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第一章 ~ゲームの流れをおさらい&自分がモブだと認識する~
転がり込んだヒモみたいな生活
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トーストをバスケットに並べて、ジャムを小瓶で用意する。
目玉焼きには、カリカリのベーコンを添えた。
ピッチャーにはミルクもちゃんと入ってる。
生野菜が嫌いなルサーだから、サラダは作ってない。
その代わりに、小さめに切った野菜が沢山入ってるスープを作った。
ゲームの目的が、ハーレムを作って勝負するだけ、な所為か知らないけど。
文明レベルの設定がヌルくって、電気やガスそのものは無いけど、それっぽいものがある。
だから普っ通~に料理も、洗濯も出来るんだ。
……流石に、掃除機は無いけどな。
後は食卓に並べるだけってトコまで準備して、オレは台所を出る。
オレがルサーの家で迎える、五回目の朝だ。
間取りが頭に入るには充分な日数だろ。
ドンドン、ドンドンッ。
「ル~、サぁ~? 朝だぞ~っ。」
部屋の前でドアを叩いた。
そこの主からは返事も無い。
「もぉ~。しょうがないなぁ……。」
今日もまだ寝てるんだな。
「ルサー、入るぞ?」
これにも返事は無いだろうけど、一応、断ってからドアを開ける。
ここんチ、どの部屋にも鍵が無いんだよ。
一人で住んでるからかな。
部屋の中では、思った通り、ルサーがまだ寝てた。
足をちょっと曲げて丸まって寝てるんだろう。
ベッドの布団が盛り上がってて、寝息が聞こえる。
「起きろよ、ルサー。朝だぞ? 起きろ、ってば。」
布団の上からルサーの身体をユサユサする。
「……んっ。……ん~。」
しばらく何度もユサユサする。
その内に、ぼんやりした感じで顔を見せたルサーの、頬っぺたをペチペチした。
「ルサー。起、き、ろ。」
「んー……? ……っ!」
寝惚け眼の焦点が合ったと思ったら、ルサーは目を見開いて飛び上がった。
初めて泊めて貰った日の夜、ルサーから「一応、念のため」って前置きもアリで。
朝、ルサーが起きて来なかったらオレが起こす。って頼まれてたんだ。
オレが起こすの、これで五回目なんだけどなぁ。
慣れてくれないのか……まだ驚くんだ。
「やっと起きた。朝だぞ? ご飯、出来てる。」
「ん……あぁ、分かった……。」
「もう並べちゃうからな? 二度寝すんなよ?」
台所へ戻る前に、オレはルサーに釘を刺した。
テーブルに朝御飯が並んだ頃、着替えたルサーがやって来た。
顔も洗って来たっぽいけど、なんだかまだ眠そうだ。
余計なコトだろうけどさ、この人、今まで自分で起きれてたのか?
「おはようサン。……美味そうだな。」
やっと朝の挨拶して、ルサーが席に着いた。
今のとこ、ルサーが食卓テーブルに座る様子は無くて、オレはホッとしてる。
料理を褒めてくれたのが嬉しくて、オレはコッソリ照れた。
「あ、そうだ。ルサー、そろそろまた食材を買わないと……、だけど……。」
話し出したはいいけど、段々声が小さくなる。
食材を買い出しに行かなきゃならないのは、オレが増えた所為だ。
「……昨日の残り野菜も、そのスープで、使っちゃったから。」
「お、そうか。」
ルサーは軽い感じで返事して、オレに金を幾らか渡す。
「それで適当に買っといてくれ。」
「えっ、こんなに……ちょっと多いって。」
一週間分くらい余裕で買えそうな金額だ。
や、買ってもまだ余る、な。
「残りで昼メシ食うだろ?」
「それでも多いって。」
町の兵士ってどんだけ稼ぎがいいのか知らないけど。
ルサーは、こやって毎日オレに『昼飯代』をくれるんだ。
お人好し過ぎだろ、ルサー。
なんかオレ、すごい、ヒモっぽくないか?
目玉焼きには、カリカリのベーコンを添えた。
ピッチャーにはミルクもちゃんと入ってる。
生野菜が嫌いなルサーだから、サラダは作ってない。
その代わりに、小さめに切った野菜が沢山入ってるスープを作った。
ゲームの目的が、ハーレムを作って勝負するだけ、な所為か知らないけど。
文明レベルの設定がヌルくって、電気やガスそのものは無いけど、それっぽいものがある。
だから普っ通~に料理も、洗濯も出来るんだ。
……流石に、掃除機は無いけどな。
後は食卓に並べるだけってトコまで準備して、オレは台所を出る。
オレがルサーの家で迎える、五回目の朝だ。
間取りが頭に入るには充分な日数だろ。
ドンドン、ドンドンッ。
「ル~、サぁ~? 朝だぞ~っ。」
部屋の前でドアを叩いた。
そこの主からは返事も無い。
「もぉ~。しょうがないなぁ……。」
今日もまだ寝てるんだな。
「ルサー、入るぞ?」
これにも返事は無いだろうけど、一応、断ってからドアを開ける。
ここんチ、どの部屋にも鍵が無いんだよ。
一人で住んでるからかな。
部屋の中では、思った通り、ルサーがまだ寝てた。
足をちょっと曲げて丸まって寝てるんだろう。
ベッドの布団が盛り上がってて、寝息が聞こえる。
「起きろよ、ルサー。朝だぞ? 起きろ、ってば。」
布団の上からルサーの身体をユサユサする。
「……んっ。……ん~。」
しばらく何度もユサユサする。
その内に、ぼんやりした感じで顔を見せたルサーの、頬っぺたをペチペチした。
「ルサー。起、き、ろ。」
「んー……? ……っ!」
寝惚け眼の焦点が合ったと思ったら、ルサーは目を見開いて飛び上がった。
初めて泊めて貰った日の夜、ルサーから「一応、念のため」って前置きもアリで。
朝、ルサーが起きて来なかったらオレが起こす。って頼まれてたんだ。
オレが起こすの、これで五回目なんだけどなぁ。
慣れてくれないのか……まだ驚くんだ。
「やっと起きた。朝だぞ? ご飯、出来てる。」
「ん……あぁ、分かった……。」
「もう並べちゃうからな? 二度寝すんなよ?」
台所へ戻る前に、オレはルサーに釘を刺した。
テーブルに朝御飯が並んだ頃、着替えたルサーがやって来た。
顔も洗って来たっぽいけど、なんだかまだ眠そうだ。
余計なコトだろうけどさ、この人、今まで自分で起きれてたのか?
「おはようサン。……美味そうだな。」
やっと朝の挨拶して、ルサーが席に着いた。
今のとこ、ルサーが食卓テーブルに座る様子は無くて、オレはホッとしてる。
料理を褒めてくれたのが嬉しくて、オレはコッソリ照れた。
「あ、そうだ。ルサー、そろそろまた食材を買わないと……、だけど……。」
話し出したはいいけど、段々声が小さくなる。
食材を買い出しに行かなきゃならないのは、オレが増えた所為だ。
「……昨日の残り野菜も、そのスープで、使っちゃったから。」
「お、そうか。」
ルサーは軽い感じで返事して、オレに金を幾らか渡す。
「それで適当に買っといてくれ。」
「えっ、こんなに……ちょっと多いって。」
一週間分くらい余裕で買えそうな金額だ。
や、買ってもまだ余る、な。
「残りで昼メシ食うだろ?」
「それでも多いって。」
町の兵士ってどんだけ稼ぎがいいのか知らないけど。
ルサーは、こやって毎日オレに『昼飯代』をくれるんだ。
お人好し過ぎだろ、ルサー。
なんかオレ、すごい、ヒモっぽくないか?
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