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流るる水の行き先は?
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「うわっ!」
爽やかな空とは相反して気持ちがモヤモヤしていて晴れない。花を活けていて床に水をこぼした。
「女将!大丈夫ですか!?」
近くのスタッフが駆けつけてきた。
「あああ!ごめんなさい。仕事増やしちゃって……」
床を拭くのを助けにきてくれた。
しっかりしなきゃ!こんなの前世の母に見られた日には……そんな姿でお客様の前に出ないようにと言われるのは間違いない!
(しっかり!私、しっかりしないと!)
そう呟きを繰り返して、立ち上がる。
「あ、セイラ!」
リヴィオの声に私はキャッと驚いて花の花瓶を落としかけたのだった。キャッチするスタッフ。もうしておきます!と花を持っていかれた………あああああ。
「な、なにかしらっ?」
無理矢理、余裕ありますよ!と笑顔を作る。リヴィオが呆れた顔をした。
「おまえなぁ……約束忘れてねーか?なんかトーマスに頼んでなかったか?探していたぞ」
「そうだったわ!大変!」
私は慌てて走って行こうとしたが、リヴィオに腕を掴まれた。びっくりして思わず振り払ってしまう。ダラダラと変な汗が出る。
「待て、オレも行く。なにかするなら、大変だろ?トーマスいわく、なんか面白いものを作るんだろ?」
「あ、う、うん。そうなのよ」
はぁ……とリヴィオが溜息をついて言う。困ったようですらある。
「頼むから、今まで通りフツーにしてろ。こんなに免疫ねーとは思わなかったな」
「う、うるさいわねっ!仕方ないでしょ……」
生まれてから、恋愛というものに遠く疎く育ってきた私はこんな時、どうしていいのか、よくわからない。可愛げないとソフィアや父が言うこともわかる気がした。
リヴィオは慣れてるわよね。学園の時から女の子達がいっぱいいたもの……それも美人揃いだったじゃない!
そもそもよ?そんなリヴィオが、この平凡な私を対象に見れるの?……いやいや、気の迷いでしょ?『歌姫』の美しさを思い出した。頭を抱えたくなる。
「やれやれ……考えすぎるなよ。仕事に支障でるだろ」
そうリヴィオが言うが、誰のせいよっ!もう少し前置きしてくれてもよかったわよね?私は勝負に負けたような気持ちになる。
なんとなく悔しくなり、行くわよっ!と強い口調で言って、気持ちを切り替え、トーマスのところへ向かった。
青々しい竹が積み上げてある。太さも長さもバッチリ良い感じだ。
「さすがトーマスね!竹があるとはね」
「なんだコレ?」
私は腕組みしてニヤリと笑った。
「これを縦半分に切って、繋げて高低差をつけていくと水路ができるのよ」
「へー……で、なんでそんなものを?」
リヴィオは首を傾げている。トーマスが竹を切り、笑いながら言う。
「ハハハッ!料理長も巻き込まれてますよ!でも!なかなか面白いアイデアなんです!」
「フフフ。ここに水を流して麺を入れて、キャッチし、食べるのよ!その名も『流しそうめん』!」
ドヤッと発表する。
「なんで麺!?それは……楽しいのか?」
え!?と私は一瞬考えた。ニホンじゃ盛り上がってたけどなぁ。楽しいんじゃないかな!?全く知らない人間からすると、かなり変わった食べ方になる。しかも。箸が無いからフォーク。
「たぶん盛り上がるわよ!とりあえずしてみましょうよ!」
旅館の庭先で設置しだすとお客様達も興味深くやってくる。
「ムムッ!面白いのだ!」
「この横に切った竹は食器にもなるのだ!」
もれなくトトとテテもいつの間にやら参加していた。ちゃっかり汁の入った竹の入れ物とフォークを持っている。
「はーい!ここから流しますから、皆さん麺が来たらとってくださーい!」
私は合図してから竹から流れる水の一番上から麺を流した。白い細麺が水にのって流れてゆく。
「うわー!きた!きたぞー!」
「とれない!」
「こっちとれたー!」
盛り上がるお客様達。
ちなみに汁は洋風である。トマト汁、鶏だし汁……料理長が考えてくれたスープを元にしている。麺はこの世界にも近い細い麺があったので使ってみた。
「美味しい!冷えた麺が喉越し良くて、美味しすぎるー!」
「スープ、選べて楽しいわー!」
料理長がその反応にグッと親指をたてた。私はよしっ!と頷いてジャンジャン流していく。
「まだまだ行きますよー!」
「トト!取りすぎ!こっちこないのだ!」
「へへへへ。あげないのだー!」
「場所を変わるのだっ!」
「いーやーなーのーだ!」
トトとテテが盛り上がりすぎて喧嘩している。真剣すぎるよ……。
「オレはトマト汁が夏の暑さに合ってて好きだな」
「そうか?アッサリ鶏だしもうまい」
リヴィオとジーニーはスープの味について語っている。ジーニーはいつも良いタイミングでくるなぁと可笑しくなって笑う。
「セイラ、何を笑ってんだ?」
「な、なんにもないわよっ!」
リヴィオを見ていたと思われたくなくて、ブンブン首を横に振る。首、もげるぞと言われる……。
「次の麺行きますよーっ!」
慌てて麺を流す作業に戻る。フォークを構えて、皆が待っている。
ジーニーが眩しそうに目を細めてリヴィオに言った。
「貴族も平民も……誰も彼もがここでは身分や立場を気にしてない。セイラはなかなかすごいことをしているのかもしれないな」
「……したいことしてるだけじゃねーの?」
……リヴィオのツッコミが正解である。そんな壮大なことを深く考えてしてるわけじゃない。
「それでもだ。自然とこんなことができるのはすごい」
「そうだな」
二人の会話を聞かないようにした。過大評価すぎて恥ずかしくなる!ごめんなさい!……単に竹を見つけたのが夏だったから……ニホンの風物詩をしたかったたけですうううう!!と心の中で叫んだ。
「トマト転がして良い!?」
「いいですよー!」
いつの間にか子供たちがあつまってきて、トマトを転がしてキャッチし、食べていた。
「トマトもいけるーっ!うまーい!」
アハハと笑い声が起こる。
大盛況のようで良かったなぁと私は眺めていた。その私をジーニーが見ていたことに気づかなかった。
夜、執務室へ行くとジーニーが伝票整理をしていた。
「お疲れさまー!」
「ああ。お疲れさま。なかなか今日は楽しい催しだった……これは今度、学園でもしてみようかと思ったな」
「あら!初級組は絶対に喜ぶわね!」
「そうだな。初級組か……懐かしいな。入学式を覚えているか?」
もちろんだ。私はたぶん忘れない。
「首席で挨拶するのは僕かリヴィオと言われていた。それなのにいきなりセイラが現れて驚いた」
「え?思い出語るとこ、そこなの!?……私は入学式の思い出と言えば、苦い思い出ね。開始直前にお祖父様が会社から呼び出されて、一人で式に出たことだったわ。大勢の人の中で、挨拶しなくちゃダメと言われて、すごく緊張したわ」
ボンヤリと過去を思い出す。右も左も分からない中、すまないと謝って行ってしまった祖父。『大丈夫です』と嘘をついた私。その嘘を祖父はわかっていたのだろう。何度も謝っていた。
母が亡くなり、父は再婚し、私はこれからこの学園の寄宿舎に入り、一人なのだと感じた日。
「そっちのセイラの事情は知らなかったな」
「今となれば、幼い頃の思い出よ」
私が言うと確かに幼かったなと口の端をあげてジーニーは笑った。
「そういえば、リヴィオがセイラに何か言っただろう?」
書類を取ろうと動いた瞬間だったので、思わずゴンッとテーブルに足をぶつける。
「イタッ!!……えっ!?いや……なんで知ってるの!?」
「大丈夫か?なにもリヴィオからは聞いてない。二人の様子がおかしい気がした」
「ええええ!?普通でしょう!?」
「……どうみても、セイラがおかしい」
私は観念した。ジーニーは勘が鋭い。隠すのは無理だ。ソフィアとの一件を話す。
「なるほどねぇ。で、セイラはどうするんだ?」
「……わからないの」
途方に暮れるとはこのことである。クスリとジーニーが笑った。
「リヴィオは返事は待つと言ったなら、セイラが良いと思った時に言えばいい。あいつはいつまでも待つさ。今までの時間を思えばな」
「いつからなの!?私は気づかなくて…もう少し前置きがほしいわよね」
おいおい…とジーニーが呆れたように言う。
「まったく気づかなかったのか!?例えば、最近で言うとだな……あのリヴィオが誰か一人のために護衛を引き受けたり、髪飾りを贈ったりするとか……」
「あっ!なるほど。確かに、そう言われると、それらしい感じがするわね」
顎に手をやり、私は考える。そうね。髪飾りあたりは日頃のお礼と言われたが、そこは気づくとこだろう。いや、でも私もおかしいなぁとは思ったのよ?一人反省会を脳内で繰り広げる。
「リヴィオよ……前途多難な気がするが、抜け駆けしたから、ザマーミロだな」
ジーニーがボソッと何か小さい声で言っている。
前世の記憶。知識を辿ってみても、どうも助けにはならない。そのへん前世でも私は恋愛に鈍い娘だったらしい……そこは転生したところで、恋愛能力のスペックはたいして変わらないようだった。
爽やかな空とは相反して気持ちがモヤモヤしていて晴れない。花を活けていて床に水をこぼした。
「女将!大丈夫ですか!?」
近くのスタッフが駆けつけてきた。
「あああ!ごめんなさい。仕事増やしちゃって……」
床を拭くのを助けにきてくれた。
しっかりしなきゃ!こんなの前世の母に見られた日には……そんな姿でお客様の前に出ないようにと言われるのは間違いない!
(しっかり!私、しっかりしないと!)
そう呟きを繰り返して、立ち上がる。
「あ、セイラ!」
リヴィオの声に私はキャッと驚いて花の花瓶を落としかけたのだった。キャッチするスタッフ。もうしておきます!と花を持っていかれた………あああああ。
「な、なにかしらっ?」
無理矢理、余裕ありますよ!と笑顔を作る。リヴィオが呆れた顔をした。
「おまえなぁ……約束忘れてねーか?なんかトーマスに頼んでなかったか?探していたぞ」
「そうだったわ!大変!」
私は慌てて走って行こうとしたが、リヴィオに腕を掴まれた。びっくりして思わず振り払ってしまう。ダラダラと変な汗が出る。
「待て、オレも行く。なにかするなら、大変だろ?トーマスいわく、なんか面白いものを作るんだろ?」
「あ、う、うん。そうなのよ」
はぁ……とリヴィオが溜息をついて言う。困ったようですらある。
「頼むから、今まで通りフツーにしてろ。こんなに免疫ねーとは思わなかったな」
「う、うるさいわねっ!仕方ないでしょ……」
生まれてから、恋愛というものに遠く疎く育ってきた私はこんな時、どうしていいのか、よくわからない。可愛げないとソフィアや父が言うこともわかる気がした。
リヴィオは慣れてるわよね。学園の時から女の子達がいっぱいいたもの……それも美人揃いだったじゃない!
そもそもよ?そんなリヴィオが、この平凡な私を対象に見れるの?……いやいや、気の迷いでしょ?『歌姫』の美しさを思い出した。頭を抱えたくなる。
「やれやれ……考えすぎるなよ。仕事に支障でるだろ」
そうリヴィオが言うが、誰のせいよっ!もう少し前置きしてくれてもよかったわよね?私は勝負に負けたような気持ちになる。
なんとなく悔しくなり、行くわよっ!と強い口調で言って、気持ちを切り替え、トーマスのところへ向かった。
青々しい竹が積み上げてある。太さも長さもバッチリ良い感じだ。
「さすがトーマスね!竹があるとはね」
「なんだコレ?」
私は腕組みしてニヤリと笑った。
「これを縦半分に切って、繋げて高低差をつけていくと水路ができるのよ」
「へー……で、なんでそんなものを?」
リヴィオは首を傾げている。トーマスが竹を切り、笑いながら言う。
「ハハハッ!料理長も巻き込まれてますよ!でも!なかなか面白いアイデアなんです!」
「フフフ。ここに水を流して麺を入れて、キャッチし、食べるのよ!その名も『流しそうめん』!」
ドヤッと発表する。
「なんで麺!?それは……楽しいのか?」
え!?と私は一瞬考えた。ニホンじゃ盛り上がってたけどなぁ。楽しいんじゃないかな!?全く知らない人間からすると、かなり変わった食べ方になる。しかも。箸が無いからフォーク。
「たぶん盛り上がるわよ!とりあえずしてみましょうよ!」
旅館の庭先で設置しだすとお客様達も興味深くやってくる。
「ムムッ!面白いのだ!」
「この横に切った竹は食器にもなるのだ!」
もれなくトトとテテもいつの間にやら参加していた。ちゃっかり汁の入った竹の入れ物とフォークを持っている。
「はーい!ここから流しますから、皆さん麺が来たらとってくださーい!」
私は合図してから竹から流れる水の一番上から麺を流した。白い細麺が水にのって流れてゆく。
「うわー!きた!きたぞー!」
「とれない!」
「こっちとれたー!」
盛り上がるお客様達。
ちなみに汁は洋風である。トマト汁、鶏だし汁……料理長が考えてくれたスープを元にしている。麺はこの世界にも近い細い麺があったので使ってみた。
「美味しい!冷えた麺が喉越し良くて、美味しすぎるー!」
「スープ、選べて楽しいわー!」
料理長がその反応にグッと親指をたてた。私はよしっ!と頷いてジャンジャン流していく。
「まだまだ行きますよー!」
「トト!取りすぎ!こっちこないのだ!」
「へへへへ。あげないのだー!」
「場所を変わるのだっ!」
「いーやーなーのーだ!」
トトとテテが盛り上がりすぎて喧嘩している。真剣すぎるよ……。
「オレはトマト汁が夏の暑さに合ってて好きだな」
「そうか?アッサリ鶏だしもうまい」
リヴィオとジーニーはスープの味について語っている。ジーニーはいつも良いタイミングでくるなぁと可笑しくなって笑う。
「セイラ、何を笑ってんだ?」
「な、なんにもないわよっ!」
リヴィオを見ていたと思われたくなくて、ブンブン首を横に振る。首、もげるぞと言われる……。
「次の麺行きますよーっ!」
慌てて麺を流す作業に戻る。フォークを構えて、皆が待っている。
ジーニーが眩しそうに目を細めてリヴィオに言った。
「貴族も平民も……誰も彼もがここでは身分や立場を気にしてない。セイラはなかなかすごいことをしているのかもしれないな」
「……したいことしてるだけじゃねーの?」
……リヴィオのツッコミが正解である。そんな壮大なことを深く考えてしてるわけじゃない。
「それでもだ。自然とこんなことができるのはすごい」
「そうだな」
二人の会話を聞かないようにした。過大評価すぎて恥ずかしくなる!ごめんなさい!……単に竹を見つけたのが夏だったから……ニホンの風物詩をしたかったたけですうううう!!と心の中で叫んだ。
「トマト転がして良い!?」
「いいですよー!」
いつの間にか子供たちがあつまってきて、トマトを転がしてキャッチし、食べていた。
「トマトもいけるーっ!うまーい!」
アハハと笑い声が起こる。
大盛況のようで良かったなぁと私は眺めていた。その私をジーニーが見ていたことに気づかなかった。
夜、執務室へ行くとジーニーが伝票整理をしていた。
「お疲れさまー!」
「ああ。お疲れさま。なかなか今日は楽しい催しだった……これは今度、学園でもしてみようかと思ったな」
「あら!初級組は絶対に喜ぶわね!」
「そうだな。初級組か……懐かしいな。入学式を覚えているか?」
もちろんだ。私はたぶん忘れない。
「首席で挨拶するのは僕かリヴィオと言われていた。それなのにいきなりセイラが現れて驚いた」
「え?思い出語るとこ、そこなの!?……私は入学式の思い出と言えば、苦い思い出ね。開始直前にお祖父様が会社から呼び出されて、一人で式に出たことだったわ。大勢の人の中で、挨拶しなくちゃダメと言われて、すごく緊張したわ」
ボンヤリと過去を思い出す。右も左も分からない中、すまないと謝って行ってしまった祖父。『大丈夫です』と嘘をついた私。その嘘を祖父はわかっていたのだろう。何度も謝っていた。
母が亡くなり、父は再婚し、私はこれからこの学園の寄宿舎に入り、一人なのだと感じた日。
「そっちのセイラの事情は知らなかったな」
「今となれば、幼い頃の思い出よ」
私が言うと確かに幼かったなと口の端をあげてジーニーは笑った。
「そういえば、リヴィオがセイラに何か言っただろう?」
書類を取ろうと動いた瞬間だったので、思わずゴンッとテーブルに足をぶつける。
「イタッ!!……えっ!?いや……なんで知ってるの!?」
「大丈夫か?なにもリヴィオからは聞いてない。二人の様子がおかしい気がした」
「ええええ!?普通でしょう!?」
「……どうみても、セイラがおかしい」
私は観念した。ジーニーは勘が鋭い。隠すのは無理だ。ソフィアとの一件を話す。
「なるほどねぇ。で、セイラはどうするんだ?」
「……わからないの」
途方に暮れるとはこのことである。クスリとジーニーが笑った。
「リヴィオは返事は待つと言ったなら、セイラが良いと思った時に言えばいい。あいつはいつまでも待つさ。今までの時間を思えばな」
「いつからなの!?私は気づかなくて…もう少し前置きがほしいわよね」
おいおい…とジーニーが呆れたように言う。
「まったく気づかなかったのか!?例えば、最近で言うとだな……あのリヴィオが誰か一人のために護衛を引き受けたり、髪飾りを贈ったりするとか……」
「あっ!なるほど。確かに、そう言われると、それらしい感じがするわね」
顎に手をやり、私は考える。そうね。髪飾りあたりは日頃のお礼と言われたが、そこは気づくとこだろう。いや、でも私もおかしいなぁとは思ったのよ?一人反省会を脳内で繰り広げる。
「リヴィオよ……前途多難な気がするが、抜け駆けしたから、ザマーミロだな」
ジーニーがボソッと何か小さい声で言っている。
前世の記憶。知識を辿ってみても、どうも助けにはならない。そのへん前世でも私は恋愛に鈍い娘だったらしい……そこは転生したところで、恋愛能力のスペックはたいして変わらないようだった。
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