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第321話 命の危機
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ガイはプリシラの戦いぶりを静かに見つめていた。
プリシラとの短い旅路の間に、彼女の特訓に一度だけ付き合った。
その時は彼の剣技を見様見真似でやっているだけの彼女だったが、その後おそらく1人で練習したのだろう。
プリシラの動きはかなり良くなっていた。
(だいぶ様になってきたな。対した戦闘感覚だ)
自身の剣を他人に貸すなど初めてのことだったが、プリシラ以外にチェルシーの相手が務まる者は今ここにいない。
シジマに右肩を銃撃されて負傷している現在はもちろん、五体満足の状態だったとしてもガイではチェルシーの相手をすることは出来ないだろう。
やはりダニアの女王の血筋に連なる者たちは別格だ。
(プリシラ。勝て。勝って弟と共に故郷に戻れ)
これからのダニアや共和国にとってプリシラはなくてはならない人物だと、短い付き合いの中で感じ取っていたガイは、彼女の勝利を祈りながらその戦いの行方を見守るのだった。
☆☆☆☆☆☆
「ショーナ様が……」
ヤブランは青ざめた表情でそう声を漏らす。
プリシラとチェルシーの戦いを遠目に見ながら彼女は、少し離れたところに黒髪の女性が倒れているのを見たのだ。
夜の闇の中で篝火に照らし出されたそれはショーナだった。
彼女の傍には銀髪の女性が付いている。
そしてヤブランのすぐ背後に立つジュードも、深刻な表情でショーナの姿を見つめていた。
(ショーナ。先ほどから君の気配が感じられないと思ったけれど……)
気を失っているのか……あるいは考えたくないが死んでしまっているのか。
ジュードは張り詰めた表情で仲間たちに声をかける。
「あちら側に移ろう。ショーナの様子が心配だ」
そう言うジュードにヤブランは驚きの表情を浮かべる。
「ショーナ様をご存知なのですか?」
「ああ。古い友人で……俺の恩人だ」
そう言うとジュードはエミルとガイに目を向けた。
2人とも頷き、4人はプリシラとチェルシーの戦いに巻き込まれぬよう慎重にバルコニーの端を移動してショーナの元へ向かう。
途中でガイは落ちている1本の剣をそれがクローディアの物だとは知らずに拾い上げた。
仮にプリシラが敗れてチェルシーがエミルを捕えようと向かってきたとしても、エミルを逃がす時間稼ぎくらいなら出来ると考えてのことだ。
そして4人はショーナの元に辿り着き、そこで力なく横たわる彼女の姿にハッと息を飲む。
ショーナのすぐ傍の石床は血で赤く濡れていた。
そして銀髪の女が赤く染まった手拭いでショーナの胸を押さえている。
その銀髪の女性を見てエミルが声を上げた。
「ブライズさん!」
「よう。エミル。無事で何よりだ。他の連中はお仲間か? 悪いがこの黒髪女の手当てを手伝ってくれ。銃で撃たれて虫の息なんだ」
そう言うブライズがその手に持ってショーナの傷口を押さえている手拭いは、もう完全に血を吸って赤く染め上げられている。
ヤブランとジュードはすぐにショーナの元へ駆け寄った。
そして腰袋の中からそれぞれ新しい手拭いを取り出し、ブライズと交代してショーナの傷口を押さえる。
ショーナの顔は血の気を失って真っ白になっていた。
ジュードは焦りを覚える。
(まずい……出血量が多い。とにかく血を止めないと)
ジュードはヤブランに指示をして傷口に何重にも布を当て、手拭いをきつくショーナの体に巻き付けた。
「布が足りない。持っている布を全部出してくれ」
ジュードの言葉にヤブラン、ガイ、ブライズの3人は腰袋の中にある布類を全部ジュードに手渡した。
荷物を持っていないエミルも袖を破り取って渡す。
(医師のいるところに連れて行きたいが、血が止まらないうちは下手に動かせない。ショーナの体力頼みか)
ジュードとヤブランがショーナに付き添い、ガイはエミルを守って周囲を警戒している。
その様子を見て自分に出来ることはないと悟ったブライズは言った。
「ここは任せた。ワタシはクローディアの元に行く。エミルのことを頼んだぞ」
そう言うとブライズは鉄棍を手に立ち上がり、小走りにクローディアの元へ向かって行った。
ジュードは黒髪術者の力を用いてショーナの意識に呼びかける。
【ショーナ……ショーナ……戻ってこい。君が死んだらチェルシーはどうなる? 彼女を置いて逝くな。戻ってこい。ショーナ】
ショーナからの反応はない。
ジュードは彼女の生還を神に祈りながら必死に傷口を押さえ続けるのだった。
☆☆☆☆☆☆
プリシラはこの好機を逃すまいと打って出る。
不規則な攻撃にチェルシーは戸惑いながら懸命に応戦していた。
ガイの剣は通常の長剣と比べると細身で軽いため、一太刀から翻って次の一太刀を繰り出すまでの間隔が短くて済む。
プリシラが自慢の筋力でこれを使うと、その速さはより冴え渡ってチェルシーを苦しめた。
そしてチェルシーの動きが鈍くなっているのをプリシラは感じ取る。
未知の剣技に戸惑っているのみならず、チェルシーの表情は明らかに曇っていた。
そこには迷いの色が滲んでいる。
(チェルシー……あなたは本当にクローディアをその手にかけたいの?)
血を分けた実の姉を斬ろうとするその鬼のような心がプリシラには理解できない。
先ほどエミルが敵となり襲ってきた時も、プリシラは弟を斬ることなど微塵も考えられなかった。
だがチェルシーの場合は自分とは事情が異なることもプリシラは理解している。
ずっと離れ離れになっていたせいで、寂しく不幸な人生を強いられたチェルシー。
プリシラはそんな彼女の半生に思いを馳せる。
恨むことでしか、憎むことでしか自分に生きる力を与えられなかったのだと思うと、プリシラはチェルシーを憐れに思った。
だがその不幸を周りに伝播させるようなチェルシーの生き方は誰も幸せにしない。
チェルシー自身をも不幸にする破滅の道なのだ。
プリシラは剣を振るう手を止めて息を整えながらチェルシーを見つめた。
「打ってきなさい。チェルシー。あなたの剣が復讐のために磨かれた剣ならば、それはアタシにぶつければいい。アタシが全部受け止める」
「……何ですって?」
「アタシの剣は一族を守るために磨いてきた。あなたの復讐心が強いか、皆を守りたいアタシの心が強いか、今ここで決着をつけようじゃないの」
プリシラの言葉にチェルシーは静かに息を吐く。
「……そうね。あなたをねじ伏せてクローディアを斬って全ては終わり。もう決着にしましょう。しつこいあなたとの戦いもいい加減うんざりだわ」
そう言うとチェルシーは復讐の刃をプリシラに向け、プリシラはそれを堂々と受けて立つのだった。
☆☆☆☆☆☆
「クローディア。大丈夫か?」
ブライズはクローディアの元に駆け寄る。
クローディアの胴に巻かれた手拭いは、銃撃を受けた脇腹部分が赤く染まっていた。
痛みが増しているようで、その額には脂汗が浮かんでいる。
ブライズは自分の袖口を破り、それでクローディアの額の汗を拭ってやった。
今は他にしてやれることがない。
クローディアの視線の先ではプリシラとチェルシーがそれぞれの剣を手に対峙している。
「あの2人を……止めないと」
そう言って立ち上がろうとするクローディアの両腕を掴んでブライズは引き止めた。
「無理だ。今のおまえに出来るのは見守ることだけだ」
「でもブライズ……」
「よく見ろ。プリシラの姿を」
ブライズの言葉にクローディアはプリシラの背中に目を向けた。
「あいつは命をかけておまえを守ろうとしている。誰かのために剣を振るう女の背中になっているだろう? 跳ねっ返りのじゃじゃ馬だった小娘が随分成長したもんだよ」
ブライズの言う通り、プリシラの背中には若干13歳とは思えぬ覚悟と風格が漂っている。
戦場で見慣れたブリジットの背中のようだとクローディアは思った。
共に並び立つその姿を見るだけで勇気と安堵をもらえる唯一無二の戦友。
今、プリシラの背中には確かにブリジット譲りの女王の雰囲気が感じられた。
「……やっぱりブリジットの娘ね」
「ああ。あいつは今、女王になるための道を着実に進んでいる。プリシラを信じよう。もうこれからはあいつらの時代だ」
「……そうね。もうワタシたちの出る幕ではないのかもしれないわね」
クローディアはそう言うと神に……いや、亡き母に祈った。
(母様……親不孝な娘でごめんなさい。いつかあの世に行ったらたくさん親孝行させてね。だから…‥今はあの2人を守ってあげて。お願いします)
切なる祈りを胸にクローディアは未来ある若き2人の無事を心から願うのだった。
プリシラとの短い旅路の間に、彼女の特訓に一度だけ付き合った。
その時は彼の剣技を見様見真似でやっているだけの彼女だったが、その後おそらく1人で練習したのだろう。
プリシラの動きはかなり良くなっていた。
(だいぶ様になってきたな。対した戦闘感覚だ)
自身の剣を他人に貸すなど初めてのことだったが、プリシラ以外にチェルシーの相手が務まる者は今ここにいない。
シジマに右肩を銃撃されて負傷している現在はもちろん、五体満足の状態だったとしてもガイではチェルシーの相手をすることは出来ないだろう。
やはりダニアの女王の血筋に連なる者たちは別格だ。
(プリシラ。勝て。勝って弟と共に故郷に戻れ)
これからのダニアや共和国にとってプリシラはなくてはならない人物だと、短い付き合いの中で感じ取っていたガイは、彼女の勝利を祈りながらその戦いの行方を見守るのだった。
☆☆☆☆☆☆
「ショーナ様が……」
ヤブランは青ざめた表情でそう声を漏らす。
プリシラとチェルシーの戦いを遠目に見ながら彼女は、少し離れたところに黒髪の女性が倒れているのを見たのだ。
夜の闇の中で篝火に照らし出されたそれはショーナだった。
彼女の傍には銀髪の女性が付いている。
そしてヤブランのすぐ背後に立つジュードも、深刻な表情でショーナの姿を見つめていた。
(ショーナ。先ほどから君の気配が感じられないと思ったけれど……)
気を失っているのか……あるいは考えたくないが死んでしまっているのか。
ジュードは張り詰めた表情で仲間たちに声をかける。
「あちら側に移ろう。ショーナの様子が心配だ」
そう言うジュードにヤブランは驚きの表情を浮かべる。
「ショーナ様をご存知なのですか?」
「ああ。古い友人で……俺の恩人だ」
そう言うとジュードはエミルとガイに目を向けた。
2人とも頷き、4人はプリシラとチェルシーの戦いに巻き込まれぬよう慎重にバルコニーの端を移動してショーナの元へ向かう。
途中でガイは落ちている1本の剣をそれがクローディアの物だとは知らずに拾い上げた。
仮にプリシラが敗れてチェルシーがエミルを捕えようと向かってきたとしても、エミルを逃がす時間稼ぎくらいなら出来ると考えてのことだ。
そして4人はショーナの元に辿り着き、そこで力なく横たわる彼女の姿にハッと息を飲む。
ショーナのすぐ傍の石床は血で赤く濡れていた。
そして銀髪の女が赤く染まった手拭いでショーナの胸を押さえている。
その銀髪の女性を見てエミルが声を上げた。
「ブライズさん!」
「よう。エミル。無事で何よりだ。他の連中はお仲間か? 悪いがこの黒髪女の手当てを手伝ってくれ。銃で撃たれて虫の息なんだ」
そう言うブライズがその手に持ってショーナの傷口を押さえている手拭いは、もう完全に血を吸って赤く染め上げられている。
ヤブランとジュードはすぐにショーナの元へ駆け寄った。
そして腰袋の中からそれぞれ新しい手拭いを取り出し、ブライズと交代してショーナの傷口を押さえる。
ショーナの顔は血の気を失って真っ白になっていた。
ジュードは焦りを覚える。
(まずい……出血量が多い。とにかく血を止めないと)
ジュードはヤブランに指示をして傷口に何重にも布を当て、手拭いをきつくショーナの体に巻き付けた。
「布が足りない。持っている布を全部出してくれ」
ジュードの言葉にヤブラン、ガイ、ブライズの3人は腰袋の中にある布類を全部ジュードに手渡した。
荷物を持っていないエミルも袖を破り取って渡す。
(医師のいるところに連れて行きたいが、血が止まらないうちは下手に動かせない。ショーナの体力頼みか)
ジュードとヤブランがショーナに付き添い、ガイはエミルを守って周囲を警戒している。
その様子を見て自分に出来ることはないと悟ったブライズは言った。
「ここは任せた。ワタシはクローディアの元に行く。エミルのことを頼んだぞ」
そう言うとブライズは鉄棍を手に立ち上がり、小走りにクローディアの元へ向かって行った。
ジュードは黒髪術者の力を用いてショーナの意識に呼びかける。
【ショーナ……ショーナ……戻ってこい。君が死んだらチェルシーはどうなる? 彼女を置いて逝くな。戻ってこい。ショーナ】
ショーナからの反応はない。
ジュードは彼女の生還を神に祈りながら必死に傷口を押さえ続けるのだった。
☆☆☆☆☆☆
プリシラはこの好機を逃すまいと打って出る。
不規則な攻撃にチェルシーは戸惑いながら懸命に応戦していた。
ガイの剣は通常の長剣と比べると細身で軽いため、一太刀から翻って次の一太刀を繰り出すまでの間隔が短くて済む。
プリシラが自慢の筋力でこれを使うと、その速さはより冴え渡ってチェルシーを苦しめた。
そしてチェルシーの動きが鈍くなっているのをプリシラは感じ取る。
未知の剣技に戸惑っているのみならず、チェルシーの表情は明らかに曇っていた。
そこには迷いの色が滲んでいる。
(チェルシー……あなたは本当にクローディアをその手にかけたいの?)
血を分けた実の姉を斬ろうとするその鬼のような心がプリシラには理解できない。
先ほどエミルが敵となり襲ってきた時も、プリシラは弟を斬ることなど微塵も考えられなかった。
だがチェルシーの場合は自分とは事情が異なることもプリシラは理解している。
ずっと離れ離れになっていたせいで、寂しく不幸な人生を強いられたチェルシー。
プリシラはそんな彼女の半生に思いを馳せる。
恨むことでしか、憎むことでしか自分に生きる力を与えられなかったのだと思うと、プリシラはチェルシーを憐れに思った。
だがその不幸を周りに伝播させるようなチェルシーの生き方は誰も幸せにしない。
チェルシー自身をも不幸にする破滅の道なのだ。
プリシラは剣を振るう手を止めて息を整えながらチェルシーを見つめた。
「打ってきなさい。チェルシー。あなたの剣が復讐のために磨かれた剣ならば、それはアタシにぶつければいい。アタシが全部受け止める」
「……何ですって?」
「アタシの剣は一族を守るために磨いてきた。あなたの復讐心が強いか、皆を守りたいアタシの心が強いか、今ここで決着をつけようじゃないの」
プリシラの言葉にチェルシーは静かに息を吐く。
「……そうね。あなたをねじ伏せてクローディアを斬って全ては終わり。もう決着にしましょう。しつこいあなたとの戦いもいい加減うんざりだわ」
そう言うとチェルシーは復讐の刃をプリシラに向け、プリシラはそれを堂々と受けて立つのだった。
☆☆☆☆☆☆
「クローディア。大丈夫か?」
ブライズはクローディアの元に駆け寄る。
クローディアの胴に巻かれた手拭いは、銃撃を受けた脇腹部分が赤く染まっていた。
痛みが増しているようで、その額には脂汗が浮かんでいる。
ブライズは自分の袖口を破り、それでクローディアの額の汗を拭ってやった。
今は他にしてやれることがない。
クローディアの視線の先ではプリシラとチェルシーがそれぞれの剣を手に対峙している。
「あの2人を……止めないと」
そう言って立ち上がろうとするクローディアの両腕を掴んでブライズは引き止めた。
「無理だ。今のおまえに出来るのは見守ることだけだ」
「でもブライズ……」
「よく見ろ。プリシラの姿を」
ブライズの言葉にクローディアはプリシラの背中に目を向けた。
「あいつは命をかけておまえを守ろうとしている。誰かのために剣を振るう女の背中になっているだろう? 跳ねっ返りのじゃじゃ馬だった小娘が随分成長したもんだよ」
ブライズの言う通り、プリシラの背中には若干13歳とは思えぬ覚悟と風格が漂っている。
戦場で見慣れたブリジットの背中のようだとクローディアは思った。
共に並び立つその姿を見るだけで勇気と安堵をもらえる唯一無二の戦友。
今、プリシラの背中には確かにブリジット譲りの女王の雰囲気が感じられた。
「……やっぱりブリジットの娘ね」
「ああ。あいつは今、女王になるための道を着実に進んでいる。プリシラを信じよう。もうこれからはあいつらの時代だ」
「……そうね。もうワタシたちの出る幕ではないのかもしれないわね」
クローディアはそう言うと神に……いや、亡き母に祈った。
(母様……親不孝な娘でごめんなさい。いつかあの世に行ったらたくさん親孝行させてね。だから…‥今はあの2人を守ってあげて。お願いします)
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