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剣客
8 (34p)
しおりを挟む「申し遅れました。
私は沖田 総司(オキタ ソウジ)、これからよろしくお願いしますね♪」
にこやかに笑顔を向ける青年は、結われた楓位の長さの髪を風になびかせ 絵になるほど綺麗で爽やかな印象だった。
(こういう人を爽やかなイケメンって言うのかな?)
「………………って、ええぇぇぇ!!??
沖田 総司!!!!!?????」
驚きを隠せず声を上げてしまった。
沖田は頭に?を浮かべ首をかしげているが
新撰組好きな師匠に散々聞かされ、自身も調べる程好きだったので、名前を聞いただけでも分かった。
新撰組一番組隊長"沖田 総司"
天然理心流・凄腕の剣客で師匠の憧れの人
本当にその人かは分からない
しかし、ここは江戸時代
その可能性は無きにしも非ず。
「私は桜蘭 楓です…よろしくお願いします……。」
(新撰組って京都じゃないの?!)
突然の出来事に言葉を詰まらせながら挨拶すると沖田が「何処かで会いました?」と問いかけてくるが誤魔化した。
「おい、総司!勝手に行動するんじゃねぇ」
誤魔化していると沖田の仲間らしき男達がやって来た。
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