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第214話 エステルの苦悩
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エステルは評議会のある本庁舎の廊下で仲間が部屋から出てくるのを待っていた。
つい先ほどまで自分が事情聴取を受けていた部屋では今、獣使隊のオリアーナが事細かに尋問を受けている最中だ。
プリシラがいなくなった。
おそらくはたった1人でエミルを救うべく王国へ向かったのだろう。
(……プリシラ。何という無茶を……)
エステルとオリアーナはプリシラが出て行く直前に会っていたとして、その時の様子などを取調官から尋問されることとなった。
エステルなどはただプリシラと話しただけだったが、プリシラに馬を貸し与えたオリアーナなどはプリシラの出奔を手引きしたのではないかと疑われて、厳しい尋問を受けているようだ。
部屋の扉越しにも取調官の厳しい声が聞こえてくる。
エステルはプリシラがあの時、何のために自分のところに来たのかをようやく知った。
おそらくプリシラは自分も誘いに来たのだ。
一緒にエミルを助けにいってもらいたいと。
(何かを話そうとしていたのは、そのことだったんだ……)
そしてプリシラがなぜそれを言い出さなかったのかをエステルは理解した。
ウィレミナ議長から秘書見習いの打診を受けて出世街道を歩み始めようとしているエステルがそんな無茶な話を受ければ、問題行動としてその打診も取り止めになってしまうだろう。
エステルの出世の話を知ったプリシラは、その道を邪魔してはならないと思ったのだ。
感情に流されず理性的に物事を考えるエステルからしても、そんな無茶な提案に乗るなど愚の骨頂であり、たとえ持ちかけられても即答で断るのが当然だ。
(そんなの当たり前の事だ……なのにどうして……)
プリシラが1人で去っていったその背中が、エステルの頭から離れなかった。
ざわつく胸をエステルは手で押さえ、唇を噛む。
(違う……物事はここで考えるんじゃない。頭で考えるんだ。アタシがダニアのために出来ることは、この頭脳を活かすことなんだ。だけど……分かっているけれど……)
そう自分に繰り返し言い聞かせても、エステルの胸から苦しみは消えなかった。
☆☆☆☆☆☆
夜の闇に紛れるようにして十数頭の馬たちが進んでいく。
暗さのせいで周囲からは見えにくいが、15名ほどの乗り手は5名ずつ3種類ほどの服装をしていた。
旅芸人の一座、薬の行商人、そして遍歴の僧侶たち。
これから彼らはそれぞれ3組に分かれて別々に王国を目指す。
一見して彼らが共和国の精鋭諜報部隊である青狐隊であると分かる者はいないだろう。
武器も目に見えるような身に着け方はしていない。
だが彼らはこれから王国へと潜入し、囚われの身であるダニアのエミルを救い出すという命がけの任務に挑むのだ。
たった15人の無謀な行動に見える。
しかし共和国は長年に渡る諜報活動で、他国にも足掛かりを多く作って来た。
そうした地道な活動の成果で、公国内にも王国内にも共和国の味方となる秘密勢力がいる。
青狐隊の作戦はそうした協力者たちに支えられていくこととなるのだ。
そうした支援なくば王国への潜入は叶わないだろう。
「ガイ。我らの選択肢は2つだ。任務成功か。死か。進退極まりし時は積極的に命を捨てよ」
旅芸人に扮した青狐隊の隊長アーチボルトは、同じく旅芸人の風貌に化けた最年少のガイにそう言った。
わずか15歳の若者にそのようなことを言う冷酷さをアーチボルトも重々承知している。
だが、この部隊に所属する時に隊員は全員誓っているのだ。
何よりも優先すべきは任務であり、そのためならば己の命すらゴミクズ同然に捨てると。
「心得ています。隊長。ですが……俺はこの命をかける以上、必ず任務を成功させます」
そう言うガイの目には強い光が浮かぶ。
それが単に何者をも恐れぬ若さゆえの眼光だとはアーチボルトも思っていない。
この隊に所属しているということは、過信も慢心も超越しているということだ。
アーチボルトは静かに頷く。
「よし。腹に火が根付いているな。上等だ」
そう言うとアーチボルトは部下たちに目を向けた。
「予定通り3隊に分かれていくぞ。まずは公国のヘソで落ち合おう。散開!」
低く鋭く発したその声に15名の隊員たちは5名ずつ3隊に分かれ、各々の向かうべき方角へと散って行くのだった。
☆☆☆☆☆☆
共和国領ビバルデ。
共和国の中でも公国との国境に最も近い街だ。
夜更けのその街にたった今、到着したばかりの男女の姿があった。
1人は体格の良い赤毛の女であり、もう1人は美しい顔立ちの黒髪の男だ。
女は名をジャスティーナといい、男はジュードといった。
「ふぅ。ようやく到着したな」
やや疲れた表情でそう言うジュードとは反対に、ジャスティーナは平然とした顔で街の様子を見回した。
この街に入る時も厳しい検問を受け、武器の類はすべて門の詰め所へ預けることを強いられたのだ。
すぐ隣国である公国が戦火に焼かれているため、それも仕方の無いことだった。
「だいぶ警備がものものしいな」
そう言うジャスティーナにジュードは近くの酒場を指差した。
「とりあえず一休みついでに情報収集しよう。喉も乾いたし1杯……いや3杯くらい飲みたいな」
そう言って笑うジュードに、ジャスティーナは嘆息して頷く。
少し前まで身を寄せていた川漁師らの集落はあまりにも人里離れた場所にあり、情報はほとんど入って来なかった。
ゆえに今、この大陸の情勢がどうなっているのか、2人はまったくと言っていいほど知らないのだ。
酒場に入るとジュードは持ち前の社交性を発揮し、店の奥の卓で政治談議に興じている数名の男たちの輪に加わった。
1杯おごると言うと、彼らは気持ちよく色々な情報を教えてくれた。
そしてその情報はジュードやジャスティーナを驚かせるには十分なものだった。
王国軍の猛攻によって公国の首都が陥落し、首長たる大公は一家ともども殺されてしまった。
ただ、大公の末息子コリンだけが消息不明になっているらしい。
王国は躍起になってコリンを探しているだろうと男たちは言った。
そうした情報をジュードの隣で黙って冷静に聞いていたジャスティーナだが、そんな彼女を驚かせる情報が男らの口から飛び出したのだ。
「そういえばダニアの女王ブリジットの息子エミルも、王国の人質になっちまって……」
「何だって?」
ギロリと視線を向けてくるジャスティーナに驚いて、男たちはジャスティーナの赤毛を見やる。
そして恐る恐る尋ねた。
「あ、あんたダニアの女だろ? 知らないのかい?」
「……私ははぐれ者なんだ。そんなことよりその話をもっと詳しく聞かせろ」
そう言って身を乗り出すジャスティーナの迫力に、男たちは思わず顔を引きつらせた。
ジュードは慌ててジャスティーナを制し、愛想笑いを浮かべて男らに尋ねた。
「ダニアのエミルが? 王国に捕らわれているのかい?」
「あ、ああ。それで王国が共和国に警告しているらしい。公国の手助けをするために軍事行動を起こすならばエミルの命は保証しないって」
その話に、ジュードは胸の内に湧き上がる王国への憎しみを表に出さぬよう努めた。
(あの国は……相変わらずだな)
だが、戦時の国家対応としては自国の安全のためにも至極合理的な行動とも言える。
ジュードが怒りを感じるのは、かつて所属した王国の狡猾さを知っていることと、彼自身がエミルを大事に思っているからこそだ。
「その他に何かダニアのことについて聞いていないかい? ブリジットの娘であるプリシラのこととか」
「いや、プリシラってのは特に話に出ていないなぁ」
「そうか。分かった。ありがとう。これでもう1杯やってくれ」
そう言うとジュードは数枚の銅貨を男たちに手渡し、ジャスティーナと共に席を立った。
そして2人は酒場を後にする。
「何てこった……エミルが……」
「王国に向かうしかないな。おまえの言った通り、王国に乗り込んでジャイルズ王をぶん殴ってでもエミルを……」
ジャスティーナがそう言ったその時、突然背後から声をかけられた。
「おい。おまえ。どこの所属だ? 男と遊んでいる場合じゃないぞ」
その声に振り返ると、そこには革鎧に身を包んだ赤毛の女が立っていた。
それが同盟国であるこの共和国領ビバルデに駐留しているダニアの女兵士だとすぐに分かる。
どうやら彼女はジャスティーナのことを同じ部隊の隊員だと思ったのだろう。
ジャスティーナは面倒くさそうに口を開いた。
「いや、私は……」
「聞いているか? プリシラ様が都からご出奔されて行方不明なんだ。すぐに捜索隊に加われ!」
その話にジャスティーナは大きく目を見開き、ジュードは言葉を失うのだった。
つい先ほどまで自分が事情聴取を受けていた部屋では今、獣使隊のオリアーナが事細かに尋問を受けている最中だ。
プリシラがいなくなった。
おそらくはたった1人でエミルを救うべく王国へ向かったのだろう。
(……プリシラ。何という無茶を……)
エステルとオリアーナはプリシラが出て行く直前に会っていたとして、その時の様子などを取調官から尋問されることとなった。
エステルなどはただプリシラと話しただけだったが、プリシラに馬を貸し与えたオリアーナなどはプリシラの出奔を手引きしたのではないかと疑われて、厳しい尋問を受けているようだ。
部屋の扉越しにも取調官の厳しい声が聞こえてくる。
エステルはプリシラがあの時、何のために自分のところに来たのかをようやく知った。
おそらくプリシラは自分も誘いに来たのだ。
一緒にエミルを助けにいってもらいたいと。
(何かを話そうとしていたのは、そのことだったんだ……)
そしてプリシラがなぜそれを言い出さなかったのかをエステルは理解した。
ウィレミナ議長から秘書見習いの打診を受けて出世街道を歩み始めようとしているエステルがそんな無茶な話を受ければ、問題行動としてその打診も取り止めになってしまうだろう。
エステルの出世の話を知ったプリシラは、その道を邪魔してはならないと思ったのだ。
感情に流されず理性的に物事を考えるエステルからしても、そんな無茶な提案に乗るなど愚の骨頂であり、たとえ持ちかけられても即答で断るのが当然だ。
(そんなの当たり前の事だ……なのにどうして……)
プリシラが1人で去っていったその背中が、エステルの頭から離れなかった。
ざわつく胸をエステルは手で押さえ、唇を噛む。
(違う……物事はここで考えるんじゃない。頭で考えるんだ。アタシがダニアのために出来ることは、この頭脳を活かすことなんだ。だけど……分かっているけれど……)
そう自分に繰り返し言い聞かせても、エステルの胸から苦しみは消えなかった。
☆☆☆☆☆☆
夜の闇に紛れるようにして十数頭の馬たちが進んでいく。
暗さのせいで周囲からは見えにくいが、15名ほどの乗り手は5名ずつ3種類ほどの服装をしていた。
旅芸人の一座、薬の行商人、そして遍歴の僧侶たち。
これから彼らはそれぞれ3組に分かれて別々に王国を目指す。
一見して彼らが共和国の精鋭諜報部隊である青狐隊であると分かる者はいないだろう。
武器も目に見えるような身に着け方はしていない。
だが彼らはこれから王国へと潜入し、囚われの身であるダニアのエミルを救い出すという命がけの任務に挑むのだ。
たった15人の無謀な行動に見える。
しかし共和国は長年に渡る諜報活動で、他国にも足掛かりを多く作って来た。
そうした地道な活動の成果で、公国内にも王国内にも共和国の味方となる秘密勢力がいる。
青狐隊の作戦はそうした協力者たちに支えられていくこととなるのだ。
そうした支援なくば王国への潜入は叶わないだろう。
「ガイ。我らの選択肢は2つだ。任務成功か。死か。進退極まりし時は積極的に命を捨てよ」
旅芸人に扮した青狐隊の隊長アーチボルトは、同じく旅芸人の風貌に化けた最年少のガイにそう言った。
わずか15歳の若者にそのようなことを言う冷酷さをアーチボルトも重々承知している。
だが、この部隊に所属する時に隊員は全員誓っているのだ。
何よりも優先すべきは任務であり、そのためならば己の命すらゴミクズ同然に捨てると。
「心得ています。隊長。ですが……俺はこの命をかける以上、必ず任務を成功させます」
そう言うガイの目には強い光が浮かぶ。
それが単に何者をも恐れぬ若さゆえの眼光だとはアーチボルトも思っていない。
この隊に所属しているということは、過信も慢心も超越しているということだ。
アーチボルトは静かに頷く。
「よし。腹に火が根付いているな。上等だ」
そう言うとアーチボルトは部下たちに目を向けた。
「予定通り3隊に分かれていくぞ。まずは公国のヘソで落ち合おう。散開!」
低く鋭く発したその声に15名の隊員たちは5名ずつ3隊に分かれ、各々の向かうべき方角へと散って行くのだった。
☆☆☆☆☆☆
共和国領ビバルデ。
共和国の中でも公国との国境に最も近い街だ。
夜更けのその街にたった今、到着したばかりの男女の姿があった。
1人は体格の良い赤毛の女であり、もう1人は美しい顔立ちの黒髪の男だ。
女は名をジャスティーナといい、男はジュードといった。
「ふぅ。ようやく到着したな」
やや疲れた表情でそう言うジュードとは反対に、ジャスティーナは平然とした顔で街の様子を見回した。
この街に入る時も厳しい検問を受け、武器の類はすべて門の詰め所へ預けることを強いられたのだ。
すぐ隣国である公国が戦火に焼かれているため、それも仕方の無いことだった。
「だいぶ警備がものものしいな」
そう言うジャスティーナにジュードは近くの酒場を指差した。
「とりあえず一休みついでに情報収集しよう。喉も乾いたし1杯……いや3杯くらい飲みたいな」
そう言って笑うジュードに、ジャスティーナは嘆息して頷く。
少し前まで身を寄せていた川漁師らの集落はあまりにも人里離れた場所にあり、情報はほとんど入って来なかった。
ゆえに今、この大陸の情勢がどうなっているのか、2人はまったくと言っていいほど知らないのだ。
酒場に入るとジュードは持ち前の社交性を発揮し、店の奥の卓で政治談議に興じている数名の男たちの輪に加わった。
1杯おごると言うと、彼らは気持ちよく色々な情報を教えてくれた。
そしてその情報はジュードやジャスティーナを驚かせるには十分なものだった。
王国軍の猛攻によって公国の首都が陥落し、首長たる大公は一家ともども殺されてしまった。
ただ、大公の末息子コリンだけが消息不明になっているらしい。
王国は躍起になってコリンを探しているだろうと男たちは言った。
そうした情報をジュードの隣で黙って冷静に聞いていたジャスティーナだが、そんな彼女を驚かせる情報が男らの口から飛び出したのだ。
「そういえばダニアの女王ブリジットの息子エミルも、王国の人質になっちまって……」
「何だって?」
ギロリと視線を向けてくるジャスティーナに驚いて、男たちはジャスティーナの赤毛を見やる。
そして恐る恐る尋ねた。
「あ、あんたダニアの女だろ? 知らないのかい?」
「……私ははぐれ者なんだ。そんなことよりその話をもっと詳しく聞かせろ」
そう言って身を乗り出すジャスティーナの迫力に、男たちは思わず顔を引きつらせた。
ジュードは慌ててジャスティーナを制し、愛想笑いを浮かべて男らに尋ねた。
「ダニアのエミルが? 王国に捕らわれているのかい?」
「あ、ああ。それで王国が共和国に警告しているらしい。公国の手助けをするために軍事行動を起こすならばエミルの命は保証しないって」
その話に、ジュードは胸の内に湧き上がる王国への憎しみを表に出さぬよう努めた。
(あの国は……相変わらずだな)
だが、戦時の国家対応としては自国の安全のためにも至極合理的な行動とも言える。
ジュードが怒りを感じるのは、かつて所属した王国の狡猾さを知っていることと、彼自身がエミルを大事に思っているからこそだ。
「その他に何かダニアのことについて聞いていないかい? ブリジットの娘であるプリシラのこととか」
「いや、プリシラってのは特に話に出ていないなぁ」
「そうか。分かった。ありがとう。これでもう1杯やってくれ」
そう言うとジュードは数枚の銅貨を男たちに手渡し、ジャスティーナと共に席を立った。
そして2人は酒場を後にする。
「何てこった……エミルが……」
「王国に向かうしかないな。おまえの言った通り、王国に乗り込んでジャイルズ王をぶん殴ってでもエミルを……」
ジャスティーナがそう言ったその時、突然背後から声をかけられた。
「おい。おまえ。どこの所属だ? 男と遊んでいる場合じゃないぞ」
その声に振り返ると、そこには革鎧に身を包んだ赤毛の女が立っていた。
それが同盟国であるこの共和国領ビバルデに駐留しているダニアの女兵士だとすぐに分かる。
どうやら彼女はジャスティーナのことを同じ部隊の隊員だと思ったのだろう。
ジャスティーナは面倒くさそうに口を開いた。
「いや、私は……」
「聞いているか? プリシラ様が都からご出奔されて行方不明なんだ。すぐに捜索隊に加われ!」
その話にジャスティーナは大きく目を見開き、ジュードは言葉を失うのだった。
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