女はそれを聞いて足を止めた。
その女の後ろからは同じように4人ほどの女たちが姿を現す。
こちらと見つめ合うその距離は15メートルほどだ。
もう互いの赤毛がハッキリと見える距離だった。
ジャスティーナは彼女らに問う。
「ブリジット、あるいはクローディアの命令でエミルを取り戻しに来たのかい?」
「そうだ。あんたははぐれ者なのにどうしてここへ?」
先頭のダニアの女がそう尋ねてきた。
まだ若い。
よく見るとその他の4人もまだ若い戦士たちだ。
だが、ジャスティーナは彼女たちのその佇まいで即座に見抜いた。
相当に腕の立つ者たちだと。
「私も同じようなもんさ。エミルを取り戻して親元に返すために動いている。個人的な事情でな」
ジャスティーナがそう言うと若い女たちは互いに顔を見合わせ、そのうちの2人がヒソヒソと何やら話し合っている。
弓兵と思しき若き女戦士はそれに構わずにジャスティーナの足元を指差した。
「その白髪の女は?」
「死体だ。王国軍の拳銃使いさ。私がやった。そんなことよりアンタたち。少し話を聞かせな。互いに事情を擦り合わせようじゃないか」
そう言うとジャスティーナは背後のモグラの男に小声で囁いた。
「穴の中で待機してくれないか? 何かあれば大きな声を上げるから、その時は1人で逃げてくれ」
それだけ言うとジャスティーナは5人の女たちに歩み寄っていくのだった。
☆☆☆☆☆☆
エステルは緊張の面持ちではぐれ者の女と対面した。
相手は1人、こちらは5人。
もし小競り合いになってもこちらが大きく有利だ。
しかし目の前にいるダニアの女からは異様な重圧を感じた。
年齢は30才くらいだろうか。
はぐれ者のダニアの女が存在するということは知識としては知っていた。
だが実際にこうして目にするのは初めてのことだ。
この距離まで近付くと分かるが、女は傷だらけであり、体のあちこちに巻いた包帯には血が滲んでいる。
だというのにその体から発する威圧感は相当なもので、エステルら5人は気圧されていた。
ネルだけはそうした緊張感の中にありながらも生来の無遠慮さで相手に話しかける。
「アタシはネル。統一ダニアの弓兵だ。こいつらと一緒にダニアの都からここまで来た。あんた……名前は?」
そう言うネルにはぐれ者の女はじっと目を向ける。
こちらを値踏みするような目だ。
そして他の4人にも順に目を向けてから泰然と口を開いた。
「ジャスティーナだ」
その名前に5人は目を剥いた。
ハリエットが真っ先に声を上げる。
「ジャスティーナ? じゃああなたがプリシラやエミル様と一緒に行動していたっていう……」
「知っているのか。なら話は早い」
そう言うジャスティーナにエステルは冷静に告げる。
「あなたのお名前は例の一件でダニアにも知れ渡っています。今のダニアには元々砂漠島出身の者たちも多くいますから、あなたの名前を聞いて驚いている人たちもいましたよ。でも……あなたは銃で撃たれて谷底に転落したと聞いていたので……」
そう言い澱むエステルの思わぬ丁寧な物腰と語り口に少々驚いた顔を見せながら、ジャスティーナは髪をかき上げて側頭部の傷跡を見せた。
その痛々しい傷跡が銃撃によるものなのだと知り、5人は息を飲む。
「ああ。撃たれて谷底に真っ逆さまだったさ。アイツにやられてな」
そう言うとジャスティーナは横たわる白髪の女の遺体を指差した。
「だが結果として私は生き残り、復讐を果たした。まあ、復讐はもののついでだがな」
「では……今ここに来ているのは誰かの指示を受けているわけではなく、自分の意思ということですね?」
「ああ。そうだな。個人的な考えで動いている。さて、こっちからも聞きたいことがある。他の仲間はどこにいる? どのくらいの規模の人数が派兵されているんだ?」
「そ、それは……」
ジャスティーナの問いにエステルは思わず口ごもる。
その隣でネルはあっけらかんと言った。
「実はアタシら、勝手に都を飛び出して来たんだ。命令を受けて来たわけじゃなく、むしろ命令違反をしてな」
そう言うネルにジャスティーナは目に鋭い光を浮かべた。
慌ててエステルが弁明を口にする。
「が、外出禁止令が出ていたんです。戦に備えて兵力を編成するために。ですが……アタシ達は1人で飛び出したプリシラの事を放っておけなくて……」
エステルの言葉にジャスティーナは嘆息した。
プリシラも含めて、いかにも若い連中のしそうなことだと思ったからだ。
そして先ほどから5人がエミルのことはエミル様と呼ぶのに、プリシラのことは呼び捨てで呼んでいることから、年齢も近いこの5人はプリシラの友人なのだとジャスティーナは気が付いた。
(そうか。こうして無鉄砲に助けに来てくれる友がいるのか。プリシラ)
ジャスティーナは心が温まるのを感じ、ますますプリシラやエミルを死なせるわけにはいかないと思った。
「あんたたち。路銀は持っているか?」
ジャスティーナの言葉に皆は怪訝な表情を浮かべるが、エステルがおずおずと答える。
「ええ。ある程度なら……」
「ならいい。王都の中まで案内してやる。その前にあんたたち、そこの遺体のあそこの茂みに隠しておいてくれ」
そう言ってオニユリの遺体を指差すと、ジャスティーナはすでにモグラが戻っていた穴の出入口となっている岩場へと向かうのだった。
どうやらそこは王都の城壁から数百メートルほど離れた平原のようだった。
地下道の出入口は岩場の中にあり、岩盤を削って作った偽装扉が地上と地下道を隔てている。
ジャスティーナは肩に担いでいたオニユリの遺体を岩場に放り出す。
本当はもっと遠くに運びたいところだが、体のあちこちを銃撃されて出血しているせいか、思った以上にジャスティーナは疲弊していた。
そんな彼女の見かねてモグラは言う。
「そこに置いておけばいい。王国兵が見つけて回収するだろう」
「それではここの出入口が王国兵に見つかってしまう恐れがある」
そうなればモグラたちにも危険が及ぶ。
だがモグラはあっけらかんと言った。
「この岩盤の偽装扉は外からは決して開けられん。心配には及ばんよ」
モグラがそう言ったその時、遠くから空気を切り裂くような音がした。
それが矢の飛ぶ音だと知るジャスティーナは腰帯から短剣を抜き放ち、モグラの男を背後に守って身構える。
だが矢はそんな彼女の数メートル先の地面に突き立った。
ジャスティーナは不審に思って矢を見る。
その矢には十数本の髪の毛の束が結い付けられていた。
それはジャスティーナと同じ赤毛だ。
ダニアの女の特徴である燃える炎のような赤毛だった。
(……何だ?)
ジャスティーナは矢の突き立ち方から飛んできた方向を割り出してそちらに目を向ける。
すると数十メートル先の茂みの中から、矢を放ったと思しき人物が弓を手に姿を現した。
ジャスティーナは警戒したが、相手は弓に矢を番えることもなく両手を上げて少しずつ歩み寄ってくる。
ジャスティーナは目を凝らした。
(……女か)
闇の中で夜風に揺れる髪は男にしては長い。
しかしその体つきは女にしては逞しい。
ジャスティーナが訝しんでいると前方のその人物が声をかけてきた。
「アタシらはダニアからやってきた。あんたは同胞のようだが一体どこの誰だ?」
それはダニア本家の訛りが混じった大陸共通言語だった。
同胞。
その言葉にジャスティーナはひとつの可能性に思い至る。
かつて王国に居を構えていたダニア分家の者たちは一部の年寄りや体の不自由な者たちを除いて統一ダニアに移住した。
この王国に若いダニアの戦士たちは残っていないはずだ。
とすると統一ダニアから送り込まれた者たちだろう。
プリシラやエミルを助けに来たということだ。
ジャスティーナはモグラの男を守るように立ちながら声を上げる。
「どこの誰でもないさ。ただのはぐれ者だ」
前方から近付いてくる女はそれを聞いて足を止めた。
その女の後ろからは同じように4人ほどの女たちが姿を現す。
こちらと見つめ合うその距離は15メートルほどだ。
もう互いの赤毛がハッキリと見える距離だった。
ジャスティーナは彼女らに問う。
「ブリジット、あるいはクローディアの命令でエミルを取り戻しに来たのかい?」
「そうだ。あんたははぐれ者なのにどうしてここへ?」
先頭のダニアの女がそう尋ねてきた。
まだ若い。
よく見るとその他の4人もまだ若い戦士たちだ。
だが、ジャスティーナは彼女たちのその佇まいで即座に見抜いた。
相当に腕の立つ者たちだと。
「私も同じようなもんさ。エミルを取り戻して親元に返すために動いている。個人的な事情でな」
ジャスティーナがそう言うと若い女たちは互いに顔を見合わせ、そのうちの2人がヒソヒソと何やら話し合っている。
弓兵と思しき若き女戦士はそれに構わずにジャスティーナの足元を指差した。
「その白髪の女は?」
「死体だ。王国軍の拳銃使いさ。私がやった。そんなことよりアンタたち。少し話を聞かせな。互いに事情を擦り合わせようじゃないか」
そう言うとジャスティーナは背後のモグラの男に小声で囁いた。
「穴の中で待機してくれないか? 何かあれば大きな声を上げるから、その時は1人で逃げてくれ」
それだけ言うとジャスティーナは5人の女たちに歩み寄っていくのだった。
☆☆☆☆☆☆
エステルは緊張の面持ちではぐれ者の女と対面した。
相手は1人、こちらは5人。
もし小競り合いになってもこちらが大きく有利だ。
しかし目の前にいるダニアの女からは異様な重圧を感じた。
年齢は30才くらいだろうか。
はぐれ者のダニアの女が存在するということは知識としては知っていた。
だが実際にこうして目にするのは初めてのことだ。
この距離まで近付くと分かるが、女は傷だらけであり、体のあちこちに巻いた包帯には血が滲んでいる。
だというのにその体から発する威圧感は相当なもので、エステルら5人は気圧されていた。
ネルだけはそうした緊張感の中にありながらも生来の無遠慮さで相手に話しかける。
「アタシはネル。統一ダニアの弓兵だ。こいつらと一緒にダニアの都からここまで来た。あんた……名前は?」
そう言うネルにはぐれ者の女はじっと目を向ける。
こちらを値踏みするような目だ。
そして他の4人にも順に目を向けてから泰然と口を開いた。
「ジャスティーナだ」
その名前に5人は目を剥いた。
ハリエットが真っ先に声を上げる。
「ジャスティーナ? じゃああなたがプリシラやエミル様と一緒に行動していたっていう……」
「知っているのか。なら話は早い」
そう言うジャスティーナにエステルは冷静に告げる。
「あなたのお名前は例の一件でダニアにも知れ渡っています。今のダニアには元々砂漠島出身の者たちも多くいますから、あなたの名前を聞いて驚いている人たちもいましたよ。でも……あなたは銃で撃たれて谷底に転落したと聞いていたので……」
そう言い澱むエステルの思わぬ丁寧な物腰と語り口に少々驚いた顔を見せながら、ジャスティーナは髪をかき上げて側頭部の傷跡を見せた。
その痛々しい傷跡が銃撃によるものなのだと知り、5人は息を飲む。
「ああ。撃たれて谷底に真っ逆さまだったさ。アイツにやられてな」
そう言うとジャスティーナは横たわる白髪の女の遺体を指差した。
「だが結果として私は生き残り、復讐を果たした。まあ、復讐はもののついでだがな」
「では……今ここに来ているのは誰かの指示を受けているわけではなく、自分の意思ということですね?」
「ああ。そうだな。個人的な考えで動いている。さて、こっちからも聞きたいことがある。他の仲間はどこにいる? どのくらいの規模の人数が派兵されているんだ?」
「そ、それは……」
ジャスティーナの問いにエステルは思わず口ごもる。
その隣でネルはあっけらかんと言った。
「実はアタシら、勝手に都を飛び出して来たんだ。命令を受けて来たわけじゃなく、むしろ命令違反をしてな」
そう言うネルにジャスティーナは目に鋭い光を浮かべた。
慌ててエステルが弁明を口にする。
「が、外出禁止令が出ていたんです。戦に備えて兵力を編成するために。ですが……アタシ達は1人で飛び出したプリシラの事を放っておけなくて……」
エステルの言葉にジャスティーナは嘆息した。
プリシラも含めて、いかにも若い連中のしそうなことだと思ったからだ。
そして先ほどから5人がエミルのことはエミル様と呼ぶのに、プリシラのことは呼び捨てで呼んでいることから、年齢も近いこの5人はプリシラの友人なのだとジャスティーナは気が付いた。
(そうか。こうして無鉄砲に助けに来てくれる友がいるのか。プリシラ)
ジャスティーナは心が温まるのを感じ、ますますプリシラやエミルを死なせるわけにはいかないと思った。
「あんたたち。路銀は持っているか?」
ジャスティーナの言葉に皆は怪訝な表情を浮かべるが、エステルがおずおずと答える。
「ええ。ある程度なら……」
「ならいい。王都の中まで案内してやる。その前にあんたたち、そこの遺体のあそこの茂みに隠しておいてくれ」
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