来世もお迎えに参ります。

しろみ

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 もう見慣れた光景だ。しかし少し違和感があった。

 いつもより視界が霞んでるんだ。

 窓から太陽の光が差し込む部屋で、カイは豪華な天蓋付きベッドに寝ていた。以前は、天蓋に施された金細工や彫刻がしっかりと見て取れたが、それが薄らとしか見えない。

 すると扉がガチャリと開く。そこから現れたのは、ひらりと桃色のドレスを翻す女だ。


『カイ様、聞いてくださいませ。昔、極東の島国から漂着してきたワダという者がおりましたでしょう?』


 声を聞くに、いつもの女だ。

 しかし視界が霞んでいて、顔をはっきりと見ることができない。


『先日、再び我が国を訪れたようで、あの時助けてくれたお礼にと不思議な品を献上してきましたの。……本当は貴方に直接渡したいと言っていたのだけれど』


 彼女は黒い小瓶を手渡す。


『なんでも、このインクに想いを乗せて書く言葉は必ず成就するらしいのです』


 カイは小瓶を開ける。その中には、真っ赤な液体が少量入っていた。


『ああ…またそんな魔術めいた物を信じて、と思われましたでしょう?』 


 彼女はそっとベッドの傍の椅子に座る。


『…少しでも何かに縋りたいのです。私たちはそう長くないのですから』


 重なる手は温かい。その手は少しだけ皺が増えたように感じた。


『カイ様……私は思うのです。もし次に生を受けるとしたら、私は貴方と同じ性になりたいと。そうすればどのような場所にでも、貴方と共に居ることができるでしょう…?』


 何か思うことがあるような言い方で、彼女は言い出す。カイは無言のまま、毛布の中にある自らの脚を見た。どこかで負傷したのか。足首には包帯のような布が巻いてある。

 もっと脚力を鍛えてれば無傷で凱旋できた、とカイは少し拗ねた声色で答える。すると彼女はクスクスと笑い『そう言うと思いました』と口元に手を当てた。


『貴方はすぐ自己犠牲に走る癖があるので心配なのですよ。…私が目を離せば瞬く間に何処かに消えてしまいそうですもの…』


 何処にも行かない、とカイは首を振る。しかし何か前科があるようだ。彼女はあまり信じられないように『そうですか』と肩をすくめる。


『……良いのです。仮にそうなれば、私は愛の力で必ず貴方を見つけ出します』


 彼女は真剣な様子で姿勢を正し、重なるカイの手に指を絡めた。


『愛してます、いつの世も』


 彼女は歌うように言葉を紡ぐ。


『―…私にはカイ様だけです』


 木漏れ日の中、そんな愛の言葉が静かに響いた。カイは彼女の手を愛おしそうに握り返す。そうすれば、彼女は幸せそうに笑みを零して、そっとカイに唇を寄せた。


 ふと俺は感じた。

 もしかしたら、明晰夢を見るのはこれが最後かもしれない。

 根拠はないが、そう思った。






 

「えー!アスリートなんだね!」
「コウタくんって漢字でどう書くのー?」
「連絡先交換しようよ!」


 湊と恋人になってから数年が経ち、俺は大学生になった。

 あれから3年生で出場した大会で、俺たちの高校は見事に総合優勝することができた。その際、俺は大学関係者に目を付けてもらって、スポーツ推薦として都内の大学に進学することが決まった。

 湊は今、高校3年生だ。あの田舎から都内まではかなり遠く、そう簡単に行き来できる距離じゃない。遠距離恋愛になることを告白すれば、けろりとした表情で『僕も都内に戻りますが?』と当然のように返された。
 湊は俺の進学先が決まったときから進路を組んでいたらしい。その言葉通り、湊は異例の3年生で都内の有名私立高校に編入してしまった。しかも、そこは俺が入学した大学の附属だ。
 卒業式、高校の奴らのどよめきが忘れられない。まさか湊が俺を追って高校を去るとは思わなかったんだろう。
 退寮手続きをしているとき、興味本位で、この高校に思い入れがないのか、と聞けば『先輩がいないのならないですね』と眩しい笑顔で言われてしまった。親衛隊の奴らが少し哀れに思えた。

 …まあ、そういうわけで…


「先輩」
「…ああ、湊」


 俺たちは離れることなく、これまで通り恋人として生活をしている。


「えっ、なに、美少女…?って男の子か」
「かわいい~。コウタくんの陸上の後輩?」
「…いや、湊は―」


 俺はうんざりしていた。都会は変な宗教とか怪しげなビジネス勧誘とか、そういう類の声掛けが頻繁にあるとは聞いていたが、どうして若者はこうも馴れ馴れしいんだろう。大学生ってこんな感じなのか。少し目が合えばまっしぐらにこちらに向かって歩いて来る。俺は入学初日から疲労困憊だった。


「…恋人ですけど」


 湊は淡々と返す。その眼差しは冷たく、一点に注がれている。俺は「ああ」と腕を振り払った。先程から、この女はしつこく腕を絡ませてくるんだ。


「湊。帰ろう」
「…………………はい」


 …ああ、これは完全にキレてる

 俺は嫉妬深い恋人の宥め方を考えながら、早下家のリムジンに乗り込んだ。



「…いつから先輩はあんなブサイクが好みになったの」

 ベッドの上で、湊は不機嫌を隠さず、そう呟く。


「何度も言っただろ。腕組まれたのは不可抗力だ。俺はあの人を何度も拒絶した」
「…やっぱり嫌です。先輩、大学辞めてください。先輩は美しいから、こうなる事は予想してました。けど…予想以上です。初日であんなに囲まれてしまうなんて…。先輩の美しさが憎いです」
「そんな格好で睨まれても怖くねぇな…」


 俺たちが住むのは、閑静な住宅地に建つ分譲マンションだ。早下家の資産の一部は都内の土地活用による不動産収入だそうだ。その一つに、この分譲マンションもあり、湊のご両親から押し付け気味に譲り渡された。建前は『湊をよろしくね』だが、実際は『湊をたぶらかした男は何者だ』と俺を見張るためだろう。
 毎日のリムジン送迎まで手配してもらっているが、庶民の俺には慣れる気がしない。


「むう…」


 白と黒のメイド服らしきものを着た湊は、片頬を膨らませる。

 “らしき”というのは、そう言われてもピンとこないからだ。女用の下着と言われたほうがしっくりくる。それはやけに布面積の少ないレース生地で作られている。大事な部分を隠す気はないらしく、スカートのようなフリルのついたパンツからは湊の小ぶりな陰茎が顔を出し、胸の先はさわってくれと言わんばかりにその部分だけ穴が空き、ぷるんと桜色の突起を露わにしていた。


「分かった。もう他人とは必要な連絡以外は喋んないよ。心配なら高校のときみたいに俺に盗聴器仕掛けておけばいい。それでご機嫌直していただけませんか、メイド様」


 つい数分前まで、俺たちは性行為をしていた。湊はコスプレとか、そういう特殊な状況に性的興奮を覚える癖らしい。あれから湊はたびたびこういう格好で、俺を誘ってくる。特に今日はストレスが溜まっていたんだろう。やけに激しく求められた。
 そのせいで全身汗だくだ。シャワーを浴びたいが、湊がくっついて離れないので、ベッドに滞在し続けるしかない。

 すると湊は小さく頷く。


「盗聴機も、GPSも、全部つけます」


 思わず笑ってしまった。なんとなく湊は前よりも感情を表に出すようになった気がする。出会ったばかりのときみたいに、貼り付けたような笑顔はあまり見なくなった。不機嫌なときはちゃんと不機嫌である。俺は、こっちの湊のほうが分かりやすくて好きだ。

 …その分、俺への愛情が露骨になって困ることも増えたが。

 頭を撫でてやれば、湊は猫のように擦り寄ってくる。それが可愛くて、再び笑った。



「先輩は、どうして僕の本性に気付いたのに平気なんですか?」
「うん?」


 一緒にシャワーを浴びて、バルコニーで寄り添いながら月を眺めていたときだ。湊は唐突に質問してきた。


「…盗聴機とか、普通に言うので…」


 松尾の事件から少し経った頃だったか。俺は薄々ある事に気づき始めた。
 俺のメアドで全校生徒に送られた動画。あれは、どう考えても湊自身が撮ったもので、松尾は手に入れることができないはずだ。

 ある日、後藤が言った。『松尾がひでぇ奴なのは間違いない。でも早下はそれを自分の武器に変えたんだから怖い奴だよ』と。

 後藤のクラスメイトが教えてくれたが、湊の親衛隊の中で、こんな暗黙のルールがあったらしい。

『早下に笑顔を向けてもらいたいなら甲斐の私物を贈ること』

 ゾッとしたが、その言葉でこれまでの謎が明らかになった。

 俺はよく私物を盗まれていた。それが湊への貢ぎ物になっていた点に関しては予想外だったが、盗んだ人間が湊の親衛隊だったという点は俺の予想通りだった。
 松尾は親衛隊の一人だったんだろう。彼は湊の関心を引くために俺のロッカーを漁るうちに、自らの恋路を邪魔する俺への憎悪を募らせ、俺に嫌がらせもするようになった。

 それは湊の思惑通りだったんだろう。湊は最初から松尾が自分に狂うことを理解していたんだ。普通の少年なら、歳の離れた男から性的に見られれば、恐怖を感じるが、湊は違った。利用してやろうと考えたのだ。

 ―…俺の恋人になるための“駒”として


「…最初は驚いたよ。あんな犯罪者に自分の自慰動画を渡してまで俺と恋人になりたいのかって」
「……」


 湊は松尾にあの動画を渡したことを認めた。しかしどんな経緯で松尾にあの動画を渡したのか、引け目があるのか、そこまで詳細に教えてくれなかった。

 …まあ推測だが、この動画を俺名義で拡散すれば俺の評判が地に落ちるとでも唆したんだろう。


「驚いたけど、嫌いにはなれなかった」
「先輩……」
「…今さら無理だろ?こんなに骨抜きにされてるんだから」


 湊は魔性だ。怖くなるほどに人の心を操ることに長けていると思う。
 外見的な魅力は勿論だが、思考回路が常人の遥か上だ。この美少年の前では、誰もが掌で踊らされてしまう。

 すると湊は静かに語り始める。


「…僕、ネット記事で先輩を見つけたとき、どんなことをしてもこの人の恋人になりたい、と思って、あの高校に入学することを決めました」
「うん」


 ネット記事とは、たぶん、俺が高一のときに地方のマラソン大会に出場したときの記事だろう。
 そんな前から俺のことを好いてくれていたとは初耳だ。てっきり三浦の飲酒事件辺りからかと思っていた。


「だから恋人になることができたとき、すごく嬉しかった…。先輩と体育館裏で初めてえっちしたときのこと、今でも思い出します」
「…ああ、あれか」


 苦笑した。

 挿入こそしていないものの、俺は初めて湊の肌の甘さを知った日だった。


「でも、どんどん恋人って肩書きだけじゃ満足できなくなりました。先輩は僕だけの人だと周りに知らしめたくなりました。…先輩は鈍感だから気付いてませんでしたけど、校内で先輩に想いを寄せる人間いっぱい居たんですよ?それこそ…ファンクラブが作られるほどに…。…だから…そいつらに聞こえるようにわざと空き教室の窓を開けて…先輩とのえっち聞かせたりしました」
「ん?ファンクラブ?」
「…ほら、やっぱり気付いてなかった」


 湊は拗ねたように唇を尖らせる。その顔が可愛くてクスッと笑えば、「ぎゅってしてください」と睨まれてしまった。
 「仰せのままに」と少しおどけて言い、湊の細い腰に手をまわして背後から抱き寄せる。そうして耳にキスを落とせば、湊はふにゃりと微笑み、機嫌を戻してくれた。


「…先輩を、独り占めしたいんです。…でも、僕、変態だから、先輩のこと、気持ち悪い方法で縛り付けちゃう…。嫌われたくないのに……」


 湊の大きな目から、ぽろぽろと涙が溢れ出る。


「前はエスカレートして貴方を困らせてしまったから、今世では、抑えていたのに…今日、貴方が女に腕を抱かれている姿を見て、嫉妬で狂いそうになりました」
「……湊?」


 湊の口調がわずかに変わったような気がした。呼び掛ければ、湊はハッとしたように顔を上げる。そうして、ふるふると首を振った。

 俺はそんな湊を見下ろす。

 湊は何もかも綺麗だ。涙を流す姿でさえも美しい。

 でも泣き顔はやはり胸が痛む。

 涙を指で拭うために、湊を抱く腕を緩めた。しかし俺が離れていくとでも思ったのか、「やっ…」と湊は俺の腕を掴む。


「先輩やだ…。放さないで」
「…分かった」


 だから顔を寄せて舌で涙を掬った。そのまま静かに言う。


「俺は、湊が好きだよ」


 すると湊は驚いたように目を見開く。


「え……」
「…昔、『恋愛とか興味ない』って言っただろ…?今もそれは変わらない。でも、湊と過ごす日々の中で一つ変わったことがある」
「……」
「俺は、湊の好意だけには応えたいと思うようになった。………俺、湊の喜ぶ顔に弱いのかも。それで気付いたんだ。俺は湊が好きなんだ、って」


 心臓がうるさい。くっついてるから、湊にそれがダイレクトに伝わってそうだ。
 湊の耳は真っ赤だった。


「本当、ですか…?」
「うん。この感情は湊だけのものだ」
「僕だけ…」
「そう。俺は、湊だけが好き」


 真っ直ぐに目を見て、そう言った。途端、湊の瞳から再びぽろぽろと涙が零れる。俺はギョッとした。湊を安心させたかったのに、さらに悲しませてしまったようだ。


「…ごめん……俺なんか変なこと言った―」
「……ふふふ」
「湊?」


 オロオロしていると、湊はそんな俺を見つめて泣きながら笑った。嬉しそうに。幸せそうに。


「《来世も君を守り、君だけに愛を伝える》」
「?」
「………ようやく貴方の言葉も成就しました」


 俺は首を傾げた。しかし湊は独り言だったのか、「何でもありません」と俺の腕の中でクスクス笑う。

 …よく分からないが、湊が幸せそうだからいいか。

 俺は深く訊かなかった。

 さらさらと音がした。それはバルコニーに飾ってある植木鉢のサネカズラが揺れた音だった。この植物は美しい白い花を咲かせ、やがて赤い実を付けるらしい。湊は花言葉に詳しいようで、特にこの植物の言葉が好きだと言っていた。

 …―『先輩、サネカズラは“再会”という花言葉を持つんですよ。僕たちにぴったりの植物なんです。…何がぴったりかって?…それは……内緒です』

 花屋で湊とサネカズラを購入したときのことを思い返していると、湊の黒髪が夜風でふわりと靡く。
 先程よりも風が出てきたようだ。部屋の中に戻ろうと、湊を促がしたときだ。


「先輩」


 湊は少しかかとを上げて、そっと俺の唇を奪った。


「僕も甲斐先輩だけが好きです」


 互いを繋ぐ銀糸が途切れる前に、湊は甘く囁く。


「―…いつの世も、貴方だけを愛しています」


 もう何度も聞いた言葉なのに泣きそうになるのは何故だろう。己の想いを告げたからか。それとも、懐かしい記憶が甦ったからか。

 輝く月は、闇夜に光を注ぐ。

 その優しい光の下、俺たちは唇を重ね続けた。何度も何度も角度を変えて舌を絡める。決して離れないように。

 そうして愛の言葉を囁き合いながら、湊に手を引かれて、部屋の中に誘われた。

 後ろ手に、バルコニーの扉をガチャンと閉める。

 その音は重々しく、まるで湊という甘い檻に完全に囚われた施錠音のように、2人だけの室内に鮮やかに響き渡った。





(おしまい)
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