せっかくBLゲームに転生したのにモブだったけど前向きに生きる!

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第七章 ~ゲームの強制力に縛られた者、縛られない者~

バグはバグなりに色々あるんでな・6 $メリクル$

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観念したエステードが、膝から降りるのを諦めてリングを弄り出した。
手持ち無沙汰にしてんのかと思いきや、どうやら手探りでリングの位置やら向きやらを直してるようだ。


「どうです? ちゃんと被れてます?」
「……あぁ。」
「似合います?」
「まぁまぁだな。」


っつ~かよ。
そんなシンプルなリングで似合うも似合わないもねぇだろうに。
ちょっと嬉しそうな顔になるとか……くそっ。


「一応確認なんですけど。」
「…んだよ?」
「私はメリクルのものなんですよね?」
「おう。」
「つまり、私はメリクルの、つ……妻、なんですよね?」
「お……おぅ。」


今さっきまでマジ泣きしてたクセに、勝手に機嫌良くなりやがって。
ちょっと可愛いトコあるな……とか思わしてんじゃねぇぞ。調子狂うわ。


「………。」
「………。」

何だか落ち着かない気分で、俺の方が手持ち無沙汰だ。
暇潰しに。あくまでも暇つぶしの一環として、エステードの髪を弄んでやる。



とりあえずこれで一連の、馬鹿馬鹿しい騒ぎは終わりだ。
そう判断して、俺は気を抜いてた。

だからエステードの顔が近寄っても特にどうとも思わなかった。


……ちゅっ。


「………。」
「………。」

間近にあるエステードの顔を見る。
エステードはやや遅れてから、ハッとした表情になった。

「なんだ、今の、……ガキみたいなのは? ぁあん?」
「し、したく…なって……キス…」
「ほぉ~お?」

子供がするようなキスを、それも自分からした割に。
エステード本人も自分がやった事に狼狽え、しどろもどろに言う。


そういや、コイツから仕掛けて来た事ってあったか?
無かったような……いや、あったか。
くそ、頭がゴチャゴチャする。


「そっ、そんな、顔色が変わるほど怒らなくてもいいでしょう。私はつ……妻、なんですから、しますよ。キ…ス、ぐらい。」
「別に怒っちゃいねぇよ。ちゃんとやれ、っつってんだよ。ほれ。」

俺は少し口を開け、舌先を出してやる。
売られた喧嘩は……でもないだろうけど、エステードがまた顔を近寄らせ。

口唇が触れ合うギリギリで止まった。
しかも、俺が焦れる前にプルプル震え出した次の瞬間。
またもや顔を両手で隠して俯き出す始末。
さっきと同じシチュエーションでも今回のは、明らかに顔を隠すのが目的だ。


「おい、なに隠してんだよ。……隠すなっ。」
「や……や、ですっ。」

エステードが腕力で俺に敵うワケも無い。
抵抗する腕をどかして、曝け出させた顔は真っ赤になってた。
ヤッてる時の上気した肌色とは違う、明らかな赤面、ってやつだ。


「やだ………見ないで、ください……。」

赤くなった顔を見られるのがよっぽど恥ずかしいのか、更に色が濃くなる。

俺が初めて見る顔だ。
表情の変化が乏しいエステードは、それ以上に、顔色が変わらない奴だから。
それにコイツが「いや」って言うのを、恐らく初めて聞いた。

まぁ、そんなんど~でもいいか。
さっき何発か抜いてんのに、下半身がアホかってぐらい滾って来たんでな。
俺のヤりたい時がヤる時、だ。


「なんだ、恥ずかしがってんのか? 顔、真っ赤だな。」
「いっ、言わないでくださいっ。」
「一体何がどう、そこまで恥ずかしいんだか。」
「見ないでください、こんな……みっともない……。んんっ。」

往生際悪く嫌がる口唇を塞いだ。
片手でエステードのバスローブをたくし上げると、下着を履いてない素肌には簡単に触われる。
まだ柔らかいままのアナルも簡単に、俺の指を二本呑み込んだ。

「んっ…んぅ……っ。」

苦しそうに眉を寄せても、エステードは俺に弄られるのを嫌がらない。
グリグリと捻りながら更に広げてやると、すぐに淫らな水音が鳴り始めた。

快楽に弱くもあり、痛みを堪えるのが得意な身体は嫌いじゃない。


さて、どんな体勢でちんぽ突っ込んでやろうか。
せっかく俺の上に跨ってんだから、そのまま貫いてやろうかとも思ったけどよ。
それじゃ俺が動きにくいだろがよ。
ここはシンプルに、ソファーの背もたれに押し付けてヤるんでいいか。


身体を捻ってエステードの向きを変え、ソファーに浅く座らせた。
両足を開かせてから、太腿の裏側を掴んで腹の方へ押し上げてやると、エステードの背中が中途半端に背もたれに寄り掛かる。

下半身を俺に抱えられてるから、エステードの体勢的には結構な窮屈さだろな。

三本に増やした指で掻き混ぜるのをそこそこで終わらせ、濡れそぼったアナルに、硬くなったちんぽを押し当てる。
エステードがちょっと驚いたように目を見開いた。


「なんだ。いつの間にこんだけ勃たせてたんだ、ってか?」
「あっ、や…ぁの…」
「膝の上に乗っかってたんだから、盛り上がって来てんのもすぐ分かったろが。」
「あ…んんっっ……!」

喋ってる時間がもったいねぇ。
さっそく中にめり込ませてやった。

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感想 16

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みんなの感想(16件)

雷刃
2024.10.18 雷刃

めっちゃ好きです。
まだ、更新の見込みはありますか…?
ほんとに面白くて一気読みしてしまったので、読み直しながら更新をまとうと思います。

解除
Lute
2023.06.16 Lute

最近読み始めました。
こちらはもう更新はされないのでしょうか?
個人的にルサーがとても好ましく感じ、幸せになってもらいたいです。
説明欄に連載中と記載があるようなので…
今後更新され、妻の皆さんが幸せになれる結末が読めることを祈っております。

2023.06.19 左側

すっかり更新が滞っておりますが読んでいただけて嬉しいです。
キャラへの応援もありがとうございます。
ストーリーの続きはあるので、近い内に、ボチボチ更新したいと思っています。
感想ありがとうございました。

解除
ナオ
2021.08.30 ナオ

続き気になってました!
フィロウやっと繋がれてよかったね〜

2021.08.31 左側

だいぶ間を空けてしまいました。
楽しんで貰えれば嬉しいです。
フィロウはやっと念願が叶いましたっ。主人公も、やっと一息ついたことでしょう。

感想ありがとうございました。

解除

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